初島歴82年。島のばーちゃん、語る。【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.08 5 2,800 1 静岡県唯一の有人島・初島を散策中、お土産屋「やまさ」に立ち寄った。特別何が欲しいわけでもなかったが、お土産を色々と眺めるのが好きな筆者。商品を手にとっては裏面を見たり感触を確かめていた。 (初島港の風景。毎日7~12本の船が往来する。) 島のばーちゃんは何でも
硫黄島に行く。~硫黄3島クルーズ その2~ バードウォッチング【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.24 4 2,138 0 バードウォッチング 朝5時30分頃には目が覚めた。船内は消灯時間になると暗くなり、夜更かしするような理由もなくなるので素直に寝てしまう。もちろんその分早く起きるわけだが、当時お気楽大学生だった筆者には考えられないほどの早寝早起きだ。それが自然体で出来てしまうの
毎日サファリパーク!戦慄の西表島【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.04 4 2,020 0 「南国の島で非日常を体感したい。まぁいい経験になるでしょ。」 そんな気持ちで、気軽に考えて始めたのが西表島の宿での住み込みスタッフ。21歳の時のことである。社会人経験もないような青二才だったが、飲食店をはじめとしたサービス業のアルバイトはそこそこにこなしてい
代々”仁右衛門”を襲名する、島に唯一の家族。「でもなんてことはない、普通の島人」だった。【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.06 1 8,122 0 代々”仁右衛門”を襲名する、島に唯一の家族 千葉県、房総半島・太海の浜から200mほどの距離にある仁右衛門島。平野仁右衛門家の一世帯のみが代々暮らしている。人の名前がそのまま島の名前にもなった珍しい島である。代々島主が”平野仁右衛門”を名乗るという、独特な伝統を持
非オススメ!白谷雲水峡への無謀な挑戦(屋久島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.04.20 4 1,952 0 離島好きの私であるが、その原点とも言うべき島を挙げるなら屋久島である。 大学生当時所属していた部活動が「ユースホステル部」という部活で、春夏の長期休暇を利用しては男女、学年の垣根を越えて10泊前後の合宿旅行に出かけていた。その初参加が1年生時の夏休みであった
しいちゃんお手製かわいい小物、売るはご主人商売上手(佐久島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.16 1 2,779 0 佐久島発、手づくりみやげ 東側・西側に2つの集落がある佐久島。その双方を結ぶメインの通りを西の方へ向かって歩いていると、なんだかかわいらしい看板が目に入ってきた。木の看板に風鈴、ベンチ、その日はおそらく35度近いと思われる暑さだったが、なんとも涼しげだ。思わず
坂手島・静かな浜で島の奥様と話す。【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.15 1 2,522 0 坂手島・静かな浜で島の奥様と話す。 降り立った坂手島の海沿いを歩いていると、集落から離れていく方向に島民らしき2人を見つけた。「島民らしき」などと述べたが、夕方も17時を過 ぎており、島民じゃない人間を探す方が難しいかも知れない。まして、肩からエプロンをかけ
三重県某島、”島民の足”に見る”大らかさ”【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.20 1 1,589 0 地図を必死で読む観光客 三重県某島にて下船した。初めて降りる島。下船したものの、地図と風景を照らし合わせて「ここはどこ、どこへ行こう、方角は・・・」と考える。『話を聞かない男 地図が読めない女』なんて本もあったが、僕は男のくせに地図を読むのが得意ではない。読
なんだかオシャレなこだわりカフェ「Cafe あずまや号」(初島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.09 2 4,306 2 「離島観光の際、午後はカフェに注目すべきである。」 これは僕の経験から、半ば格言の如く刻まれている考え方だ。全ての島で同じことが言えるわけではないが、島を訪れたなら、島で営業しているカフェに期待してもいい。勝手なイメージだが、若い夫婦がのんびりと切り盛りし
台風が来た!母島名物・激辛「島カレー」を急いで食べて涙目。(小笠原諸島・台風シリーズその1)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.10 2 3,336 0 (小笠原諸島・台風シリーズ) その1>その2>その3>その4 「小笠原に台風が上陸するらしい。」 小笠原諸島に滞在中の2009年9月16日、そんなニュースが舞い込んできた。定期船は台風が通過するまで欠航が決定。本州から1000km離れた小笠原の地で、台風をしのぐことになっ
硫黄島に行く。~硫黄3島クルーズ~【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.15 2 2,277 1 硫黄島に行く。 硫黄島と書いて何と読むか。日本には「いおうじま」、「いおうとう」と、それぞれ同じ漢字で呼ばれ方の違う2つの島がある。ただ、おそらく多くの方が知っている『硫黄島からの手紙』で有名な硫黄島、これは正式には「いおうとう」だ。(この呼び方にまつわる
手軽で優雅★初島グルメに舌鼓!【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.09 2 2,501 1 岩のり丼 熱海港から20分でアクセス可能な初島。伊豆諸島からも近く、周辺に島々も多い。色々なガイド本を眺めていたりするとすぐにわかるのだが、島が近くにたくさんあると、名産品や島のグルメなんかも似通ってくるものだ。それでも美味なものは多いのだが、やはり旅先での
おばあとピーチパインでゆんたく(西表島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.06.07 1 1,967 0 おばあとピーチパインでゆんたく 西表島のとある宿に住み込みで働いていた。滞在日数に直せば2ヶ月半程度だったが、ゴールデンウィークをまたいで忙しかったこともあり、西表島のことはあまり詳しくならないまま、月日だけが過ぎていた。もっとも、遊び半分で働いているつも
都心から最も近い島!伊豆大島を一周してみた【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.23 1 2,302 0 伊豆大島と言えば、都内でもっともアクセスの容易な島だ。内地との距離もそれほど遠くなく、フェリー、高速船、ヘリコプターといった交通手段はもちろんのこと、羽田や調布からは飛行機さえも飛んでいる。訪れるという意味では日本でも指折りの敷居の低さではないだろうか。
「嫁に来てもう・・・30年ですかね・・・」神津島唯一のパン屋さん【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.14 1 2,883 0 神津島の夜は早い。何せ、最終バスは夕方16時台、レンタバイクの貸し出しも17時まで。お天道様が沈めば、移動も容易ではないのだ。 しかも、その日僕は集落から離れた都立多幸湾公園キャンプ場に泊まる予定だった。キャンプと言いながら、テントを張って寝るだけで、晩ごはん
【青春18きっぷ道中記】目次ページ tanoshimasan 2013.08.19 0 3,244 0 「これさえあれば、1日中JRの普通列車が乗り放題」という、青春18きっぷ。この夢のようなきっぷが導くスローな旅には、「ちょっとしたドラマ」が詰まっています。 ここでは、そんな「ちょっとしたドラマ」をまとめてみました! 青春18きっぷよ、永遠なれ。 北海道編(札幌~
青パパイヤとシーチキンの石垣島ラー油和え【旅レポ】 tanoshimasan 2013.05.23 0 1,820 0 青いパパイヤの皮をむいて、スライサーでささがき。 そこに塩をまぶして水けを絞ったっけか。 シーチキンは缶を開けてほぐし、油をきっておく。 そうしたところに例のあれを入れて完成。 気まぐれでコーンが入ることがあったような、なかったような・・・。 肝心の作りかたは
田代島、網地島への行きかた tanoshimasan 2013.04.26 0 3,932 0 石巻から島に行こう! ■行き先:田代島、網地島(宮城県石巻市) ■乗る船 【網地島ライン】・・・ブルーライナー、みゅう、マーメイド ■経 路 JR石巻駅 ⇒ 石巻港 ⇒ 田代島(大泊、仁斗田) ⇒ 網地島(網地、長渡) ⇒ 鮎川港 ※JR石巻駅へのアクセスは仙台方面より仙石線の利用
礼文島、利尻島への行きかた tanoshimasan 2013.04.24 0 2,477 0 最北の島々へ行こう! ■行き先:礼文島、利尻島(北海道礼文郡、北海道利尻郡) ■乗る船 【ハートランドフェリー】・・・サイプリア宗谷、フィルイーズ宗谷、ボレアース宗谷 ■経 路 【稚内まで電車・バス】新千歳空港 ⇒ 札幌駅 ⇒ 稚内駅 ⇒ 稚内港 ⇒ 利尻島 or 礼文島 【 稚内
初島への行きかた tanoshimasan 2013.04.17 0 2,658 0 初島へ行こう! ■行き先:初島(静岡県熱海市) ■乗る船:イルドバカンス2世号、イルドバカンス3世号 ■経 路:熱海駅 ⇒ 熱海港 ⇒ 初島 ■料金目安(熱海港から初島まで。往復) ・2,340円(※2等船室を利用) 無理のないモデルプラン ●その1.熱海航路にするか、伊東航路にする
小笠原諸島への行きかた tanoshimasan 2013.04.16 0 2,760 0 父島へ行こう! ■行き先:父島(東京都小笠原村) ■乗る船:おがさわら丸 ■経 路:羽田空港 ⇒ 浜松町駅 ⇒ 竹芝桟橋 ⇒ 父島 ■料金目安(竹芝桟橋から父島まで。往復) ・50,000円前後(※2等船室を利用) 無理のないモデルプラン ●その1.まず、おがさわら丸の航海日程(時刻表
口永良部島への行きかた tanoshimasan 2013.04.15 0 4,659 0 口永良部島へ行こう! ■行き先:口永良部島(鹿児島県熊毛郡屋久島町) ■乗る船:フェリー太陽2 ■経 路:鹿児島空港 ⇒ 鹿児島港 ⇒ 屋久島・宮之浦港 ⇒ 口永良部島 ■料金目安(鹿児島空港から屋久島を経由し口永良部島まで。往復) ・フェリー屋久島2を利用する場合・・・14,
島の産業と景色を担う、口永良部島の町営牧場【旅レポ】 tanoshimasan 2013.04.12 0 2,368 0 牛飼いの山地竜馬さんに案内され、口永良部島の町営牧場に向かった。港のある本村から車で25分ほど離れたこの牧場。ひと気も少なく、広々とした高原風景が広がっている。車は不安定なあぜ道を進むのだが、その不安定さが大自然を思わせてくれた。雄大な山並みはもちろんのこと
贅沢の極み湯向温泉!でも、二日酔いには気を付けて。【旅レポ】 tanoshimasan 2013.04.10 0 2,120 0 「湯の花」浮かぶ、野趣に満ちた温泉 口永良部島・湯向(ゆむぎ)集落の温泉を見て感動した。たくさんの「湯の花」が浮かんでいるのだ。ちょっと遠出をすればその都度温泉に入るほど、温泉好きの僕ではあるが、ここまで大量の湯の花はちょっと見たことがない。 「緑の火山島」
鹿児島市内には3つの「役場」がある【旅レポ】 tanoshimasan 2013.04.10 0 2,519 0 三島村と十島村の物語 ■1 日本国内で廃藩置県、市町村設置へ。(1800年代後半) 日本では明治維新が起こると、幕府から明治政府へ体制が転換されました。 それまでは幕府の体制における「藩」が全国に置かれていたのですが、新政府が統治するには効率的にやや問題があったそ