「陸前高田ホタテとワカメの炙りしゃぶしゃぶ御膳」に込められた誇りとこだわり yumenoshippo01 2016.07.29 5 4,186 1 奇跡の一本松に並ぶ、観光資源を「食」の分野で!そんな思いに駆られた4人の「食の職人」によって仕上げられた「陸前高田ホタテとワカメの炙りしゃぶしゃぶ御膳」(略称ホタワカ御膳)。広田湾産ホタテとワカメ、震災後の陸前高田で育まれたブレンド米「たかたのゆめ」。陸前
陸前高田の月が見ている iRyota25 2016.06.21 4 1,419 0 国道45号線沿いの旧道の駅タピック45。14.5メートルの津波に襲われた場所を月が見ていた。14.5メートルの表示を斜めに照らすように。 あの日から月が2000回近くもめぐった夕べ。 月は陸前高田のこの場所だけでなく、日本中、そして世界中のどの場所でも等しく同じ数だけめぐり
1000km縦断リレー4日目、陸前高田コミュニティホールにゴール yumenoshippo01 2016.07.28 4 2,624 0 Run for TohokuRun for Tomorrow. 7月24日に青森県庁前をスタートした「未来(あした)への道 1000km縦断リレー2016」4日目は、小雨が降るなか宮古市をスタート。118.3kmをラン15人、バイク6人の計21でタスキを繋ぎ、午後6時前、陸前高田市のコミュニティホールにゴールしまし
海辺の地をゆく「陸前高田市・脇之沢」2016年6月12日 iRyota25 2016.06.20 4 2,418 0 陸前高田といえば「奇跡の一本松」のイメージが定着している。一本松の背後には現在、巨大な防潮堤の工事が進められている。気仙川から浜田川に至る約1.9kmの第二線堤と呼ばれる防潮堤の工事はすでに最終盤だ。 一本松を西側、気仙川の対岸から眺めると、一本松の海沿いに高い
今年も開催される陸前高田気仙町の「けんか七夕」 iRyota25 2016.07.23 2 6,595 0 その「けんか」は一度見たら忘れることができない。肚の底にドスンと響くぶつかり合い。そしてお囃子。長い長い綱の引っ張り合い。 勇壮という言葉はこの祭りのためにあるのではないかと思えるほど、力強く魂を揺さぶる祭り。陸前高田の気仙町に長く伝わる七夕祭りだ。 けんか
WILDLIFE in TOHOKU「田んぼにたかるウミネコ」 hometown_of 2018.06.20 3 2,727 0 1ト月半ほど前、田んぼにたむろするウミネコの姿におどろかされたものだったが、田植えが始まる田んぼで決定的な姿を目にしたので報告する。 WILDLIFE in TOHOKU「田んぼのカモメ」 「権兵衛が種まきゃカラスがほじくる」の民話にあるように、農作業と密接な関わりのある鳥と
陸前高田の「みんなの家」かさ上げ工事で移転へ iRyota25 2016.07.15 2 4,941 0 陸前高田市高田町大石31番地。陸前高田の町が見渡せる高台にみんなの家はある。みんなの家は震災後の避難所生活の中で生まれたコミュニティに、伊東豊雄氏、乾久美子氏、平田晃久氏、藤本壮介氏の4人の建築家と陸前高田出身の写真家畠山直哉氏らが中心となって造った10坪ほど
陸前高田に夏を呼び込む「お天王様」の神輿渡御 iRyota25 2016.07.23 2 3,137 0 七夕に先立つこと約3週間。7月15日、陸前高田で「お天王様」と呼ばれる神輿渡御が行われた。 七夕の山車の飾り付けを行っている地区の公民館で「お天王様は一度は見ておいた方がいいよ」と何人もの人に勧められた。去年の七夕でも、お正月の虎舞のなおらいの席でも、お天王様
シロツメクサのお花畑 hometown_of 2018.05.25 2 3,088 0 陸前高田の復興住宅に暮らしているお母さんと話をしていて、ふとシロツメクサのことで盛り上がった。 盛り上がった話の前にふたつほど注釈をつけておく必要がある。「お母さん」とは呼ぶものの、お孫さんもいらっしゃるくらいだから、実は「おばあちゃん」と呼んでもいいくら
WILDLIFE in TOHOKU「タケノコ食べたのだ~れだ?」 hometown_of 2018.05.12 2 5,782 0 春はタケノコ、ようよう草木萌え初めし山路、先っぽ緑にて、しゅんしゅん伸びゆきたる、いとおかし 早咲きと遅咲きの桜の花が、ほとんどタイムラグなく次々に咲いて目を楽しませてくれる東北の春。タケノコの世界でも同様で、早春の孟宗竹、晩春の真竹、さらにはネマガリタケ
高みへみちびく街路樹は hometown_of 2018.05.15 2 1,939 0 カーネーションが供えられていたスズラン通りは、陸前高田で建設中のシンボルロードの原型にあたる。シンボルロードは、かつてキャピタルホテル1000がたっていた高田松原付近から、川原川という小河川に沿うように北の山の方に向かってほぼ真っすぐに伸びる道。津波からの避難
四季咲きナデシコの花言葉 hometown_of 2018.06.09 3 2,193 0 彼女と彼女たちの物語 ☆★☆ 彼女たちは今日も咲く。昨日も一昨日も、去年も一昨年も、七年前にも咲いたように、明日も明後日も十年後にも。 ☆★☆ デジタルカメラの彩度調整が効かないくらいのコントラストで、色としてはピンクなのに、ルビーのように鮮やかで、まるでアンディ・
遠野 猿ヶ石川に咲く桜 hometown_of 2018.05.09 3 1,485 0 こちらも三大桜の名所などと大げさに宣伝されることはないが、やはり見事な遠野の猿ヶ石川の桜。遠野物語にも登場する猿ヶ石川の川沿いに、ずらりと桜並木が続く。この地の桜の良いところは、同じ岩手県内でも花期が遅いこと。冬が厳しい盆地ゆえか、岩手県下某所の桜が満開だ
「ちょっと寂しさも」陸前高田のコンベア解体 iRyota25 2016.02.19 4 4,814 0 ずっとその場所にあるような気持ちでいた。風が吹けば顔面に細かい砂粒がぶつかってくるし、かつての町なかだった場所に1時間もいれば、クルマはサンドイエローに塗装されたかのように汚れる。髪の毛はホコリでぼさぼさになるし、心なしか鼻毛まで少し伸びるような気がする。
【復興支援ツアー2017】 命の大切さに気づく旅レポート byバイキンマン baikinman 2018.03.04 3 15,279 0 真冬に東北・・・。 想像を絶する気候なのではないかと、不安になりつつ準備しました。 【準備したもの】 ・スノーブーツ ・ダウンジャケット ・ネックウォーマー ・ニット帽 ・手袋 ・ヒートテックシャツ ・カイロ 雪道対策で、念のため4WDの車に予約もしなおしました。 さあ
浄土寺の河津桜 hometown_of 2018.05.09 2 1,738 0 3.11が近づいて心ここにあらずな状態になるということはあるが、3月の声を聞くと、このまちの人たちは別の意味でもそわそわしてくる。庭先のスイセンが咲いた。どこそこの梅が満開だ。そろそろバッケも出て来るかなあ。春を恋いこがれる思いが募るのだろう。そんな言葉をあち
灯りがこんなにキレイなのは hometown_of 2018.03.13 3 1,866 0 3月10日、陸前高田のまちなか広場に「輝(ひかり)の花」が咲いた。 地元の若者たちが中心になって、震災の後、これまで5回咲かせてきた花だ。 引き込まれてしまうほど美しくて、心にしみてくる輝の花。この花がどうしてこれほど美しいのか、写真と引用でお伝えする。(解説な
次は3000人か? hometown_of 2018.04.06 2 1,910 0 時計を10カ月ほど逆回りさせると、こんな言葉が聞こえてきた。 「次は3000人か?」 言葉の主は2017年5月にオープンした陸前高田の商業施設「アバッセたかた」にやってきた近所の主婦。春の日に華やいだ雰囲気が漂うなか、そういえばと話題になったのが施設が立地している場所
いくら何でも何だかなぁ hometown_of 2018.05.05 1 2,939 0 新年度になった4月1日、BRT(バス・ラピッド・トランジット、つまり列車の代わりにバスを走らせる旅客鉄道)のJR陸前高田駅に行ってみたら、入口には「立入禁止」の張り紙。そして駅名看板にはテープで「×」印が着けられてた。この日から駅が移転したからだ。 バスによる運行
藤野先生のラスト体操 hometown_of 2018.03.31 4 2,221 0 「晴れてよかったな」 イチ、ニイ、サン、シ 体操しながら隣のお父さんがつぶやく。 「ホント、空が青いもんね」 イチ、ニイ、サン、シ 隣のお母さんが応える。 「今日はずいぶん多いな。40人くらい来てるんじゃないか」 イチ、ニイ、サン、シ 別のお父さんが言う。 「だって
WILDLIFE in TOHOKU「田んぼのカモメ」 hometown_of 2018.05.09 2 2,136 0 早くも田植えが始まった東北北部。それでも、昨年撮影した写真の日付と見比べると、今年は若干遅いみたいだ。 鮮やかな緑色の苗が植えられた田んぼと、水が張られて空や雲を映す田んぼが市松模様に並び、空にはツバメが飛び交う。そんな初夏ならではの風景の中でちょっと違和
団地を堤防代わりにするのか? hometown_of 2018.04.06 3 2,934 0 陸前高田市庁舎の移転先が決まったのは昨年6月の市議会でのことだった。市議会の定例会で即日採決された結果は14対3。数字を見れば圧倒的多数だが、3月の定例会では、3分の2以上の賛成を要する同じ議案が10対7で否決されていた。 Web東海新報|新庁舎は「高田小跡地」に、賛成
いのちを考える日 hometown_of 2018.01.28 4 2,444 0 閖上ではかさ上げが進み、公営住宅が建って、あたらしい町ができ上がっていっているように見えます。だけど、かさ上げによって私たちが暮らした町ははなくなりました。あのなつかしい景色、ひとりひとりにある景色、たとえばあの曲がり角を曲がった時に広がる光景はもう見るこ
【復興支援ツアー2018】復興への希望を体感する旅 by leoleo leoleo 2018.07.02 1 4,901 0 目的 前回家族で東北へ旅行にいってから3年、当時5歳だった長男はもうすぐ8歳になり、あらたに次男(1歳)も生まれました。今年は四人家族で復興にかける希望を体感すべく、東北へ訪れたいと思います。 特に、今まで岩手の方面になかなか訪問できていませんでしたので、今年はこ
遺留品返還会場にて(1) hometown_of 2018.01.18 4 2,275 0 遺留品の展示・返還を行っている陸前高田のコミュニティホールに行った。被災していない人間が行くべき場所ではないとは心得てはいるものの、どうしても見てみたくて、「見学させてもらえませんか」と丁重にお願いして入れてもらおうと心に決めて行ってみた。釜石から陸前高田