新しいまち。この時期に道の段差を埋めるのはなぜ? iRyota25 2017.03.09 3 6,405 0 日曜日なのに道路の舗装工事が行われていたのは、陸前高田の市道大町線。4月27日に中心市街地の第一弾のオープンを控えた、ちょうどその場所、距離にしてほんの10メートルほどのこと。 仮設の道。本設だけど仮設の道 そこは、これまで何度も仮設道路の付け替えが行われてきた
陸前高田のマイヤ竹駒店が閉店 hometown_of 2017.04.21 2 3,803 0 陸前高田の地元スーパー、マイヤ竹駒店が閉店した。 かさ上げされた土地につくられる新しい中心商店街アバッセのキーテナントとして入居することになったからだ。店内には「閉店→アバッセたかた内へ4月27日オープン」と誇らしげに貼り出されていた。 最終日に閉店セールが行わ
雄勝石を積む fujiro 2017.04.03 3 1,581 0 2016年度の復興支援ワークショップは雄勝石を使った鉢植えカバーの制作でした。イベント内では時間が足りず、自宅で甥っ子達が騒ぐ中、黙々と雄勝石を積みました。 その成果がコレです!黙々と積んだだけの割にはキレイにできました。右にバラバラとあるのが積み上げる前の雄
しばらく見ることができなかった海 hometown_of 2017.04.11 3 1,021 0 のんきなことに、ここに来ると「きれいな海」とつぶやいてしまう。ここは高田高校仮設。津波で失われた校舎よりも高台にあった第2グラウンドにつくられた仮設団地。6年前の3月11日、たくさんの人が避難してきた場所。町が津波に吞み込まれていくのをなすすべもなく見るよりほ
雄勝石で作った鉢植え orangeoor18 2017.04.02 3 1,507 0 雄勝石を使って、鉢植えを制作しました。 今回の制作を通じて雄勝石の魅力、モノづくりの楽しさを 実感できました。 だだ、出来栄えはというと、 鉢植えの予定でしたが、小さめに作ってしまったため ぬいぐるみを置くことに… 余った石でリベンジしたいと思います!
草花とお酒 pamapama 2017.03.31 3 1,630 0 先週24日の復興支援イベント内のワークショップで途中までしかできなかった「雄勝石モノづくりキット」を持ち帰り、その夜にできるところまで石を積んで乾かしていたところ こんな風になっていました。嫁さんに「これまだ途中だよ。もっと高く積んでから油を塗って漆黒にす
【さあ、これからだ】ミュージシャン斉藤選手の叫びに泣いた hometown_of 2017.05.03 2 1,845 0 陸前高田、大船渡、住田の気仙三市町を中心に活動するミュージシャン「斉藤選手」に偶然会った。斉藤選手はスピッツが慰問ライブに来た時に前座としてステージに上がり、メインを半分くらい喰っちゃったんじゃないかとまで言わしめたミュージシャン。陸前高田愛を歌わせたら右
【岩泉・台風10号被害】流されてしまった橋 hometown_of 2017.04.25 2 2,628 0 国道を走っている時にはまったく気づかなかった。対岸の狭い道路を走りながら、カーブの向こうに何だか大きな人工物が倒れているのに気がついて、よく見てみるとそれはひっくり返った橋だった。 よくよく見てみると、国道の側に橋が掛かっていた土台の部分があった。ぱっと見
【今週の一冊】 あのとき、大川小学校で何が起きたのか_池上 正樹(著),加藤 順子(著) Vermeer 2017.04.09 3 961 0 あのとき、大川小学校で何が起きたのか 何でこんなことになってしまったんだろう 東日本大震災で74人の死亡・行方不明者を生んだ、大川小学校について書かれた本です。 「事実を知りたい」という遺族と、その場しのぎの対応をする行政とのやり取りに、やりきれない思いがこみ
【今週の一冊】 敬語「そのまま使える」ハンドブック_鹿島 しのぶ Vermeer 2017.03.21 3 2,450 0 敬語「そのまま使える」ハンドブック 敬語のフレーズ集 敬語がどうもうまく使えないため、手に取りました。 様々な場面で使われる敬語のフレーズを集めた、とてもシンプルな本です。 例題も1ページ4つずつで見やすいです。 左のページに「BAD(間違った言い方)」、右のペー
春なんだどもなぁ iRyota25 2017.03.07 3 4,804 0 「みちのく見語り聞き語り百ばなし~1~」の第1話をアップしました。 みちのく見語り聞き語り百ばなし~1~ おらだちゃ東北の者には、春は特別なんだぁ 今年ゃ早くて、二月の半ばにゃタラの芽が出だとか バッケ(フキノトウ)をめっけだりして みんなが春めいた話、はじめてい
山菜の季節になると思い出す理不尽なこと hometown_of 2017.04.21 2 2,691 0 ようやく東北にも春が来て、花の便りとともに聞かれるのが山菜の話。もうそろそろばっけ(ふきのとう)は終わりだが、次はここみだ、わらびだ、しどけ(モミジガサ)だ、そしてタケノコだと地元のお茶っこでも盛んに話題になっている。 そんなある日、岩手県が発行している広
【岩泉・台風10号被害】土砂に埋まった野球場 hometown_of 2017.04.26 2 1,957 0 岩泉球場は、4月20日に全面営業再開した道の駅いわいずみの隣にある。楽天球団による「フィールドサポート・プログラム」(地域との交流を深め野球の普及促進を行うプログラム)により、楽天イーグルス岩泉球場と呼ばれる野球場だ。しかし、いまは、昨年台風10号の被害で大量
【今週の一冊】 自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80_池谷 裕二 Vermeer 2017.05.03 2 1,378 0 自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80 脳の癖が分かる! 見えているものや、感じていることは、脳によって歪められているという事例が一問一答で紹介されています。 マウリッツ・エッシャーのだまし絵が好きで、視覚情報があてにならないとい
3月17日の予定変更【復興支援ツアー】 hometown_of 2017.03.30 3 1,284 0 JR女川駅前から海に向かう通り沿いの商店街には、雨の日も雪の日も多くの人が集まって来る。第二期工事で新規開店したお店も含め、かつて女川にあった有名店のほとんどすべてが駅前に集まっているかのようにも思えるほど。 しかし、震災後にオープンして、町の中心地でかさ上
陸前高田の復興住宅、陽光あふれるガラス戸の中で iRyota25 2017.02.17 4 3,269 0 陸前高田市役所近くの高台にある県営栃ヶ沢アパート。9階建て300戸以上という規模は、岩手県内で最大の災害公営住宅だ。 2月15日、ここ栃ヶ沢アパートの集会場に県知事がやってきて、住民と意見交換するという噂を聞いたので、自治会準備会の副代表(候補)の方、知り合いの住
6年目の卒園式 hometown_of 2017.03.29 3 1,269 0 神戸からのお客さんが言うのである。旅先では必ずスーパーマーケットに立ち寄ることにしていると。地元スーパーのマイヤを案内した後、イオンスーパーセンターにも行って産直コーナーの棚にリンゴがたくさん並んでいるのを見て回っていると顔見知りの人。 「緒川さん!」と声
400年前、道慶さんが目にしたもの iRyota25 2017.02.13 4 3,572 0 むかしむかし、いまからもう400年もむかし、陸前高田に村上道慶という人が住んでいなすった。道慶は西国出身の武士の家柄だったが、伊達の殿様の頃に大肝煎のお屋敷のあった今泉村に移り住んで、村人たちに読み書きなんかを教えて暮らしていたそうな。道慶はやがて気仙川の対
雪とみかんとハンドバッグ iRyota25 2017.01.30 6 1,694 0 こんなつながりがあったとは! びっくりした。雪がしんしんと降りしきる陸前高田のとある復興住宅でのお茶っこ会。地元の人たちがお茶を飲み飲み、数人は手芸を続けながら「そういえば」と静岡の話になった。 残雪の町とハイヒールのお姉さん お茶といえば静岡だけど、静岡っ
【岩泉・台風10号被害】イネの嘆き hometown_of 2017.04.24 2 1,693 0 岩泉町の台風10号水害被災地、小本川に面した中里の田んぼには、とても田んぼとは思えない土地が広がる。洪水で流入した土砂が堆積して田んぼを埋め尽くし、水害から8カ月の時間の末に大きなひび割れをつくっているのだ。 それでも川から少し離れた場所には、田んぼだった頃の
市街地工事現場に現れた遊具 iRyota25 2017.02.18 4 2,530 0 陸前高田市のかさ上げされた土地で進められている中心市街地の建築工事。今週末、現場の一角にカラフルな遊具が登場した。 場所は建設中の図書館の近く。グレーや土色ばかりが目立つ建設現場に姿を見せた遊具は、気持ちをぱっと明るくさせてくれる。いまはクレーンや作業車両
楽しげな閉店セール hometown_of 2017.04.14 2 2,738 0 陸前高田未来商店街にある手芸用品のスタイルさんで閉店セールが始まった時の様子。 営業不振で商売を終えることになった店舗のセールとは、ずいぶん雰囲気が違って見える。「SALE」の小旗なんてまるで万国旗みたいな飾り付け。店頭には閉店のよろこびが溢れ出ていた。 それも
モアイ像の視線の先に hometown_of 2017.03.17 3 1,911 0 南三陸のモアイ像が何かを見つめている。 モアイ像はチリ地震をきっかけに生まれた南三陸とチリ国の友好から、東日本大震災後に贈られたもの。これまでは、仮設のさんさん商店街をじっと見つめてきた。 そう、モアイ像が見つめているのは、かつてさんさん商店街があった場所。
戻ってこない上鹿折駅 hometown_of 2017.04.14 2 2,702 0 線路は雑草に覆われて、続く先を見通すことができない。 ここは津波の被害を受けた場所ではない。気仙沼から陸前高田方面に山越えするJR大船渡線の途中駅「上鹿折駅」。気仙沼と陸前高田、そして大船渡の低地での津波被害が大きかったため、鉄路としての復旧を断念してBRTのバ
人の都合と自然の都合 iRyota25 2017.02.06 5 1,915 0 猫くんがぶーたれた顔して座っているのは線路の敷地内。 振り返ると、線路の反対側にはキジの姿があった。シャッター音に気づいてバサバサと近くの山に飛び去っていってしまったが。 キジを狙っていたところに、とんだ珍客(つまりわたし)が間に割り込んできたので、猫くん、