陸前高田のベルトコンベアは「希望のかけ橋」 iRyota25 2015.01.21 3 7,508 1 みんなの家から遠望した陸前高田の巨大ベルトコンベア。近くから見ると本当に巨大。 JR大船渡線のBRT「奇跡の一本松」バス停や、一本松への駐車場「一本松茶屋」のすぐ近く、迫ってくるようにそびえ、手足のように長い長いベルトコンベアを伸ばしている。 一本松茶屋は巨大な
陸前高田【大石祭り組】虎舞のこころ iRyota25 2015.01.23 3 7,507 0 陸前高田・大石の虎舞1 今年の虎舞は陸前高田物産センターから。坂の上にある陸前高田市立第一中学校の臨時グラウンド(元々のグラウンドには仮設住宅が立ち並んでいます)の向かい、気仙地方の地酒として愛され続ける酔仙酒造があった場所、たくさんの民家が立ち並んでいた場
【宮沢賢治と歩く】世界がぜんたい幸福にならないうちは yumenoshippo01 2015.08.20 2 7,450 0 初めて大川小学校に行った時から気になって仕方がない壁画があります。 校庭のプール近くにあった円形ステージの壁画です。平成13年度の卒業制作で描かれた壁画の冒頭は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」。銀河鉄道の絵を挟んで向き合うように描かれた賢治のシルエッ
【復興支援ツアー2014】今のじぶんができる、ほんのちょっとの復興支援 byさぶろうた saburouta 2014.04.16 14 7,413 10 さぶろうたです。 6月の中旬か下旬、東北に行ってきます! 旅行の目的を考えてみました。 とにかく見る・聞く・話す・買う これが、さぶろうたが考える今回の東北旅行のスローガン。 具体的にはこんな感じです。 1現地に行かないとわからない『本当』を見る、聞く。 └1年前に
新沼暁之さんを推す(11月28日更新) iRyota25 2013.11.07 5 7,240 1 やっぱりグラウンドもソーラーだ! 大船渡にベースを置きながらも、東北沿岸部はもとより全国各地を駆けて、災害復旧や遺骨・遺品の捜索、そして街灯のない被災地でのソーラー照明設置といった活動を続ける熱い人、新沼暁之さん。 11月、震災でグラウンドには仮設住宅が建設さ
【振り返り・仮設住宅】間取り図(集会所・談話室) hometown_of 2018.02.26 0 7,101 0 引き続き、一般社団法人プレハブ建築協会のホームページの参考図面を引用しながら、応急仮設住宅の集会所・談話室について考える。 災害への取り組み一般社団法人プレハブ建築協会 集会所と談話室 集会所には図面のものの外にもいくつかのタイプがある。常駐スタッフがいる集
かさ上げされた盛土の上の別世界 iRyota25 2016.06.20 4 7,096 0 津波被害を受けた地域では、これから先の津波災害に対処するため、各地でかさ上げ工事が進められている。かさ上げとは、他の場所から土を持ってきて土地を高くすること。大げさな言い方をすれば、高い所から低い場所へという自然の摂理に抗って行われる、人類ならではの地球改
うごく七夕2015総集編「すべての人にゆめを」 iRyota25 2015.08.28 3 6,999 0 陸前高田の夏祭り「うごく七夕」。祭りから時間がたっても、胸の中にお囃子の音が鳴り続け、天へとのびる笹の葉が目に浮かびます。あの太鼓、あの笛、あの叫び。 あ、ごめんなさい。胸がいっぱいで、なにをどうお話しすればいいのかわからない。せめて写真と動画を紹介したペ
津波警報発令。その時わたしはどう行動したか iRyota25 2016.12.24 2 6,728 0 その朝、わたしは仙台市の隣の多賀城市にいた。前の日に鹿島神宮で「どうかこれ以上、地震や天災で人々が苦しみませんように」と願をかけた後、歌枕として有名な「末の松山」の写真を撮影するために、多賀城で夜明けを待っていた。 三十六歌仙の一人清原元輔が詠んだ「契りき
空に向かって語りかける「みんな元気にしているよ」 hometown_of 2017.03.13 11 6,697 0 凧が空を舞う。まるで空を行く鳥たちのように。空と大地をつなぐかのように。 3月12日、気仙天旗仙風会による「気仙天旗祈願祭」が陸前高田の海辺のかさ上げ地で行われた。 「震災で亡くなられた人の数だけ凧を揚げるんだけど、来ない?」 災害公営住宅に暮らすYさんからお誘
そうだ、東北へ行こう! ~東北観光案内板~ sKenji 2014.01.08 1 6,613 0 東北の観光案内ページです。名所、名産品を始め、東北の魅力を集めていきます。実際に行った場所はもちろんのこと、個人的に行ってみたい場所も調べて紹介します。 昔、日本を長期旅行したことがあるイギリス人バックパッカーと旅先で知り合いました。彼に「日本はどこが一番
GWにおすすめ。2泊3日で被災地へ(PLAN-1) iRyota25 2013.03.28 3 6,561 1 「まだ被災地に行ったことがない。いまさらちょっと行きづらいなあ」 なんて、そんなご心配は無用です。 被災地に行って、お買い物をして、美味しいものを食べるのがいま一番求められていること。行けばきっと多くの出会いが待っています。たくさんの物語に接する機会もあるで
【東北地区】東日本大震災 義援金窓口 iRyota25 2013.04.11 0 6,344 0 青森県 【青森県】東北地方太平洋沖地震に係る県内被災者への義援金受付 【青森市】「東日本大震災義援金」の受付をしています 【むつ市】災害義援金受付中 【南津軽郡藤崎町】日本赤十字社東日本大震災義援金を受け付けています 岩手県 【岩手県】東北地方太平洋沖地震に係る
【北海道南西沖地震から22年】津波は矢のように早い iRyota25 2015.07.10 4 6,339 0 とにかくおばさんは、逃げろ!逃げろ!の一点張り 撮影のため、たまたま奥尻島に行っていてこの大津波に遭い、九死に一生を得た水中カメラマンの中村征夫さんは、その体験をつぎのように語っている。その夜、スタッフとともに全滅した青苗地区の岬から数軒目の民宿の別棟に泊
【東北の風の道】まつり・つどい・いのり(第2号) iRyota25 2016.07.23 3 6,324 0 東北の各地が夏の祭りに向けて燃えている。 陸前高田の町でも8月7日の七夕祭りの準備がたけなわだ。お手伝いしている祭り組では、平日22時、23時過ぎまで作業が続けられることもざらだ。それでも祭り組の人たちは「今年はまだ午前0時を回ったことはないんですけどね」と笑う。
今年も開催される陸前高田気仙町の「けんか七夕」 iRyota25 2016.07.23 2 6,280 0 その「けんか」は一度見たら忘れることができない。肚の底にドスンと響くぶつかり合い。そしてお囃子。長い長い綱の引っ張り合い。 勇壮という言葉はこの祭りのためにあるのではないかと思えるほど、力強く魂を揺さぶる祭り。陸前高田の気仙町に長く伝わる七夕祭りだ。 けんか
防災ワークショップ「スリッパが不可欠なわけ」 hometown_of 2018.02.04 4 6,227 0 防災ワークショップを紹介する文章で、新聞紙でつくるスリッパを取り上げたが、被災直後になぜスリッパが必要なのか、その理由が分かりにくいという指摘があった。もっとはっきり言った方がいいともアドバイスされた。 1月17日のワークショップでは、講師の新沼真弓先生は「避
新しいまち。この時期に道の段差を埋めるのはなぜ? iRyota25 2017.03.09 3 6,194 0 日曜日なのに道路の舗装工事が行われていたのは、陸前高田の市道大町線。4月27日に中心市街地の第一弾のオープンを控えた、ちょうどその場所、距離にしてほんの10メートルほどのこと。 仮設の道。本設だけど仮設の道 そこは、これまで何度も仮設道路の付け替えが行われてきた
【復興支援ツアー2019】南いわて・北みやぎの新しい魅力発見ツアー by orangeoor18 orangeoor18 2019.05.07 3 6,076 0 4度目となる復興支援ツアー。今回はこれまで訪れたことがない岩手県を中心にまわり、現地の魅力をお伝えしたいと思います。 昨年までは福島県、宮城県の沿岸部を訪問し、各地の震災被害(津波、放射線)や復興状況から教訓を得ることができました。 その一方で、“東日本大震災の
2016年から2017年へ。陸前高田「うごく七夕」〜被災から変わっていく町が生きる現実であるということ〜 iRyota25 2017.01.07 2 5,976 0 一本松茶屋の交差点を曲がって国道340号線に入る。気仙川に沿うようにぐるっと迂回して走り、奈々切の跨線橋を越えると、目の前に長い坂道が見えてくる。陸前高田市高田町大石の坂道だ。登り切った所には市役所の仮設庁舎がある。今年の夏には県内最大規模の災害公営住宅であ
紅葉の美しい中禅寺湖に、水の中に住まう魚たちを思う iRyota25 2014.09.23 3 5,848 0 言葉が飛び込んできて目に突き刺さることがある。この言葉もそうだった。 皆さんうんざりでしょうし、こっちもうんざり。そろそろこんなまとめもやめたいがセシウムが消えません。 この言葉は玄人好みの釣りと自然の雑誌や書籍の出版社、フライの雑誌社のブログの一節。あの日
【振り返り・仮設住宅】解体される仮設住宅に見た厳しさ hometown_of 2018.02.09 4 5,687 0 震災からまる7年を迎えつつある今日、被災地では仮設住宅の集約や撤去が進んでいる。住民が退去した仮設住宅では、時をおかずに解体が進む。 この文章が仮設住宅について書いたものだという予備知識を抜きにして、下の写真を見て、この建築物がどのような用途のものだったか分
【復興支援ツアー2019】被災地の「今」と「魅力」を伝える旅 by cha_chan cha_chan 2019.05.07 3 5,665 0 前回の復興支援ツアーでは、東日本大震災大震災で被災した気仙沼市を中心に周りました。 現地の方たちのお話から、あんなに大きな地震や津波、火災があったにもかかわらず、東日本大震災をプラスに受け止める人たちに、7年という短い時間で前に歩き出している強い姿を見ること
【東北の風の道】「おかえり」を言いたい(第3号) iRyota25 2016.07.31 5 5,532 0 夏休み、遠い町に行った友達が帰省してくる季節。日本中の田舎町で「おかえり」の声が交わされる季節。 「おかえりなさい」「元気だった?」 第3回となる東北の風の道、そんな言葉がたくさん聞かれる場面をお伝えします。 おかえりポストくん 直線距離でも2400km。しかし実際
【復興支援ツアー2018】復興への希望を体感する旅レポート by leoleo leoleo 2018.08.20 4 5,508 0 今回のツアーで3度目になる復興支援ツアーでは、前々から訪問したかった奇跡の一本松への訪問をメインに岩手方面に向かいました。 今までのツアーでは宮城方面への訪問のみで、個人的にも岩手県に訪れたことはありませんので、初めて行く場所ということと小さな子供を連れて