【復興支援ツアー2017】地震・津波・原発事故 … 東日本大震災から防災を学ぶ旅 by cha_chan

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2016年度に続き2度目の復興支援ツアー。前回のツアーでは東北沿岸部の津波被害の爪痕があまりにも衝撃的で、自分のこれまでの地震に対する認識を完全に改めざるを得ませんでした。

前回のツアー以降、我が家では地震に対する防災意識が確実に高まりました。家族で防災訓練を企画・実践してみたり、災害備蓄品の準備を進めてきました。今回はできるだけ前回のツアーの行程になかった場所を訪れ、さらに防災意識を高めるとともに、近い将来起こるであろう地震に覚悟を持って備えたいと思います。

我が家は幸い地震による津波の心配はほとんどありませんが、浜岡原発20km圏内に住んでいます。今回のツアーでは福島第一原発20km圏内にも足を運び、そこで知ったこと、感じたことをみなさんにお伝えしたいと思います。

また今回は語り部さんを4ヶ所でお願いしています。以前長崎で原爆資料館に行ったとき、被爆者の訴えというコーナーを見てこう思いました。「原爆について知るには被爆者の実体験にに勝るものなし」。語り部さんから生きた言葉を語っていただくことで、そこで何が起きたのかを知り、そこから多くのことを学んできたいと思います。

妻はギャザリング寄せ植えを通じてSNSで知り合った、栗原市で花カフェ「花音」を経営しているOさんに会いに行くのも楽しみにしているようです。

栗原市は東日本大震災で唯一の最大震度7を記録した場所でもあります。私の住む掛川市もまた南海トラフ巨大地震に対する県の第4次地震被害想定は震度7となっています。栗原市でも震災当時のお話を聴き、復興の状況を見てくることで、地震に対する備えへとつなげたいと思います。

目的

・我が家と同じ原発20km圏内の被害状況を知り原発事故への心構えをもつ。
・大川小学校を地元の語り部さんに案内していただくことで、そこで何が起こった
 のかを知り、地元の方のいまの心の内をお聞きしてくる。
・南三陸町での津波被害、復興状況を語り部さんからお聞きし、気づいたこと
 感じたことを皆さんに伝える。
・東日本大震災で最大震度7を記録した栗原市に行き、当時の話を聴くことで
 防災につなげ、皆さんにそれをお伝えする。
・最大震度7を記録した栗原市の震災当時の状況と復興の状況を知り、近い将来
 静岡でも確実に起こると言われている地震へ備える
・アイリンブループロジェクトさんの活動を広めるため、花音さんへ行く

参加メンバー

自分:宇宙大好き。妄想癖あります。
妻 :花と猫が大好物。
息子:きのこ大好き幼稚園児。自称きのこ名人。
娘 :アンパンマン大好き。新幹線とキラキラも大好き。

日程

2017年11月23日(木)~2017年11月26日(日)

スケジュール

◎2017年11月23日(木)~1日目~
06:32 新幹線 掛川駅発
09:51 新幹線 仙台駅着
10:00 ホテル東横INN仙台駅西口中央に荷物を預けた後、解散
 →17:45まで別行動
(自分)
10:23 JR常磐線 仙台駅発
11:26 JR常磐線 相馬駅着
11:35 タクシーで野馬土へ(野馬土へ到着後、急いで昼食をとる)
12:00 福島原発20km圏内ツアーに参加(滞在時間:3~4時間)
 南相馬市小高区、浪江町沿岸部、双葉町、大熊町、富岡町

 福島第一原発20km圏内ツアー(特定非営利活動法人 野馬土)
nomado.info  

ガイドさんに福島第一原発20km圏内を案内していただきながら、震災時から現在までの被災地の状況を説明していただけます。こちらの団体はツアー参加者の寄付で運営されているそうです。

16:05 タクシーで相馬駅へ
16:23 JR常磐線 相馬駅発
17:33 JR常磐線 仙台駅着
(妻・子供)
 福島原発20km圏内ツアーは18歳以下は参加できないため、
 仙台アンパンマンこどもミュージアムで待っていてもらう。
17:45 仙台駅にて合流後夕食
18:30 東横INN仙台東口1号館 チェックイン
 [住所] 宮城県仙台市宮城野区榴岡3丁目4-31

 東横INN仙台東口1号館
www.toyoko-inn.com  

仙台駅から徒歩5分。朝食無料。 

◎2017年11月24日(金)~2日目~
09:00 朝食後、ホテルをチェックアウト
09:30 レンタカーを借りて荒浜小学校へ出発

 オリックスレンタカー仙台駅東口店
car.orix.co.jp  

宮城の魅力を現地から発信する旅行予約サイト「たびらい宮城」より予約。デミオ同クラスのコンパクトカーで旅をします。2日目~4日目まで利用します。

仙台駅 → 荒浜小学校
仙台駅 → 荒浜小学校

10:00 荒浜小学校到着(滞在時間:1時間)

 震災遺構 仙台市立荒浜小学校|仙台市
www.city.sendai.jp  

2011年3月11日に発生した東日本大震災において、児童や教職員、地域住民ら320人が避難し、2階まで津波が押し寄せた荒浜小学校。被災した校舎のありのままの姿と被災直後の写真展示等により、津波の威力や脅威を実感、防災・減災の意識を高める場とすることを目的に、本校舎を震災遺構として公開されました。
前回の復興支援ツアーではバスから眺めただけでしたが、今年の4月より内部が公開されたため、今回も訪れることにしました。

11:00 昼食
12:00 大川小学校へ出発

荒浜小学校 → 大川小学校
荒浜小学校 → 大川小学校

13:00 大川小学校到着後、慰霊碑に黙とう
13:30 語り部ガイド(所要時間1時間30分)

 大川小学校を襲った津波の悲劇・石巻
memory.ever.jp  

前回の復興支援ツアーに続き、2度目の大川小学校。慰霊碑には小さな子供たちの名前が刻まれており、二度とこんなことがあってはならないと思いました。家族全員で小さな命の意味を考えるため、今回もこの地に訪れたいです。

 大川小学校ガイド | 石巻語り部ガイド
picturebook-owner.com  

東松島市大曲浜~石巻市門脇町・南浜町~石巻漁港~女川町エリアを中心に要望に応じて90分~180分で案内していただけます。大川小学校の現地合流ガイドも対応可能です。

15:00 南三陸町へ向けて出発

大川小学校 → 南三陸町
大川小学校 → 南三陸町

16:00 南三陸町の復興の様子をレンタカーで見て回る
17:00 ホテル観洋 宿泊
 [住所] 宮城県本吉郡南三陸町黒崎99-17

 南三陸ホテル観洋 - 公式
www.mkanyo.jp  

東日本大震災の津波で1階と2階が浸水したにもかかわらず、難を逃れた部屋にその日から町の避難者や、従業員の家族も含め、6か月間に亘り600名を受け入れた旅館。 

◎2017年11月25日(土)~3日目~
08:45 朝食後、ホテル観洋の語り部バスツアーに参加(所要時間:1時間)
 戸倉地区→高野会館前→防災庁舎

 震災を風化させないための語り部バス - 南三陸ホテル観洋
www.mkanyo.jp  

語り部さんとともに1時間で甚大な津波被害を受けた南三陸町の戸倉地区、高野会館前、防災庁舎をバスで回ります。

10:00 ホテルをチェックアウト
10:30 南三陸まちあるき語り部(滞在時間:1時間)
 南三陸ポータルセンター→ 震災写真展の見学→元福祉の里→志津川高校下
 →高台から町を俯瞰→さんさん商店街へ

 まちあるき語り部 - 南三陸町観光協会
www.m-kankou.jp  

語り部さんと歩きながら、南三陸町の「今」に触れてきたいと思います。

最終更新:

コメント(2

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  • C

    cha_chan

    「いってらっしゃい!」コメントありがとうございます!

    ニュー泊﨑荘ではドローン撮影は難しいですが、天気が良ければ海からの日の出をビデオで撮影して参ります。

    自由気ままな子供二人に振り回されドタバタな復興支援ツアーとなりそうですが、有意義なツアーとなるよう準備を進めて参ります!

  • J

    jp21fukkou

    いってらっしゃい!ニュー泊﨑荘のHPは圧巻ですね!!