ご当地グルメ?仁右衛門島を眺めて「幸せになりたい・・・」【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.01 2 2,998 0 渡船場の目の前に軽食もできるカフェがあった。 訪れた仁右衛門島で小腹がすいた。思えば早朝に朝食を摂ったものの、以来何も口にせず、時刻は15時00分を回っていた。本当は仁右衛門島にある唯一の食堂で食事をとるつもりだった。しかし肝心の食堂は、東日本大震災時の観光自
人間の知恵ってすごいなぁ。ロケットストーブにちょっと感動【旅レポ】 tanoshimasan 2013.04.23 2 3,317 0 へきんこ亭新館にあるロケットストーブ 口永良部島・湯向(ゆむぎ)集落にあるへきんこ亭新館。このへきんこ亭新館を管理する山地竜馬さんが、ご飯を作ってくれると言うのでそのお言葉に甘えることにした。 「何ができるんだろう?」と、すっかりくつろいでいると、山地さんは
田代島、猫のいる風景【旅レポ】 tanoshimasan 2012.10.30 2 2,863 0 正午の“にゃー”タイム 私事で恐縮なのだが、先日26歳の誕生日を迎えたばかりだ。他人にどう思われているかはともかく、世間から見ればもはや良い大人である。大人には大人たる態度と言うものがあり、気品ある振る舞いが求められるのだ。それは承知している。 しかし、しかしだ
田代島、民宿・海浜館に泊まる。その2【旅レポ】 tanoshimasan 2012.11.01 1 4,443 0 ふと夕方、トイレに行くと、ばあちゃんが台所で夕飯の支度をしている姿が見えた。鼻を鳴らしていると、 「もうすぐ出来るがら待っどいでねー。」 なんて言う。僕は長旅で洗濯を溜めこんでいたので朝からずっと寝巻のままだ。それ以前に、この悪天候では外出する方が難しく、結
田代島、民宿・海浜館に泊まる。その1【旅レポ】 tanoshimasan 2012.10.31 6 8,616 3 とある日曜日の翌日、宮城県石巻市、田代島にて1泊することになった。ところが、かける宿かける宿電話がつながらない。もしくは、つながったとしても断られてしまう。前日の急な予約、月曜日に1泊、しかも男性客1人。なかなか対応しにくいのだろう。相手の事情を思えばそれ
焼尻島ならではの“超”高級グルメ!サフォーク種の羊肉を食べる。【旅レポ】 tanoshimasan 2012.06.08 0 2,943 0 友人数名と訪れた夏の北海道。僕らは天売島から焼尻島へと移動した。小さな離島ゆえか、相変わらず食事処は限られているのだが、焼尻島も天売島同様、知る人ぞ知るグルメ御用達の島らしい。なんでも「この島でなければ食べることができない」“超”の付く高級食材が食べられるそ
棄てるものは「羞恥心」!桃岩荘に泊まる。その5(見送り見送られ桃岩荘編)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.06.18 3 2,760 0 爆音の朝 ♪ いぃまじゃああああああああああああああああ はまぁべでええええええええええええええええ オンボロローーーオンボロボーロローーーーー 人生史上これほどの音量に襲われたことがない。急に心臓をキュッと絞られたような、はたまた急に身体じゅうに電流が走ったよ
棄てるものは「羞恥心」!桃岩荘に泊まる。その4(愛とロマンとそれ以外の何か編)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.06.13 5 8,074 0 「愛とロマンの8時間コース」に挑む 礼文島に特別高い山があるワケではないが、しかし侮ってはいけない。礼文島には、山の如く上り下りを繰り返し、ひたすら歩く「愛とロマンの8時間コース」というものがあるのだ。 愛とロマンの8時間コースとは、「礼文島を8時間かけて満喫し
棄てるものは「羞恥心」!桃岩荘に泊まる。その3 (真骨頂・ミーティング編)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.06.08 4 4,474 0 桃岩荘の夕食 夕方になると、新規のお客さんも、ツアーに出かけていたお客さんも、みな桃岩荘に戻ってくる。しかし、夕方だろうと何かと賑やかなのが桃岩荘だ。何せ桃岩荘周辺は商店はおろか、自販機ひとつない。「ばか騒ぎをしても、ご近所には誰にも迷惑をかけない」という
棄てるものは「羞恥心」!桃岩荘に泊まる。その2(案外落ち着ける場所もある編)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.06.06 3 2,727 2 最初は「ちょっとビビってた」 「絞ったっばかりのっ!」 ♪絞ったばかりの~ 「夕陽のっ赤がっ!」 ♪夕陽の赤が~ 「水平っ線からっ!」 ♪水平線から~ 「もれってっいるっ!」 ♪もれ~て~いる~ 眼の前には桃岩荘の西側いっぱいに広がる水平線。沈みゆく夕陽。昼間は碧く輝
棄てるものは「羞恥心」!桃岩荘に泊まる。その1 (生ける化石は異空間編)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.06.04 4 4,256 2 思うに桃岩荘の話題は難しい。ネタバレしてしまっては面白くないが、事前勉強をせずに行っても楽しみにくい(ついていけない)からだ。そのため、デリケートな 範囲内で桃岩荘をお伝えする必要がある。その微妙なさじ加減のなかどこまでできるかはさておき、やはり知っておい
黒島で虫に好かれる。【旅レポ】 tanoshimasan 2013.03.06 1 2,061 0 西表島の宿で長期的に働いていたことがあった。多忙を極めたGWを乗り越え、ほぼまる1ヶ月休みなしで働いた僕は、まとめて3日の連休をもらうことになった。西表島から石垣島へ渡った僕は、そのまま黒島を訪れることに決めた。 自転車で 石垣島から、約30分。八重山諸島・黒島
鹿児島市内には3つの「役場」がある【旅レポ】 tanoshimasan 2013.04.10 0 2,353 0 三島村と十島村の物語 ■1 日本国内で廃藩置県、市町村設置へ。(1800年代後半) 日本では明治維新が起こると、幕府から明治政府へ体制が転換されました。 それまでは幕府の体制における「藩」が全国に置かれていたのですが、新政府が統治するには効率的にやや問題があったそ
1泊800円、3段ベッド、タトゥー少女、ゲイ・・・沖縄、不思議なドミトリー【旅レポ】 tanoshimasan 2013.01.08 1 3,530 0 1泊800円 4月の沖縄本島。その週は悪天候が続き、目的の船の欠航が続いていた。欠航となってしまっては移動もできず、どうしようもないのだが、それほどお金に余裕がなかった僕は、「どうせ動けないならとにかく安いドミトリーに泊まろう。」と決めた。重たいザックを背負い、
地ボタルを見に行く(西表島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.18 0 1,900 0 地ボタルってなんですか? 地ボタルを見に行こうと言う。西表島で同じ宿に泊まっていた常連のお客さんが誘ってきたのだ。「地ボタル」なんて聞いたことがない。地ボタルってなんですか?「こっちの飛ばないホタルだよ」 へぇ、こっちには飛ばないホタルがいるのか。当時無知で
長期滞在と帰路の船(西表島)【旅レポ】 tanoshimasan 2013.01.10 0 1,993 0 2か月半ほど西表島に滞在した。「普通の人が経験しないようなことをしよう」と思って、なんとなく西表島を選び、大学を休学して訪れたのだ。 帰る日の朝は晴れていた。 たかが2か月半と言えど、振り返ると濃い。宿のスタッフとして住み込みで働きながら色んな人に会った。
毎日サファリパーク!戦慄の西表島【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.04 4 1,955 0 「南国の島で非日常を体感したい。まぁいい経験になるでしょ。」 そんな気持ちで、気軽に考えて始めたのが西表島の宿での住み込みスタッフ。21歳の時のことである。社会人経験もないような青二才だったが、飲食店をはじめとしたサービス業のアルバイトはそこそこにこなしてい
船浮集落 - その2.陸の孤島で音楽祭「船浮音祭り」【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.27 0 1,649 0 ←その1.「無形の価値」溢れる船浮 陸の孤島で音楽祭「船浮音祭り」 ちいさな集落にたくさんの人が集まった。 4月下旬のこの日はGWの1週前にも関わらず、多くの観光客で賑わっていた。あとで新聞で確認すると、東京や大阪といった遠方からのファンも駆けつけていたそうだ。
船浮集落 - その1.「無形の価値」溢れる船浮【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.27 0 1,683 0 「無形の価値」溢れる船浮 この場所に初めてきたとき、その雰囲気に感動した。月並みな感想だが、こんな場所があるんだと思った。西表島の船浮集落は、大原、上原といった中心集落から道路が通っていない。陸続きでありながら、船でしか渡れない“陸の孤島”なのだ。 聞いたとこ
八重山の何でも情報誌!八重山毎日新聞【旅レポ】 tanoshimasan 2013.01.21 2 3,601 0 朝の掃除を終えるとだいたいお昼の12時。僕が働いていた西表島の宿では、スタッフ同士「いいとも」を見ながら昼食をとり、その後は2~3時間の休憩に入る。 とは言え、休憩時間も電話番などあり、遊びまわるということは難しい。パソコンもないし、携帯も電波が悪い。本もあま
船で石垣島へ。今は亡き有村産業・・・【旅レポ】 tanoshimasan 2013.03.14 0 4,067 0 安上がり!船に乗って石垣島へ行く 僕は那覇新港から船に乗った。名古屋発、台湾・基隆行き。クルーズフェリー飛龍21。名古屋から、大阪、沖縄3島を経由し、3日かけて台湾までを結ぶというフェリーだった。僕は貧乏旅行をしながら目的地・西表島を目指していた。その西表島に
竹富島、昼の顔と夜の顔【旅レポ】 tanoshimasan 2013.03.12 0 1,846 0 西表島の宿で長期的に働いていたことがあった。多忙を極めたGWを乗り越え、ほぼまる1ヶ月休みなしで働いた僕は、まとめて3日の連休をもらうことになった。うち、2日間を黒島で過ごし、最終日の3日目は西表島からも近い竹富島を訪れた。 短時間でサクッと楽しめる竹富島 八
三重県某島、”島民の足”に見る”大らかさ”【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.20 1 1,526 0 地図を必死で読む観光客 三重県某島にて下船した。初めて降りる島。下船したものの、地図と風景を照らし合わせて「ここはどこ、どこへ行こう、方角は・・・」と考える。『話を聞かない男 地図が読めない女』なんて本もあったが、僕は男のくせに地図を読むのが得意ではない。読
佐久島の伝統・・・ってワケじゃないんだ。「貝紫染め体験」で感じるゆるい空気とゆる文化【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.13 0 2,592 0 佐久島ゆる文化?貝紫染め体験 貝紫染め体験をやってみよう 愛知県・三河湾に浮かぶ佐久島。その休憩所、弁天サロンにやってきた。さすが夏、外は炎天下、海で泳ぐ観光客はちらほら見かけても、海辺以外ではあまり人を見かけない佐久島。こうなると、島を遊ぶ側の立場にとって
しいちゃんお手製かわいい小物、売るはご主人商売上手(佐久島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.16 1 2,677 0 佐久島発、手づくりみやげ 東側・西側に2つの集落がある佐久島。その双方を結ぶメインの通りを西の方へ向かって歩いていると、なんだかかわいらしい看板が目に入ってきた。木の看板に風鈴、ベンチ、その日はおそらく35度近いと思われる暑さだったが、なんとも涼しげだ。思わず