陸前高田の「木村屋」グランドオープンへ iRyota25 2015.03.13 5 4,286 0 陸前高田でお菓子作りを再開し、失われた町の再建と発展を目指してきた「おかし工房 木村屋」さんが、新たな店舗でのグランドオープンを迎えます。木村屋さんといえば、奇跡の一本松をモチーフにした「夢の樹バウム」が有名ですが、本店舗のオープンでみんなを元気にするお菓
おしゃれな箱根山テラス yumenoshippo01 2015.05.15 5 4,261 0 陸前高田市の高台から、海と森を見おろす素敵な宿泊・滞在施設「箱根山テラス」に行ってきました。昨年のオープン直後から、そのモダンでおしゃれな佇まいをメディアで目にする機会が多かったから、近いうちに必ずと、心に期していた場所です。 建物の面積に匹敵するほどの広
陸前高田「うごく七夕」2015が始まります iRyota25 2015.08.06 3 4,260 0 祭り前夜のお披露目前なのでちょっとだけ。 陸前高田の夏といえば「うごく七夕」。ここは高田第一中学のお隣の大石地区の公民館倉庫です。何カ月も前から準備を進めてきたうごく七夕がいよいよ始動します。 すべてはこの倉庫から。大震災の津波はこの倉庫をも襲い、壁面には津
三陸の珍味・アワビの肝に良く合う陸前高田のお醤油 iRyota25 2014.01.28 2 4,188 0 「としる」といっても三陸沿岸に暮らす人以外にはなじみがないかもしれない。としるというのはアワビの肝。アワビの貝は平べったいがれっきとした巻貝。刺身や蒸し物、ステーキなどとして食べられる肉(脚)の部分の奥に、サザエの肝にもちょっと似た内蔵の部分が付いている。
【さあ、これからだ】されど、これも現実 hometown_of 2017.04.28 0 4,168 0 陸前高田市高田地区の複合商業施設アバッセたかた。オープニングの4月27日は、店舗やNPO関係スタッフを対象に駐車場規制があった。 もちろん来店するお客さんには舗装された駐車場をご利用いただく。レセプション出席の来賓には、店舗スタッフ用の駐車場を割り当てる。店員さ
【陸前高田のうまい店】てるてる・くいどころ小澤 iRyota25 2015.01.14 3 4,113 0 陸前高田の未来商店街にある「てるてる-くいどころ小澤-」さんには、ちょっと心をそそられる看板が出されている。小さな川を木の橋で渡る未来商店街の正面から入っていくと、カフェやお寿司屋さん、お菓子屋さんを通り過ぎた一番奥に、こんな一言。 「食事と本とお酒の店」 ず
「陸前高田ホタテとワカメの炙りしゃぶしゃぶ御膳」に込められた誇りとこだわり yumenoshippo01 2016.07.29 5 4,036 1 奇跡の一本松に並ぶ、観光資源を「食」の分野で!そんな思いに駆られた4人の「食の職人」によって仕上げられた「陸前高田ホタテとワカメの炙りしゃぶしゃぶ御膳」(略称ホタワカ御膳)。広田湾産ホタテとワカメ、震災後の陸前高田で育まれたブレンド米「たかたのゆめ」。陸前
ぶつかり合う山車と山車◇必見!陸前高田「けんか七夕」 iRyota25 2015.09.04 4 3,959 0 この音をなんと表現すればいいのか… 陸前高田には2つの七夕がある。気仙川をはさんで東側、旧・高田町の「うごく七夕」と西側、旧・気仙町の「けんか七夕」。開催は毎年同じ8月7日。うごく七夕に参加しているから、けんか七夕は見に行けないと諦めていたが、うごく七夕のお昼
【遺構と記憶】がれきがなくなるとは? 2013年12月30日の大槌町 iRyota25 2014.01.22 2 3,841 0 2013年の年末、岩手県大槌町に行った。約1年2カ月ぶりだった。 上の写真は津波に持って行かれた住宅の跡地。まだ新しそうなコンクリート基礎の天端に、上屋を固定していたはずのボルトだけが残されている。(ここにはどんな家が建っていて、どんな人たちが暮らしていたのだろ
【シリーズ・この人に聞く!第132回】フォトジャーナリスト 安田菜津紀さん kodonara 2017.01.06 2 3,769 0 カンボジアをはじめ東南アジア、政情不安な中東へカメラを持って市民の取材を続ける。国内では3.11以降、陸前高田市をはじめ東北の都市をまわり、高校生を伴うツアーも継続中だ。国内外問わず苦しんでいる人がいたら耳を傾ける。そんなジャーナリズムの原点を想起させてくれる
岩手県最大規模の災害公営住宅オープンへ iRyota25 2016.07.08 6 3,743 0 このごろ陸前高田では、「栃ヶ沢にできる新しい公営住宅に入居するのよ」という嬉しそうな言葉が仮設住宅などで時々聞かれる。近々入居が始まる予定の「災害公営住宅(陸前高田市栃ヶ沢地区)」は、9階建て2棟合計戸数301戸の大きな復興住宅。その建物は見上げるばかり。壮観
さぶろうたが見た東北【その1】 ~復興支援ツアー2014 saburouta 2014.06.18 8 3,741 2 訪れた先々で貴重なお話をいろいろ聞かせていただきました。自分なりにいろいろ感じることができました。詳細は後日、別ページに書きたいと思います。 6月7日、いよいよさぶろうたの復興支援ツアー2014が始まりました! 今年の東北地方は例年よりも、1週間も早く梅雨入りした
陸前高田のマイヤ竹駒店が閉店 hometown_of 2017.04.21 1 3,698 0 陸前高田の地元スーパー、マイヤ竹駒店が閉店した。 かさ上げされた土地につくられる新しい中心商店街アバッセのキーテナントとして入居することになったからだ。店内には「閉店→アバッセたかた内へ4月27日オープン」と誇らしげに貼り出されていた。 最終日に閉店セールが行わ
御蔵山から見た山田の町並み iRyota25 2016.02.03 2 3,673 0 御蔵山(おぐらやま)は年貢米を貯蔵する蔵のあった場所だという。岩手県山田町の港から西へ200メートルほどの場所にある小高い丘だ。この地に年貢米を貯蔵する蔵があったことは江戸時代初期の古い記録にも残されているそうだ。 丘に上ると正面に山田湾が一望できる。もちろん
東日本大震災・復興支援リポート「被災地で聞いたゆうれいの話」 iRyota25 2013.01.27 4 3,596 10 復興屋台村気仙沼横丁の大漁丸さんでのこと。 「ところで今日はどこに泊まるの?」 と尋ねられてホテルの名前を答えたところ、 「あら、よかったわね。××ホテルは出るのよね」 出るって何がと尋ねると、 「ゆ・う・れ・い。有名なのよ。見たって人はみんな同じ場所、同じ時間
あらためて津波の高さを考える iRyota25 2015.02.06 2 3,532 0 スマホのカメラを望遠にして撮ったら、すごく恐ろしげな写真になってしまった。どこか昭和の時代のゴジラ映画に出て来そうな雰囲気に見えてしまうのは気のせいか。それは余談として、あらためて津波の高さについて考えたい。 この写真は陸前高田の国道45号線沿いにあるガソリ
酔仙酒造が震災を越えて繋いでいくもの iRyota25 2015.01.27 3 3,521 0 陸前高田・大石の虎舞の打ち上げ後、御下がり物として頂いたお酒。「遠慮しなくていいのよ、なかなか手に入らないお酒なんだからもらっておかなきゃ」と奨められたので調べてみると、「初酒槽(はつふね)」は年末年始に期間限定、ほとんどが地元で販売されるお酒。出荷数はた
400年前、道慶さんが目にしたもの iRyota25 2017.02.13 4 3,475 0 むかしむかし、いまからもう400年もむかし、陸前高田に村上道慶という人が住んでいなすった。道慶は西国出身の武士の家柄だったが、伊達の殿様の頃に大肝煎のお屋敷のあった今泉村に移り住んで、村人たちに読み書きなんかを教えて暮らしていたそうな。道慶はやがて気仙川の対
遠野から東北の空へ昇る龍 yumenoshippo01 2016.07.21 3 3,418 0 民話のふるさと遠野には龍が住む神社がある。 遠野市の西、小友(おとも)集落の巌龍神社。赤い欄干の橋を渡った先にそびえる不動岩には、確かに龍の姿。伝承によると昇り龍と降り龍が住まうとされる。 岩の高さは54メートル。天を突く岩の岩肌の龍の姿は、まるで天と地を行き
【復興支援ツアー2015】震災5年を見る。そして何があっても生き抜く力を身につける旅 byさぶろうた saburouta 2015.11.08 5 3,354 2 東北復興支援ツアーは今回で3回目のエントリーになります。 震災後、最初に東北を訪れたのは震災から2年たった2013年のことでした。テレビやネットで見ていたものとは違い、実状を目にして驚愕しました。 2回目は震災から3年が過ぎた2014年。4日間で宮城・岩手を見て回りまし
陸前高田「うごく七夕」2015・笹振り(動画をどうぞ) iRyota25 2015.08.21 2 3,350 0 ついに出陣! 陸前高田の夏祭り「うごく七夕」大石七夕祭組の山車です。何カ月も前から用意してきた飾り付けを施されて(和紙に色を染めるのも、祭組のみんなの手作業です)、陸前高田の町へと向かいます。 陸前高田の山車は、有名な気仙大工の名工の手になるもの。大勢の人た
被災地を埋める白いクローバー(2013年6月2日の石巻) iRyota25 2013.06.11 4 3,335 0 ここ石巻市の門脇(かどのわき)エリアには、たくさんの白い花が咲いていた。海水に浸かって、植物が育ちにくくなった土地で花を咲かせているのは、シロツメクサ(クローバー)。枯草の中にこんもりと群生して、撤去されずに残された住宅の基礎が見えなくなるくらい茂っている
市道大町線 iRyota25 2017.02.24 3 3,296 0 とっても不案内なタイトルだと思う。だけど、わたしにはこう記すことしかできない。陸前高田市道大町線。その路面に刻まれた何か、その路面にしたたった汗、その路面にもしかしたら突っ伏して流した涙、そんないろんな思い出を、思い出を持つ人たちのために記録させていただき
復興への砦「みんなの家」から見た陸前高田 iRyota25 2015.01.20 3 3,295 0 かさ上げ工事が進められる陸前高田。中心地近くの小さな高台に「みんなの家」がたっている。津波の塩害を受けた地元の材木を使ってつくられた、まるで林のような、あるいはまるで砦のようなその姿が印象的だ。 みんなの家は、建築家の伊東豊雄さんを筆頭に、乾久美子さん、藤
陸前高田の町なかに残されたビル iRyota25 2013.05.22 5 3,282 0 陸前高田の駅前から、東浜街道を右に曲がって2ブロック目の角。 あるいは、陸前高田市役所から南に2ブロック歩いた角。 陸前高田の町なかに残る米沢商会のビル まだ、高田の町に壊れた建物が残されていた頃から、このビルは気になる存在だった。 外構はしっかりしていそうだが