明日を目指すお店リポート「雄勝硯の伝統継承を応援しよう!」 iRyota25 2013.02.26 3 2,347 1 雄勝石(玄昌石)を使った食器が人気です! 600年の伝統を誇り、世界的にも評価の高い雄勝硯。震災前には国内生産の約9割を占める産地でした。伝統工芸品として指定されているのみならず、グッドデザイン賞受賞歴もある雄勝硯の漆黒の風合いが、食器としても人気を集めていま
東日本大震災・復興支援リポート「600年の歴史。雄勝硯の伝統を守り続けていくために」 iRyota25 2013.02.26 4 5,519 1 工房は意外な場所にあった。 津波で大きな被害を受けた後、解体に向けての片付け作業が進む石巻市雄勝総合支所1階の奥、ボイラー室と小さく表示された鉄のドアの先だ。 硯の工房として以外、常駐する人もない廃墟の一室で、ボイラーの代わりに大きなストーブと工作機械が唸り
海辺の地をゆく「石巻市・鮎川」2012年11月21日 iRyota25 2013.02.25 3 2,939 2 2012年11月21日(震災から622日目)の宮城県石巻市・鮎川漁港 宮城県の沿岸部で、太平洋に向かって突き出している半島が牡鹿半島です。その先端には奈良時代の昔から人々の信仰を集めてきた金華山が浮かんでいます。リアス式海岸の豊かな海はカキやホタテ、ホヤなどの養殖場は
田代島と猫と津波【島と○○】 tanoshimasan 2013.02.22 1 3,254 0 津波から身を守った田代島の猫たち 田代島。仁斗田港付近の猫たち。 「田代島と言えば猫である。」 そう言って良いほど、宮城県・田代島は猫好きの間では聖地とも呼べるほどの島ではないでしょうか。「その昔、島の漁師が、不慮の事故で亡くなった猫を手厚く葬ったところ、大
海辺の地をゆく「七ヶ浜町・菖蒲田」2012年11月16日 iRyota25 2013.02.22 1 2,940 3 2012年11月16日(震災から617日目)の宮城県七ヶ浜町・菖蒲田海岸 仙台市の中心部から約20km。七ヶ浜町に入ると海辺の町の匂いがしてきます。東と北に松島湾、南側に広がる仙台湾に囲まれた七ヶ浜町は、仙台のベッドタウンでありながらリゾート地でもある場所。どことなく湘南
気仙沼大島とツバキ【島と○○】 tanoshimasan 2013.02.21 1 1,758 0 気仙沼大島と言えば、何を思い浮かべるでしょうか。例えば、環境省が「快水浴場百選」の特選として選定した小田の浜の美しい海でしょうか。それとも、作家の水上不二が「大島よ永遠にみどりの真珠であれ」と言ったように、その緑の美しさが印象強いでしょうか。 ここ最近、気
海辺の地をゆく「警戒区域北部」2012年1月21日 iRyota25 2013.02.21 2 5,507 3 2012年1月21日(震災から317日目)の南相馬市小高区~浪江町~双葉町~大熊町 東日本大震災から1年がたとうとしていた、いまから1年ほど前の「警戒区域」。許可証を持って区域内に入った方から提供していただいた写真から、当時の状況を振り返ります。 南相馬市原町区大甕(お
東日本大震災・復興支援リポート「バス代行。JR仙石線のいまと明日」 iRyota25 2013.02.15 3 6,987 1 津波被災地域を代行バスで結ぶJR仙石線の旅(2013年1月27日/震災から689日目) 仙台と石巻を結ぶJR仙石線。東日本大震災の津波被害で総延長50.2kmのうち約12kmが現在も不通のままです。しかも不通区間が仙石線の中間に当たるため、列車の運行は仙台駅~高城町駅間の折り返し
新しい石巻を実感 「石巻に住んで活動する竹内久古さん・古里裕美さん」(前篇) iRyota25 2013.02.14 3 3,984 3 今回の取材のお題は「石巻に住みついて活動しようと思ったきっかけを教えてください」。 登場してくれた竹内久古さん・古里裕美さんのお二人は、NPO法人「On The Road」のボランティアスタッフとして石巻に入り、団体としての活動を終了された後も個人としてそのまま石巻に住
海辺の地をゆく「石巻市・佐須浜」2013年2月1日 iRyota25 2013.02.14 3 5,411 1 2013年2月1日(694日目)の石巻市渡波漁港・佐須浜 今回はこれまでで初めて、地元に詳しい方に海辺の地を案内していただきました。 案内人は竹内久古さん、古里裕美さんのお二人。訪ねた場所は石巻市佐須浜。万石浦の入り口に当たる渡波港の西側に位置する海辺の集落です。上
「被災地・女川」観光ガイド(2013年2月) iRyota25 2013.02.13 3 10,452 2 再起に向けて立ち上がった人たちを応援しに「女川」へ行きましょう! 見る・食べる・買う・泊まる・アクセス・モデルプラン・安全情報 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で大きな被害を受けた女川町。沿岸部は高台にある町立病院(女川町地域医療センター)を除い
被災地の明日を実感 「増田智明さんが描く夢」 iRyota25 2013.02.12 2 1,845 0 出会ったのは女川町のおちゃっこクラブ。テラスにやってくる小鳥の写真を狙って雪が残る店外を歩いた後、お店に戻ってみると、奥の支援グッズコーナーに見覚えのある後姿。石巻に移住して活動する写真家の平井慶祐さんでした。そっと近づいてびっくりさせて、「久しぶり~」と
海辺の地をゆく「石巻市・雄勝」2013年1月30日 iRyota25 2013.02.08 2 6,129 4 2013年1月30日(692日目)の石巻市雄勝町呉壺地区~雄勝地区 東日本大震災の巨大津波からもうすぐ2年。震災後しばらくの間は、陸地に乗り上げた漁船をたくさん目にしました。それは津波被害の大きさを物語る光景でした。1年目を過ぎた頃から、陸に上がった船の多くが片付けら
息子へ。被災地からのメール(2013年2月1日) iRyota25 2013.02.07 2 1,475 1 2013年2月1日 宮城県石巻市 今日取材した勝さんって、キリリと涼しげで整った切れ長の目をしている人なんだよね。話をしていると、知性とか優しさとかがその目を通して伝わってくる。だけど、11月に会った時に感じたんだけど、写真に撮ると目の表情がふにゃっと笑ったようにな
息子へ。被災地からのメール(2013年1月27日) iRyota25 2013.02.05 2 1,689 0 2013年1月27日 宮城県石巻市 初めて会った人には、こんな風に取材をお願いしすることがある。 「被災された土地の人たちの声を、できるだけていねいに、そして継続的にお伝えしたいと考えているんです。東京とか外の人たちの間では、震災の記憶がどんどん風化していると思うん
あたらしい石巻を体感 「モケモヶコタツビヨリ」 iRyota25 2013.02.05 3 2,539 3 ココハチョットオシャレナ居酒屋サンデスカ? いいえ、石巻のアート拠点「日和アートセンター」で開催中の展覧会、 「モケモヶコタツビヨリ」のオープニングパーティのひとコマです! 天井から吊るされているのは、布で作られた不思議な生物イキモノたち。 それぞれ「ポゥポゥ
あたらしい石巻を体感 「モケモヶコタツビヨリ」で出会った子どもたち iRyota25 2013.02.05 3 1,721 3 石巻市の中心部、日和アートセンターで2月1日から3月10日まで開催されている、とっても不思議な展覧会「モケモヶコタツビヨリ」。 布でつくられた不思議なイキモノたちが天井から吊るされるギャラリーの中央には、特製の大きなこたつがどーんと置かれています。アートギャラリ
息子へ。被災地からのメール(2013年2月3日) iRyota25 2013.02.03 2 1,952 1 2013年2月3日 宮城県女川町・石巻市 約1週間の東北から帰って来て、今日はちょっとだけお金の話をしよう。 女川で事業を新たにおこした人が、地元の方を雇おうとパート募集のチラシをポスティングしていた頃のお話。 「応募してくれた人たちの仮設住宅にお邪魔すると、どちら
息子へ。被災地からのメール(2013年1月31日) iRyota25 2013.02.01 2 1,969 1 2013年1月31日 宮城県女川町・石巻市 「口はね、食べるためだけにあるんじゃないの。しっかりしゃべらないと」 女川町の清水仮設住宅に住んでいる石田志寿恵さんが雑談の中でそんな言葉を語った。取材した話をページにレイアウトして、文章の内容や写真について相談しにおじゃ
海辺の地をゆく「女川町・清水」2013年1月31日 iRyota25 2013.02.01 3 2,827 3 2013年1月31日(693日目)の女川町清水・日蕨地区 「海辺の地をゆく」というタイトルなのに、どうして山の風景なの?あの日、このすぐ近くの清水地区仮設住宅のあたりまで、海が広がったのです。女川で津波というと、建物が消えた町なかや岸壁が壊された港、積み木のように転
東日本大震災・復興支援リポート「清水仮設のおばちゃんが作る温かい手芸品」 iRyota25 2013.01.31 5 3,355 0 なかなかキレイでしょ。女川町の清水地区仮設団地に住む石田志寿恵さんが、3本の糸を合わせて編み上げた小物入れ。ひとつ5時間くらいかけて丁寧に仕上げた手作り品です。石田さんと仲間たちは、浴衣を利用したシャツやパジャマ、着物を使ったのれんやカーテンなどさまざまな手
明日を目指すお店リポート:女川の出会いの空間「おちゃっこクラブ」 iRyota25 2013.01.31 8 3,224 4 女川の港を眺めながら、おいしいコーヒーをいただけます 津波で大きな被害を受けた女川にある「出会いのスペース」をご紹介します。場所は町なかにまるでお城のようにそびえる女川町立病院(女川町地域医療センター)の駐車場。お店の名前は「おちゃっこクラブ」。このお店の
東日本大震災・復興支援リポート「雪の石巻に咲いた真夏のひまわり」 iRyota25 2013.01.30 6 4,811 5 め組JAPAN「南浜ひまわりプロジェクト」写真展(2013年1月25日~1月27日) 添えられたコメントがぐっとくるのです。写真は会場で展示パネルを撮影させていただいたものです 「久しぶり!元気だった?」 「本当にお世話になったわね。いまどうしているの?」「あの時はありがと
【イベント】可能性が詰まっている「地域おこし協力隊」 tanoshimasan 2013.01.28 0 1,948 0 地域おこし協力隊 全国合同説明会に行ってきた 1月27日の日曜日、都内千代田区にて行われた「地域おこし協力隊 全国合同説明会」に行ってきました。「地域おこし協力隊」とは総務省が支援する制度で、都市住民など地域外の人材を地域社会の新たな担い手として受け入れ、地域力
東日本大震災・復興支援リポート「被災地で聞いたゆうれいの話」 iRyota25 2013.01.27 4 3,678 10 復興屋台村気仙沼横丁の大漁丸さんでのこと。 「ところで今日はどこに泊まるの?」 と尋ねられてホテルの名前を答えたところ、 「あら、よかったわね。××ホテルは出るのよね」 出るって何がと尋ねると、 「ゆ・う・れ・い。有名なのよ。見たって人はみんな同じ場所、同じ時間