息子へ。東北からの手紙(2014年8月13日) iRyota25 2014.09.05 1 1,528 0 これまでに何度か訪ねたことがある場所で、なつかしい人たちとたくさん話をして、ご飯をいただいて、お酒も飲んで、そしてやっぱり震災のことを話して。夜もだいぶん更けてきた頃、 「これね、ボランティアの人たちとか、久しぶりに訪ねてきてくれた人に見てもらっているんで
東北地方、熊本旅行のモデルプランを考えました akaheru 2016.11.30 4 2,129 0 東日本大震災後、定期的に東北地方に旅行でお邪魔させていただいております。 「一番の支援は現地に訪れること」と心に言い聞かせて向かうものの、毎年我々の方が現地の方によくしていただき、お世話になりまくって帰ってくるという展開で、いつも癒やされて帰ってきます。 ◯
息子へ。東北からの手紙(2014年6月11日) iRyota25 2014.06.12 2 1,607 0 今日は11日。あれから3年3カ月 祈るしかできないから、祈ります。 あれから3年の時間が流れ、さらに3カ月がたった日。ブログやフェイスブックにはたくさんのコメントが上げられていた。 自分のことみたいにうれしかったひとつがこの記事。がんばろう石巻の会さんの記事。 6月7
「復興が進んでいると言いたくても言えない」国道6号線の風景(2016年11月) iRyota25 2016.12.23 3 7,398 0 道は必ずどこかにつながっている。どこかに続いているからこそ道だともいえる。どこかとどこかを結ぶ道は別の道ともつながっているから、大げさな言い方をすれば、道をたどっていけば日本中どこへでも行けるということになる。海路や空路も考慮に入れれば、世界中が道でつなが
【今週の一冊】 子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?_おおたとしまさ Vermeer 2016.10.03 2 2,279 0 子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの? 親が子供にすべきことってなんだろう 「なんで勉強しなくちゃいけないの?」という問いに対して、8人の識者が答えている。 要するに、勉強する理由がいろいろな視点で書かれた本である。 この本の面白いところは、親に向けてだけでな
息子へ。東北からの手紙(2014年2月23日) iRyota25 2014.02.27 3 2,266 0 「オレはさ、現場監督みたいなもんだから。ボランティアセンターに来てくれた人たちの中からチームを組んで、依頼主さんのところに行って、皆さんに作業してもらっているわけだからさ。ま、ほんとに現場監督みたいなもんだね」 ITさんからそんな話を聞いたのは、前日土曜日の
息子へ。東北からの手紙(2014年2月22日) iRyota25 2014.02.26 3 2,043 0 ウィークデーの火曜日、金曜日に引き続き、土日も静岡県小山町須走地区の除雪ボランティアに参加してきた。 とにかくもう、 土日のボランティアでチームを組んだメンツのすごかったことといったら! 亘理で活動しているロシナンテス関係者のDoさんは、いまでも毎月、旧警戒区
【シリーズ・この人に聞く!第124回】「1人でできる子が育つ『テキトー母さん』のすすめ」著者 立石美津子さん kodonara 2016.05.09 6 4,349 0 「テキトー」とは投げやりなことでなく、ありのままを受け入れる姿勢。親も子どもも幸せになる「テキトー母さん」6カ条はシンプルで即実行に移せることばかり。子どもが自立すれば、お母さんもラクに。30年以上の教育現場経験をベースに机上の空論でない執筆や講演活動が人気
息子へ。東北からの手紙(2014年4月30日) iRyota25 2014.05.22 1 2,347 0 あなたはレスキュアーたり得るか GWの東北ツアーの最終日、白河市の郊外にある「アウシュビッツ平和博物館」を訪ねた。昨年の6月以来だから約1年ぶりの訪問だ。 前回訪ねた時には、緑が鮮やかな敷地内にたくさんの花々、とくにオオデマリの白い花が咲き誇っていたのが印象的だ
【シリーズ・この人に聞く!第133回】精神科医、作家 岡田尊司さん kodonara 2017.02.10 1 17,640 0 「愛着障害」というテーマで多くの著書を世に送り出している岡田尊司先生。親子関係に着目して、どのように改善すればより良い関係性を築けるのか?を指南する最新刊は、特に子どもに関わるすべての人におススメです。この「愛着障害」とはどういう症状を指すのでしょう?それ
息子へ。東北からの手紙(2014年1月1日) iRyota25 2014.01.09 4 1,723 0 岩手県の沿岸部を走るたび、釜石湾内の半島から東の海を見ていらっしゃる釜石大観音に立ち寄りたいと思っていた。だから初詣では迷うことなく観音様に決めた。 駐車場から見上げると、高台に立たれた観音様はかなりのスケール感。高さは48.5メートルということだから自由の女
5歳の息子が津波の恐ろしさを悟った道路標示 iRyota25 2016.03.12 10 2,930 0 「ほら、前を走ってるダンプの荷台に青森って書いてるよ。青森から岩手まで来て働いてるってことなんだ。工事を早く進めるために、今でも全国から建設業者が集まってるんだね」 東北沿岸部の現状を身をもって経験するための社内公募ツアーを使って、レンタカーで浜街道を走っ
息子へ。東北からの手紙(2013年12月25日) iRyota25 2014.01.15 3 1,767 0 (クリスマスのプレゼントということで) 「また東北に行くんだ。大変だね」なんて言われると、けっこうムカついていた。中には「今度は岩手に行くのか。じゃあ女川の様子を教えてね」なんて、トンチンカンなことを言ってくる人もいて返す言葉に窮することもあった。(もちろ
震災から5年【変わったもの・変わらないもの】 onagawa986 2016.03.08 12 3,117 0 ≪あの東日本大震災から5年がたちました、被災地の現状はどうなっているのか??・・・≫ 3月に入ったらこのような報道特別番組のCMをよく耳にします。 そうか、あの日から5年もたったのか・・・ それもそのはず 震災当時、小学1年生だった息子は再来週小学校を卒業します。 高
息子への手紙【空気の研究】水木しげるの「総員玉砕せよ!」 iRyota25 2016.06.07 3 5,873 0 昨年11月30日、水木しげるさんが逝去された後、書店には水木しげるコーナーが設けられ、戦争中の体験を描いた「総員玉砕せよ!」など、多くの作品が平積みで並べられた。そんな折り、氏を追悼する意味で本書の書評を書こうと思い立ったのだが、書評なんて堅苦しい文章を書くこ
息子へ。東北からの手紙(2013年12月15日) iRyota25 2013.12.17 3 1,711 0 今日は沼津の映画館に一緒に行ってきたんだから、手紙ってのも変な話なんだけど。 日曜第一回目の公開に行ったのは、太田監督の舞台挨拶のタイミングを見計らってのことだったんだよ。上映前に「部外者立入り禁止」と手書きで書かれた紙が張り付けられた急ごしらえのパーティ
2016.3.11 祈りのひかり baikinman 2016.03.11 6 1,789 0 キャンドルの光の中、息子と二人で去年訪れた大川小の話をしました。 そのとき、「津波って怖いね」と息子がつぶやいていました。 すべてが流されてしまった後に残った小学校は、とても悲しいたたずまいでした。 それにとても風が強かったことを覚えています。 震災により命を
釜石市浜町の避難階段(初夏) iRyota25 2016.06.12 3 4,879 0 akaheruさんがぽたるに投稿された釜石市浜町の避難場所。小さなお子さん連れのakaheruさんが体験されたのは12月ということだったので、半年後の6月、初夏の浜町の避難場所を歩いてみた。 津波の被害を受けた建物が撤去されて更地になった場所に「津波避難場所」との看板が何カ
【2016年春のさくら】かつての陸軍病院に咲く桜【函南町】 izunoshippo200000 2016.04.13 4 2,613 0 伊豆の函南町に陸軍病院として創立された古い病院がある。病院が開かれたのは第二次世界大戦が終わる前年の1944(昭和19)年の春のこと。終戦後、病院の管轄が大蔵省から逓信省に移されて、現在NTT東日本伊豆病院となっている。 けっこう広い病院の敷地内には、地元の人たちに
【シリーズ・この人に聞く!第125回】ラグビー全日本元主将「なんのために勝つのか。」著者 廣瀬俊朗さん kodonara 2016.06.10 2 4,871 0 2015年ラグビーW杯で日本が世界の強豪国相手に3連勝したのは記憶に新しいですが、その立役者となったのが、今回ご紹介する廣瀬俊朗さん。あの五郎丸歩選手も絶賛するキャプテンシーを発揮して勝利に貢献したラグビー全日本W杯元主将。リーダーに必要なスキルとは?ラグビーの
息子へ。東北からの手紙(2014年1月1日)その2 iRyota25 2014.01.15 1 1,665 0 では、どうやって「前へ」を実現するのか。かけ声ばかりでは進めない。 初詣をした釜石大観音から北へ。大槌町の元旦の風景を見て回った時、お正月の音楽に引き込まれるようにして役場庁舎近くの小鎚神社に立ち寄って参拝した。 実はこの地方の伝統芸能である虎舞の呼び太鼓か
息子へ。東北からの手紙(2013年8月30日) iRyota25 2013.09.10 3 1,963 0 石巻市・蛤浜のCAFEはまぐり堂で 牡鹿半島の付け根にある小さな「浜」、蛤浜(はまぐり)で杉林の枝打ちボランティアに参加した後、おしゃれなCAFE・はまぐり堂で美味しいお昼ごはんをいただいた(もちろん自費ですよ)。 その経験自体とても貴重なものだった。もう少し詳しく
ヒロシマからの道「会うことのなかった父親の形見」 iRyota25 2016.04.11 3 4,753 0 「被爆した最後の館長」と呼ばれる畑口實さん(70歳)のお父さんの懐中時計とベルトのバックルは、いま広島平和記念資料館(原爆資料館)に展示されています。 文字盤が読めないほど焼け焦げた懐中時計 展示の説明書きには、簡潔に次のように記されています。 懐中時計とバッ
息子へ。被災地からの手紙(2013年8月12日) iRyota25 2013.08.16 4 1,588 0 岩手県大船渡市盛 ずっと会いたかった人についに会えた。 とっぷりと暮れた夜の盛駅。 BRTのバスが専用レーンの闇の中にテールランプの残像を曳いていく。 彼は忙しかった。ほんとは10日に会う予定だったが、彼は福島から戻れなかった。 11日には仕事に加えて気仙沼の祭りに呼
【復興支援ツアー2015】3世代で行く、防災学びの旅レポート by akaheru akaheru 2015.12.25 5 8,044 0 ◯ツアー目的 昨年も東北を訪れましたが、今回は震災から自分の身、家族の身を守るために、普段から震災に対してどういった心構えを持っておくべきなのかなど、より深く学べるように意識してまわりました。 ○日程 2015年12月5日(土)~2015年12月8日(火) 〇参加メンバー 自