熊本地震から1年「つながっている絆」 hometown_of 2017.04.14 1 1,471 0 2月に岩手県遠野市で開催されたひな祭り会場には、熊本県菊池市からのお客さんを歓迎する看板が掲げられていた。遠野には菊池姓が多いことから(人口の約4分の1も菊池さんいるのだとか!)交流が始まり、1998年に友好都市になった。 東日本大震災のとき遠野市は、甚大な被害を
8月7日という日 Rinoue125R 2013.08.07 0 1,463 0 2013年の8月7日 月遅れの七夕として、仙台など東北各地で七夕まつりが開催される。 ◆陸前高田「うごく七夕」 飾り付けられた山車に笛太鼓が乗り込み町を練り歩く。 震災前、12基の山車があったが残ったのは3基のみ。それでも震災直後の2011年にも開催された。 かつては町中を
まちに明かりが戻ることを願って hometown_of 2017.03.12 6 1,451 0 3月11日の朝を迎えてからのざわざわした気持ちが収まらない。陸前高田のまちで行われる灯火を見て回る前に、個人的にキャンドルを灯した。 それから3カ所の灯火の会場を駆け足で回った。お手伝いしますからと伝えていたのに、ほとんど見るだけで終わった所もあって心苦しかっ
たかたのゆめちゃん、お台場にピューン♪ yumenoshippo01 2014.07.31 0 1,446 0 たかたのゆめちゃんがお台場新大陸に登場! 新大陸マイナビステージ前からスーパーニュースのお天気コーナーをお手伝いしていますよ~♪ じゃんけんはどうするんだろうと思ったら、パドルでやるんだね。可愛い~♪ きょうもマイナビステージで16時20分頃からじゃんけん大会、17
息子へ。東北からの手紙(2015年1月1日)忘れない人に! iRyota25 2015.01.14 2 1,445 0 忘れない人間になってほしい。思い出せる人間になってほしい。あまり勉強ができなくても、いま頑張っているスポーツで大した成績がおさめられなくてもいい。とにかく、思い出せる人間になってほしい。 そう思い至ったのは、東北へ向かう電車の中、新美南吉の「ごん狐」と、「
三島から経由してマスターに託したもの hometown_of 2017.04.14 2 1,413 0 3月末に開催された手芸の展覧会で、展示場所を少しだけ借りて、三島の仲間からお預かりしたクラフト作品を飾らせてもらった。 「静岡県三島市の佐野比呂子さんが作ったアイデア小銭入れです。平行四辺形に切った革をスナップで止めて三角形にしています。小銭入れにもいいし、
3月13日、陸前高田で震災写真展が始まる hometown_of 2017.03.17 3 1,399 0 コミュニティホールのエントランスでは、語り部の釘子屋さんによる震災写真展が始まり、訪れる人が写真に見入っていた。 釘子明さんは言う。「陸前高田の人は震災を忘れてしまっている。外の人たちよりもむしろ、被災した人の記憶が風化している」と。 震災当日の写真、避難所
遠野 猿ヶ石川に咲く桜 hometown_of 2018.05.09 3 1,386 0 こちらも三大桜の名所などと大げさに宣伝されることはないが、やはり見事な遠野の猿ヶ石川の桜。遠野物語にも登場する猿ヶ石川の川沿いに、ずらりと桜並木が続く。この地の桜の良いところは、同じ岩手県内でも花期が遅いこと。冬が厳しい盆地ゆえか、岩手県下某所の桜が満開だ
陸前高田の月が見ている iRyota25 2016.06.21 4 1,379 0 国道45号線沿いの旧道の駅タピック45。14.5メートルの津波に襲われた場所を月が見ていた。14.5メートルの表示を斜めに照らすように。 あの日から月が2000回近くもめぐった夕べ。 月は陸前高田のこの場所だけでなく、日本中、そして世界中のどの場所でも等しく同じ数だけめぐり
【さあ、これからだ】胡蝶蘭を賭けてグーチョキパー hometown_of 2017.05.02 3 1,378 0 4月27日にオープンしたアバッセたかたは花で溢れ返るようだった。生花だけじゃない。立派な胡蝶蘭の鉢植えも各店舗の前に何鉢も並んでいた。 オープン4日目の4月30日、スーパー「マイヤ」の店先にたくさんの人が集まっていた。まるで特売会場みたいな人だかり。いっせいに手が
まちはどうなる、どうつくる(陸前高田発) iRyota25 2016.12.10 2 1,371 0 夜の神戸で「まちびらきのためにはまずひと起こし、むしろひと起こしがあって初めてまちびらき」と意気投合した彼と、数日後、陸前高田で再会した。 再会したのは陸前高田で活動する主だったNPO団体が主催し、これから新しくつくられていく町にどうしたら「にぎわい」をもたら
7年目の大学生ボランティア hometown_of 2017.04.14 0 1,369 0 3月下旬、朝のラジオ体操に若い顔がたくさんあった。ボランティアにやってきた神戸大学の学生たちだ。 春休みを利用してやってきた彼らのグループ名は、少し長いが「神戸大学東北ボランティアバスプロジェクト 陸前高田班 第39次派遣」。39回目というボランティア活動の回数に
付け替えで現れた「被災した道」 hometown_of 2018.03.04 1 1,360 0 山がある。その手前に見える建物は公営住宅。そして道が続いている。遠くと手前の方はスロープになっていて、その部分には仮設のガードレールが置かれているのが分かる。 ただの道だ。 でも、ただの道ではない。 手前からスロープを下って、しばらく先でスロープを上がってい
スーパームーン前後のこと iRyota25 2016.11.17 4 1,355 0 68年ぶりのスーパームーン、全国的には曇りがちでなかなか見えなかったらしいが、三陸沿岸ではけっこうよく見ることができた。 もっとも小さく見えた時よりも面積で3割増の満月ということで、少し前から話題になっていたが、地震との関係を心配する声もあった。 そんな矢先の1
震災記録写真(2013年7月19日) ~陸前高田~ sKenji 2013.07.30 3 1,348 0 昨年のゴールデンウイークに陸前高田を訪れた時の印象は今でもはっきり覚えている。それまでは、甚大な被害を受けた被災地を訪れたことはなかった。 一年前、GW休みという限られた時間の中、強行日程で東北を車で回っていた。陸前高田には、まだ夜が明けきらない暗いうちに着
今日は喫茶店の日。マスターの笑顔のわけ hometown_of 2017.04.13 2 1,336 0 最近マスターはいつも機嫌がいい。いや、もともと優しい笑顔がトレードマークのマスターなんだが、最近はとくに表情が輝いている感じがする。 マスターがご機嫌なのは、毎朝のラジオ体操の参加者が増え続けているからだ。8月に入居が始まった岩手県内で最大規模の公営住宅、県
仮設住宅の空に咲く hometown_of 2018.05.09 1 1,303 0 花曇りの空に桜の花びらが咲いた。 まるで3.11の陸前高田の空に舞った連凧のように。 岩手県の有住では桜がゆっくり咲く。東北の中でもかなりのんびり咲く。今年も満開になったのは4月も下旬のことだった。陸前高田や大船渡で被災した方がいまも暮らす仮設住宅も、廃校になっ
あっという間の解体 hometown_of 2017.04.14 0 1,280 0 3月も末近くになって、お茶の小谷園さんの旧仮設店舗に解体用の仮囲いが設置されたと思ったら、31日には建物の解体が始まっていた。 用事を済ませて解体現場に戻ってみたら、もうほとんど跡形もない状態。 年度末ということが関係しているのかどうか分からないが、驚くほど急
復興工事の現場作業員の思い iRyota25 2017.02.24 2 1,269 0 いまのところ、あまり評価が高くないのだけれど、わたし自身はとてもたいせつなことの「とば口」を見つけたように感じている。というのは、国道45号線沿いの「えびすさま」のこと。 この「えびすさま」、3週間ほど前から国道45号線沿いに、海に向かって立てられている。コンク
一本松へ向かう人たち hometown_of 2017.03.17 3 1,267 0 3月11日の一本松茶屋は駐車場はほぼ一杯。たくさんの人がここから一本松を目指した。 明くる12日。日曜日ということもあってこの日も一本松に向かう人は多かった。 松の根本のまわりには、ひっきりなしに人がやってきて、松を見上げる。写真を撮る。 遠くからカメラを構える人
仮設住宅からの引っ越しの行く先 hometown_of 2018.03.31 1 1,265 0 震災から7年が経過して、多くの仮設住宅が閉鎖されている。多くの仮設住宅が閉鎖されるということは、そこから引っ越しする人がたくさんいるということだ。まちの再建が遅れている陸前高田市でも、ことしの3月末日をめどに、学校関連の敷地に建てられた仮設団地のすべてが閉鎖
WILDLIFE in TOHOKU「ツバメ飛ぶ」 hometown_of 2017.04.27 2 1,254 0 大船渡のショッピングセンターの屋内駐車場で、幼稚園帰りの子どもがお母さんと一緒に天井を見つめて話している。遠くて声は聞こえてこないが、何を話しているのかは分かった。 「ほら、あそこ、ツバメさんの巣」 お母さんが天井の一角を指差す。ツバメがシュッと飛んでいく。
WILDLIFE in TOHOKU「キツネの落とし物」 hometown_of 2018.05.09 1 1,247 0 夕方も夕方、もう黄昏どきになった頃、この辺りではよくキツネの姿を見かけた。2年くらい前のことだ。その頃にはまだこの辺りの宅地造成は進んでいなくて、無造作な盛り土のハゲ山が連なる暮れがかった世界を、すたすたと走り去っていくキツネの姿は、さみしくもあり、また野
7年後の、ラジオに向かってぶん投げた罵声 hometown_of 2018.03.09 2 1,243 0 大船渡の友人のクルマに乗っていたとき、たまたま大船渡がラジオで取り上げられていた。日曜日は3.11。この1週間はテレビでもラジオでも新聞でも、思い出したかのように震災のことが伝えられる。 年に何度も東北の被災地を訪れるというラジオパーソナリティが被災地でがんばる
旅人の目と地元の現実 iRyota25 2015.09.05 2 1,229 0 陸前高田の友人に資料を送ってもらいたくて電話で話していた時のこと。ちょっと急ぎでほしい資料だったから、「コンビニとかのポストじゃなくて、本局から送ってもらえないかな」と頼んで、ふと考えた。 陸前高田の郵便局の本局、というか「陸前高田郵便局」ってどこなんだろ