漁業復活への道 石巻市狐崎の牡蠣 iRyota25 2013.01.16 1 3,011 2 [プロローグ] すっきりした食味なのに、口の中にふわっと滋味が広がる牡蠣の絶品。地元の人々の間で評価が高い石巻・狐崎の牡蠣。津波で大きな被害を受けた狐崎で、牡蠣の養殖に心を注ぐ管野清也さんの物語。海底のダイビング調査の船に乗せてもらって狐崎の海の上で聞きまし
東日本大震災・復興支援リポート 「仙台平野で津波の高さを想像してみる」 iRyota25 2012.11.09 2 2,870 0 2012年10月22日の山元町 宮城県南部、仙台平野が広々と広がる山元町。亘理町との境界近くに山寺泥沼と呼ばれる場所があります。いまでは大型ダンプなどの“はたらくクルマ”がひっきりなしに走り回り、普通乗用車で走るのが気が引けるほど。この場所は海から750メートルほど内陸
いまはまだ被災者と支援者という立場だけれど(2012年1月20日) iRyota25 2013.01.21 1 2,274 0 被災地の子供たちの思いを込めて2,000発の花火を打ち上げた「奉奠祭(ほうてんさい)」。解体予定の住宅の壁面にペンキで色とりどりの花を描いた「ガレキに花を咲かせましょう」など、久之浜発のイベントには、テレビや新聞、雑誌などで全国に向けて発信されたものが少なくあ
この土地で電気関係の仕事をしているんだから 放射能の知識はあった。でも、 娘の切実な訴えに負けて、一度は静岡へ避難した(2012年1月21日) iRyota25 2013.01.21 1 2,195 0 静岡県浜松市に避難している川里女久美(かわさとめぐみ)さんは、爆発した福島第一原発から逃れるため、両親を南相馬に残して避難した状況を「まるで戦争みたいだった」と語りました。一旦は福島にとどまると決めたものの、家族を守るために一緒に避難することにした完戸富
東日本大震災・復興支援リポート 「奇跡の一本松のいま」 iRyota25 2012.11.12 2 2,108 0 2012年10月25日の陸前高田市 江戸時代の豪商、仙台藩、そして住民の協力で植えられた7万本を超えるクロマツの防潮林。白砂青松の美しい浜辺は、年間100万人の人が訪れる観光資源としても貴重な、陸前高田の象徴でした。 2011年3月11日、10メートルをはるかに超える津波によっ
商売なんてイイ時はバカでもできる。落ち込んで、苦しい時に、どう生きるかが問題なんでないか。 iRyota25 2013.01.21 1 2,017 0 激甚という言葉を使っても、とうてい表現することができない東日本大震災の被害の中で、休むことなく仕事を続けてきた人たちがいる。景色が一変するような被害に見舞われた場所で、人はどんな思いを持って自分の仕事を続けてきたのか。津波被害の爪痕の残るガソリンスタンドで
東日本大震災・復興支援リポート 2012年3月8日 iRyota25 2013.01.16 1 2,386 0 センバツに21世紀枠で初出場し、しかも選手宣誓のクジを引き当て、被災地の心とあきらめない プレーで、日本中に勇気をくれた石巻工業高校野球部の選手たち。彼らは甲子園入りする直前、静岡県・伊豆で最終調整のための合宿を張っていました。人と人 のつながりで実現した伊豆
東日本大震災・復興支援リポート 被災地・田老への小さな旅(2) iRyota25 2012.10.31 2 2,945 0 世界一と言われたスーパー防潮堤が物語ること 明治の三陸地震は(1896年)では約15メートル、昭和三陸地震(1933年)では約10メートルの大津波による壊滅的被害を受けた岩手県宮古市田老地区(旧田老町)。津波への対策として半世紀もの時間をかけて築かれたのが「万里の長城
復興・再生・新生「2013年のことば」白土武さん iRyota25 2013.01.09 1 2,699 0 1kgあたり4~5Bq(ベクレル)まで計れる装置で検出できない、ほぼ安全なコメをつくれたからといって、「だから、これでいい」というわけではありません。来年も限りなく「ゼロ」に近づける努力を続けなければ。 生産者として、安全でおいしいコメをつくります。 白土武さん(
復興・再生・新生「2013年のことば」勝邦義さん iRyota25 2013.01.09 1 1,972 0 来年に向けてのひとことは、「さらに巻き込む」としたいです。 昨年のフェーズとは変わって、 さらに多くの人や団体、知恵、才能を巻き込みながら、プロジェクトを実行していくことが求められていることを実感しています。 2月にオープンする石巻のファンサイト「巻.com」にも
復興・再生・新生「2013年のことば」からすや食堂さん iRyota25 2013.01.09 1 1,814 0 来年って言ったって、なーんにも変わってないのよ。これまでと同じように毎日こうしてやっていくだけ。 からすや食堂さん(いわき市久之浜) 久之浜の浜風商店街を訪ねるたびに、いつも変わらぬ笑顔で迎えてくれる、からすや食堂の遠藤さんご夫妻。店内の壁にはたくさんの有名
復興・再生・新生「2013年のことば」石井良和さん iRyota25 2013.01.09 1 1,785 0 来年ですか?2012年と何も変わりませんね。 いままでどおりに商売を続けさせていただきます。 石井良和さん(福島県いわき市久之浜・浜風商店街)石井魚店 昨年末に浜風商店街を訪ねた際、石井さんはいつもと同じように表情豊かな笑顔、ていねいな話し方で、しかし短くきっぱ
復興・再生・新生「2013年のことば」鈴木豊さん iRyota25 2013.01.09 1 1,759 0 一日も早く復旧・復興を進めたい。堤防工事のこともあるから、来年は積極的に行きたい。 1月からの復興に向けての話し合いでも、地域の人たちの話が見えるように行政との間で調整役をつとめます。 津波被害を受けた星廼宮神社(ほしのみやじんじゃ)も、 町の区割りが決まらな
東日本大震災・復興支援リポート 「女川の漁業に新たな動き」 iRyota25 2012.12.12 1 2,550 0 [プロローグ] あまりにも大きすぎる被害を受けた宮城県牡鹿郡女川町。震災前にはサンマの水揚げ高で日本一を争う常連だった漁港は、漁船が接岸できないほど破壊された。震災から1年9カ月が経過した現在、高級処置的な復旧で大型サンマ船が複数隻水揚げできるようにはなったが
東日本大震災・復興支援リポート 「大槌町の1年半」 iRyota25 2012.11.15 1 2,507 0 2012年10月25日、大槌町の風景 「3県沿岸部の市町村別津波浸水人口に対する死者・行方不明者数の比」という統計がある。津波被害の激甚さを示す数値なのだそうだ。数字が意味するところを思うと、この手の統計の必要性がどれだけあるのか自分にはよく分からないが、東日本大震
東日本大震災・復興支援リポート 「沈下した浜で進められる護岸工事」 iRyota25 2012.11.12 1 1,897 0 2012年10月24日の南三陸町泊浜 南三陸町(歌津)泊浜でも漁港の工事が急ピッチで進められている。 工事の中心は防波堤のかさ上げ。既存の護岸の上に船着き場と荷下ろし場を増設して、波を被らないようにする工事だ。 真新しい護岸の先には、新たな護岸を延長していく工事が行
東日本大震災・復興支援リポート 「草の生えた瓦礫の山」 iRyota25 2012.11.09 1 2,061 0 いわき市から太平洋沿いに国道6号線で北上すれば、南相馬市までは2時間ほど。それが原発事故で立ち入りできない部分があるせいで、大きく内陸部を迂回しなければならない。いわきから郡山へ。郡山から国道4号を本宮、二本松と北上して、福島市に入ったあたりから川俣町、飯舘
東日本大震災・復興支援リポート「いつか本当のおさかながとれるまで・・」 iRyota25 2012.11.07 1 2,228 0 手のぬくもりを伝える【onagawa fish】 手に握るとほんのりと木のぬくもりが伝わってくるキーホルダー。女川の人たちが、1つひとつ手作業で丁寧に仕上げた【onagawa fish】です。 レザー部分のおさかなマークから始まる焼印は、「おさかなドットおながわ」と読むそうです。お
現在の日本列島の揺れがわかる「防災地震Web」 iRyota25 2012.07.04 3 2,235 0 7月3日午前11時31分、東京湾を震源地とするマグニチュード5.4の地震が発生しました。被害につながるような地震ではありませんでしたが、千葉県、神奈川県、静岡県の一部で震度4、福島県から山梨県までの広い範囲で震度3の揺れが観測された地震でした。ガタガタというP波の振動
関東大震災のわだち iRyota25 2012.04.13 6 2,210 0 88年前の大震災の後に、こんな言葉がありました 1923年、大正12年9月1日11時58分32秒、相模トラフ付近を震源域とするM7.9の大地震が発生しました。大正関東地震(関東大震災)です。 地震発生から11日後の9月12日、次のような言葉が語られました。 9月1日の激震は突然の出来事
女川の84歳みつぎさんの言葉。「今回のことがあったから、日本も光ると思う」 iRyota25 2012.05.22 3 2,140 0 今回のことがあったから、日本も光ると思うんです 女川町こころとからだとくらしの相談センター専門員・阿部弘子さんの活動の場のひとつ、新田地区仮設団地にある仮設グループホームにもう一人の阿部さんが暮らしています。阿部みつぎさん、84歳。弘子さんとは旧知の仲という
復興支援リポート・復興なんてならねえんじゃないか。今からが地獄の始まりだぞ。 Rinoue125R 2012.05.23 3 2,020 0 復興なんてならねえんじゃないか。今からが地獄の始まりだぞ。 震災から1年。津波被害を受けた町の景色には、ここ半年近くほとんど変化はありませんが、それでも人の心は大きく変わっています。行政のこと、政治のこと、マスコミのこと。進まぬ復旧・復興に被災地には苛立ちが
10万年という時間のリアル Rinoue125R 2012.05.03 3 1,681 0 地底深くで放射性廃棄物が眠る、10万年という時間 これから夏に向けて美しさをましていく天の川、銀河系は私たちの太陽系が含まれる銀河です。その直径は差し渡し10万光年。光の速さで走っていって10万年かかる距離。 ちなみに宇宙戦艦ヤマトがコスモクリーナーを求めて飛んで
復興支援リポート•日本原子力学会のシンポジウムで見えてきたこと Rinoue125R 2012.06.05 2 1,778 0 日本原子力学会が、JR福島駅すぐ近くのコラッセふくしまで、2012年5月26日(土曜日)に開催した『東京電力福島第一原子力発電所の今は?今後は?-』は、原子力利用を推進してきた専門家たちの当学会による、福島県で初めてのシンポジウムだった。 東京電力社員による事故と今
復興支援リポート・消費者の顔を見て、食べてもらって、話をすることで、将来への道が拓けて行く Rinoue125R 2012.05.25 2 2,440 0 サンマ、ギンザケ、カレイ、サバ、イワシ、タコ、イカ。女川の海は豊かな海だ。魚種が豊富で、味はどれも一級品。しかも震災後も魚そのものはよく獲れる。しかし、漁港や水産加工施設の被害が大き過ぎて、せっかく獲れた魚を思うように水揚げできない日々も続いている。風評被