【復興支援ツアー2017レポート】地震・津波・原発事故 … 東日本大震災から防災を学ぶ旅 by cha_chan

cha_chan

公開:

5 なるほど
1,334 VIEW
2 コメント

今回は前回に続き、2回目の東北への復興支援ツアー。

私の住む静岡県では、地震はいつ来てもおかしくないと言われています。自宅は内陸にあり地震による津波は到達しないと予想される地域です。ただし沿岸部に家族で遊びに出かけることもあるので、津波対策は必要です。

東日本大震災では福島第一原発の事故により、多くの方が現在も故郷に帰省できない状況が続いています。我が家は原発20km圏内にあります。安全だと思っていた原発で実際に事故が起こった以上、事故が起こることを前提に対策を考えなければなりません。

今回も家族でのツアーです。東日本大震災では小さなお子様もたくさん犠牲となりました。地震や津波、原発事故から大切な家族を守るためにも、自分だけでなく家族全員で被災地を訪れ震災の脅威について体感したいと考えました。

4人の語り部さんの貴重なお話を中心に、東北で学んだことをお伝えしたいと思います。

日程

2017年11月23日(木)~2017年11月26日(日)

参加メンバー

自分:宇宙大好き。妄想癖あります。
妻 :花と猫が大好物。
息子:きのこ大好き幼稚園児。自称きのこ名人。
娘 :アンパンマン大好き。新幹線とキラキラも大好き。

1日目(11月23日)

無事仙台駅に到着。すぐに家族と別行動です。
無事仙台駅に到着。すぐに家族と別行動です。

初日は「福島第一原発20km圏内ツアー」です。放射線の影響から18歳未満はツアーに参加できないため、家族とはしばしのお別れ。1人、JR常磐線で相馬を目指します。

こちらの電車に乗りました。ドアの開閉が手動(ボタン式)なのを見て、東北にいる実感が湧いてきました!
こちらの電車に乗りました。ドアの開閉が手動(ボタン式)なのを見て、東北にいる実感が湧いてきました!
車内には所々に津波警報発表時の避難方法について掲示されていました。
車内には所々に津波警報発表時の避難方法について掲示されていました。

東日本大震災でJR常磐線は津波による大きな被害を受けました。常磐線は福島第一原発事故による帰還困難区域を通っているため、現在も原発に近い浪江町から富岡町まで運航休止となっています。全線開通は2020年になる見通しだそうです。

仙台駅から1時間ほどで福島県の相馬駅に到着。
仙台駅から1時間ほどで福島県の相馬駅に到着。
駅構内に「ふくしま来て」のポスター。なんと福島の酒は金賞受賞数5年連続日本一だそうです!
駅構内に「ふくしま来て」のポスター。なんと福島の酒は金賞受賞数5年連続日本一だそうです!
 金賞受賞数5年連続NO.1!福島のおすすめ日本酒8選
liquorpage.com  

福島の日本酒をぜひ飲んで福島を応援してください!

駅から出ると福島原発20km圏内ツアーのガイドをしてくださるNPO法人野馬土の語り部さんが車で迎えてくれました。ツアーは他の参加者と相乗りになる場合があるようですが、この時間帯では私しか参加者がおらずじっくりお話を聴くことができました。

 福島第一原発20km圏内ツアー(特定非営利活動法人 野馬土)
nomado.info  

今回のツアーでは相馬市から南下し、南相馬市、浪江町を通過し、双葉町・大熊町にある福島第一原発を目指します。

語り部さんから、まず福島第一原発の事故の原因について教えていただきました。

東日本大震災による津波の浸水範囲を地図で見ると、原発周辺は原発の敷地部分のみが浸水しているようです。原発のある場所はもともと海抜30mの高台だったそうです。ところが海水を冷やすために30m汲み上げるのにコストがかかるため、岩盤を20m削って海抜10mの高さに原発を建設したそうです。

そこを15mの津波が襲ったため岩盤を削った部分のみが浸水したとのことです。この地域では400年前、200年前にも15mの津波を観測した記録が残っており、震災前から指摘されてきたのに結局対策がなされず今回の事故に繋がったようです。

40年前に福島第二原発を建設する際も、過去の歴史から学ばず津波対策をしない原発を作らないよう国と東電に建設差し止めの裁判が行われたそうです。結局は対策されないまま建設されてしまったとのことです。

国と東電は15mの津波は予見できなかったと責任逃れをしているようですが、現在全国各地3ヶ所で行われている裁判のうち2ヶ所で、津波は予見できたという判決が下され国と東電は言い逃れが出来なくなってきているようです。

相馬市の磯部地区。広大な土地にソーラーパネルが敷き詰められている。
相馬市の磯部地区。広大な土地にソーラーパネルが敷き詰められている。

相馬市の磯部地区では震災前800件ほどの住宅があったそうですが、津波によりすべて流されてしまい多くの方が亡くなったそうです。浸水地域には家を建てられないため、住宅があった場所にソーラーパネルが設置されることになりました。

津波の到達まで逃げる時間はありましたが、ここまで津波が来るわけがないと考えた人が大勢おり、せっかく高台にいた人も地震で家のことが心配になり戻って津波に流され犠牲になったようです。

またこの地域にある高台の小学校では、地震が来たため帰宅させた児童が津波で犠牲になってしまい、校長が責任を感じて命を絶ってしまったという悲しい出来事があったそうです。

相馬市の出身でもある語り部さんは、ここを通る度にソーラーパネルが津波で流されてしまった人の墓標に見えるとおっしゃっていました。

画面上部に海のように見える部分はソーラーパネル。
画面上部に海のように見える部分はソーラーパネル。

「奇跡の一本松」と言えば陸前高田が有名ですが、実は南相馬にも「奇跡の一本松」が残っているということで案内してもらいました。

南相馬市の鹿島にある「奇跡の一本松」
南相馬市の鹿島にある「奇跡の一本松」

最終更新:

コメント(2

あなたもコメントしてみませんか?

すでにアカウントをお持ちの方はログイン

  • C

    cha_chan

    jinaさんコメントありがとうございます!

    息子は植物(食べられるもの)が大好きで、テレビ番組は「鉄腕DASH」の他に「趣味の園芸」「やまと尼寺 精進日記」なども大好きです(笑)

    2人ともずっと今のままでいてくれたらいいな、と思ってしまいます。

    子供の寝顔ほど可愛いものはありませんよね!自分も子供達の寝顔にいつも癒されています。

  • J

    jina

    息子さんが「ダッシュウ島だ」と連呼するYOUTUBEが最高におもしろい!!!!!
    何度も笑いました。

    娘さんの寝顔のお写真も最高にかわいくて幸せな気持ちになりました。

    幸せなファミリーから幸せをいっぱいいただき、幸せな気分を満喫できました(^^)