震災記録写真 ~野蒜地区~ sKenji 2013.07.26 1 1,787 0 海辺に広がる野原に被災した学校が残っていた。宮城県東松島市野蒜地区の鳴瀬第二中学校。 2013年7月16日。野蒜地区を訪れる。被災したものはほとんど取り除かれ、津波で壊された校舎だけが残っていた。 海が目と鼻の先あり、海岸には砂浜と松林。 自然が豊かで奥松島の島々に
大高森プチ登山 sKenji 2013.07.25 3 2,550 0 「なんと、おいしい山登りだろう。」 大高森の山頂で感じたことだ。 大高森は、宮城県東松島市の宮戸島にある。標高はおよそ106m。日本三景・松島の島々を眺めるには最高の場所だ。 登山といっても、30分程の登り。体力に自信がある人ならば、もっと短時間で登れるだろう。
松島を訪れるならば・・・ 宮戸島の魅力 sKenji 2013.07.23 3 2,794 0 「もったいない。なぜ、ここに来ないのか。」 奥松島の宮戸島を訪れた際に一番感じたことだ。 宮城県東松島市の宮戸島は、日本三景の一つ、松島から車で30分程の距離にある島だ。島と行っても、橋が架かっているので車で簡単に行ける。 この島には、奥松島縄文村歴史資料館を
海の紳士 ~狐崎復興漁業部~ sKenji 2013.07.23 5 5,386 0 夜が明け、少しずつ明るくなり始めた早朝4時。宮城県石巻市狐崎浜の漁港。狐崎復興漁業部を取材で訪れた。 狐崎復興漁業部は、東日本大震災後に、地元の牡蠣養殖漁師達が立ち上げた団体で、牡蠣養殖の他に、戦後絶えていた定置網漁の復活に挑戦している。 今日は、定置網の引
仙台の摩天楼 sKenji 2013.07.22 2 1,508 0 新幹線を乗り継いで、宮城県仙台駅に到着。仙台駅周辺は、全くと言っていいほど、震災の影響は感じない。駅近くでレンタカーを借りる。 同行取材の井上さんの運転で郊外へ向かう。私は助手席で外の景色を見ていた。 少し走ると、今まであったビルや家などの建物はなくなり、広
体温まる女川カレー sKenji 2013.07.19 4 2,218 0 女川カレーとは 宮城県牡鹿郡女川町の「きぼうのかね商店街」を訪れて女川カレーを製造している、ディル・セ・おながわ株式会社の阿部さんにお話を聞いてきました。 女川カレーは東日本大震災の際に、鎌倉のボランティアの方が避難所の炊き出しで作られたカレーを商品化したも
震災記録映像 ー閖上地区日和山にてインタビュー sKenji 2013.07.15 3 1,966 0 宮城県名取市閖上地区の日和山にて、地元でケナフ栽培を始めた、遠藤伸浩さん、南部比呂志さん、NPOロシナンテス東北本部の大嶋一馬さんに主に日和山についてのお話をお伺いしました。 20130715 日和山にてインタビュー 場所:宮城県名取市閖上地区日和山にて 撮影日:2013年7
山登りのススメ Vol.1 sKenji 2013.07.12 2 2,183 0 なぜ山に登るのか 「そこに山があるから。」 エベレストに3度挑戦し、この世界最高峰で命を落とした登山家、ジョージ・マロリーの言葉だ。彼は、「なぜに山に登るのか」と聞かれた時に、この名言を残した。 一説には、質問されて答えるのが面倒だから、なげやりに答えたという
スリランカ旅行記 Vol.2 ~ベンツをヒッチハイク (その3)~ sKenji 2013.07.11 5 1,893 0 シルヴァ(※)と共に店を後にする。 宿に帰ろうかと思っていたが、シルヴァが家族を紹介するからうちに来いと言う。 海外で知り合った人の家に遊びに行く際に、一番気になるのは安全面だった。その人が信頼できる人間かどうか。中には、睡眠薬を飲ましてお金を盗んだり、別の場
スリランカ旅行記 Vol.2 ~ベンツをヒッチハイク (その2)~ sKenji 2013.07.10 3 1,789 0 恩返し シルヴァ(※)は、車を自動車修理屋の前に停めると、僕にも一緒に来るように促して店の中に入って行った。 彼の後に続いて入る。 店には、2、3人の若い男性スタッフがおり、部屋の一番奥の椅子に、一人の中年男性が腰を掛けていた。どうやら、この人が店のオーナーのよう
スリランカ旅行記 Vol.2 ~ベンツをヒッチハイク (その1)~ sKenji 2013.07.09 5 2,109 0 スリランカを代表する遺跡と言えば、文句なしにシーギリヤだろう。 シーギリヤは今から1500年以上前に築かれた古代都市で、鬱蒼と広がる森の中にある。 最大の見どころは、360度切り立った断崖になっている岩の上の宮殿跡だ。心地よい風が吹き抜けるこの遺跡から見下ろす光景
こころのつぶやき Vol.2 ー震災当時を振り返って sKenji 2013.07.08 1 1,759 0 東日本大震災から時間が経ち、記憶の風化が進みつつあると思われる今、震災当時のこと忘れないためにも、そして、記録として残すことの必要性からも自分自身の震災当日のことを改めて振り返ってみようと思う。 地震発生時 2011.3.11。地震発生時、新宿にあるビルの地下1階で仕
震災記録写真・富岡町から南へ ~その4(豊間)~ sKenji 2013.07.05 1 1,459 0 豊間(2013.6.22) 福島県いわき市薄磯から南へ2キロも行かない場所に豊間はある。 まず目に入ってきたのは、きめが細かさそうな美しいビーチ。海ではサーファーが気持ちよさそうに波乗りをしていた。 しかし、陸に目をやると、残された家の基礎と大きな土嚢があちこちにある
震災記録写真・富岡町から南へ ~その3(薄磯)~ sKenji 2013.07.05 1 1,776 0 薄磯地区2013.6.22) 福島県いわき市久之浜から車で薄磯地区へ向かう。 途中、夏井川河口で大規模な防潮堤復旧工事が行われていた。夏井川河口は、希少な渡り鳥・コアジサシの営巣地があり、福島県内で確認されている営巣地はここだけであった。また、福島県はウミガメ産卵地
こころのつぶやき Vol.1 ー被災地に咲く花 sKenji 2013.07.04 3 1,763 0 被災地に咲く花 福島出張から戻った後に、何度も被災地を訪れている知り合いから取材した久之浜の震災後についての話を聞いた。 久之浜は五重の苦難に直面した町とのことだった。 地震、津波、火災、原発、そして盗難。 自然災害である地震、津波、火災の後に、原発の放射能問
震災記録写真・富岡町から南へ ~その2(久之浜)~ sKenji 2013.07.04 2 1,749 0 楢葉町から久之浜へ (2013.6.22) 楢葉町からいわき市久之浜地区に移動する。 車を降りて最初に目についたのは、家の基礎部分だった。今朝から見てきた震災の爪痕だった。薄曇りの天気がさらに圧し掛かってくるようだった。 海岸線を歩いてみた。女子学生が二人いた。 学校帰
震災記録写真・富岡町から南へ ~その1(楢葉町)~ sKenji 2013.07.03 3 2,751 0 福島県双葉郡富岡町から海岸沿いに車で南下して、楢葉町、いわき市久之浜・薄磯・豊間を写真取材する。 広大な草地の所々に壊れた車が放置されたままの光景と家の基礎だけが無残に残る被災地。 海岸線の開けた土地という、通常なら人が住んでいるはずの立地にも関わらず、家屋
震災記録映像 ー富岡町2(富岡駅→海岸) sKenji 2013.07.03 2 1,592 0 福島県双葉郡富岡町のJR富岡駅から海岸までの区間の動画を撮りました。 富岡町は福島第一原発から約10㎞に位置し、2013年3月に警戒区域が解除された町です。まだ、震災直後のような状況が残ったままです。 富岡町 (富岡駅→海岸) 撮影日:2013年6月22日 場所:富岡町(富岡駅
震災記録映像 ー富岡町1(月の下交差点→富岡駅) sKenji 2013.07.03 1 2,019 0 福島県双葉郡富岡町の「月の下交差点」から「JR富岡駅」までの区間の動画を撮りました。 富岡町は福島第一原発から約10㎞に位置し、2013年3月に警戒区域が解除された町です。まだ、震災直後のような状況が残ったままです。 富岡町(月の下交差点→富岡駅) 撮影日:2013年6月22
浜風商店街 ーからすや食堂 sKenji 2013.07.02 3 2,291 0 浜風商店街は、福島県いわき市久之浜にあります。もともと、久之浜の海沿いにあった商店街が被災して、現在は少し内陸側に移動しています。 浜風商店街 – 久之浜町商工会 浜風商店街 小学校のすぐ隣にあります。駐車場有。 日本福島県いわき市久之浜町久之浜糠塚15 商店街は
宛名書き大作戦 sKenji 2013.07.02 5 2,017 0 会議室のドアを開けると何かを黙々と書いている男性達がいた。 ここは、株式会社東北イノベーターの会議室。東北イノベーターは、福島県いわき市久之浜にある企業で、本業はプラントエンジニアリングの会社だが、原発事故の影響を受けている農家の方々を支援もしている。 今回
時間が止まった町・富岡町 ~その3~ sKenji 2013.07.01 3 1,732 0 海岸沿いを歩いた後、富岡駅に移動する。 途中、アスファルトの道路が所々で陥没している。スクラップのような無残な姿の車があちこちにあり、駅周辺にある建物の一階部分の窓やドアは、ことごとく津波で壊されている。 家屋の中には、津波により流された、ありとあらゆるもの
久之浜の里山にて sKenji 2013.07.01 3 2,348 0 6月21日、福島県久之浜で放射能に負けない米作りをしている、稲作農家の佐藤さんを訪れて取材をした。 新幹線と特急を乗りつぎ、いわき駅で下車してレンタカーを借り、佐藤さんのご自宅に伺う。 居間で現在の米作りや田んぼの放射線の状況について話を聞き、その後、ご自宅裏
時間が止まった町・富岡町 ~その2~ sKenji 2013.07.01 3 1,843 0 月の下交差点より、写真取材を始め、海岸方面へ移動する。 海が近づくにつれ、建物の損傷が激しくなり、壊れた車が、無数に転がっている。 海岸にでると、福島第二原発がすぐ間近にあり、海には、福島第一原発を警戒している海上保安庁の巡視船が見えた。第一原発までおよそ10
時間が止まった町・富岡町 ~その1~ sKenji 2013.06.28 3 1,989 0 富岡町へ 6月22日朝、震災の復興支援を行っている団体、はままつ東北交流館館長の佐藤大さんと取材先でお会いした。 佐藤さんは双葉町出身で、現在は静岡県浜松市で避難生活をしながら震災復興支援活動をされている。 当初のスケジュールは、楢葉町などを中心に取材する予定だ