釣りのメッカ・初島。私服とレンタル釣竿で挑む。【旅レポ】 tanoshimasan 2013.03.18 1 7,881 0 休日、のんびり、初島 「週末はやることもないし、初島にでも行こうかな」 僕は休日に時間が空くと、なんとなく初島に行く。熱海港から船で20分の初島は静岡県にある数少ない離島のひとつ。その熱海からそう遠くない場所に住んでいる僕にとって、のんびり過ごすにはちょうど良
群馬のペンションで体感した一期一会【旅レポ番外編】 tanoshimasan 2013.03.15 0 1,667 0 2008年の冬ごろ、僕は群馬県みなかみ町のペンションで働いていた。僕は一人旅の道中だったのだが、「せっかくだから寒い時期は寒い場所にいたい!」と思い、なんとなくみなかみ町をチョイス。泊まった宿が素敵な宿だったこともあり、なりゆきで2ヶ月ほど働かせてもらうことに
船で石垣島へ。今は亡き有村産業・・・【旅レポ】 tanoshimasan 2013.03.14 0 4,057 0 安上がり!船に乗って石垣島へ行く 僕は那覇新港から船に乗った。名古屋発、台湾・基隆行き。クルーズフェリー飛龍21。名古屋から、大阪、沖縄3島を経由し、3日かけて台湾までを結ぶというフェリーだった。僕は貧乏旅行をしながら目的地・西表島を目指していた。その西表島に
竹富島、昼の顔と夜の顔【旅レポ】 tanoshimasan 2013.03.12 0 1,845 0 西表島の宿で長期的に働いていたことがあった。多忙を極めたGWを乗り越え、ほぼまる1ヶ月休みなしで働いた僕は、まとめて3日の連休をもらうことになった。うち、2日間を黒島で過ごし、最終日の3日目は西表島からも近い竹富島を訪れた。 短時間でサクッと楽しめる竹富島 八
屋久島で山小屋に泊まる【旅レポ】 tanoshimasan 2013.03.08 0 2,448 0 屋久島・宮之浦岳(1936m) 離島ながら九州地方最高峰を誇り、日本百名山にも選ばれた山だ。あの有名な縄文杉、ウィルソン株、花之江河といった景勝地ももちろん、この登山ルートの中にある。8月のある日、僕は数人の友人と共にこの山を登った。次から次へと登場した島の自然
黒島で虫に好かれる。【旅レポ】 tanoshimasan 2013.03.06 1 2,061 0 西表島の宿で長期的に働いていたことがあった。多忙を極めたGWを乗り越え、ほぼまる1ヶ月休みなしで働いた僕は、まとめて3日の連休をもらうことになった。西表島から石垣島へ渡った僕は、そのまま黒島を訪れることに決めた。 自転車で 石垣島から、約30分。八重山諸島・黒島
長期滞在と帰路の船(西表島)【旅レポ】 tanoshimasan 2013.01.10 0 1,993 0 2か月半ほど西表島に滞在した。「普通の人が経験しないようなことをしよう」と思って、なんとなく西表島を選び、大学を休学して訪れたのだ。 帰る日の朝は晴れていた。 たかが2か月半と言えど、振り返ると濃い。宿のスタッフとして住み込みで働きながら色んな人に会った。
北港で雷に追われる(母島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.28 0 4,114 0 北港で雷に追われる 島の遊歩道を歩いていて雨に見舞われることは珍しくない。島の天気は変わりやすいからだ。僕は歩くときはいつもレインスーツ(キャンプ用のカッパ)を常備しているので、雨に降られる前提の準備をしてから歩く。だからこそ、「目的地への道中、引き返す」
船浮集落 - その2.陸の孤島で音楽祭「船浮音祭り」【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.27 0 1,648 0 ←その1.「無形の価値」溢れる船浮 陸の孤島で音楽祭「船浮音祭り」 ちいさな集落にたくさんの人が集まった。 4月下旬のこの日はGWの1週前にも関わらず、多くの観光客で賑わっていた。あとで新聞で確認すると、東京や大阪といった遠方からのファンも駆けつけていたそうだ。
船浮集落 - その1.「無形の価値」溢れる船浮【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.27 0 1,682 0 「無形の価値」溢れる船浮 この場所に初めてきたとき、その雰囲気に感動した。月並みな感想だが、こんな場所があるんだと思った。西表島の船浮集落は、大原、上原といった中心集落から道路が通っていない。陸続きでありながら、船でしか渡れない“陸の孤島”なのだ。 聞いたとこ
地ボタルを見に行く(西表島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.18 0 1,900 0 地ボタルってなんですか? 地ボタルを見に行こうと言う。西表島で同じ宿に泊まっていた常連のお客さんが誘ってきたのだ。「地ボタル」なんて聞いたことがない。地ボタルってなんですか?「こっちの飛ばないホタルだよ」 へぇ、こっちには飛ばないホタルがいるのか。当時無知で
エンジェルロードで縁を結ぼう(小豆島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.11.29 3 2,230 0 「恋人の聖地」エンジェルロード 「恋人の聖地」と呼ばれるエンジェルロードに来た。正直、エンジェルロードという名前の名所があるという程度の認識だったが、そこかしこに「恋人の聖地」と書いてある。どうやらロマンティックな場所に迷い込んでしまったらしい。 恋人の聖地
お猿の国の猿社会(小豆島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.11.28 1 2,256 1 銚子渓・お猿の国自然動物園 車で走るにはちょうど良い小豆島。近くに「銚子渓お猿の国」があるようなので立ち寄ることにした。県道27号線へ入り、車を7分ほど走らせると、それまでの海が見えていた景色とは違う山道の雰囲気が漂ってきた。 野生の猿、只者ではない・・・? ふ
田代島、民宿・海浜館に泊まる。その2【旅レポ】 tanoshimasan 2012.11.01 1 4,434 0 ふと夕方、トイレに行くと、ばあちゃんが台所で夕飯の支度をしている姿が見えた。鼻を鳴らしていると、 「もうすぐ出来るがら待っどいでねー。」 なんて言う。僕は長旅で洗濯を溜めこんでいたので朝からずっと寝巻のままだ。それ以前に、この悪天候では外出する方が難しく、結
田代島、民宿・海浜館に泊まる。その1【旅レポ】 tanoshimasan 2012.10.31 6 8,601 3 とある日曜日の翌日、宮城県石巻市、田代島にて1泊することになった。ところが、かける宿かける宿電話がつながらない。もしくは、つながったとしても断られてしまう。前日の急な予約、月曜日に1泊、しかも男性客1人。なかなか対応しにくいのだろう。相手の事情を思えばそれ
田代島、猫のいる風景【旅レポ】 tanoshimasan 2012.10.30 2 2,860 0 正午の“にゃー”タイム 私事で恐縮なのだが、先日26歳の誕生日を迎えたばかりだ。他人にどう思われているかはともかく、世間から見ればもはや良い大人である。大人には大人たる態度と言うものがあり、気品ある振る舞いが求められるのだ。それは承知している。 しかし、しかしだ
【旅レポ】野尻湖・琵琶島めぐり、15分1本勝負! tanoshimasan 2012.09.10 2 1,956 0 国内では珍しい湖上の離島、琵琶島 片道8時間・・・やっと着いた。 長野県の北部、斑尾山と黒姫山の合間に位置する野尻湖。その野尻湖をのんびりと移動する大型遊覧船「雅」の上で、僕はひとりあれこれ悩んでいた。 野尻湖には、琵琶島という湖上の離島がある。島と言えば、海
島旅レポート「旅レポ」 tanoshimasan 2012.08.24 3 3,333 0 【楽島案内所】しまたびのおしながき にもどる。 島を巡った紀行文集です。 北は北海道から南は沖縄まで、およそ400島!死ぬまでに全部まわれたらいいなーと、思いながら生きてます。 マジメだったり、ふざけていたり、ふざけていたりします。島を訪れる楽しさなんかが伝わ
三重県某島、”島民の足”に見る”大らかさ”【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.20 1 1,525 0 地図を必死で読む観光客 三重県某島にて下船した。初めて降りる島。下船したものの、地図と風景を照らし合わせて「ここはどこ、どこへ行こう、方角は・・・」と考える。『話を聞かない男 地図が読めない女』なんて本もあったが、僕は男のくせに地図を読むのが得意ではない。読
しいちゃんお手製かわいい小物、売るはご主人商売上手(佐久島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.16 1 2,669 0 佐久島発、手づくりみやげ 東側・西側に2つの集落がある佐久島。その双方を結ぶメインの通りを西の方へ向かって歩いていると、なんだかかわいらしい看板が目に入ってきた。木の看板に風鈴、ベンチ、その日はおそらく35度近いと思われる暑さだったが、なんとも涼しげだ。思わず
神島、「恋人の聖地」を歩いてみる【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.16 3 2,818 0 三島由紀夫『潮騒』の舞台・神島。「恋人の聖地」という異名を持つ島を巡る。この神島は、地図で見ると島全体の外周をぐるっと一本道が続いている。そこを歩いていくと、『潮騒』の舞台としておなじみの光景、景勝地に出くわすことになっているらしい。 大きく見どころは4つ
坂手島・静かな浜で島の奥様と話す。【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.15 1 2,408 0 坂手島・静かな浜で島の奥様と話す。 降り立った坂手島の海沿いを歩いていると、集落から離れていく方向に島民らしき2人を見つけた。「島民らしき」などと述べたが、夕方も17時を過 ぎており、島民じゃない人間を探す方が難しいかも知れない。まして、肩からエプロンをかけ
神島・八代神社へ。~三島由紀夫が描いた風景をたどる~【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.14 0 3,590 0 『潮騒』の舞台・神島 8月半ば、僕は三重県の島めぐりをするなかで神島を訪れた。三重の島めぐりをするなかで、下調べをすることなく、なんとなく訪れたので、まずは港の前の食堂「潮波(ざっぱ)」で、観光用のパンフレットを眺めながら、島にまつわる知識を仕入れていた。
佐久島の伝統・・・ってワケじゃないんだ。「貝紫染め体験」で感じるゆるい空気とゆる文化【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.13 0 2,592 0 佐久島ゆる文化?貝紫染め体験 貝紫染め体験をやってみよう 愛知県・三河湾に浮かぶ佐久島。その休憩所、弁天サロンにやってきた。さすが夏、外は炎天下、海で泳ぐ観光客はちらほら見かけても、海辺以外ではあまり人を見かけない佐久島。こうなると、島を遊ぶ側の立場にとって
代々”仁右衛門”を襲名する、島に唯一の家族。「でもなんてことはない、普通の島人」だった。【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.06 1 7,634 0 代々”仁右衛門”を襲名する、島に唯一の家族 千葉県、房総半島・太海の浜から200mほどの距離にある仁右衛門島。平野仁右衛門家の一世帯のみが代々暮らしている。人の名前がそのまま島の名前にもなった珍しい島である。代々島主が”平野仁右衛門”を名乗るという、独特な伝統を持