陸前高田うごく七夕「大石七夕組」2016年昼の部 iRyota25 2016.08.07 4 5,474 0 8月7日、陸前高田うごく七夕「大石七夕組」2016年昼の部スタート 七夕山車の飾り付け準備が始まって1カ月半。七夕を中心に巡る行事としては1月の虎舞から半年。さらに前年の御年祭、その前の夏の七夕からまる1年。続けられてきた祭り。引き継がれてきた思い。町への、そしてこ
WILDLIFE in TOHOKU「タケノコ食べたのだ~れだ?」 hometown_of 2018.05.12 2 5,473 0 春はタケノコ、ようよう草木萌え初めし山路、先っぽ緑にて、しゅんしゅん伸びゆきたる、いとおかし 早咲きと遅咲きの桜の花が、ほとんどタイムラグなく次々に咲いて目を楽しませてくれる東北の春。タケノコの世界でも同様で、早春の孟宗竹、晩春の真竹、さらにはネマガリタケ
【東北の風の道】戦災と震災(第4号) iRyota25 2016.08.06 5 5,406 2 夏祭りの準備が進められる大船渡市。東北では8月7日の月遅れの七夕を中心に、各地でお祭りが行われるが、今年は日曜日にあたるため、祭りの日程がこの土日に集中している。大船渡市盛の市街にあるショッピングセンター「サンリア」のホールにも七夕の笹飾りが登場。夏祭りに向
【遺構と記憶】高田松原道の駅「タピック45」 iRyota25 2015.02.13 2 5,359 0 国道45号線沿い、陸前高田の高田松原側にあった「道の駅 高田松原」は東北随一、広さ4ヘクタールを誇る道の駅でした。直売所などの店舗やインフォメーションのほか、うごく七夕やけんか七夕の山車も展示されていたそうです。 三角形の建物が印象的な「タピック45」は道のシン
陸前高田の木村屋さんが教えてくれた「100年」の復興 iRyota25 2013.10.15 2 5,325 0 今日と明日。数カ月後、数年後、そして100年後をつなぐもの 前から不思議で仕方なかったんですが、町に旅行で来てくれるお客さんたちが、みんな言ってくれるんです。「陸前高田っていいよね」って。どこがいいのか、自分たちにはよく分からないんだけど、けっこう皆さんそう言
【宮沢賢治と歩く】種山ヶ原からのイーハトーブ遠望 yumenoshippo01 2015.10.16 2 5,097 0 イーハトーブにはステキな空があります。 イーハトーブ(岩手)にはすばらしい山があります。 山頂近くのシンボリックな残丘(モナドノックス)は、宮沢賢治がこの山を歩きまわった際に、雨露をしのいだビバーク地だったという話も伝わっています。この大きな岩のそばにいると
【阪神淡路大震災20年】1995年の被災地リポート(2) iRyota25 2015.01.16 3 4,990 0 前編を記したのは去年のことだった。文末には「記事を追加して再送します」と記している。それから1年。阪神・淡路大震災から20年。今年はメディアも大々的に取り上げる予定らしい。テレビや新聞ではすでに特集がスタートしているところもある。大手サイトでも特別仕様のペー
【復興支援ツアー2017】 命の大切さに気づく旅 byバイキンマン baikinman 2017.07.30 5 4,872 2 震災で子供を亡くした母さんたちの手紙が書かれた『ひまわりの おか』の絵本を、息子が借りてきました。 なんで借りたのか聞くと、 「どんだけ自分の命が大切なのか、分かるために借りてきた」と言っていました。 もともとネガティブ発言の多い息子。 気分が下がっている時な
【遺構と記憶】陸前高田の集合住宅 iRyota25 2015.01.20 2 4,863 0 国道45号線の沿線にたっていた5階建ての集合住宅2棟。海側の1棟は4階までが、ベランダから玄関まで津波でうち抜かれていた。人の姿がほとんど見られない高田の町で、津波の威力と想像を絶する恐ろしさを静かに物語り続けている。 震災後の陸前高田に残された衝撃的な建物は「
3月11日を迎えるために iRyota25 2017.03.07 4 4,855 0 陸前高田のコミュニティホール前の駐車場に「追悼式の会場設営のため」と記された駐車禁止の看板が掲げられたのは先週初めのことだった。 3月7日の早朝には、コミュニティホール向かいの公共駐車場で大きなテントの設営が始まった。 今年も3月11日がやってくる。あと5日。誰だ
陸前高田の「みんなの家」かさ上げ工事で移転へ iRyota25 2016.07.15 2 4,825 0 陸前高田市高田町大石31番地。陸前高田の町が見渡せる高台にみんなの家はある。みんなの家は震災後の避難所生活の中で生まれたコミュニティに、伊東豊雄氏、乾久美子氏、平田晃久氏、藤本壮介氏の4人の建築家と陸前高田出身の写真家畠山直哉氏らが中心となって造った10坪ほど
Spring has not come yet iRyota25 2017.03.11 7 4,815 1 春が来たかと思ったら雪が降る。安全まもる君のヘルメットにも雪が積もって、七福神お福禄寿のアタマみたい。 春はそう簡単にはやって来ないということか。それでもきっと春は来る。あとまだ何回も雪は降るだろうが、きっと春はやって来る。 知識としては分かっているのだが、
5年6カ月後の空にそびえる「奇跡の一本松」 iRyota25 2016.09.13 4 4,761 0 樹脂で固定されたその松はいつ見ても変わることはないはずなのに、一本松の表情は一日として同じことはない。 震災からもう5年6カ月。9月10日と11日、陸前高田の奇跡の一本松に行ってきた。 晴れているか曇っているか雪空か、風は強いか、ツバメが飛んでいるか、野に花が揺れ
天旗写真集 hometown_of 2018.03.31 1 4,754 0 連凧が舞い上がっていく空に浮かぶ雲。まるで吸い込まれるように上っていく凧を見ていると、この日、このとき空に浮かんだその雲が特別なものに思えてくる。 今年は3月11日に行われた天旗(気仙天旗 仙風会「天旗祈願祭」)。被災した大地と空とを2025枚の連凧でつないだ様子
陸前高田の地元で人気の中華料理店「みつわ飯店」 iRyota25 2016.01.11 3 4,691 0 陸前高田の知り合いに、お昼ごはん食べに行くなら「ここ!」と推奨されたお店のうちの1店。これまで何度も不定休というお休みの日にあたって、待ち望むこと2年余にして初めて行ってきました「みつわ飯店」さん。 そりゃもう「注文するならまずはこれ!」と教えられていたカツ
「ちょっと寂しさも」陸前高田のコンベア解体 iRyota25 2016.02.19 4 4,685 0 ずっとその場所にあるような気持ちでいた。風が吹けば顔面に細かい砂粒がぶつかってくるし、かつての町なかだった場所に1時間もいれば、クルマはサンドイエローに塗装されたかのように汚れる。髪の毛はホコリでぼさぼさになるし、心なしか鼻毛まで少し伸びるような気がする。
閑話休題「東北の湘南」ってどこ? iRyota25 2016.12.18 3 4,654 0 他意のない軽いジョークみたいなお話しなので、あまり深く考えられませぬように。 岩手県沿岸で最も南、陸前高田でお茶っこにはまらせて(参加させて)もらっていた時のこと。いまどこに泊まってるのか聞かれて、住田町だと答えると、 「んまあ、そんなチベットみてえなとこか
【復興支援ツアー2018】復興への希望を体感する旅 by leoleo leoleo 2018.07.02 1 4,637 0 目的 前回家族で東北へ旅行にいってから3年、当時5歳だった長男はもうすぐ8歳になり、あらたに次男(1歳)も生まれました。今年は四人家族で復興にかける希望を体感すべく、東北へ訪れたいと思います。 特に、今まで岩手の方面になかなか訪問できていませんでしたので、今年はこ
「こどもは大人、大人もこども」陸前高田のこどもの日 hometown_of 2017.05.06 2 4,607 0 5月5日、こどもの日。陸前高田のかさ上げ地にオープンして1週間あまりのアバッセたかたでは、朝9時の開店早々、入口近くの広場にカラフルなエレキギターが並んだ。ん、エレキギター?? 餅まきという名のお菓子まき 広場(正式にはパブリックスペースという名称)には「餅まき
陸前高田うごく七夕「大石七夕組」2016年前夜祭 iRyota25 2016.08.07 4 4,601 0 陸前高田うごく七夕「大石七夕組」2016年前夜祭(8月6日) 明日、8月7日はうごく七夕の本番。がんばりましょう!
「建物は残します」米沢商会さんの言葉(陸前高田) iRyota25 2016.07.01 7 4,571 0 かさ上げ工事が進む陸前高田の町並み。2013年、被災地に残されていた建物の多くが撤去されていく中、そのビルは高田の町のランドマークのような存在になっていた。しかし、巨大ベルトコンベアによる大規模なかさ上げ工事が進められる陸前高田の町で、3階建てのそのビルは盛土
砂の降るまち iRyota25 2017.03.03 6 4,562 0 ザザザザッと信じられないような音を立てて砂が吹き付けてくる。 陸前高田。復興工事の真っ最中。 ここは4月27日オープン予定の中心市街地。左手には店舗ビルが見えるはずなのだが、見えない。 風が吹けば、かさ上げ現場から砂埃が容赦なく吹き付けてくる。ふだんでも、日常的
春なんだどもなぁ iRyota25 2017.03.07 3 4,555 0 「みちのく見語り聞き語り百ばなし~1~」の第1話をアップしました。 みちのく見語り聞き語り百ばなし~1~ おらだちゃ東北の者には、春は特別なんだぁ 今年ゃ早くて、二月の半ばにゃタラの芽が出だとか バッケ(フキノトウ)をめっけだりして みんなが春めいた話、はじめてい
高さ10m以上の盛土工事への不安 sKenji 2014.07.11 2 4,444 0 先々月の末、八戸から釜石市まで車で南下しながら、途中いくつかの東北の沿岸地域を見てきた。復興という言葉には程遠いものの、各地では復興の礎となる土地造成が行われていた。 ダンプトラックなどの工事車両がひっきりなしに行きかう被災地で目についたのは高く積まれた土
さぶろうたが見た東北【その2】 ~女川 saburouta 2014.06.22 6 4,297 2 華夕美 万石浦(まんごくうら)という湾沿いに位置している華夕美。湾の入り口は狭く、そこに1本の橋がかかっています。その橋には船や瓦礫が引っかかり津波はそこでせき止められる形になったそうです。そのため華夕美は津波による被害は女川の他の場所に比べると小さかったよ