紙面から見る東北 ~旧警戒区域で、初めての避難指示解除~ sKenji 2014.04.01 1 2,084 0 4月1日午前0時。福島第一原発事故によって、避難指示解除準備区域に指定されていた福島県田村市都路(みやこじ)町の避難指示が解除されました。以下、解除を伝える、本日付の福島民報の記事です。 政府は1日午前零時、東京電力福島第一原発事故に伴う田村市都路町の避難指示解
缶ビール飲みほしたら、広がる空に桜満開(東北からの手紙) iRyota25 2014.03.31 2 1,975 0 息子へ。東北からの手紙(2014年3月29日) ゴクゴクゴク。缶ビールを飲みほす。だんだん視界が空に向かって開けていって、目の前には青空と咲いたばかりの桜。風の香りが心地よい。 とても風が強かった3月29日、沼津の海辺近くへバーベキューをしに行った。「あったかい静岡で
震災を経験して(4)「いちばん悔しかったこと」 onagawa986 2014.03.25 8 2,918 0 いろいろ辛いことがありすぎて 涙を流すことも忘れてしまった3月11日以降 この話を聞いたとき なんだか、とてつもなく悔しくてくやしくて 体中の血が逆流するようにカーっとなって はじめて泣いた 私の3番目の息子 震災当時2歳半、オムツをつけていた お義母さんは自宅玄
冬の散歩道。そして北の国の春へ iRyota25 2014.03.21 1 2,571 0 これ、な~んだ? 3年くらい前だったか、植えたでもないのに突然庭先ですくすくと伸びはじめ、その辺の雑草とは思えぬ力強さにしばらく傍観していたら、園芸用に植えていた周りの木々を覆い尽くすほどの葉っぱを広げ、なのに冬になって葉っぱが落ちてしまえば、ひょろっとした
震災を伝える2つの記事 sKenji 2014.03.12 1 1,625 0 昨日、3月11日。各地で東日本大震災の追悼イベントが行われました。 北海道から沖縄の離島まで、全国各地のほか、アメリカ、台湾などの海外でも追悼式典が行われたそうです。勤務している職場でも、全社員が会議室に集まり、14:46から黙とうを捧げ、その後、東日本大震災のこ
震災を経験して(2)「女川第二小学校のがんばり坂」 onagawa986 2014.03.06 6 3,420 0 まるで二小のためにつくられた曲! 「お母さん!今日ね校内放送で”学校坂道”が流れたんだよ!曲が始まった瞬間に凜ちゃんとバっと顔を見合わせちゃったよ」 学校坂道とは子供が通っていた女川第二小学校で、校歌の次によく歌われていた曲です。 私はてっきり女川二小のために
息子の修学旅行先について物申す! onagawa986 2014.02.27 7 3,256 5 どうして福島を避ける!? 春に5年生になる息子が、先日行われた修学旅行先のアンケート結果を持ってきた。その結果を見て絶句した! 「どうして修学旅行先が福島じゃないんだ~!!!?」 宮城県の小学校の修学旅行先は昔から福島県は会津若松市と決まっている。 私もダンナ
息子へ。東北からの手紙(2014年2月23日) iRyota25 2014.02.27 3 2,266 0 「オレはさ、現場監督みたいなもんだから。ボランティアセンターに来てくれた人たちの中からチームを組んで、依頼主さんのところに行って、皆さんに作業してもらっているわけだからさ。ま、ほんとに現場監督みたいなもんだね」 ITさんからそんな話を聞いたのは、前日土曜日の
息子へ。東北からの手紙(2014年2月22日) iRyota25 2014.02.26 3 2,043 0 ウィークデーの火曜日、金曜日に引き続き、土日も静岡県小山町須走地区の除雪ボランティアに参加してきた。 とにかくもう、 土日のボランティアでチームを組んだメンツのすごかったことといったら! 亘理で活動しているロシナンテス関係者のDoさんは、いまでも毎月、旧警戒区
ガレ花ロードを桜ロードに iRyota25 2014.02.13 5 5,850 0 日本各地で大雪と猛吹雪が吹き荒れた2月8日・9日。いわき市久之浜で桜の苗木の植樹が行われた。植えられた桜は、早咲きで知られる伊豆の河津桜。一日も早い復興を祈念して早咲きの河津桜を! その桜の苗木には、早咲きというだけにとどまらない熱い熱い想いが込められている。
【シリーズ・この人に聞く!第97回】中学受験ビジネスの実態に迫るジャーナリスト 横田増生さん kodonara 2014.02.07 0 3,716 0 過熱する一方、ポジティブな情報は溢れていても肝心なところは不明のまま。一体、金銭的・心理的・時間的な負担はどのくらいのものか?を徹底的に取材、分析された新刊「中学受験」(岩波新書)。著者の横田さんは自らも小学生を育てる父親であり、これまでアマゾンやユニクロ
「希望ののむヨーグルト」のバッティングセンター、ついにオープンへ! iRyota25 2014.02.06 1 2,479 0 希望ののむヨーグルトの物語をご存知ですか。それは津波でふたりだけ残された父子の約束の物語です。 気仙沼バッティングセンターの夢 河北新報では次のように伝えられました。「出典」をクリックしてもらうと、記事全文にリンクしています。 気仙沼市の子どもたちのため、地
いまは仕事はあるけれど――。 完戸さんが危惧する数年先の南相馬(2012年1月21日) iRyota25 2014.01.30 1 1,885 0 2012年1月、南相馬にお住いの完戸富吉(ししどとみよし)さんに伺った話を改めて掲載します。 完戸さんは南相馬市で電気関係の設備工事の会社を経営しています。娘さん2人はそれぞれ近くに嫁ぎ、息子さんはヨーロッパに音楽留学中。2011年3月11日の地震と津波に伴う原発事故で
[1月28日という日]戦後の悲劇、女王丸事件の日 Rinoue125R 2014.01.27 0 3,709 0 1912年1月28日、白瀬中尉が南極「大和雪原」を命名 南極点到達を目指していた陸軍輜重兵中尉で、それまでに千島での過酷な越冬探検を行っていた白瀬矗(のぶ)が、南緯80度5分・西経165度37分の地点一帯を「大和雪原(やまとゆきはら)」と命名。日本の領土と宣言した。(先占
車での津波避難について sKenji 2014.01.23 2 1,963 0 1月16日、宮城県の津波対策ガイドラインが見直しが承認されました。改正ポイントの一つは、自動車による津波避難の一部容認です。 現行のガイドラインは「原則徒歩での避難」となっています。現行のガイドライン以前は「車での避難は原則禁止」となっていましたが、歩行が困難
つつじ野 第8回「夢」 onagawa986 2014.01.16 8 2,576 2 皆さんは毎日夢をみますか? 私は必ず毎日みます。白黒の夢を見る方もいるそうですね。私の夢は必ずカラー映像なので聞いて驚きました。 夢を見る仕組みは、体が休んでいる状態なのに頭が覚醒している状態のとき、その日にあった出来事を頭が整理しているからとも言われていま
息子へ。東北からの手紙(2013年12月25日) iRyota25 2014.01.15 3 1,767 0 (クリスマスのプレゼントということで) 「また東北に行くんだ。大変だね」なんて言われると、けっこうムカついていた。中には「今度は岩手に行くのか。じゃあ女川の様子を教えてね」なんて、トンチンカンなことを言ってくる人もいて返す言葉に窮することもあった。(もちろ
息子へ。東北からの手紙(2014年1月1日)その2 iRyota25 2014.01.15 1 1,665 0 では、どうやって「前へ」を実現するのか。かけ声ばかりでは進めない。 初詣をした釜石大観音から北へ。大槌町の元旦の風景を見て回った時、お正月の音楽に引き込まれるようにして役場庁舎近くの小鎚神社に立ち寄って参拝した。 実はこの地方の伝統芸能である虎舞の呼び太鼓か
息子へ。東北からの手紙(2014年1月1日) iRyota25 2014.01.09 4 1,723 0 岩手県の沿岸部を走るたび、釜石湾内の半島から東の海を見ていらっしゃる釜石大観音に立ち寄りたいと思っていた。だから初詣では迷うことなく観音様に決めた。 駐車場から見上げると、高台に立たれた観音様はかなりのスケール感。高さは48.5メートルということだから自由の女
つつじ野 第6回「女川への思い」 onagawa986 2014.01.02 7 2,874 0 「オレの心は女川にある」 息子の口から出た言葉です。 女川から石巻に転校して出来たお友達のお母さんが「息子さんこう言ってたんだよ」とこっそり教えてくれたのです。驚きました。 震災当時まだ一年生だった息子は、帰りの会が行われる教室で激震に遭いました。 「机の下に
那須野公美さんの連載コラム iRyota25 2013.12.19 0 4,966 0 9回にわたる連載がついにラストを迎えました。たくさんの方がたから応援の声をいただきました。ありがとうございます。石巻で新たな生活をスタートさせた那須野さんたち。この先に、どんな未来を描いているのでしょう。 はじけるような那須野さんの笑顔の後ろには、辛い現実も
息子へ。東北からの手紙(2013年12月15日) iRyota25 2013.12.17 3 1,711 0 今日は沼津の映画館に一緒に行ってきたんだから、手紙ってのも変な話なんだけど。 日曜第一回目の公開に行ったのは、太田監督の舞台挨拶のタイミングを見計らってのことだったんだよ。上映前に「部外者立入り禁止」と手書きで書かれた紙が張り付けられた急ごしらえのパーティ
あたしの家だもん! 逃げなきゃ死ぬの! イヤだ!! iRyota25 2013.12.16 3 1,720 0 福島の原発事故の後、ふたたび繰り返された原発事故。ヤマオカ原発がメルトダウンし、大量の放射性物質が環境に放出された。「放射性物質が大量に漏れ出したものではありません」「20キロ圏内の方々にただちに健康被害を与えることにはなりません」――。福島の時と同様に繰り返
息子へ。東北からの手紙(2013年11月30日) iRyota25 2013.12.09 0 2,624 0 今日の手紙は東北ではなく東京から。 このところ、東北で活動する人たちが東京など被災地外の場所で「報告会」を開くことが多い。10月からの2カ月間で、こども∞感ぱにー(こどぱにー)、ロシナンテスといった、親しくしてもらっている団体の報告会が3回。来週には大船渡の新沼
息子へ。東北からの手紙(2013年12月1日)防災のキモ? iRyota25 2013.12.04 1 2,171 0 静岡県で防災訓練。東北の人たちの話を思い出した。 訓練ならではのダラケはあるが、けっこう実践的 12月1日、市の防災訓練があった。9月1日の防災訓練は避難訓練が中心だったが、今回は自主的な防災について体験したり考えたりすることを主眼においての訓練だった。 まずは町