人と人はいつか出会うのだ iRyota25 2014.04.17 0 1,521 1 息子へ。東北からの手紙(2014年4月16日)後篇 ●前篇「国とか県はなぜ学校を作ったのですか?」 岡田昌人先生の素敵すぎる授業オリエンテーション「世界史A」 クニはどうして教育するのか? 「世界史A」最初の授業のテーマはこれだった。しかしこの命題、生徒の立場から見れば
国とか県はなぜ学校を作ったのですか? iRyota25 2014.04.17 1 1,564 0 息子へ。東北からの手紙(2014年4月16日)前篇 今日は、浜名湖の近くの高校の先生、岡田昌人さんの授業の様子を再シェア。それがなんで「東北からの手紙なんだよ!」との質問への答えは後編で。 本日の授業 世界史A初回 この授業では、人類の誕生とか古代といった、はるか昔の
目の前にあって、手で持っているからコントロールできる iRyota25 2014.04.11 2 1,494 0 息子へ。東北からの手紙(2014年4月11日) 桜の花びらが散っていく中、今週から朝の電車に新1年生(高校1年生)が増えた。 それにしても、どうして新1年生って一目で分かるんだろう。ピカピカの制服、同じ電車に乗ることになったクラスメートとのお喋りの微妙な距離感とかもそ
缶ビール飲みほしたら、広がる空に桜満開(東北からの手紙) iRyota25 2014.03.31 2 1,975 0 息子へ。東北からの手紙(2014年3月29日) ゴクゴクゴク。缶ビールを飲みほす。だんだん視界が空に向かって開けていって、目の前には青空と咲いたばかりの桜。風の香りが心地よい。 とても風が強かった3月29日、沼津の海辺近くへバーベキューをしに行った。「あったかい静岡で
息子へ。東北からの手紙(2014年2月23日) iRyota25 2014.02.27 3 2,266 0 「オレはさ、現場監督みたいなもんだから。ボランティアセンターに来てくれた人たちの中からチームを組んで、依頼主さんのところに行って、皆さんに作業してもらっているわけだからさ。ま、ほんとに現場監督みたいなもんだね」 ITさんからそんな話を聞いたのは、前日土曜日の
息子へ。東北からの手紙(2014年2月22日) iRyota25 2014.02.26 3 2,043 0 ウィークデーの火曜日、金曜日に引き続き、土日も静岡県小山町須走地区の除雪ボランティアに参加してきた。 とにかくもう、 土日のボランティアでチームを組んだメンツのすごかったことといったら! 亘理で活動しているロシナンテス関係者のDoさんは、いまでも毎月、旧警戒区
息子へ。東北からの手紙(2013年12月25日) iRyota25 2014.01.15 3 1,767 0 (クリスマスのプレゼントということで) 「また東北に行くんだ。大変だね」なんて言われると、けっこうムカついていた。中には「今度は岩手に行くのか。じゃあ女川の様子を教えてね」なんて、トンチンカンなことを言ってくる人もいて返す言葉に窮することもあった。(もちろ
息子へ。東北からの手紙(2014年1月1日)その2 iRyota25 2014.01.15 1 1,665 0 では、どうやって「前へ」を実現するのか。かけ声ばかりでは進めない。 初詣をした釜石大観音から北へ。大槌町の元旦の風景を見て回った時、お正月の音楽に引き込まれるようにして役場庁舎近くの小鎚神社に立ち寄って参拝した。 実はこの地方の伝統芸能である虎舞の呼び太鼓か
息子へ。東北からの手紙(2014年1月1日) iRyota25 2014.01.09 4 1,723 0 岩手県の沿岸部を走るたび、釜石湾内の半島から東の海を見ていらっしゃる釜石大観音に立ち寄りたいと思っていた。だから初詣では迷うことなく観音様に決めた。 駐車場から見上げると、高台に立たれた観音様はかなりのスケール感。高さは48.5メートルということだから自由の女
息子へ。東北からの手紙(2013年11月30日) iRyota25 2013.12.09 0 2,624 0 今日の手紙は東北ではなく東京から。 このところ、東北で活動する人たちが東京など被災地外の場所で「報告会」を開くことが多い。10月からの2カ月間で、こども∞感ぱにー(こどぱにー)、ロシナンテスといった、親しくしてもらっている団体の報告会が3回。来週には大船渡の新沼
息子へ。東北からの手紙(2013年12月1日)防災のキモ? iRyota25 2013.12.04 1 2,171 0 静岡県で防災訓練。東北の人たちの話を思い出した。 訓練ならではのダラケはあるが、けっこう実践的 12月1日、市の防災訓練があった。9月1日の防災訓練は避難訓練が中心だったが、今回は自主的な防災について体験したり考えたりすることを主眼においての訓練だった。 まずは町
原発ホワイトアウト(書評) iRyota25 2013.10.21 0 2,193 0 やや長めの引用だが…。 「とにかく、ホッカイロ貼ったり、小便でもかけたりして、温めてみようよー」 原子力事業本部長は相変わらず落語のような口調だ。危機に直面して究極のジョークを吐く、007のジェームズ・ボンドでも気取っているのか。しかし、団子鼻に鼻毛を伸ばし
東北、この一枚。(10)国道から見える福島第一原発 iRyota25 2013.09.26 3 5,917 0 福島第一原発の写真と言えば、爆発で破壊された各号機の凄惨な姿や、いまも構内に残る津波の瓦礫、さらには汚染水漏えいが大問題になっている仮設タンク群などを想像するかもしれないが、そういう光景は、ウルトラ特別な許可を得た極々一部の人にしか見ることが許されていない
息子へ。東北からの手紙(2013年8月29日) iRyota25 2013.09.18 2 2,133 0 夏休みも最終盤! 石巻市門脇(かどのわき)の「がんばろう!石巻」の看板で また会ってしまった。 「がんばろう!石巻」の看板を設置した黒澤さんに。看板が設置されたあの場所で。 石巻の知り合いの中には、「せめて電話くらいしてから来なさい」とニコニコ笑顔でたしなめて
息子へ。東北からの手紙(2013年8月30日) iRyota25 2013.09.10 3 1,963 0 石巻市・蛤浜のCAFEはまぐり堂で 牡鹿半島の付け根にある小さな「浜」、蛤浜(はまぐり)で杉林の枝打ちボランティアに参加した後、おしゃれなCAFE・はまぐり堂で美味しいお昼ごはんをいただいた(もちろん自費ですよ)。 その経験自体とても貴重なものだった。もう少し詳しく
息子へ。東北からの手紙(2013年8月28日) iRyota25 2013.09.05 1 3,855 0 ロシナンテス・大嶋さんの長靴 長靴は特別なアイテムだ。 ボランティアの足元は長靴で決まりだし、 農作業や船の上の作業、土木作業や災害復旧工事現場にも欠かせない。 頑張るゼ! そんな時の足元を固めてくれるのが長靴ってぇもんだ。 今日は、そんな長靴の中でもとびっきり
息子へ。東北の「夏休みの友」 iRyota25 2013.08.29 3 3,144 0 久之浜・浜風商店街の駄菓子屋さん、あかもの屋さんの店頭に、たくさんの小学生たちの姿があった。まさに「引きも切らずやってくる」ってそんな感じ。 「夏休みだから?」と尋ねると、 「いえもう夏休みは終わりました」と律儀な言葉が返ってきた。 そっか、夏休みの宿題も終
息子へ。被災地からの手紙(2013年8月27日) iRyota25 2013.08.28 3 2,337 0 福島県いわき市小久→いわき市四倉→宮城県亘理町 昨日今日明日と、東北の農業にどっぷり。 いわき市では放射能に負けない米作りの皆さんの熱い話と、現地レクチャー。 そんな中、今朝、四倉地区の若手(といっても父さんと同年代なんだけど)白土武さんが、こんなことを話して
息子へ。被災地からの手紙(2013年8月26日) iRyota25 2013.08.27 3 1,969 0 安全な米作りの会、父さん的には「放射能に負けない米作り」というタイトルで伝えてきたいわき市北部での稲作。 出張の前に電話して、「もうブンゲツはもとより、シュッスイも終わってしまったから、山場をいくつも越えた時になってしまっていてごめんなさい」と伝えると、 「
息子へ。被災地からの手紙(2013年8月25日) iRyota25 2013.08.25 3 2,184 2 いわき市の永崎の自主ビーチクリーン作戦! ずっと会いたかった本柳真一さんに、彼の「現場」である四倉・久之浜で会った後、 小名浜へ向かう途中の永崎海岸に、海水浴を楽しむ人たちの姿があった。 そこで見つけた若者たちに、父さんは本柳さんの言葉に共通する思いを感じた
息子へ。被災地からの手紙(2013年8月24日) iRyota25 2013.08.25 2 3,798 0 浜松からフクシマへ 夜明け前の山の上に鉄塔が孤独に立っていた。 夜行バスが目的地に近づくにつれて、常磐自動車道を走るバスの右手遠くには、うっすらと朝焼け。 そして左手には、闇につながる蒼く深い空から、ひとつ、またひとつと、孤独な鉄塔が窓の向こうに現れる。 高圧
息子へ。被災地からの手紙(2013年8月23日) iRyota25 2013.08.25 2 1,590 0 第43回全国中学校バスケットボール大会(静岡県浜松市) バスケの試合を生で見るのは初めてだったけど、女川中学女子バスケの第一試合を見ただけで、バスケの魅力に引き込まれた。 試合開始直後は劣勢だった。ボールが手に着いていない感じだった。相手の攻撃パターンは決まり
息子へ。被災地からの手紙(2013年8月20日) Rinoue125R 2013.08.20 3 2,228 0 書いた場所を正確に記すとなると静岡県伊豆の国なのだが、東京都新宿区四谷であり新宿区新宿であり品川区であり杉並区であり練馬区であり板橋区であり、神奈川県川崎市宮前区であり高津区であり・・・ 地名とそれほど強く結びつくことのない、軽い戯れ言。そう戯れ言。 だけど
息子へ。被災地からの手紙(2013年8月11日)―その2 iRyota25 2013.08.20 3 2,783 0 宮城県石巻市黄金浜、灼熱のこどぱにー・ちびひろ 今日の第2弾は自慢話に聞こえるかも。でも、とっても嬉しかったから報告する。 雄勝花物語の花壇から女川経由で石巻に向かった。国道398号「ブルーライン」は、御前浜(おんまえはま)を過ぎたあたりから片側交互通行が何か所
息子へ。被災地からの手紙(2013年8月13日) iRyota25 2013.08.19 3 1,484 1 岩手県大船渡市→宮城県気仙沼市→宮城県仙台市 東北で過ごした夏休みの帰り道、大船渡から仙台に向かうバスの車中でのこと。 気仙沼バイパスの鹿折地区にあるバス停にバスが停車した。外の景色を見たり、スマホをやったりで、あまり注意していなかったのだが、そのバス停から乗