東日本大震災・復興支援リポート 被災地・田老への小さな旅(2) iRyota25 2012.10.31 2 2,968 0 世界一と言われたスーパー防潮堤が物語ること 明治の三陸地震は(1896年)では約15メートル、昭和三陸地震(1933年)では約10メートルの大津波による壊滅的被害を受けた岩手県宮古市田老地区(旧田老町)。津波への対策として半世紀もの時間をかけて築かれたのが「万里の長城
あたらしい石巻・復興支援リポート「石ノ森萬画館、再開への時間」 iRyota25 2012.12.20 4 3,016 0 [プロローグ] 東日本大震災で甚大な被害を受けてから1年8カ月。被災地の大型文化施設としては初めて、石巻市の石ノ森萬画館が再開しました。がれきとヘドロに埋め尽くされた状況から、萬画館が再開へ向けて前進を始めるきっかけとなった出来事を紹介します。想像を絶するよう
東日本大震災・復興支援リポート 「大槌町のがれき」 iRyota25 2012.11.15 2 3,042 0 1年7カ月後、大槌町のがれき(2012年10月25日) 大槌町の傷んだ防波堤の向こうは、がれき置き場だった。日暮れが迫っても重機が動き続けるがれき置き場。 そこに積み上げられていくものをよく見てみたい。ここにあるのはゴミではない――。 間近に見るがれきの山が、そう教えて
商売なんてイイ時はバカでもできる。落ち込んで、苦しい時に、どう生きるかが問題なんでないか。 iRyota25 2013.01.21 1 2,030 0 激甚という言葉を使っても、とうてい表現することができない東日本大震災の被害の中で、休むことなく仕事を続けてきた人たちがいる。景色が一変するような被害に見舞われた場所で、人はどんな思いを持って自分の仕事を続けてきたのか。津波被害の爪痕の残るガソリンスタンドで
東日本大震災・復興支援リポート 「仙台平野で津波の高さを想像してみる」 iRyota25 2012.11.09 2 2,886 0 2012年10月22日の山元町 宮城県南部、仙台平野が広々と広がる山元町。亘理町との境界近くに山寺泥沼と呼ばれる場所があります。いまでは大型ダンプなどの“はたらくクルマ”がひっきりなしに走り回り、普通乗用車で走るのが気が引けるほど。この場所は海から750メートルほど内陸
【東北の名所】南三陸町のモアイ像 sKenji 2014.04.19 1 2,650 0 世界遺産に指定されている、南米チリ・イースター島のモアイ像。 一度は見てみたいと思う方もいるかと思います。 しかし、イースター島は、南米大陸とオーストラリアのほぼ中間にあり、日本人にとって、地球上、最もアクセスの悪い場所のひとつです。 モアイは見たいけど、時
あたたかい気づかいまで美味しい「えんまん亭」のラーメン iRyota25 2012.11.17 2 2,858 0 どんぶりを覆うほどの大粒のあさり。潮の香りがいっぱいのスープ。そしてほどよく味がからむ細麺。宮城県東松島市、えんまん亭のあさりラーメンは知る人ぞ知る地元の名品だ。 えんまん亭さんは仙石線野蒜駅から奥松島方面に向かう海から500メートルほどの場所にあった。地震の
東日本大震災・復興支援リポート 「奇跡の一本松のいま」 iRyota25 2012.11.12 2 2,122 0 2012年10月25日の陸前高田市 江戸時代の豪商、仙台藩、そして住民の協力で植えられた7万本を超えるクロマツの防潮林。白砂青松の美しい浜辺は、年間100万人の人が訪れる観光資源としても貴重な、陸前高田の象徴でした。 2011年3月11日、10メートルをはるかに超える津波によっ
東日本大震災・復興支援リポート 『一緒に頑張っていこう』おにぎりに託された想い tanoshimasan 2012.11.07 2 2,117 0 被災地に響く元気 「ほらほら!買っていってよ、おにーさんッ!男前ッ!!」「そうそう、これ買ったらもーっと男前ッ!!」 福島県いわき市久之浜町被災跡地で奉奠祭は行われた。 勢いのある声が響く。福島県いわき市久之浜町にて開かれた奉奠祭(ほうてんさい)でのことだ。
あたらしい石巻・体感リポート「ISHINOMAKI2.0」 iRyota25 2012.12.28 2 1,926 0 ▲「復興支援ベース」に戻る [プロローグ]石巻の街なかを歩いていると、いろいろな場所で「石」のマークを目にする。建物の壁やガラス窓にステッカーのように張られていたり、街ゆく人が手にしているブックレットに描かれていたり、Tシャツに大きくデザインされていたり。しか
この土地で電気関係の仕事をしているんだから 放射能の知識はあった。でも、 娘の切実な訴えに負けて、一度は静岡へ避難した(2012年1月21日) iRyota25 2013.01.21 1 2,211 0 静岡県浜松市に避難している川里女久美(かわさとめぐみ)さんは、爆発した福島第一原発から逃れるため、両親を南相馬に残して避難した状況を「まるで戦争みたいだった」と語りました。一旦は福島にとどまると決めたものの、家族を守るために一緒に避難することにした完戸富
ずっと地元で生きてきたから、 復興の現実を見つめる目はシビアだ。 それでも弱音を吐かない強さ(2012年1月21日) iRyota25 2013.01.21 2 6,065 0 静岡県浜松市に避難している川里女久美(めぐみ)さんのご両親、完戸富吉(ししどとみよし)さんと奥さんの幸子(ゆきこ)さんへのインタビューで福島県南相馬市を訪れました。取材当日の浜通りは雪まじりの天気。お二人は「こんな雪になって大変でしたね。本当はほとんど雪
東日本大震災・復興支援リポート 「沈下した浜で進められる護岸工事」 iRyota25 2012.11.12 1 1,918 0 2012年10月24日の南三陸町泊浜 南三陸町(歌津)泊浜でも漁港の工事が急ピッチで進められている。 工事の中心は防波堤のかさ上げ。既存の護岸の上に船着き場と荷下ろし場を増設して、波を被らないようにする工事だ。 真新しい護岸の先には、新たな護岸を延長していく工事が行
人生あと50年。こんなことでは終われないでしょ!(2012年1月20日) iRyota25 2013.01.21 1 2,402 0 北いわき再生発展プロジェクトチーム代表・高木優美(まさはる)さんの話を伺っていると、町が大きな被害を受けたにも関わらず、前向きで、聞いている自分の胸の中がどんどん明るくなっていくのを感じます。こういう人柄だからこそ、逆境にめげることなくコミュニティの復興を
関東大震災のわだち iRyota25 2012.04.13 6 2,222 0 88年前の大震災の後に、こんな言葉がありました 1923年、大正12年9月1日11時58分32秒、相模トラフ付近を震源域とするM7.9の大地震が発生しました。大正関東地震(関東大震災)です。 地震発生から11日後の9月12日、次のような言葉が語られました。 9月1日の激震は突然の出来事
女川の84歳みつぎさんの言葉。「今回のことがあったから、日本も光ると思う」 iRyota25 2012.05.22 3 2,153 0 今回のことがあったから、日本も光ると思うんです 女川町こころとからだとくらしの相談センター専門員・阿部弘子さんの活動の場のひとつ、新田地区仮設団地にある仮設グループホームにもう一人の阿部さんが暮らしています。阿部みつぎさん、84歳。弘子さんとは旧知の仲という
復興支援リポート•日本原子力学会のシンポジウムで見えてきたこと Rinoue125R 2012.06.05 2 1,790 0 日本原子力学会が、JR福島駅すぐ近くのコラッセふくしまで、2012年5月26日(土曜日)に開催した『東京電力福島第一原子力発電所の今は?今後は?-』は、原子力利用を推進してきた専門家たちの当学会による、福島県で初めてのシンポジウムだった。 東京電力社員による事故と今
東日本大震災・復興支援リポート 「女川の漁業に新たな動き」 iRyota25 2012.12.12 1 2,569 0 [プロローグ] あまりにも大きすぎる被害を受けた宮城県牡鹿郡女川町。震災前にはサンマの水揚げ高で日本一を争う常連だった漁港は、漁船が接岸できないほど破壊された。震災から1年9カ月が経過した現在、高級処置的な復旧で大型サンマ船が複数隻水揚げできるようにはなったが
伊良部島、下地島 - ダイビング、シュノーケリングの穴場(沖縄・宮古列島) shima 2012.09.26 2 11,724 0 ”イラブルー”の神秘的な光 海が綺麗な沖縄の島々。沖縄好きの人々の間では「どの島の海が一番きれいか」という議論が盛り上がったりするものです。もちろんそれぞれ甲乙つけがたく、本来は個人の好みに委ねるべきところですが、それでもあえて推したい、万人が楽しめるであろ
星空のマグニチュード iRyota25 2012.03.23 3 2,675 0 夜空に輝く星の明るさの単位もマグニチュード? カペラ、アルタイル、アルデバラン、ポルックス、デネブ…。みんな夜空に輝く一等星の名前です。ところで、星の明るさを示す単位の等級って、横文字では何と言うかご存じですか。 答は「マグニチュード」。そう、地震のエネルギ
【島へ移住する】島暮らしのデメリット shimanavi 2012.07.04 3 4,482 0 島暮らしの難点 島への移住、憧れる人はそれなりにいるとはいえ、基本的には人口減少が顕著な離島。いかにして過疎化を防ぐか、定住を促進できるか、これは島ぐるみでの課題なのである。何故だろうか。それはもちろん不便だから。島で暮らすデメリットもたくさんあるのだ。
稲むらの火 iRyota25 2012.03.28 4 1,698 1 収獲した稲に火を掛け、津波の危険を知らせた老人の物語 防災教育の教材として、教科書に再び取り上げてほしいという運動が起きている「稲むらの火」。「サイタ サイタ サクラ ガ サイタ」から始まる第4期国定国語読本(サクラ読本:1933年から1940年までに入学した子供たちの
「想定外」という言葉の変遷 iRyota25 2012.03.23 2 2,397 0 地震予知の敗北宣言から原発事故の免罪符へ 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が発生して以降、「想定外」という言葉を何度も繰り返し見たり聞いたりしてきました。 大震災と原発事故に関連して「想定外」という言葉がどのような経緯で使われるようになってきたのか、ニュ
【今日のお言葉】牧野経産副大臣「クラゲごときに惑わされてはいけない」 Rinoue125R 2012.07.09 1 1,375 0 ~ 今日のお言葉 2012年7月9日 ~ 「クラゲごときに惑わされてはいけない」 時事通信≪4号機も「気を引き締め」=大飯3号機フル稼働に-牧野経産副大臣≫(2012/07/09-05:00)によると、関西電力大飯原発3号機がフル稼働に達したのを受け、7月9日未明、牧野聖修経済産業副大臣
【連続リレー小説】「憂い」01 wonder0416 2012.05.16 2 1,370 0 この小説のご使用方法この小説は多人数で書かれています。 1話書いたら、次の人がその内容を引き継いで次の話を作ります。次の人は前の内容に矛盾のしないように書かなければなりません。 その様がリレーのように見えるので、連続リレー小説と呼ぶことにしました。 またもう