津波で流れたおひな様のこと、知りませんでした hometown_of 2018.03.04 0 1,145 0 3月3日はお雛様。全国的にもそうだが、東北でもこの日に合わせてたくさんの雛飾りイベントが開かれる。古今雛や享保雛など江戸時代から旧家に伝えられてきた貴重な雛人形、そしてつるし雛の展示の数々。岩手県南部では遠野、千厩、花巻、石鳥谷などが有名だが、今年は2月末か
震災遺構が正面に見える3カ所 hometown_of 2018.02.05 2 3,132 0 陸前高田のかさ上げされた仮設道路から海の方向を見ると、まっすぐな地平線にポコッと四角い建物が飛び出して見える。震災遺構としての保存が決まっているタピック45(旧・道の駅)の建物だった。 第一の場所 この場所は、1月末に付け替えが行われたばかりの国道340号線。市立
【復興支援ツアー2017レポート】地震・津波・原発事故 … 東日本大震災から防災を学ぶ旅 by cha_chan cha_chan 2017.12.10 6 19,901 2 今回は前回に続き、2回目の東北への復興支援ツアー。 私の住む静岡県では、地震はいつ来てもおかしくないと言われています。自宅は内陸にあり地震による津波は到達しないと予想される地域です。ただし沿岸部に家族で遊びに出かけることもあるので、津波対策は必要です。 東日
東日本大震災で日和幼稚園バスに起きたこと baikinman 2017.10.02 6 20,710 0 2011年3月11日(金)14時46分に発生した東日本大震災。この日、宮城県石巻市の日和幼稚園の5人の幼い命が失われました。 亡くなった佐藤愛梨(あいり)ちゃんのお母様である佐藤美香さんにお話を伺い、現地を歩いてまわりました。 日和幼稚園バスの被災場所 地震発生直後、日和
「あいりちゃん」がつなぐ"人"と"思い"の出会い 石巻2日間 ~ちゃっこいメッセージ~ jina 2017.09.26 7 12,578 0 日和幼稚園の送迎バスの事件。東日本大震災で尊い命が奪われた事件です。 今回、ご縁がつながり、亡くなった園児のお母様とその支援者様にお会いできることになりました。 日和幼稚園バス 津波の悲劇・石巻 わたしたちは、それぞれの思いを胸に宮城県石巻市に向かいます。 リ
【復興支援ツアー2017】アクティブ復興ツアー by orangeoor18 orangeoor18 2017.07.31 6 5,930 2 2013年以来、今回で2度目の訪問となります。今回のテーマはとにかくアクティブに さまざまな場所を巡ること。自分の足で歩くことで東北の今を感じてきたいと 思っています。 自宅は駿河湾に近く、海岸まで徒歩3分という位置にあります。 防災意識は高まりつつあるものの、実際
【復興支援ツアー2017】 命の大切さに気づく旅 byバイキンマン baikinman 2017.07.30 5 4,867 2 震災で子供を亡くした母さんたちの手紙が書かれた『ひまわりの おか』の絵本を、息子が借りてきました。 なんで借りたのか聞くと、 「どんだけ自分の命が大切なのか、分かるために借りてきた」と言っていました。 もともとネガティブ発言の多い息子。 気分が下がっている時な
【復興支援ツアー2017】地震・津波・原発事故 … 東日本大震災から防災を学ぶ旅 by cha_chan cha_chan 2017.07.30 5 7,447 2 2016年度に続き2度目の復興支援ツアー。前回のツアーでは東北沿岸部の津波被害の爪痕があまりにも衝撃的で、自分のこれまでの地震に対する認識を完全に改めざるを得ませんでした。 前回のツアー以降、我が家では地震に対する防災意識が確実に高まりました。家族で防災訓練を企
【アバッセたかた】工事現場で驚いたこと hometown_of 2017.04.22 10 8,081 0 陸前高田の高田地区につくられる新しい中心市街地アバッセたかた。オープンは4月27日の予定。今月15日の撮影だから、オープンまでもう2週間を切っている。 建物の中ではテナントの開店作業が行われている。同時進行で外構や周辺の道路では工事が進められている。工事現場から
「なんかええわ〜」と言わしめるバイク軍団 hometown_of 2017.03.29 5 1,833 0 神戸からのお客さんの到着は朝の6時過ぎ。夜行バスで陸前高田までやってきたからだ。そんな早朝にやってる店もなく、イベントが始まるまでの間、被災した町の様子を見て回ることに。 震災遺構として残される道の駅タピック45の駐車場に入ると、ずらりとバイクが並んでいた。そ
【復興支援ツアー2016年度】後世に伝えていくということ yoshi 2017.03.24 1 2,110 0 前回、東北を訪れたのは2013年。それから約4年がたった今、「震災をどのようにして後世に伝えていくか?」という取り組みに関心がありました。 今回訪問した各地の取り組みをご紹介いたします。 ○震災復興伝承館(JR千石線 旧野蒜駅) 震災復興伝承館は、東日本大震災の津波で
【復興支援ツアー2016】はじめての被災地訪問 BNR32 2017.03.24 4 2,164 0 今回はじめて参加した復興支援ツアー。今まで仲間が見てきたこと、聞いてきたことを、自分の目で見る・聞く貴重な機会となりました。私の場合は二日間でしたが、ギュッと濃縮された旅となりました。 震災復興伝承館(JR仙石線 旧野蒜駅) 2016年10月1日にJR仙石線旧野蒜駅の駅
【復興支援ツアー2016年度レポート】目指せ「津波伝承 女川復幸男」優勝!石巻・女川の旅 akaheru 2017.03.24 3 6,594 0 2017年3月17日から2泊3日で復興支援ツアーに行ってまいりました! 今回の目的は下記です。 ・女川、石巻を中心に回り、震災発生から6年が経過した今、現地がどのように変化しているかを実際に見て回る。 ・旅先で食事、買い物をすることで、少しでも現地に貢献する。 ・3月18
化粧直しを終えた南三陸町防災対策庁舎 hometown_of 2017.03.17 2 1,786 0 防災庁舎を震災遺構として保存するのかどうか、まだ正式には決まっていない。南三陸町民の意見が分かれる中、決まっているのは、宮城県が一定期間預かる形で保存することだけだ。その期間は震災から20年。つまり、2031年3月まで。 長期間にわたって保存するため、腐食が進んで
空に向かって語りかける「みんな元気にしているよ」 hometown_of 2017.03.13 11 6,693 0 凧が空を舞う。まるで空を行く鳥たちのように。空と大地をつなぐかのように。 3月12日、気仙天旗仙風会による「気仙天旗祈願祭」が陸前高田の海辺のかさ上げ地で行われた。 「震災で亡くなられた人の数だけ凧を揚げるんだけど、来ない?」 災害公営住宅に暮らすYさんからお誘
「あいをつなぐ」タピック45の広場でのキャンドルナイト hometown_of 2017.03.12 3 1,744 0 絆はいまも損なわれることなく、ここにある。 震災遺構として保存されることになっているタピック45(陸前高田市)に、キャンドルの灯がともされた。 巨大な防潮堤のすぐ近く。海風が強いこの場所で、夕暮れ前から多くの人たちが灯火の準備を行っていた。 話を聞いてみると、
【遺構と記憶】国道45号線のポール基部 iRyota25 2017.02.13 2 2,082 0 ここは陸前高田、海沿いを走る国道45号線。津波に引きちぎられた道路案内表示のポールが痛々しい姿のまま残っている。 赤い看板の「オカモト」は、被災したその場所で営業しているガソリンスタンド。看板には「津波到達高さ」の表示がある。三角形の建物は道の駅タピック45。
WILDLIFE in TOHOKU「オオハクチョウの編隊飛行」 iRyota25 2017.02.13 2 1,744 0 このごろ陸前高田の町の空をゆく白鳥の群れを見かけることがよくある。 鴎や白鷺とは違って、ゆったりと羽ばたきながら町の上空を旋回して飛ぶオオハクチョウの姿はとても優美だから、いつか写真に撮りたいものだと思っていた。 でも、白鳥が飛んでいるのはいつもたいていかな
「校庭」のない中学校 iRyota25 2017.02.11 3 7,515 0 以前このページで、陸前高田市立高田東中学校の新校舎のことをお伝えした。震災後に合併して誕生した東中が、今年の3学期から新校舎での授業を始めたこと、その竣工式で校長先生が、「この春入学する新中学1年生たちはこれまで校庭というものを知らない子どもたちなのです」と
中浜小学校で出会った「ひと」 iRyota25 2017.01.29 2 1,391 0 仙台市から海沿いの道を南へ走っていくと、こんもりとした丘がいくつも見えてくる。巨大防潮堤の代わりに、丘とそこに植えた樹木で津波被害を軽減しようという千年希望の丘の群れだ。そこからさらに南に向かってどんどん走って宮城福島県境あたりまで来ると、荒涼というほかな
楢葉町の誇りだった場所 iRyota25 2016.12.10 2 1,805 0 去年の夏(2015年)、福島県出身で東京電力福島第二原発に勤務していたという人に浜通(福島県の沿岸地方)を案内してもらったことがあった。その時彼が残念そうに語った場所を1年ぶりに訪ねてみた。 その場所は、国道6号線沿いにある、正確には「あった」、道の駅ならは。 国
仙台空港の近くに個人が残した震災遺構 iRyota25 2016.12.07 4 5,084 0 仙台空港から「千年希望の丘」に向かう途中、半壊した1軒の家が見えてくる。震災から5年8カ月、津波で大きな被害を受けたこの辺りの住宅はほぼすべて解体撤去されている。そんな中に立つ1軒は、まるで荒れ地に残されたかのように見える。 建物の周囲を廻ってみると、建物の一
南三陸の防災庁舎で保存のための工事 iRyota25 2016.11.19 2 3,144 0 南三陸防災庁舎前を通りかかったら、鉄骨だけの庁舎の中に人の姿が。 車を停めて近づいて、作業している人に聞いてみると、 「県庁の方から言われてさ、20年もつように塗装をするのさ」とのこと。 調べてみると河北新報11月15日付けのニュースでこのことは報じられていた。鉄
2016年秋、電柱だらけの大槌町 iRyota25 2016.10.05 5 2,155 0 大槌町で「希望の灯り」が灯されているのは、大槌川と小鎚川の間にある高台、城山公園。ここからは大槌の町を見渡すことができる。 数カ月前には国道45号線から町に続くメインの道路は工事中。町方と呼ばれる津波被害が大きかった地域では宅地の区画整備が進められていた。 9
「建物は残します」米沢商会さんの言葉(陸前高田) iRyota25 2016.07.01 7 4,564 0 かさ上げ工事が進む陸前高田の町並み。2013年、被災地に残されていた建物の多くが撤去されていく中、そのビルは高田の町のランドマークのような存在になっていた。しかし、巨大ベルトコンベアによる大規模なかさ上げ工事が進められる陸前高田の町で、3階建てのそのビルは盛土