マルカン大食堂の「ナポリカツ」 iRyota25 2017.02.20 7 3,808 0 「ナポリカツ」って聞いてどんな料理を思い浮かべます? ってもう写真で紹介しちゃっているんだけど。 昨年の夏、市民のたくさんの人たちに惜しまれながら閉店した岩手県花巻市のマルカン百貨店。その6階にはフロア全体を使った大食堂があった。日食なつこの「あのデパート」
はまってかだって高田のプチツアー hometown_of 2017.04.19 4 1,738 0 出発地点の陸前高田市コミュニティホール前には20人近い人が集まっていた。今日は町歩きのプチウォーク。晴れているのにぱらっと小雨がぱらつく、変化しやすい春らしい空模様だったが、「大丈夫だぁべ」といざ出発。 「もし歩けなくなったら、キクチさんが背負ってくれるって
楽しげな閉店セール hometown_of 2017.04.14 2 2,738 0 陸前高田未来商店街にある手芸用品のスタイルさんで閉店セールが始まった時の様子。 営業不振で商売を終えることになった店舗のセールとは、ずいぶん雰囲気が違って見える。「SALE」の小旗なんてまるで万国旗みたいな飾り付け。店頭には閉店のよろこびが溢れ出ていた。 それも
戻ってこない上鹿折駅 hometown_of 2017.04.14 2 2,702 0 線路は雑草に覆われて、続く先を見通すことができない。 ここは津波の被害を受けた場所ではない。気仙沼から陸前高田方面に山越えするJR大船渡線の途中駅「上鹿折駅」。気仙沼と陸前高田、そして大船渡の低地での津波被害が大きかったため、鉄路としての復旧を断念してBRTのバ
桜満開の大船渡 hometown_of 2017.04.21 2 1,446 0 1本だけ満開という状態が続いていた大船渡「桜の開花宣言標準木」が、三陸鉄道の線路側にあると知ってから、三鉄と桜のツーショットを狙っていたのだが、なかなかいいタイミングで三鉄が走って来てくれない。「時刻表を見て列車の時間に合わせてここに来ればもれなく撮れる」
春なんだどもなぁ iRyota25 2017.03.07 3 4,804 0 「みちのく見語り聞き語り百ばなし~1~」の第1話をアップしました。 みちのく見語り聞き語り百ばなし~1~ おらだちゃ東北の者には、春は特別なんだぁ 今年ゃ早くて、二月の半ばにゃタラの芽が出だとか バッケ(フキノトウ)をめっけだりして みんなが春めいた話、はじめてい
陸前高田のマイヤ竹駒店が閉店 hometown_of 2017.04.21 2 3,803 0 陸前高田の地元スーパー、マイヤ竹駒店が閉店した。 かさ上げされた土地につくられる新しい中心商店街アバッセのキーテナントとして入居することになったからだ。店内には「閉店→アバッセたかた内へ4月27日オープン」と誇らしげに貼り出されていた。 最終日に閉店セールが行わ
マルカン大食堂の「ソフトクリーム」 iRyota25 2017.02.21 6 3,352 0 マルカンビル大食堂オープンのニュースで代表的なメニューとして紹介されたものの1つがソフトクリーム。テレビやラジオ、新聞などでは「10段ソフト」とか「箸で食べるソフト」といった形容詞付きで伝えられていた。だって—— こーんなに高く盛られているんだから。 いまいちス
ベランダにやってくる小鳥に hometown_of 2017.03.17 3 1,240 0 公営住宅に越してきて本当に安心して生活させてもらっています。ここは建物のきれいだし、いい人ばかりだし、お茶っこの会も時々あるし、一人暮らしだけれど寂しくはないのよ。 ただ、この団地の年配の人たちはみんな車を持っていないの。日中は若い人たちが働きに出ているか
ここまで来る人はほとんどいないよ hometown_of 2017.03.17 3 1,627 0 岩手大学の学生と教員による陸前高田市応援チーム「岩大E_code」が発行しているガイドブック「だいぶそこまで秋号」にはおもしろい記述がある。 このまちにはいわゆるただの「そば屋」はない。でも「やぶ屋」や「かもん」はある。「本屋」はなくて「伊東文具店」がある。 その
浜風商店街と浜風きらら hometown_of 2017.04.14 2 2,270 0 久之浜の町なかに新しい商店街の整備が進んでいる。その名も「浜風きらら」。 外見はブラウンとベージュのツートン。看板に描かれているのは公式キャラクターの「浜太郎」くん。4月20日のオープンに向け準備が進められている。 店舗海側の窓には、植栽が進む久之浜の海辺が映
3月17日の予定変更【復興支援ツアー】 hometown_of 2017.03.30 3 1,284 0 JR女川駅前から海に向かう通り沿いの商店街には、雨の日も雪の日も多くの人が集まって来る。第二期工事で新規開店したお店も含め、かつて女川にあった有名店のほとんどすべてが駅前に集まっているかのようにも思えるほど。 しかし、震災後にオープンして、町の中心地でかさ上
陸前高田の高台住宅地に家電店がオープン iRyota25 2017.02.28 5 2,811 0 小島電化(おじまでんか)が「高台2」と呼ばれる震災後に造成された住宅地に構えるお店が2月25日にオープンする話は、少し前から市民の間で話題になっていた。わたしの所まで、オープンを祝って虎舞をやるから参加してという話があったくらい。 虎舞でオープンを祝うことにな
仮設住宅の人情 hometown_of 2017.03.17 3 956 0 少し前まではたくさん人がいたのっさ。高田で二番目くらいに大きな仮設だからね。いまじゃ夜、玄関から外を見るととおりが全部真っ暗で寂しくなる。人がいなくなったのは分かっているのにな。 あんた、最初に来た時、手芸の集まりにもたくさん人が来てたっぺ。15人前後はいた
一本松へ向かう人たち hometown_of 2017.03.17 3 1,336 0 3月11日の一本松茶屋は駐車場はほぼ一杯。たくさんの人がここから一本松を目指した。 明くる12日。日曜日ということもあってこの日も一本松に向かう人は多かった。 松の根本のまわりには、ひっきりなしに人がやってきて、松を見上げる。写真を撮る。 遠くからカメラを構える人
6年目の卒園式 hometown_of 2017.03.29 3 1,269 0 神戸からのお客さんが言うのである。旅先では必ずスーパーマーケットに立ち寄ることにしていると。地元スーパーのマイヤを案内した後、イオンスーパーセンターにも行って産直コーナーの棚にリンゴがたくさん並んでいるのを見て回っていると顔見知りの人。 「緒川さん!」と声
三島から経由してマスターに託したもの hometown_of 2017.04.14 2 1,505 0 3月末に開催された手芸の展覧会で、展示場所を少しだけ借りて、三島の仲間からお預かりしたクラフト作品を飾らせてもらった。 「静岡県三島市の佐野比呂子さんが作ったアイデア小銭入れです。平行四辺形に切った革をスナップで止めて三角形にしています。小銭入れにもいいし、
3月11日に流れていった時間 hometown_of 2017.03.12 3 2,000 0 3月11日、たくさんの人が陸前高田を訪れていた。一本松茶屋の駐車場はほとんど満車だった。ふだんは工事車両か土埃で汚れた地元の車がほとんどなのに、この日の国道はきれいな車が目立つ。 市内にはこの日も工事を行った現場も少なくなかったようだが、一本松の周辺の重機は眠
【東北の風の道】(6号)さよなら三月、また来て四月 hometown_of 2017.04.14 2 1,720 0 3月に入ると気が早い人たちはもう春だ、春だと語り合うようになった。伊豆の河津桜のニュースを見た人が、「高田にも河津桜があるのよ」と教えてくれた。「下和野の浄土寺の境内よ」というので何度か探してみたのだが見つからない。 それもそのはず、教えてくれた人は、「早く
竹駒第2トンネルのいまとむかし iRyota25 2017.02.13 4 1,960 0 道慶さんの祠のすぐ近くにトンネルがある。いまや草ぼうぼうで、遠目には分かりにくいが、道慶さんの祠の前にはJR大船渡線の線路が走っていた。こちらは道慶さんのように400年もむかしのことではない。わずか6年前のこと。 津波の被害が大きかった場所では、線路はおろか路盤
市街地工事現場に現れた遊具 iRyota25 2017.02.18 4 2,530 0 陸前高田市のかさ上げされた土地で進められている中心市街地の建築工事。今週末、現場の一角にカラフルな遊具が登場した。 場所は建設中の図書館の近く。グレーや土色ばかりが目立つ建設現場に姿を見せた遊具は、気持ちをぱっと明るくさせてくれる。いまはクレーンや作業車両
WILDLIFE in TOHOKU「北に帰らずにいる白鳥」 hometown_of 2017.04.12 2 2,576 0 生きている限り生き続ける。生きているからここにいる——。そんな声が聞こえて来る。 おそらく北帰行していったのだろう。3月11日の前には陸前高田の空を飛ぶ白鳥の姿は見られなくなっていた。 なのに3月も下旬になったある日、気仙川沿いの国道340号を走っていて、並行するよ
3月13日、陸前高田で震災写真展が始まる hometown_of 2017.03.17 3 1,456 0 コミュニティホールのエントランスでは、語り部の釘子屋さんによる震災写真展が始まり、訪れる人が写真に見入っていた。 釘子明さんは言う。「陸前高田の人は震災を忘れてしまっている。外の人たちよりもむしろ、被災した人の記憶が風化している」と。 震災当日の写真、避難所
からすや食堂が仮設での営業を終了 hometown_of 2017.04.14 2 1,780 0 東日本大震災の被災地で最初にオープンした仮設商店街は、いわき市久之浜の浜風商店街。震災直後、放射能や人口減少の問題に直面した上、学校敷地内を商店街として利用するための調整に時間がかかったにも関わらず、最速で商店街を開設できたのは、まちを何としても復活させた
市道大町線 iRyota25 2017.02.24 3 3,534 0 とっても不案内なタイトルだと思う。だけど、わたしにはこう記すことしかできない。陸前高田市道大町線。その路面に刻まれた何か、その路面にしたたった汗、その路面にもしかしたら突っ伏して流した涙、そんないろんな思い出を、思い出を持つ人たちのために記録させていただき