ブッシュ元大統領が父島(ちちじま)で見た景色【旅レポ】 tanoshimasan 2013.07.05 4 3,815 0 父島のトレッキングツアーに参加させていただいた。 トレッキングとは言え、丸一日時間があるので、島中のあちこちを案内してもらう。 そんな中、ガイドのクニさんが連れてきてくれたのが、二見港のすぐ近くのこの場所。 「ジョージ・ブッシュ元米国大統領来島記念」 と、書か
知る人ぞ知る裏メニュー「小笠原・島カレー」【島グルメ】 tanoshimasan 2013.08.16 2 2,822 0 知る人ぞ知る裏メニューがある。 小笠原諸島・父島にある『小笠原ユースホステル』。僕はこの宿で出される豪勢な食事が大好きだ。 改めて確認する。小笠原と言えば、船で片道25時間30分、都心から南に1,000kmの距離に位置する絶海の孤島。船は1週間で1往復のため、1度行ってし
崖を越えて、ジョンビーチからジニービーチへ【旅レポ】 tanoshimasan 2013.07.08 3 2,926 0 2007年3月2日。 父島南部、ジョンビーチを訪れた。 このジョンビーチから、今度はジニービーチを目指す。 ジョンビーチ、ジニービーチ 地図上だと分かりにくいが、2つの海岸が、この場所で崖を隔てて隣り合っている。 日本東京都小笠原村父島 都道240号線 崖を隔てたジョン、
小笠原がきっかけで人生を加速させた男【旅レポ】 tanoshimasan 2013.06.04 4 2,263 0 その人はよくわからない人だった。年齢で言えば30代前半くらいだったと思う。眼鏡をかけた華奢な兄さん。それ以外の情報は無かった。 びっくりするほど体力のない人だった 大学を休んで小笠原諸島の父島(ちちじま)に滞在していたころ、僕はとある宿で働いていたのだが、繁忙
島旅がもっと熱くなる!夏の離島のおもしろ祭りまとめ その1 tanoshimasan 2013.07.23 2 3,136 0 いよいよ夏本番! 夏休みはどこ行こうか~、なんて考えている人も多いはず。 全国の観光地も混みあいそうですね! そんな旅行の楽しみを更に盛り上げてくれる存在が、地域のお祭りです! 特に全国の離島では、夏から秋にかけて島のお祭りもかなり賑わいます! そして離島のお
2008年9月、2度と歩けなくなるジニービーチへの道【旅レポ】 tanoshimasan 2013.07.10 2 3,682 0 2008年9月18日。 僕は1年ぶりにジョンビーチ、ジニービーチを目指すことにした。 「父島の海で、もっとも美しい」と言われるジョンビーチ、ジニービーチ。小笠原ファンの間では「ジョンジニ」と呼ばれて親しまれている。 僕は『ジョンビーチから崖を越えて行くジニービーチ』
一人旅の小学生【旅レポ】 tanoshimasan 2013.06.11 3 1,955 0 夏真っ盛りの小笠原。父島の宿で働いていた僕は、島のサマーフェスティバル目当てのお客さんを乗せた船を出迎えに向かった。船は満席らしい。900人近いお客さんを乗せた船は「難民船」と呼ばれるほどで、出てくる人出てくる人、すでに疲れた様子なのが印象的だった。港が大い
気合が入っているのは観光客だけじゃない!島人目線のおがさわら丸入港日【旅レポ】 tanoshimasan 2013.06.24 2 3,518 0 11時20分ごろ、島中に汽笛が鳴り響く。週に1往復する定期船・おがさわら丸が、父島へ入港する合図だ。昨日までは人も少なく、のんびりした空気の漂っていた小笠原。それはそれはとても居心地がよかった。しかし、それもあとわずか。新たなお客さんを乗せたおがさわら丸が接岸
片道分のチケットで島を訪れ、そこでお金が尽きた赤い男【旅レポ】 tanoshimasan 2013.06.05 2 1,956 0 彼と初めて会ったのは2007年2月、父島へ向けて出港したおがさわら丸の船内だった。600人近くが乗船した船のなか、その存在は明らかに目立っていた。赤装束とでも言えそうな赤ずくめの服。赤と言っても、黒に近いほどの濃い赤から、ピンクに近いような薄い赤まで様々で、それら
見送り船から見送りダイブ!感動の別れに“ジーン”とする。【旅レポ】 tanoshimasan 2013.04.19 2 4,635 0 小笠原名物!感動のお見送り 定期船が週に1~2往復の小笠原では、1度訪れると最低でも3泊するのが普通である。3泊もすれば、島で出会った人たちとも仲良くなっているわけで、船が島を出港する日にはちょっと名残惜しい。船が島を離れる時、きっと誰もがジーンとなっているはず
「硫黄島3島クルーズ」というイベントに参加してみた。(後編)【旅レポ】 tanoshimasan 2013.06.19 1 6,528 0 「硫黄島3島クルーズ」というイベントに参加してみた。(前編)【旅レポ】 「硫黄島3島クルーズ」に参加~船内レクチャーまでの様子はこちら! 以下の記事はその続きです! 「硫黄島3島クルーズ」というイベントに参加してみた。 北硫黄島、硫黄島、南硫黄島の3島を眺めに行く
「硫黄島3島クルーズ」というイベントに参加してみた。(前編)【旅レポ】 tanoshimasan 2013.06.18 1 2,639 0 これは、本州と小笠原諸島を結ぶ小笠原海運が年に1度だけ行うツアーで、小笠原諸島のさらに南に位置する硫黄島(いおうとう)を眺めようというツアーだそうだ。 硫黄島というと、映画『硫黄島からの手紙』でも知られているように、太平洋戦争における激戦地でもあった。戦前は
トレッキングで学ぶ小笠原と外来種【旅レポ】 tanoshimasan 2013.01.25 3 2,193 0 どれも可憐で美しい固有種。しかし、どこか弱々しい。 グァバの一種、キバンジロウ(別名テリハバンジロウ)。 「これはキバンジロウっていうんだけど、甘くて美味いんだよ。」 「へぇー、それがこんなにたくさん生えてて素晴らしいですね!」 「でも、こいつもさっき言った侵
小笠原でグリーンフラッシュを見よう!【旅レポ】 tanoshimasan 2013.01.24 2 3,425 0 グリーンフラッシュが見たい! 夕方になると、どこからともなく人が集まり始め、気が付けば数十人が展望台に腰かけていた。この三日月山展望台は、近くに気象庁の気象観測ドームがあることから「ウェザーステーション」という愛称が付き、気軽に「ウェザー」と呼ばれている。
【島あそび】泳ぎ釣りに出かけよう! tanoshimasan 2012.12.18 2 5,552 0 釣りの醍醐味ってなんだろうか。ひと口に釣りと言っても、おそらく色々な楽しみ方があるはずだ。例えば、忍耐を利かせてじっとかかるのを待つこと。竿を変え、糸を変え、エサを変え、大物を狙うために工夫を凝らすこと。もしくは魚がエサをつつく様子を感じ取り、タイミング
ハマる!萌える!小笠原のイルカと遊ぶ!(父島)【旅レポ】 tanoshimasan 2013.01.22 1 2,618 0 船は小気味よいエンジン音をあげて走っていたが、やがて緩やかになり、船長のアナウンスが響く。 「はい、2時の方向ね、2時の方向。入水したらさらに右へ」 船の上では進行方向に対して注目すべき方向を、時計の針に見立てて案内するらしい。例えば進行方向に対して左に注目す
【島のちょっとイイ景色】山から眺める海 tanoshimasan 2013.01.22 1 2,161 0 島を訪れたら必ず高いところへ 世界遺産登録前の小笠原諸島・父島(東京)にて。(2008年頃) 写真は小笠原諸島・父島の傘山と中央山の間あたりにある崖からの景色です。300m前後の山で、歩き始めて2時間程度でたどり着きました。 島の「山から眺める海」という景色はちょっと
突然やってきた「外来種」。彼らにとっても小笠原は楽園だった。【旅レポ】 tanoshimasan 2013.01.17 1 2,334 0 可愛いトカゲやカエルも、定義に従えば「外来種」 小笠原を歩いていると目にする動物たち。と言っても、それほど大それた動物がいるわけではない。南国というイメージが強い小笠原だが、イグアナやハブのように姿カタチがいかつい動物はまず見かけないだろう。どれも可愛らし
おがさわら丸入港日。島は島でてんやわんや!【旅レポ】 tanoshimasan 2013.01.16 1 2,223 0 これから南の島の楽園タイムが始まる 穏やかに晴れた日の父島。やはり、晴れていると嬉しい。 「遊びは終わりだ。」 島内に鳴り響いた汽笛はそう告げているかのようだった。父島に訪れる週に1便の定期船・おがさわら丸。小笠原諸島への唯一の交通手段であるばかりか、食糧や物
ははじま丸でホエールウォッチング【旅レポ】 tanoshimasan 2013.01.07 1 2,219 0 進行方向左向け左 父島と母島を結ぶははじま丸。“はは丸”、もしくは“ホエールライナー”という愛称も。 「はは丸に乗ったら左の方向を向いてるといいよ」 小笠原滞在中、宿泊していた「農園ペンション・トムソーヤー」の主・トムさんがそんなことを言う。“はは丸”とは小笠原で
スパムおにぎり - 沖縄、小笠原諸島【島の郷土料理】 tanoshimasan 2012.09.04 3 4,809 0 郷土料理。素朴で目立たず、だけど、うまい。地域おこしのために誕生する「ご当地グルメ」とはちょっと違う。昔から存在して、どこの家庭でも作られる料理。 スパムおにぎり スパムおにぎりをご存知でしょうか。人によっては「スパムむすび」、「ポークおにぎり」と言った方
島寿司(べっこう寿司) - 伊豆諸島、小笠原諸島【島の郷土料理】 tanoshimasan 2012.08.31 3 5,325 0 郷土料理。素朴で目立たず、だけど、うまい。地域おこしのために誕生する「ご当地グルメ」とはちょっと違う。昔から存在して、どこの家庭でも作られる料理。 島寿司(べっこう寿司) (真ん中が島寿司) わさびじゃなく、からしで握る島流 レシピにする必要が無いほどに簡単。
“涙”を流すアオウミガメ、産卵シーンに立ち会う。(小笠原諸島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.24 1 2,639 0 デリケートな産卵シーン 「知ってた?『ウミガメが産卵するとき涙流す』てゆーやん?アレってホンマはな、涙ちゃうねんで。」 「えっ、マジっすか!」 「しー!大声はあかんて。」 小笠原諸島・父島の小笠原ユースホステルに滞在中、大阪出身の姉ちゃんと一緒になった。同じく
魚の歯を磨く?(父島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.06.01 2 3,733 2 「魚の歯を磨くことが出来る場所があるんだけど知ってる?」 同じ宿に宿泊するお客さんからそんな質問を受けて思わず「はい?」と聞き返してしまった。その時、父島には滞在して3か月近く経過していたが、そんな話を聞いたことがなかった。なんでも、魚の歯を磨くことが出来
父島 - 世界遺産!南に1000kmの楽園は「東洋のガラパゴス」(東京・小笠原諸島) shima 2012.07.17 1 11,720 0 海に山に人に、「人生が変わる出会い」 2011年、国内では4番目の世界自然遺産に登録された小笠原諸島。東京から南へおよそ1000kmに浮かぶ島々は「東洋のガラパゴス」とも呼ばれ、訪れた人々を魅了し続けています。そして何よりもその不便さが魅力。週に一便の船で、25時間30分