WILDLIFE in TOHOKU「田んぼにたかるウミネコ」 hometown_of 2018.06.20 3 2,707 0 1ト月半ほど前、田んぼにたむろするウミネコの姿におどろかされたものだったが、田植えが始まる田んぼで決定的な姿を目にしたので報告する。 WILDLIFE in TOHOKU「田んぼのカモメ」 「権兵衛が種まきゃカラスがほじくる」の民話にあるように、農作業と密接な関わりのある鳥と
WILDLIFE in TOHOKU「キジのおしゃれは父の愛情」 hometown_of 2018.06.20 3 2,124 0 気仙川沿いの耕作されていない畑の薮に、小さな赤がゆらめいた。緑の生い茂る草原のなか、その赤はとても鮮やかだった。 赤は雉(キジ)の顔。草の緑とのコントラストも抜群で、ほんのちょっと見えただけなのに、その存在をはっきりくっきり示していた。 オスの雉は立ち居振る
遠野 猿ヶ石川に咲く桜 hometown_of 2018.05.09 3 1,478 0 こちらも三大桜の名所などと大げさに宣伝されることはないが、やはり見事な遠野の猿ヶ石川の桜。遠野物語にも登場する猿ヶ石川の川沿いに、ずらりと桜並木が続く。この地の桜の良いところは、同じ岩手県内でも花期が遅いこと。冬が厳しい盆地ゆえか、岩手県下某所の桜が満開だ
WILDLIFE in TOHOKU「田んぼのカモメ」 hometown_of 2018.05.09 2 2,123 0 早くも田植えが始まった東北北部。それでも、昨年撮影した写真の日付と見比べると、今年は若干遅いみたいだ。 鮮やかな緑色の苗が植えられた田んぼと、水が張られて空や雲を映す田んぼが市松模様に並び、空にはツバメが飛び交う。そんな初夏ならではの風景の中でちょっと違和
仮設住宅の空に咲く hometown_of 2018.05.09 1 1,363 0 花曇りの空に桜の花びらが咲いた。 まるで3.11の陸前高田の空に舞った連凧のように。 岩手県の有住では桜がゆっくり咲く。東北の中でもかなりのんびり咲く。今年も満開になったのは4月も下旬のことだった。陸前高田や大船渡で被災した方がいまも暮らす仮設住宅も、廃校になっ
WILDLIFE in TOHOKU「キツネの落とし物」 hometown_of 2018.05.09 1 1,322 0 夕方も夕方、もう黄昏どきになった頃、この辺りではよくキツネの姿を見かけた。2年くらい前のことだ。その頃にはまだこの辺りの宅地造成は進んでいなくて、無造作な盛り土のハゲ山が連なる暮れがかった世界を、すたすたと走り去っていくキツネの姿は、さみしくもあり、また野
浄土寺の河津桜 hometown_of 2018.05.09 2 1,724 0 3.11が近づいて心ここにあらずな状態になるということはあるが、3月の声を聞くと、このまちの人たちは別の意味でもそわそわしてくる。庭先のスイセンが咲いた。どこそこの梅が満開だ。そろそろバッケも出て来るかなあ。春を恋いこがれる思いが募るのだろう。そんな言葉をあち
岩手県下某所の桜 hometown_of 2018.05.09 2 1,645 0 4月下旬、岩手県某所に見事なまでの桜のトンネルが現れた。 東北三大桜の名所といえば、青森県弘前市の弘前城公園、岩手県北上市の北上展勝地、秋田県仙北市のみちのくの小京都・角館が有名だが(ほかにも諸説あり)、この場所の桜もまた見事だ。 北上展勝地の桜が満開で、周
【復興支援ツアー2017】 命の大切さに気づく旅 byバイキンマン baikinman 2017.07.30 5 5,088 2 震災で子供を亡くした母さんたちの手紙が書かれた『ひまわりの おか』の絵本を、息子が借りてきました。 なんで借りたのか聞くと、 「どんだけ自分の命が大切なのか、分かるために借りてきた」と言っていました。 もともとネガティブ発言の多い息子。 気分が下がっている時な
東北の話題を全国に hometown_of 2017.06.21 8 1,606 0 ようやく退院できたた日、よく眠れなくて明け方に点けたテレビに松日橋が紹介されていた。 少し頭が混乱した。良く知っている金野さんがなんでテレビ画面の中にいるの?いま私がいるのは九州。NHKのニュースの画面に見えるのは岩手。それも岩手県沿岸南部の住田町下有住。画
大船渡【岩手県大船渡市】 hometown_of 2017.05.30 5 2,053 0 アメリカまで海続きの太平洋から、日本列島に深く切れ込んだ湾の奥に大船渡のまちはあります。水深があって奥行きもあるリアス式海岸のこの地は、大昔から良港としてにぎわってきました。 大船渡は海の幸が育んできたまちです。さらにリアス式海岸を生み出した古い地層からは
大船渡は海の町 hometown_of 2017.05.30 1 2,018 0 大船渡には古生代や中生代に形づくられた地層が多く残る。地球史的にも貴重な大地に、湾が深く切れ込んだ場所に大船渡は位置している。 水深が深い湾にのぞむ大船渡は古くから良港に恵まれて栄えてきた。 東北地方でも有数の国際港で、巨大な豪華客船もやってくる。観光ポスタ
大船渡は囲碁の町 hometown_of 2017.05.30 3 2,012 0 大船渡市きっての観光地のひとつである碁石海岸に「囲碁のまち大船渡」のモニュメントが建てられた。 碁石海岸はその名のとおり、碁石のような黒い小石の浜辺。近くの穴通磯などとともに公園として整備されている。 碁石としては那智黒ほど有名なものではないが、震災以後、地
大船渡は三陸鉄道が走る町 hometown_of 2017.05.30 5 2,888 0 大船渡市の盛駅は2013年に朝ドラのモチーフになった三陸鉄道の南の起点。この駅から釜石までを三陸鉄道南リアス線がつないでいる。 三陸鉄道は岩手県沿岸部の人たちの熱望によってつくられた第三セクターの鉄道線路。国鉄の赤字問題と開業時期とが重なったため、沿岸部の鉄道
大船渡は漁業と水産業の町 hometown_of 2017.05.30 1 1,884 0 大船渡の町中を歩いていると、こんなカラフルなペイントが施されたトラックに出会うこともある。海の町大船渡は漁業と水産業の町。 しかし、あの災禍をもたらしたのは海だった。町の人たちが愛してきた海だった。 地元デュオ LAWBLOW の「家に帰ろう」に綴られた言葉は、大船
陸前高田から神戸に帰ってきた「まけないぞう」 hometown_of 2017.05.29 2 1,625 0 東日本大震災の支援のため、神戸市から陸前高田市、大船渡市、釜石市などに伝えられた「まけないぞう」。 手作り作品をプレゼントし合うことで、仲間づくりをすすめるアイテムに生まれかわって、神戸市で開催中の「ママの腕比べ展」に帰ってきた。 会場では陸前高田や大船渡、
今日はツバメも低く飛ぶ hometown_of 2017.05.10 3 2,095 0 雨の前日にはツバメが低く飛ぶという。餌になる羽虫が湿気を帯びて重たくなって低く飛ぶから、それを狙ってツバメも低く飛ぶという話だが、5月10日は久しぶりの雨。 朝からの霧雨のせいで自身の羽根も重たくなったのか、今日は巣の近くで待機しているツバメの姿が多い。たまに
釜石の山林火災で目撃した自衛隊ヘリのヘビーローテーション hometown_of 2017.05.10 4 2,223 0 釜石市尾崎白浜地区で発生した山火事がなかなか鎮火できないでいる。山火事が発見されてた翌5月9日の夕方、釜石市の町なかから徒歩数分の魚市場の岸壁に行ってみた。ここは毎年10月に開催される釜石祭りで、尾崎神社の御神体が船に乗って還御されるのを町じゅうの人たちがお見
釜石市の山林火災、消火活動がつづく hometown_of 2017.05.09 6 2,228 0 2017年5月8日昼ごろに発生した釜石市平田(へいた)地区の山林火災がなかなか鎮火できずにいる。9日14時現在、釜石市内にはヘリコプターの音が鳴り響き、時折、木が焦げる臭いが流れ込む。町なかが煙でかすんでいるように見えることもある。防災無線が山林火災について情報を
「こどもは大人、大人もこども」陸前高田のこどもの日 hometown_of 2017.05.06 2 4,886 0 5月5日、こどもの日。陸前高田のかさ上げ地にオープンして1週間あまりのアバッセたかたでは、朝9時の開店早々、入口近くの広場にカラフルなエレキギターが並んだ。ん、エレキギター?? 餅まきという名のお菓子まき 広場(正式にはパブリックスペースという名称)には「餅まき
WILDLIFE in TOHOKU「白魚の風物詩」 hometown_of 2017.05.04 5 2,427 0 桜の花びらが水面に浮かぶ花筏。そんな季節の風物詩が陸前高田・気仙川の白魚。 白魚といえば福岡市の室見川の踊り食いが有名だが、気仙川の白魚は室見川に引けを取らない。日没直後に獲って生かしておいたものをそのまま食べるのだから、何しろイキがいい。酢醤油に入れた瞬
【さあ、これからだ】高校球児たちが咲かせる花 hometown_of 2017.05.04 3 1,745 0 写真を一目見て、「この子たち、野球部員じゃん」と思った方、あなたは鋭い! でも、彼らが何をしているのかまで分かる人はいないだろう。写真だけ見て分かっちゃう人がいたら、それはもう神と言うべきかも。 時間を少しだけ巻き戻そう。陸前高田に新しい複合商業施設アバッセ
【さあ、これからだ】折り紙のコマを回すチカラ hometown_of 2017.05.03 3 1,795 0 アバッセたかたのオープニングイベントで、子どもたちに折り紙とかクラフトとかをやってもらうお手伝いをすることになったんだ、としゃべっていると、朝のラジオ体操で知り合ったTさんが「じゃあ、折り紙のコマなんかいいんじゃない」 翌日のラジオ体操の後、さっそく作ってく
【さあ、これからだ】ミュージシャン斉藤選手の叫びに泣いた hometown_of 2017.05.03 2 1,841 0 陸前高田、大船渡、住田の気仙三市町を中心に活動するミュージシャン「斉藤選手」に偶然会った。斉藤選手はスピッツが慰問ライブに来た時に前座としてステージに上がり、メインを半分くらい喰っちゃったんじゃないかとまで言わしめたミュージシャン。陸前高田愛を歌わせたら右
【さあ、これからだ】されど、これも現実 hometown_of 2017.04.28 0 4,241 0 陸前高田市高田地区の複合商業施設アバッセたかた。オープニングの4月27日は、店舗やNPO関係スタッフを対象に駐車場規制があった。 もちろん来店するお客さんには舗装された駐車場をご利用いただく。レセプション出席の来賓には、店舗スタッフ用の駐車場を割り当てる。店員さ