放射能に負けないコメ作り 第6回 iRyota25 2012.12.15 3 3,734 0 東京電力福島第一原子力発電所から直線距離で30kmを少し越えるいわき市北東部。久之浜や大久、四倉といった歴史ある集落には、原発事故の直後からコメ作りの再生に取り組んできた人たちがいる。距離が近いにも関わらず、いわき市北東部の空間線量は比較的低い。しかし農地にホ
東日本大震災・復興支援リポート 東日本大震災で何が起こったのか。 宮城県のパネラーが防災シンポジウムで語った肉声(2012年2月17日) iRyota25 2013.01.10 2 5,976 0 春のセンバツに21世紀枠として出場した石巻工業高校野球部の松本嘉次監督、女川町で廻船業を営む青木久幸さん、多賀城市総務部地域コミュニティ課の吉田学さん、そしてコバルトーレ女川の選手兼ユース監督で地域担当も務める檜垣篤典さん。それぞれの立場で震災をくぐり抜けて
自分たち家族は浜松で避難生活。両親は南相馬。いますぐにでも戻りたいけれど、それができない(2011年11月27日) iRyota25 2013.01.21 2 3,306 0 福島県からは6万人を超える人々が県外へ避難し、見ず知らずの土地で生活しています。夫の実家の家族、妹家族も含め3世帯で静岡県浜松市で避難生活を送る川里女久美(めぐみ)さんもその1人。NPO法人伊豆どろんこの会が静岡県内への避難者支援のために開催した「伊豆の秋は
海辺の地をゆく「石巻市・中瀬」2012年11月20日 iRyota25 2013.01.23 2 2,763 2 2012年11月21日(622日目)の宮城県石巻市・中瀬 旧北上川の河口を中心に町並みが形成されてきた石巻。川の中州の中瀬は、大河と海をつなぐ港として、江戸時代から栄えてきた。江戸の町で流通していた米の半数が、伊達藩や南部藩などから石巻経由で運ばれたものだったといわれ
石巻の空に鯉のぼりを!ご協力お願いします。 iRyota25 2013.04.08 1 1,889 0 「がんばろう!石巻」の看板を中心に、未来に向けて希望を持って歩いていく活動を行う「がんばろう!石巻の会」から、こんな依頼が発信されています。 Facebookのニュースを転載します。 がんばろう!石巻の看板に四月後半に昨年同様に思いを込め鯉のぼりを上げる予定にしてい
海辺の地をゆく 「石巻市・南浜」2012年11月21日 iRyota25 2013.01.17 2 3,518 0 2012年11月21日(622日目)の宮城県石巻市・南浜 見たところ、ただ美しいばかりの砂浜だが、ここは宮城県石巻市。被災地のシンボルのひとつとしてたびたび紹介される門脇小学校から歩いて行ける浜辺。写真の角度から180度振り返ると、日和大橋が旧北上川を越えて湊地区へ続く
ボランティアとして参加した、2年目の奉奠祭(2012年10月20日) iRyota25 2013.01.22 2 2,569 0 奉奠祭花火大会前日 現場に到着したのは、もう日が暮れた後だった。震災直後から久之浜とお隣の四倉の復興に向けて、側溝の泥だし、撤去される家屋からの思い出の品の搬出、ガレ花活動、そして昨年の奉奠祭など、故郷の未来のための活動を展開してきた北いわき再生発展プロジ
「なんとかお店を!」の声に応えるため、被災地第1号となる仮設商店街オープンに奔走 iRyota25 2013.01.22 2 2,416 2 住民がいなければ商店は成り立ちませんが、お店がなければたとえ住宅だけが整備されても人々は戻ってきません。津波によって町の中心部が壊滅的に破壊された上、原発事故の影響で多くの住民がいまも町を離れている久之浜。しかし、この町の「浜風商店街」は、被災地で最初にオ
明日を目指すお店リポート:久之浜「地域密着。町の電器屋さんプラネットさとう」 iRyota25 2013.01.21 2 2,472 2 2012年10月19日 「うちのお父さん70歳なんだ。それでね、あと3年すればお店を出してから50年になるの。だから、それまでは頑張ろうって、ふたりで言ってるのよ」 いわき市久之浜に、東日本大震災後、日本初の仮設商店街としてオープンした浜風商店街。その中ほどに店を構える
東日本大震災・復興支援リポート 「心の瓦礫はまだまだ残ったままなんだ」 iRyota25 2012.11.05 5 2,957 0 復活は見えない。それでも雄勝で“海の仕事”に戻る 大津波の後の町の様子を見たことがある人なら、雄勝という地名を聞いただけで胸が締め付けられるような気持ちになるかもしれない。それほど被害は大きかった。海沿いの住宅も公共施設もほとんどが壊滅した。津波被害の後の雄
明日を目指すお店リポート:女川「ニューこのりの活穴子天丼」 iRyota25 2013.01.18 2 2,626 0 石巻あたりで地元の人に美味しいお店を尋ねると、必ずといっていいくらいオススメされるのが女川町の「ニューこのり」。震災前からの人気店でしたが、お店があった小乗(このり)浜は津波で民家がほぼ全壊。それでも小乗浜の人たちがまとまって入居している仮設団地のお隣に20
東日本大震災・復興支援リポート いま私たちにできる事は何なのだろう 写真で見る被災地8カ月後の現実。 2011年11月17日~18日 iRyota25 2013.01.21 2 1,938 0 本格的な冬を迎える前に多くの仮設住宅が完成して、被災者のほとんどが入居できました。被災者はみんな元気です。みんな「ありがとう」って言ってます。東北の人たちはガマン強いからもう大丈夫――。そんな話を真に受けている人がいたら考え直してほしい。被災地の人たちが
海辺の地をゆく 「いわき市・薄磯海岸」2012年11月3日 iRyota25 2013.01.11 2 3,013 0 日本の渚百選にも選ばれた薄磯海岸は、いわき市平薄磯の塩谷崎の北に続くビーチ。夏には海の家が立ち並び、多くの海水浴客でにぎわう福島を代表する海水浴場だった。岬には木下恵介監督の映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台となった塩屋埼灯台。岬は美空ひばりの「みだれ髪」
東日本大震災・復興支援リポート 「陸前高田の1年半」 iRyota25 2012.11.15 4 2,846 0 2012年10月25日の陸前高田市 陸前高田市、旧・市役所周辺を歩いた。むき出しになった鉄筋が、虚空を引っ掻いているように見える。 多くの職員や市民が犠牲となった旧庁舎は、2012年度内の解体が決定し、11月10日にはお別れ会が執り行われた。 市役所に隣接していた市民会館の
復興・再生・新生「2013年のことば」 iRyota25 2013.01.08 2 3,337 2 ▲「復興支援トップ」に戻る 勝 邦義さん(宮城県石巻市)さらに巻き込む。 近江弘一さん(宮城県石巻市) ソフトに投資していく年。 からすや食堂さん(いわき市久之浜)今までと同じように毎日を。 ≫関連記事 ≫関連記事 ≫関連記事 佐藤三栄さん(いわき市小久) 今年は「ゼ
息子へ。被災地からの手紙(2013年3月30日) iRyota25 2013.04.01 1 1,433 0 女川の石田さんと電話で話していたら、 「昨日とおととい、雪が降ったんだよ。積もるような雪じゃなかったけどね」 と唐突に雪の話になった。 前日に桜吹雪の中でお花見をしていた父さんは、電話口でこんな風に言いたくて仕方なくなった。 「こっちは桜の花びらが雪のように舞
速報!石ノ森萬画館ReOPEN!(2012年11月17日) iRyota25 2012.11.17 3 7,173 1 震災から1年8カ月。石巻の町おこしの拠点が再オープン ついに“マンガの町・石巻”の象徴、石ノ森萬画館がリ・オープン。セレモニーには漫画家・石ノ森章太郎が生み出したヒーローたちも駆けつけた。一歩前に立つのは石巻のローカルヒーロー「シージェッター海斗」(石ノ森氏の
復興・再生・新生「2013年のことば」佐藤三栄さん iRyota25 2013.01.09 2 2,206 0 今年の目標は「ゼロ」だね。放射能ゼロのコメ作りを実現します。 佐藤三栄さん(福島県いわき市小久)農業 福島第一原子力発電所の事故から数えて三度目の春がやってきます。田んぼはいままだワラが残った状態ですが、新春早々から田おこし、代掻きなど本格的な稲作の準備が始
東日本大震災・復興支援リポート 「大川小学校・失われた場所」 iRyota25 2012.11.28 3 2,943 0 ここに来て、胸に刺さるトゲ(2012年11月19日) 石巻市立大川小学校は、北上川のほとり、新北上大橋の南にある。橋への交差点からは歩いて3分もかかりません。 平日、休日を問わず、多くの人が大川小学校を訪れます。 真っ平らな更地になった場所に、大川小学校の建物だけが残
復興・再生・新生「2013年のことば」石田志寿恵さん iRyota25 2013.01.09 2 1,798 0 「急がなくていい」、「ゆっくりでいい」と私は言ってるんだよ。 まだ何も進んでいない。始まってもいないくらいだよ。みんな早く家を建てるなりして早く仮設を出たいと思っているけど、 たとえお金があったって材料と人が足りない。だって女川で大工組合の人、たった10人しか
復興・再生・新生「2013年のことば」徳田昌尚さん iRyota25 2013.01.09 2 1,752 0 来年の抱負と言うより、今後の目標と言うか。。。 今まで出会い、支えてくれる方々が自慢できるような歌い手になれるように 頑張ります! 徳田昌尚さん(東京都足立区)ミュージシャン コバルトーレ女川の公式応援ソング「コバルトヒーロー」を歌う徳田さん。はじめて歌声をお
復興・再生・新生「2013年のことば」平井慶祐さん iRyota25 2013.01.09 2 1,725 0 いっこいっこ形にしていくこと。たいせつにしたい。 平井慶祐さん(宮城県石巻市)写真家 「どうしたら笑顔がうれしくなるような写真が撮れるんですか? 」。 狐崎浜の海の上、イケメン漁師カンノさんの船に揺られながら尋ねたときのことが忘れられない。「ただ、ふつうにその
息子へ。被災地からの手紙(2013年3月11日) iRyota25 2013.03.15 1 2,027 0 2013年3月11日 宮城県石巻市 寒風の中、手向けられた水。サービスしてもらった長田区の熱いコーヒー。 激しい風の音がようやくおさまった頃、日の出を迎えた石巻の町はうっすらと白く雪化粧していた。前日ビーチクリーン活動をしていた時の暑さからは信じられないくらいだ。
東日本大震災・復興支援リポート 被災地・田老への小さな旅(3) iRyota25 2012.10.31 4 2,821 0 町を見に来たら、ここまで足を伸ばしてほしいのよね 約8割の建物が被災し、ほとんど建物が残っていない田老地区の中心地から7.8キロ。 車で走ること15分ほどの距離にあるグリーンピア三陸みやこ(旧グリーンピア田老)の広大な敷地内に、約400棟の仮設住宅と仮設商店街「たろ
息子へ。被災地からの手紙(2013年3月7日) iRyota25 2013.03.13 1 1,684 0 2013年3月7日の福島県双葉郡楢葉町 今回のいわき取材の宿泊場所は広野町。この2月オープンしたばかりの、復興特需対応型の簡易なホテル。広野町なんていうと、放射能は大丈夫なの?と心配かもしれないけれど、思った以上に低い。屋外で0.18μsv/hくらい。久之浜で0.14、いわき