ガレキと呼ばないで(2013年4月19日・楢葉町木戸-3) iRyota25 2013.05.14 4 1,956 2 貨車から消防自動車のところまでの途中で、見慣れないものに出会いました。 海も近いので、最初は漁船の燃料をためるタンクかと思いました。 でも缶の内部が白く塗装されています。近くで見るとホウロウ引きされているようにも見えます。食べ物を入れるものだったのでしょうか
ガレキと呼ばないで(時計) iRyota25 2013.05.10 6 9,330 1 被災した地域に行くと、いまでも時計を見つけることがよくあります。 女川町(2012年11月19日) 女川の町なかと石巻を結ぶ女川街道のすぐ近くに残されていた時計です。 震災から1年8か月後。建物の解体や撤去が進んだ女川町でも、こんな生活の遺産が見られました。 「時」を示
ガレキと呼ばないで(2013年4月19日・楢葉町木戸-2) iRyota25 2013.05.09 5 1,937 1 2013年4月19日・楢葉町木戸-1 の続きです。 【ぽたるページ】ガレキと呼ばないで(2013年4月19日・楢葉町木戸-1) 昨秋の草黄葉が残る荒地のような田んぼの中に巨大な貨車。あまりに唐突なとり合わせに、思わず「アートみたいだ」と感じてしまいました。不謹慎ですが。 この貨
放射能に負けないコメ作り「2013年・障壁」 iRyota25 2013.05.09 4 2,516 0 いわき市小久でお米づくりを中心とした農業を営んできた飯島助義さんは、原発事故の年からまる2年が経過した今年、所有する田んぼのうち大きな面積の場所でのお米づくりの再開を決意しました。 同じく小久地区の農家で放射能に負けないコメ作りを行ってきた佐藤三栄さんたちの
ガレキと呼ばないで(2013年4月19日・楢葉町木戸-1) iRyota25 2013.05.08 3 1,591 0 3月に被災した消防自動車が置かれていた楢葉町の木戸地区です。少し奥まで足を進めたところで、目を疑う光景に遭遇しました。 おそらく田んぼだった場所に、被災した自動車が横向きに立っていたのです。 運転席は潰されているようです。 ここまで潰れるものなのか、と驚かされ
ガレキと呼ばないで(2013年4月17日・陸前高田) iRyota25 2013.05.08 4 2,217 0 4月3日の再オープンから「東日本大震災の記録と津波の災害史」という常設展が行われている気仙沼市のリアス・アーク美術館に向かいました。少し早く着きすぎたので、陸前高田まで足をのばしてみると、数か月前まで残っていた市役所やマイヤ(ショッピングセンター)などの建物
大川小学校―Angel of Hope―。2013年4月14日 iRyota25 2013.04.26 4 2,674 0 震災から2年を迎えた3月に設置された慰霊碑です。 2013年4月14日の大川小学校を写真アルバムでご紹介します。 今日も大川小学校にはたくさんの人が訪れています。 友人と、家族と、あるいは団体で。やってきた多くの人が、今日もこの場所で話す言葉を失ってしまいます。 大川
おいしい牡蠣を丹精込めて! 石巻市狐崎浜 iRyota25 2013.04.26 3 2,513 0 今年もそろそろ牡蠣のシーズンは終わり。ちょっと残念ですね。 でもみなさん、シーズンが終わった後、牡蠣養殖の漁師さんたちが何をしているかご存知ですか? 雲丹を獲ったり、刺し網や定置網で魚を獲ったり。世界三大漁場といわれる三陸のことですから、年間通してもちろんた
石ノ森萬画館、リニューアルして正式発進! iRyota25 2013.04.25 4 2,212 0 昨年11月17日、日本中のマンガファンの後押しでいったんReオープンした後、この2月から正式再開に向けてのリニューアル工事に入っていた石ノ森萬画館が、いよいよ2013年3月23日にオープン! スタッフの大森盛太郎さんに新しくなった萬画館のイチオシを案内してもらいました。
【復興支援ツアー2013】石巻から女川へ。社員8人が感じたこと iRyota25 2013.04.24 7 3,013 1 東北で桜のつぼみが膨らみはじめた4月中旬、静岡県の企業の8人が宮城県を訪ねました。このページ「ぽたる」を運営するJP21の社員たちです。 以前このページにアップした「被災地・女川」観光ガイド のルートに、石巻エリアと大川小学校、蛤浜を追加して、1泊2日の日程で被災し
命を救った冒険あそび場のいま(2013年4月18日) iRyota25 2013.04.24 3 2,137 0 仙台市の海沿いに人気の公園がありました。 海岸公園冒険広場。 砂浜に平行する貞山運河の内陸側に造られたこんもりとした人工の丘にある公園です。 のびやかな芝生の丘の上にはカラフルで楽しそうな遊具が並ぶ一方、 どろんこ遊びや大工遊びなどなど、こどもたちが自由な発想
海辺の地をゆく「若林区荒浜」2013年4月18日 iRyota25 2013.04.23 1 4,359 0 2013年4月18日(震災から770日目)の宮城県仙台市若林区荒浜地区 ここは仙台市です。100万人以上の人々がくらす政令指定都市です。東北一の大都市です。震災から2年以上、769日もの月日が過ぎた現在の仙台市の光景です。 荒浜の住民たちは津波に対する意識が高かったといいま
モニュメントになった一本松の「奇跡」 iRyota25 2013.04.22 5 3,329 0 奇跡と呼ばれた一本松には、てっぺん近くに避雷針が設置されていた。 葉っぱの付き方がどうだったのか、かつての姿が目に焼き付いているわけではない自分には、直線的な避雷針の方が痛々しかった。 今年の3月11日の前には、レプリカとしての奇跡の一本松が完成し、それから徐
美味しくてお洒落で、とってもうれしい日和キッチン iRyota25 2013.04.19 7 5,740 0 高速バスで石巻に行く人に、とても素敵なお知らせ 石巻駅から徒歩5分の場所に「土曜日と日曜日の朝6時30分からオープン」するレストランが開店しました。 石巻駅の駅前って、コンビニやファミレスもないので、夜行バスで早朝に到着すると、活動時間までの間、どうやって過ごす
東日本大震災・復興支援リポート「北上川沿いに残った大川小学校」 ockn1006 2013.04.16 1 3,047 0 北上川に架かる北上大橋から少し歩くと、円形の洒落た建物が見えてきます。空が広く、澄んだ空気と緑に囲まれた、とても良い立地に見えました。 3月11日、児童・職員121名のうち、84名が死亡または行方不明となった大川小学校。震災直後にやってきた大津波に対する児童・職員
こどもたちと未来を。「こども∞感ぱにー」田中雅子さん(ケロちゃん) iRyota25 2013.04.12 4 2,856 0 この場所に来て、ケロちゃんが石巻に残る決心をした理由がよくわかりました。 黄金浜ちびっこあそび場。 ここはこどもたちが自由にのびのびと遊ぶ場所。 保護者や地域の人たちやケロちゃんこと田中雅子さんたちスタッフが一緒になって楽しんでいる場所。 広場の入り口近くでは
今日は11日。一緒にキャンドルを灯しましょう。 iRyota25 2013.04.11 1 2,001 0 今日は11日。ともしびの日です。 みなさんが暮らしているそれぞれの場所で、 毎月11日にキャンドルを灯し、 東北から日本、そして世界をつないでいくアートプロジェクト、 「ともしびプロジェクト」さんからお知らせが届きました。 キャンドルを灯す場所は東北だけに限りませ
石巻・海さくら「ひみつのビーチ」の大そうじ! iRyota25 2013.04.10 5 9,390 0 石巻の狐崎浜から岬を回ったところに「ひみつのビーチ」があります。 三日月のような浜辺の先に岩が3つ。 海の中にはクチバシカジカなどダイバーに人気の生き物たち。 浜辺は小学校の野外学習に使われたり、家族連れの憩いの場だったり。 おっと、狐崎浜の若者たちのデート場
明日を目指すお店リポート「仮設商店街で散髪はいかが」スガハラ理容さん iRyota25 2013.04.08 3 2,438 0 お客さんがいる時はもちろんお店でお客さんと。 ちょっと手が空いたら商店街のイベントに参加したり、 商店街の電器屋さんでお茶っこしたり。 スガハラ理容の菅原紀友さんとマキイさんご夫妻。お二人の笑顔と笑い声に会うのは超かんたん。久之浜第一小学校のグラウンドにつく
石巻の空に鯉のぼりを!ご協力お願いします。 iRyota25 2013.04.08 1 1,889 0 「がんばろう!石巻」の看板を中心に、未来に向けて希望を持って歩いていく活動を行う「がんばろう!石巻の会」から、こんな依頼が発信されています。 Facebookのニュースを転載します。 がんばろう!石巻の看板に四月後半に昨年同様に思いを込め鯉のぼりを上げる予定にしてい
こどもたちと未来を。石巻・女川⇒伊豆ツアー iRyota25 2013.04.05 5 1,975 1 「冷てー!」 「でも、おもしろーい!」 桜は満開だけど、曇り空でちょっと肌寒かった3月30日の静岡県・伊豆。狩野川の水の中にこどもたちの声が響いた。 カヤックに乗って川の中州へ上陸したり、ライフジャケットを着て急流の中を流されたり、水を掛け合ったりして楽しんだの
明日を目指すお店リポート「それでいいんです」人が集まる場所、てんぐやさん iRyota25 2013.04.04 2 2,266 0 配達から戻ってくる途中、店の近くまで来たところでカミさんが「津波が来てる」って騒ぎ出してて。店に飛び込むなり、家族を車に乗せて急いで逃げました。 高台にある中学校へ向かったんですが、踏切の遮断機が下りてて通れない。自分は消防団員なんで、交通整理して遮断機を
明日を目指すお店リポート「商店街には駄菓子屋さんがなければね」あかもの屋さん iRyota25 2013.04.04 4 3,584 2 久之浜第一小学校の校庭に、震災の後いち早くオープンした仮設商店街「浜風商店街」があります。小学校の南、グラウンド側の入り口を入って左手、プレハブ店舗の一番手前に位置するのが「あかもの屋」さん。久之浜の町でずっと昔から人気を集めてきた駄菓子屋さんです。 小学
地震や津波の被害を忘れないために「津波高の謎」 iRyota25 2013.04.03 3 2,014 1 津波石の記事で紹介した八重山地震の津波の高さ85.4mについてのおぼえ書きです。 80mを超える津波高の信憑性 津波高の根拠となっているのは琉球政庁に残された「大波之時各村之形行書」(おおなみのときのかくそんのなりゆきしょ)という文書です。 明和大津波遭難者慰霊之塔
震災遺物・震災遺構(しんさいいこう)津波石 iRyota25 2013.04.02 3 2,407 3 津波石をご存知ですか。 莫大な津波のエネルギーで海から陸地に打ち上げられたり、元あった場所から移動したりした岩のことです。あり得ない場所に運ばれた岩やコンクリート製品などの重量物は東北の被災地でもたくさん見られました。たとえば――、 福島県いわき市久之浜の海で