海辺の地をゆく「七ヶ浜町・菖蒲田」2012年11月16日 iRyota25 2013.02.22 1 2,940 3 2012年11月16日(震災から617日目)の宮城県七ヶ浜町・菖蒲田海岸 仙台市の中心部から約20km。七ヶ浜町に入ると海辺の町の匂いがしてきます。東と北に松島湾、南側に広がる仙台湾に囲まれた七ヶ浜町は、仙台のベッドタウンでありながらリゾート地でもある場所。どことなく湘南
海辺の地をゆく「警戒区域北部」2012年1月21日 iRyota25 2013.02.21 2 5,507 3 2012年1月21日(震災から317日目)の南相馬市小高区~浪江町~双葉町~大熊町 東日本大震災から1年がたとうとしていた、いまから1年ほど前の「警戒区域」。許可証を持って区域内に入った方から提供していただいた写真から、当時の状況を振り返ります。 南相馬市原町区大甕(お
東日本大震災・復興支援リポート「バス代行。JR仙石線のいまと明日」 iRyota25 2013.02.15 3 6,987 1 津波被災地域を代行バスで結ぶJR仙石線の旅(2013年1月27日/震災から689日目) 仙台と石巻を結ぶJR仙石線。東日本大震災の津波被害で総延長50.2kmのうち約12kmが現在も不通のままです。しかも不通区間が仙石線の中間に当たるため、列車の運行は仙台駅~高城町駅間の折り返し
新しい石巻を実感 「石巻に住んで活動する竹内久古さん・古里裕美さん」(前篇) iRyota25 2013.02.14 3 3,984 3 今回の取材のお題は「石巻に住みついて活動しようと思ったきっかけを教えてください」。 登場してくれた竹内久古さん・古里裕美さんのお二人は、NPO法人「On The Road」のボランティアスタッフとして石巻に入り、団体としての活動を終了された後も個人としてそのまま石巻に住
海辺の地をゆく「石巻市・佐須浜」2013年2月1日 iRyota25 2013.02.14 3 5,411 1 2013年2月1日(694日目)の石巻市渡波漁港・佐須浜 今回はこれまでで初めて、地元に詳しい方に海辺の地を案内していただきました。 案内人は竹内久古さん、古里裕美さんのお二人。訪ねた場所は石巻市佐須浜。万石浦の入り口に当たる渡波港の西側に位置する海辺の集落です。上
「被災地・女川」観光ガイド(2013年2月) iRyota25 2013.02.13 3 10,452 2 再起に向けて立ち上がった人たちを応援しに「女川」へ行きましょう! 見る・食べる・買う・泊まる・アクセス・モデルプラン・安全情報 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で大きな被害を受けた女川町。沿岸部は高台にある町立病院(女川町地域医療センター)を除い
被災地の明日を実感 「増田智明さんが描く夢」 iRyota25 2013.02.12 2 1,845 0 出会ったのは女川町のおちゃっこクラブ。テラスにやってくる小鳥の写真を狙って雪が残る店外を歩いた後、お店に戻ってみると、奥の支援グッズコーナーに見覚えのある後姿。石巻に移住して活動する写真家の平井慶祐さんでした。そっと近づいてびっくりさせて、「久しぶり~」と
海辺の地をゆく「石巻市・雄勝」2013年1月30日 iRyota25 2013.02.08 2 6,129 4 2013年1月30日(692日目)の石巻市雄勝町呉壺地区~雄勝地区 東日本大震災の巨大津波からもうすぐ2年。震災後しばらくの間は、陸地に乗り上げた漁船をたくさん目にしました。それは津波被害の大きさを物語る光景でした。1年目を過ぎた頃から、陸に上がった船の多くが片付けら
あたらしい石巻を体感 「モケモヶコタツビヨリ」 iRyota25 2013.02.05 3 2,539 3 ココハチョットオシャレナ居酒屋サンデスカ? いいえ、石巻のアート拠点「日和アートセンター」で開催中の展覧会、 「モケモヶコタツビヨリ」のオープニングパーティのひとコマです! 天井から吊るされているのは、布で作られた不思議な生物イキモノたち。 それぞれ「ポゥポゥ
あたらしい石巻を体感 「モケモヶコタツビヨリ」で出会った子どもたち iRyota25 2013.02.05 3 1,721 3 石巻市の中心部、日和アートセンターで2月1日から3月10日まで開催されている、とっても不思議な展覧会「モケモヶコタツビヨリ」。 布でつくられた不思議なイキモノたちが天井から吊るされるギャラリーの中央には、特製の大きなこたつがどーんと置かれています。アートギャラリ
海辺の地をゆく「女川町・清水」2013年1月31日 iRyota25 2013.02.01 3 2,827 3 2013年1月31日(693日目)の女川町清水・日蕨地区 「海辺の地をゆく」というタイトルなのに、どうして山の風景なの?あの日、このすぐ近くの清水地区仮設住宅のあたりまで、海が広がったのです。女川で津波というと、建物が消えた町なかや岸壁が壊された港、積み木のように転
東日本大震災・復興支援リポート「清水仮設のおばちゃんが作る温かい手芸品」 iRyota25 2013.01.31 5 3,355 0 なかなかキレイでしょ。女川町の清水地区仮設団地に住む石田志寿恵さんが、3本の糸を合わせて編み上げた小物入れ。ひとつ5時間くらいかけて丁寧に仕上げた手作り品です。石田さんと仲間たちは、浴衣を利用したシャツやパジャマ、着物を使ったのれんやカーテンなどさまざまな手
明日を目指すお店リポート:女川の出会いの空間「おちゃっこクラブ」 iRyota25 2013.01.31 8 3,224 4 女川の港を眺めながら、おいしいコーヒーをいただけます 津波で大きな被害を受けた女川にある「出会いのスペース」をご紹介します。場所は町なかにまるでお城のようにそびえる女川町立病院(女川町地域医療センター)の駐車場。お店の名前は「おちゃっこクラブ」。このお店の
東日本大震災・復興支援リポート「雪の石巻に咲いた真夏のひまわり」 iRyota25 2013.01.30 6 4,811 5 め組JAPAN「南浜ひまわりプロジェクト」写真展(2013年1月25日~1月27日) 添えられたコメントがぐっとくるのです。写真は会場で展示パネルを撮影させていただいたものです 「久しぶり!元気だった?」 「本当にお世話になったわね。いまどうしているの?」「あの時はありがと
東日本大震災・復興支援リポート「被災地で聞いたゆうれいの話」 iRyota25 2013.01.27 4 3,678 10 復興屋台村気仙沼横丁の大漁丸さんでのこと。 「ところで今日はどこに泊まるの?」 と尋ねられてホテルの名前を答えたところ、 「あら、よかったわね。××ホテルは出るのよね」 出るって何がと尋ねると、 「ゆ・う・れ・い。有名なのよ。見たって人はみんな同じ場所、同じ時間
明日を目指すお店リポート:気仙沼で震災5カ月目から営業する理容店「鹿折軒」 iRyota25 2013.01.25 3 3,346 0 「そんなことまで話したのか」。鹿折軒(ししおりけん)の小野寺光男さんはお店に帰って来るなり、母親のみつさんに苦笑しながら言いました。というのも、急な用事で光男さんが出かけている間、避難所生活やお店をオープンした当時のことなど、お客さんの髪を切りながら、みつ
東日本大震災・復興支援リポート「石巻・雄勝町船越浜の怒りと笑顔」 iRyota25 2013.01.24 3 2,800 0 取材後記ならぬ「編集前記」を最初に書いておかなければならない。中里さんに最初に会ったとき、取材を断られた。「何も話すことはありませんから」と。次の日もう一度お会いしたら、「作業しながらしゃべるのを聞くっていうのなら断る理由はないですよ」と一応の承諾をもらえ
東日本大震災・復興支援リポート「雄勝硯の伝統を守る工人・遠藤市雄さん」 iRyota25 2013.01.24 7 4,497 2 工房も道具も津波で流されて、硯を彫るノミも廃業した人から譲ってもらった (2012年11月24日) 遠藤市雄さん。東日本大震災で町の中心部が壊滅する被害を受けた石巻市雄勝町で、伝統工芸品「雄勝硯(おがつすずり)」を手掛ける工人(職人)さんです。 2012年11月24日、石巻
海辺の地をゆく「石巻市・巻石」2012年11月17日 iRyota25 2013.01.24 1 2,700 0 2012年11月17日(618日目)の宮城県石巻市・巻石 石ノ森萬画館がある中瀬から、旧北上川の300メートルくらい上流に小さな中州があります。石巻の歴史の中で、中瀬が産業の揺籃(ゆりかご)だとしたら、こちらの中州は石巻という地名の由来となった場所。源義経の伝説も残る由
明日を目指すお店リポート:久之浜「浜風商店街・はたや」 iRyota25 2013.01.23 3 2,706 1 浜風商店街の食品スーパー「はたや」遠藤利勝さんの603日 (2012年11月3日) 地震の前日、3月10日に妻がいわき市平の病院に入院していたんです。本当は行く予定はなかったんですが、珍しく診察券を忘れたというので届けに行って、その帰り道、平の町を車で走っているときに地
明日を目指すお店リポート:石巻「雄勝硯(おがつすずり)生産販売協同組合」 iRyota25 2013.01.23 4 4,079 0 石巻市雄勝町は日本一の硯(すずり)の産地。その歴史は古く、およそ600年前の室町時代から続くといわれています。雄勝硯を有名にしたのは、仙台藩の伊達正宗。牡鹿半島に鹿狩り訪れた際に献上された硯を正宗はいたく賞賛し、硯の生産を保護・奨励したとされます。と、ここま
海辺の地をゆく「石巻市・中瀬」2012年11月20日 iRyota25 2013.01.23 2 2,763 2 2012年11月21日(622日目)の宮城県石巻市・中瀬 旧北上川の河口を中心に町並みが形成されてきた石巻。川の中州の中瀬は、大河と海をつなぐ港として、江戸時代から栄えてきた。江戸の町で流通していた米の半数が、伊達藩や南部藩などから石巻経由で運ばれたものだったといわれ
「なんとかお店を!」の声に応えるため、被災地第1号となる仮設商店街オープンに奔走 iRyota25 2013.01.22 2 2,416 2 住民がいなければ商店は成り立ちませんが、お店がなければたとえ住宅だけが整備されても人々は戻ってきません。津波によって町の中心部が壊滅的に破壊された上、原発事故の影響で多くの住民がいまも町を離れている久之浜。しかし、この町の「浜風商店街」は、被災地で最初にオ
ボランティアとして参加した、2年目の奉奠祭(2012年10月20日) iRyota25 2013.01.22 2 2,569 0 奉奠祭花火大会前日 現場に到着したのは、もう日が暮れた後だった。震災直後から久之浜とお隣の四倉の復興に向けて、側溝の泥だし、撤去される家屋からの思い出の品の搬出、ガレ花活動、そして昨年の奉奠祭など、故郷の未来のための活動を展開してきた北いわき再生発展プロジ
明日を目指すお店リポート:石巻「被災ピアノを生き返らせるサルコヤ」 iRyota25 2013.01.22 2 4,053 0 2012年11月24日 石巻エリアの人ならみんなが知ってるお店だけれど、ちょっと不思議なネーミング。店先にお猿の太郎「さるっこ太郎」がいたからサルコヤ。楽器とおもちゃを取り揃える、子どもたちにも大人にも人気のお店。長寿猿の太郎はギネス申請中に津波で死んでしまったけ