列車に乗っている時に津波警報が出されたら iRyota25 2016.09.28 1 1,763 0 東京から来たボランティアさんが、東北の被災地で開催された手芸のワークショップでこんな挨拶をした。 「東京の方ではもう東北は復興したんでしょ、って感じです。テレビでも3月11日の前に特集が組まれるだけなんですよ。だから、私たちが実情を伝えると皆さん一様に驚かれる
避難ルートを実際に歩いてみました。~沼津・牛臥山公園編~ pamapama 2018.05.21 8 3,819 10 シリーズでご紹介していく「避難ルートを実際に歩いてみました」。今回は沼津市牛臥(うしぶせ)にある「牛臥山公園」です。 明治・大正・昭和を通じて皇族の方々がご静養された沼津御用邸(現在は「沼津御用邸記念公園」)より少し北にあるのが牛臥山。 下の沼津市の地震・津
息子へ。被災地からの手紙「神戸の人たちの津波への危機感」 iRyota25 2016.06.02 3 5,675 0 避難誘導看板の周りが暗く見えるのは、ライト内蔵の電飾表示が明るいから。この誘導看板が設置されているのは神戸の中心街、元町のアーケードの天井だ。 アーケード街全体が見えるように撮った写真を補正してみたものの、ライト入りの誘導看板は白く飛んでしまった。それだけ
5歳の息子が津波の恐ろしさを悟った道路標示 iRyota25 2016.03.12 10 2,791 0 「ほら、前を走ってるダンプの荷台に青森って書いてるよ。青森から岩手まで来て働いてるってことなんだ。工事を早く進めるために、今でも全国から建設業者が集まってるんだね」 東北沿岸部の現状を身をもって経験するための社内公募ツアーを使って、レンタカーで浜街道を走っ
【遺構と記憶】気仙沼向洋高校に刻まれた津波の記憶 iRyota25 2016.03.17 7 8,408 0 気仙沼向洋高校は20世紀最初の年、1901年に開校した宮城県立の高等学校。水産教育を中心に、地元の産業を支える人材を輩出してきた伝統校だ。 校舎は気仙沼市南部、リアス式海岸や潮吹岩で知られる岩井崎やお伊勢浜海水浴場の近くにあった。海岸からは500メートルも離れていな
西日本豪雨災害の爪痕 広島県福山市駅家町 ~ちゃっこいメッセージ~ jina 2018.09.11 6 8,070 4 西日本豪雨(平成30年7月豪雨)により、被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。また犠牲になられた方々とご遺族の皆様に、深くお悔やみを申し上げます。 死者は8月21日時点で221名。何が起きたのかこの目で見て心を使って「命の大切さ」を感じようと思い被災地に行
避難ルートを実際に歩いてみました。~沼津・らららサンビーチ編~ pamapama 2018.05.07 6 4,212 8 シリーズでご紹介していく「避難ルートを実際に歩いてみました」。今回は沼津市西浦にある「らららサンビーチ」です。 実は環境省が認定する「水質が特に良好な水浴場」に何年も連続で選ばれているほど水がきれいなこのビーチ。沼津の市街地からでも(渋滞さえなければ)30分
【明治三陸津波120年】最大津波高38.2mの場所 iRyota25 2016.06.19 1 4,348 0 東日本大震災の巨大津波が起きるまで、津波高さとして最大だったのは明治三陸津波の38.2m。 その場所がここだ。 岩手県大船渡市綾里町大久保地区。県道9号が三陸鉄道南リアス線と並行して走る場所。東北電力の電力柱に設置された看板に「災害は忘れた頃にやってくる。明29.6.1
『防災フェスタinしずおか2019』に行ってきました! baikinman 2019.03.13 7 2,152 10 3月11日は東日本大震災が起こった日です。 今年も『防災フェスタinしずおか2019』に家族で行ってきました! 防災フェスタinしずおか2019 | 2019年3月10日(日)開催 『防災フェスタ in しみず2018』に行ってきました! by baikinman 地震体験 地震体験車には息子、娘、義母、私
【復興支援ツアー2018レポート】はじめてのボランティアは東北で! by jina jina 2018.10.22 5 6,361 0 東北・みやぎ復興マラソンのボランティアに参加をすることになりました。 きっかけは職場の仲間が5人、フルマラソンに出場することになったからです。 はじめてのボランティア、二日間のチャレンジです。 43才にして「ボランティアデビュー」。ワクワクします! トップページ
ワークメイトが初フルマラソン?!東北・みやぎ復興マラソンで東北応援 ~ちゃっこいメッセージ~ jina 2018.08.07 6 5,763 5 大切なワークメイトが二人います。家族よりも一緒にいる時間が長い大事な仲間です。 東北・みやぎ復興マラソンが今年も開催されると聞いてチャレンジを決めたうっちーとCちゃん。7月から練習をスタートしました。 東北・みやぎ復興マラソン2018 ワークメイトうっちーの練習 7
【明治三陸津波120年】120年前はほんの昨日 iRyota25 2016.06.17 1 10,177 0 明治29年6月15日午後7時32分、岩手県釜石市東方約200kmを震源とするマグニチュード8.5クラスの巨大地震が発生。この地震によって発生した津波は、海抜38.2mという当時の観測史上最大の遡上高を記録し、岩手県、宮城県、青森県の沿岸部を中心に甚大な被害をもたらした。 ——と
避難ルートを実際に歩いてみました。~熱海市渚町~ pamapama 2018.04.16 5 3,682 8 シリーズでご紹介していく「避難ルートを実際に歩いてみました」。今回は熱海市渚町付近。このシリーズの初回でご紹介した「熱海サンビーチ」のある東海岸町のひとつ南のブロックです。このエリアでの避難について考えてみました。 上の図でわかるように、「レベル2(=あらゆ
【復興支援ツアー2018】復興への希望を体感する旅レポート by leoleo leoleo 2018.08.20 4 5,487 0 今回のツアーで3度目になる復興支援ツアーでは、前々から訪問したかった奇跡の一本松への訪問をメインに岩手方面に向かいました。 今までのツアーでは宮城方面への訪問のみで、個人的にも岩手県に訪れたことはありませんので、初めて行く場所ということと小さな子供を連れて
津波実話・悲話・奇譚。繰り返される物語 iRyota25 2016.03.04 3 7,099 0 これからご紹介する物語がいつの出来事だったのか、読んで想像してみてほしい。 濁流の中に病身の兄を護る 下閉伊郡山田町の佐藤コツルさん(25)は、津浪だ!という声に驚いて、永らく病床にある兄を背負うてようやく家を出たが、その時はもう漫々たる水が前後に迫っていた。
戦争の足音の中にあった昭和三陸津波 iRyota25 2016.02.26 3 7,510 0 1933(昭和8)年3月3日午前2時31分――。 その時刻、三陸一帯はうっすら小雪に覆われ、氷点下10度前後の厳しい寒さのなかで寝静まっていた。そこに突如として襲ってきた震度5の強震であった。 「人々は夢もなかばに驚いて起き出て、あるいは陰惨の空を仰いで、あるいは海を臨ん
四季咲きナデシコの花言葉 hometown_of 2018.06.09 3 2,025 0 彼女と彼女たちの物語 ☆★☆ 彼女たちは今日も咲く。昨日も一昨日も、去年も一昨年も、七年前にも咲いたように、明日も明後日も十年後にも。 ☆★☆ デジタルカメラの彩度調整が効かないくらいのコントラストで、色としてはピンクなのに、ルビーのように鮮やかで、まるでアンディ・
WILDLIFE in TOHOKU「田んぼにたかるウミネコ」 hometown_of 2018.06.20 3 2,534 0 1ト月半ほど前、田んぼにたむろするウミネコの姿におどろかされたものだったが、田植えが始まる田んぼで決定的な姿を目にしたので報告する。 WILDLIFE in TOHOKU「田んぼのカモメ」 「権兵衛が種まきゃカラスがほじくる」の民話にあるように、農作業と密接な関わりのある鳥と
シロツメクサのお花畑 hometown_of 2018.05.25 2 2,926 0 陸前高田の復興住宅に暮らしているお母さんと話をしていて、ふとシロツメクサのことで盛り上がった。 盛り上がった話の前にふたつほど注釈をつけておく必要がある。「お母さん」とは呼ぶものの、お孫さんもいらっしゃるくらいだから、実は「おばあちゃん」と呼んでもいいくら
【復興支援ツアー2017】 命の大切さに気づく旅レポート byバイキンマン baikinman 2018.03.04 3 14,514 0 真冬に東北・・・。 想像を絶する気候なのではないかと、不安になりつつ準備しました。 【準備したもの】 ・スノーブーツ ・ダウンジャケット ・ネックウォーマー ・ニット帽 ・手袋 ・ヒートテックシャツ ・カイロ 雪道対策で、念のため4WDの車に予約もしなおしました。 さあ
スズラン通りのカーネーション hometown_of 2018.05.14 3 1,181 0 母の日の夕暮れ、黄昏の蒼い空気の中で花束が風に震えていた。 かさ上げと宅地造成と住宅建設、そして道路工事が同時進行する陸前高田市。市街地のすべてを覆うほどの大規模な埋め立てによって、いまや津波前のグラウンドレベルはほとんどなくなってしまったが、以前のメイン
想像以上の大きさ!石巻の津波避難タワー iRyota25 2015.12.31 5 3,218 0 想像以上に大きい。石巻市が整備を進めている津波避難タワー。その第1号として市東部の渡波地区に2015年3月に完成した「大宮町津波避難タワー」は高さ約13メートルの鉄骨造。冬期の気温に考慮して、高さ10メートルの位置に約120平方メートルの居室も設けられている。 津波避難
【遺構と記憶】東日本大震災で再び姿を現した吉浜の津波石 iRyota25 2016.06.13 1 3,215 0 その日、数時間前に堤防で 震災当時82歳だった柧木澤(はぬきざわ)正雄さんは、同年代の男性3人で、午後2時頃から3時頃まで海岸の防波堤を散歩するのが日課だった。2011年3月11日、その日に限って午前中に出かけると、2人のメンバーもその時間に来ていた。言い合わせた訳で
浄土寺の河津桜 hometown_of 2018.05.09 2 1,573 0 3.11が近づいて心ここにあらずな状態になるということはあるが、3月の声を聞くと、このまちの人たちは別の意味でもそわそわしてくる。庭先のスイセンが咲いた。どこそこの梅が満開だ。そろそろバッケも出て来るかなあ。春を恋いこがれる思いが募るのだろう。そんな言葉をあち
避難ルートを実際に歩いてみました。~沼津・狩野川河口付近~ pamapama 2018.01.22 8 4,049 8 シリーズでご紹介していく「避難ルートを実際に歩いてみました」。今回は沼津の狩野川河口付近、港大橋より少し川上の西岸、住所で言うと「蛇松(じゃまつ)町」です。沼津は古い町名が残っていてすごくいいです。 嫁さんが親しくさせていただいているお店が三島からこちらへ