大腸内視鏡検査のしおり(1)

medomedocci

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人間ドックの結果が返ってきた by medomedocci
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(つづき)

大腸の精密検査が必要な理由はこれだった↓。

「2」にもエターナルな言葉が並んでいるが、休肝日とかバランスとかうるさい。今は大腸の話だ。

今回、精密検査してこいと言われた理由は「1」の「便潜血が陽性」である。

「便潜血が陽性」とは

「便潜血が陽性」についてネットでちょっと調べた。便潜血というのは読んで字のごとく「便に潜む血」。「陽性」と言ってもご存知のとおりぜんぜん良いことではなく、便潜血が「ある」の意味だ。

大便に血が混ざる原因として考えられるのが「痔」と「大腸ポリープ」らしい。

痔は16歳の頃から付き合っている(両想いではない)が、日本にシャワートイレが広く普及して以来アイツもしゅんとしている。とはいえ完治するものでもないだろうし、痔からの出血はじゅうぶん考えられる。

そしてもうひとつ、ポリープの可能性。「便が大腸を通る時、ポリープを傷つけるかなにかで出血し、便に混ざる」のかも知れない。

ポリープを傷つけるほど便が速すぎるのかも知れないし、便が大きすぎる可能性もある。

スポーツ史に残る、速いベン。
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エンタメ史に残る、壮大なベン。
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痔とはこれからもうまくやっていく痔信がある。問題はポリープだ。あるのかないのか、スッキリしたい。

思い立ったら電話

最近たまたま同級生に「後輩が大腸がんとわかってからすぐ亡くなった。だから自分も検査した。行っといた方がいいぜ」と言われて「そんなもんかねえ」と思ったところに「要精密検査」だったのも何かの知らせかもしれない。すぐに検査できる病院を探して電話してみた。

ポイントは「自宅から近いこと」。大腸の内視鏡検査前は肛門から内視鏡を入れて大腸内をくまなく見ていく。

そのとき大腸は空っぽでないといけないから、当日に大量の下剤を飲むと聞いている。病院に向かう途中で腹が痛くなってクネクネするのはイヤなので、家から近いことは重要だ。

1軒目。電話に出てくれた女性の声と口調がまったく「あのちゃん」だったので是非生で会話したかったが「3カ月先までいっぱいなんですよねー」ということであきらめた。

2軒目は幸いなことにポツポツと空きがあるという。検査の前に問診と説明がある。予約できる最速の日で行ってきた。

「大げさかもしれないですけどね」

医師は人間ドックの結果票を見ながら「便潜血陽性ですね。可能性としては痔、そしてポリープがあります。ポリープも取って調べてみないとわからないということもありますけど、大きいものは放っておくとがんになる可能性が高いので。大げさかもしれないですけどね、もしもということもあるのでやっぱりいちど内視鏡入れて、取れるものはその場で取っちゃいましょう」と流れるように話した。

ネットで調べたそのまんまだ。

大きいものはがんになる「可能性が高い」って、どれぐらい大きいものが何と比べてどれぐらい高いのかさっぱりわからないが、ネットでは「便潜血陽性の人が大腸がんである確率は数%」というのも見た。あと知りたかったのは

「取ったものを調べてみて『がん』だったらどうなるんですか?」

ということ。これについては

「もう取っちゃってますからね、深くないものだったら取って終わりです」

えらい簡単な…まあいい、楽観的な自分は医師のコメントと自分の雑な知識を都合よく解釈して至って平常心、とにかく早くスッキリすることが最優先なので、これまた最速の日で検査を予約した。

そのあとは部屋を代わって、看護師から丁寧な説明を受けた。その時にもらってきたのがこれ↓である。

これが例のヤツだ。

(つづく)

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