息子へ。被災地からの手紙(2013年8月11日) iRyota25 2013.08.16 2 2,032 0 南三陸から灼熱猛暑の石巻へ ほぼ1週間前にも石巻にいたんだから断言できる。 川開きまで、まるで梅雨寒のように、もう初秋になったかのように、寒かった石巻に、 夏が来た。 南三陸から北上川沿いを走り、大川小学校に立ち寄った頃には、クルマの中にいても汗が噴き出すよう
南三陸・長須賀ビーチ「最高のガッツポーズ」 iRyota25 2013.08.16 6 2,770 0 午後の日差しが波に乱反射する長須賀ビーチに、こどもたちの歓声が上がる。 「気をつけろよ! こいつ、凶暴だぞ!」 こどもたちが大人を追いかけ回す。ビーチ狭しと走り回って逃げるのは勝又三成さん。頑張るこどもたちと一緒になって、南三陸・歌津の長須賀ビーチ再生に取り
東北旅「夏」~絶景! 碁石海岸~ iRyota25 2013.08.16 4 2,475 0 大船渡の町中からクルマでほんの20分。 これぞリアス式海岸!な絶景が広がります。 国の名勝、天然記念物、日本の白砂青松100選、日本の渚百選、 日本の音風景100選、美しい日本の歩きたくなるみち500選など、 たくさんの「勲章」も納得の、すごい景色。 認定に向けて活動が続
東北旅「夏」~民話とカッパのふるさと遠野~ iRyota25 2013.08.16 5 3,236 0 柳田國男の「遠野物語」のふるさと、遠野。 座敷童(ざしきわらし)や山神山人、そしてカッパ。山に囲まれた静謐な空間には、 民話の世界がそのまま息づいています。 遠野駅周辺の道を歩くだけでも、 日本の原風景のような景色の中にひたれますよ。 あー、なんでこんなに心地
日和アートセンターで出会った「20歳の時間」 iRyota25 2013.08.08 3 4,061 0 川開き祭りの翌日、日和アートセンターで展覧会が始まった。展覧会の名称は、 「5人の時間展 意識のながれ」。 仙台市の宮城野高校美術科出身の現役美大生5人が、20歳を迎えるのを機会に石巻に集まり、過ごしてきた時間と変化していく意識をテーマに制作した作品を展示するグ
息子へ。被災地からの手紙(2013年7月31日) iRyota25 2013.08.08 3 2,724 0 夜行バスがとれなくて、新幹線&ミヤコーバスで石巻入り。 うなるような轟音を立ててジェット機が駅上空をバンクしながらフライパスしたのは、 バスが駅に到着したのとほぼ同時だった。 「ブルーインパルスだ!」 嫌いじゃないが、とくにファンというわけでもない。でも、空を
息子へ。被災地からの手紙(2013年8月1日) iRyota25 2013.08.08 3 3,381 0 宮城県石巻市「川開き祭り」2日目 川開き本番の朝、未明まで雨が残った。激しく降った時間もあった。 天気が心配で目が覚めて、街に出てみると、七夕飾りが落ちている場所もあった。 空を見上げる。雲がゆっくり流れている。切れ間から薄日も差してきた。 そして、花火のフィ
こどぱにー、お祭りで大・盛・況! iRyota25 2013.08.08 6 2,538 0 8月1日。 おまつり会場になった街なかでも、いちばん混雑する寿町通り。ピースボートセンター隣の空き地に、こんな看板が出現! 縁日のように出店が並ぶ通りで、秘密基地づくり?! もちろん空き地はこどもたちでいっぱい。熱気むんむん、大盛況! 外から、中から、トンカント
川開きで奉納された「金華山の龍(蛇)踊り」 iRyota25 2013.08.07 4 2,036 0 石巻・川開き祭りのパレード会場を、金華山神社の幟とともに龍が行く。 明治時代の神仏分離令で途絶えていたものが、昭和58年に海中から「八大龍王神」の石碑が発見されたことから復興されたありがたい龍(蛇)踊りだ。 ドン、ゴーン、ドン、ゴーン、ピョ~… 太鼓や銅鑼の音に
「出会えばきょうだい」沖縄のエイサーが石巻で炸裂 iRyota25 2013.08.07 5 3,540 0 2013年8月1日、 石巻最大のお祭り「川開き」に、沖縄の伝統芸能エイサーが登場した。 「なぜ?」って思う前に写真をずらっと見てください。 (クリックして拡大表示したら、「>」で順番に眺められます) 記事は、写真の下に続きます。 「エイサー石巻」宮城県石巻市に沖縄エ
東北、この一枚。(8)川開きの朝の「がんばろう! 石巻」 iRyota25 2013.08.02 4 1,925 0 石巻市門脇の「がんばろう! 石巻」の看板に、川開きを迎えて七夕飾りのディスプレイが加わった。工事用鉄パイプで手作りされたスタンドに飾られた5つの七夕飾りが、ひまわりの花といっしょに「がんばろう! 石巻」看板のまわりで風に揺れていた。 この七夕飾りは、石巻の仮設
東北、この一枚。(7)ビルの壁面にかつての町の姿を映す映写会 iRyota25 2013.08.02 4 1,845 0 「観慶丸本店さんのビル壁面に、昔の石巻の景色が映し出されるんだって。町の人たちが昔8ミリで撮影したものらしいのよ。」 祭りの開催前から町の人たちの間で話題になっていた「市民が撮った8ミリフィルム 昭和の石巻」(ISHINOMAKI 2.0企画)。石巻川開きの初日(前夜祭)の
東北、この一枚。(6)石巻川開きの流燈 iRyota25 2013.08.02 2 2,641 0 2013年7月31日夕刻、石巻最大の夏祭り「川開き」で流燈(燈籠流し)が行われた。 河原近くに設けられた慰霊会場で、石巻仏教会の流派を超えた僧侶による慰霊行事が行われる中、旧北上川に1万の燈籠が流され、たくさんの人々が川の土手や内海橋を埋めつくした。 徐々に暮れ行く
東松島市長・阿部秀保さんに聞く。 iRyota25 2013.07.30 2 2,249 0 防災集団移転促進事業として住民がみずから選んだ移転先の造成工事は、 市内7か所ですでに着工している。 瓦礫処理では97%のリサイクルを実現するのみならず、雇用も創出した。 復興をめぐり、市民と行政のあつれきの話を聞くことが少なくない中、 東松島市は着実に将来に向
「石巻 まちの本棚」がオープン! iRyota25 2013.07.29 4 3,463 0 [2013年7月27日 宮城県石巻市] いーくうかん。 本がたくさんあってゆったりできる場所。 石巻の街なかに、本を真ん中においたコミュニティスペースがオープンしました。 これまで全国で一箱古本市を開催したり、被災地に本を届けるプロジェクトを行ってきた「一箱本送り隊」と
石巻の塩うに。店ごとにこだわりあり! iRyota25 2013.07.29 2 3,351 0 一箱古本市の表彰式を終え、ふれあい商店街の屋根付きベンチで、電器屋さんの佐藤さんと一日の労働を労っていた時のこと。 ビールはもちろん立町商店街の相澤商店で購入。おつまみはふれあい商店街のいそざき八百屋さんで買った茹でトウモロコシ。夕方の風を感じながらのひと
息子へ。被災地からの手紙(2013年7月27日) iRyota25 2013.07.29 3 2,842 0 宮城県石巻市へ0泊3日の弾丸ツアー 石巻で最大のお祭り「川開き」。 7月31日から8月1日にわたって供養祭、灯篭流し、花火大会、孫兵衛船競漕などで盛り上がる。「ぜったい来なきゃダメだよ!」とたくさんの人たちに誘われたんだけど、宿も交通機関もいっぱいで、どうにも当日
息子へ。被災地からの手紙(2013年7月24日) iRyota25 2013.07.26 0 2,092 0 静岡県賀茂郡西伊豆町・集中豪雨災害復旧ボランティア 東北から帰った週末あたりから、Facebookに「静岡の被害状況」という石巻エリア発の書き込みが見られるようになった。頭がぼーっとして理解するまでに時間が掛かってしまったが、17日から18日にかけて大雨被害を受けた西
息子へ。被災地からの手紙(2013年7月19日) iRyota25 2013.07.25 2 2,708 0 岩手県陸前高田市 小学校の校舎が簡易宿泊施設になった二又復興交流センター 陸前高田の町はいま、夏草に覆われた広い平坦地になっている。建物は数えるほどしか残っていない。かなしいほど見晴らしが良くなった町を工事車両など町の再建を進める車両が走り回る。高田の町の平
息子へ。被災地からの手紙(2013年7月18日) iRyota25 2013.07.23 3 2,648 0 宮城県石巻市→女川町→石巻市→南三陸町→気仙沼市 昨夜遅くから石巻は雨。それもかなり激しい降り。朝起きて気象情報をチェックしたら宮城県東部には大雨警報が出されていた。 まいった。今日は女川から海沿いの道を通って雄勝、南三陸、気仙沼と走って陸前高田まで入る予定。大
東北、この一枚。(5)吉浜の津波遺構 iRyota25 2013.07.23 3 2,994 0 岩手県大船渡市の中心部から国道45号を北へ向かうと、釜石市との境界手前に吉浜という町がある。中華料理で珍重される乾鮑「キッピンアワビ」の産地として知られる町だ。ちなみにキッピンとは吉浜の中国読み。吉浜産の乾鮑は世界一の品質と高く評価されてきた。 吉浜の町には
東北、この一枚。(4)増水した女川町中心部 iRyota25 2013.07.23 4 2,146 0 この日、宮城県東部には大雨警報が発令されていた。 女川から海沿いにブルーラインを通って雄勝まで行く計画だったが、道路状況の不安からすでに断念。でも女川までは行けるだろうと、国道398号を石巻方面から東へ向かった。しかし、浦宿の先の坂道を下り始めたあたりから、道
東北、この一枚。(3)陸前高田・うごく七夕 iRyota25 2013.07.23 2 1,920 0 「もしかして取材か何かなの? 個人的なブログとかならどんどん宣伝してほしいんだけど、取材ってことならお断りだなあ。」 陸前高田の「うごく七夕」。たとえ盆や正月には帰らなくても、この日だけは東京や仙台へ出て行った人たちも帰省してきて町中がひとつになるという、年
息子へ。被災地からの手紙(2013年7月17日)その1 iRyota25 2013.07.23 1 1,898 0 2013年7月17日、曇り。(石巻市狐崎浜) ◎本日曇天なれど、引き続き驚くべき一日なり! 東松島市の宿舎を出発したのは午前2時。 牡鹿半島の真ん中あたりにある狐崎浜への道すがら、何頭もの鹿に出会ったよ。カーブを曲がったとたん、光る目が4つ。ヘッドライトに照らされて、
東北、この一枚。(2)東松島・月浜海水浴場 iRyota25 2013.07.22 1 1,599 0 小さな入り江の奥に広がる真っ白なビーチ。浜辺にはシットオンタイプの二人乗りカヌーがずらりと並べられている。 まさに、海水浴場のオープンを「いまか、いまか」と待っているよう。 ここは東松島市宮戸島の月浜。奥松島を代表するビーチのひとつだ。あれから3度目の夏、よ