商売で一番大切なのは「ひと」がいること iRyota25 2016.07.31 3 2,669 0 これは、とある仮設商店街での話。仮設としてオープンした後、町の再建のための工事で道路が通りにくくなるために、もう一度、仮設として移転してこの5月末に再オープンした仮設商店街で聞いた話。 そのお店、トレーラーハウスの商店の窓から外にはラジカセがぶら下げられてい
被災地を埋める白いクローバー(2013年6月2日の石巻) iRyota25 2013.06.11 4 3,445 0 ここ石巻市の門脇(かどのわき)エリアには、たくさんの白い花が咲いていた。海水に浸かって、植物が育ちにくくなった土地で花を咲かせているのは、シロツメクサ(クローバー)。枯草の中にこんもりと群生して、撤去されずに残された住宅の基礎が見えなくなるくらい茂っている
大川小学校と門脇小学校、震災遺構として保存へ【石巻】 iRyota25 2016.03.25 11 6,296 0 3月25日、「門脇小 大川小 被災2校舎とも保存へ 亀山市長 あすにも表明」と石巻日日新聞が伝えた。記事の冒頭を引用すると―― 石巻市の亀山紘市長は、東日本大震災で被災した門脇小学校と大川小学校の校舎を保存する方針を固めた。26日午後にも記者会見を開いて表明する。亀山
【遺構と記憶】震災遺構の保存、地元と市民に意識の差 iRyota25 2015.12.25 1 4,175 0 鹿折の道を走っていると、どうしてもその船を目が探してしまう。もう解体されてから2年以上になるのに、どうしてなのかその船を探さずにはいられない。 あの日、渦巻く怒濤となって鹿折の町を呑み込んだ津波に乗って、何十艘もの漁船が町に流れ込んだ。巨大な漁船は津波ととも
【遺構と記憶】小さな震災遺構を探して iRyota25 2016.02.17 1 2,576 0 少し前のことですが、大川小学校の校舎保存をめぐる意見交換会が行われたそうです。遺族の人たちによる小さな命の意味を考える会のホームページから一部を引用させていただきます。 12月13日に、校舎保存についての意見交換会が行われました。 校舎を保存するかどうかは、校舎
【復興支援ツアー2015】震災5年を見る。そして何があっても生き抜く力を身につける旅 byさぶろうた saburouta 2015.11.08 5 3,509 2 東北復興支援ツアーは今回で3回目のエントリーになります。 震災後、最初に東北を訪れたのは震災から2年たった2013年のことでした。テレビやネットで見ていたものとは違い、実状を目にして驚愕しました。 2回目は震災から3年が過ぎた2014年。4日間で宮城・岩手を見て回りまし
【復興支援ツアー2014】今のじぶんができる、ほんのちょっとの復興支援 byさぶろうた saburouta 2014.04.16 14 7,541 10 さぶろうたです。 6月の中旬か下旬、東北に行ってきます! 旅行の目的を考えてみました。 とにかく見る・聞く・話す・買う これが、さぶろうたが考える今回の東北旅行のスローガン。 具体的にはこんな感じです。 1現地に行かないとわからない『本当』を見る、聞く。 └1年前に
【復興支援ツアー2015・レポート 】震災5年を見る。そして何があっても生き抜く力を身につける旅 byさぶろうた saburouta 2016.03.20 10 8,212 0 2016年3月2日、さぶろうたの3回目の復興支援ツアーが始まりました! 前回は2年前の2014年、震災から3年たった被災地を見てまわりました。 あれから2年、被災地はどう変わったのか。今回も行く先々で何事にも変えがたい貴重な体験ができました。4日間被災地をこの目で見てまわ
【復興支援ツアー2015】《リポート》 防災を学び伝える旅 by kozaitsu kozaitsu 2016.04.30 10 11,339 0 【ツアー目的】 昨年訪れた東北、今年は防災を学ぶというテーマに基づき 5年たった今、現地ではどのような防災対策が計画されているか、どのように復興していくのかを重点に学んできました。 【日程】 2016年4月9日(土)~2016年4月11日(月) 【参加メンバー】 メンバー ・デザ
あの日の前の大川小学校と町の姿 iRyota25 2014.06.03 0 1,644 0 大川小学校――。多くの人々が訪れ、沈痛な面持ちでため息をつき、手を合わせて去っていく場所。 大川小学校近くの町並みの様子が映された、あの日の前の映像をFBで見つけました。 動画は新北上大橋の北から始まります。土手の上の国道から左折して大橋を渡っていく風景。もちろ
大川小学校に新しいイルミネーション iRyota25 2014.01.07 5 9,230 3 手に寄せられた思い。手を形づくったたくさんの手 2014年1月2日、大川小学校に新しいイルミネーションが灯された。 新沼暁之さんたち「311Karats。」の始動。 テーマは「手」。 今回デザインを任されたのは、つきやまちかさん。 長崎からやって来て、女新沼などと呼ばれながら
息子へ。被災地からの手紙(2013年8月11日) iRyota25 2013.08.16 2 2,032 0 南三陸から灼熱猛暑の石巻へ ほぼ1週間前にも石巻にいたんだから断言できる。 川開きまで、まるで梅雨寒のように、もう初秋になったかのように、寒かった石巻に、 夏が来た。 南三陸から北上川沿いを走り、大川小学校に立ち寄った頃には、クルマの中にいても汗が噴き出すよう
息子へ。被災地からの手紙(2013年7月18日) iRyota25 2013.07.23 3 2,648 0 宮城県石巻市→女川町→石巻市→南三陸町→気仙沼市 昨夜遅くから石巻は雨。それもかなり激しい降り。朝起きて気象情報をチェックしたら宮城県東部には大雨警報が出されていた。 まいった。今日は女川から海沿いの道を通って雄勝、南三陸、気仙沼と走って陸前高田まで入る予定。大
息子へ。被災地からの手紙(2013年6月6日) iRyota25 2013.06.14 3 2,010 0 2013年6月6日 静岡県三島市 テラセ、テラセ サンリクテラセ。。 福島で〈暗闇の思想〉を知り、帰って来てからもくらくらするような状態が続いていた6月6日、Facebookの画面から飛び込んできたのがこの言葉だった。 文章の主の名は新沼暁之さん。直接会ったことはない、ともだ
大川小学校―Angel of Hope―。2013年4月14日 iRyota25 2013.04.26 4 2,674 0 震災から2年を迎えた3月に設置された慰霊碑です。 2013年4月14日の大川小学校を写真アルバムでご紹介します。 今日も大川小学校にはたくさんの人が訪れています。 友人と、家族と、あるいは団体で。やってきた多くの人が、今日もこの場所で話す言葉を失ってしまいます。 大川
【復興支援ツアー2013】石巻から女川へ。社員8人が感じたこと iRyota25 2013.04.24 7 3,013 1 東北で桜のつぼみが膨らみはじめた4月中旬、静岡県の企業の8人が宮城県を訪ねました。このページ「ぽたる」を運営するJP21の社員たちです。 以前このページにアップした「被災地・女川」観光ガイド のルートに、石巻エリアと大川小学校、蛤浜を追加して、1泊2日の日程で被災し
【復興支援ベース】笑顔の奥にある涙。まなざしの先にある希望。復興100年を見つめます iRyota25 2012.12.25 31 113,840 0 復興支援リポート 復興支援リポート一覧 復興住宅への入居が始まりました、とニュースで見ると「あぁ良かった」と安心できる。でも完成した住宅は町に1つか2つだけ。たしかに変化は大きいが、被災の現実はますます見えにくくなっている。 2016年3月11日(金) ~今朝の私の気持
東日本大震災・復興支援リポート 「被災地に広がる不思議な光景」 iRyota25 2012.12.03 2 1,932 0 ピラミッドのような山は何のため?(2012年11月21日) 新北上大橋の近く、針岡というあたりの田んぼで、こんな光景を目にした。 石巻市雄勝町から大川小学校の方へ向かう国道398号線。坂道を下っていくと小さなピラミッドのような土の山が無数に並ぶ。いくつあるのか数えるこ
東日本大震災・復興支援リポート 「大川小学校・失われた場所」 iRyota25 2012.11.28 3 2,943 0 ここに来て、胸に刺さるトゲ(2012年11月19日) 石巻市立大川小学校は、北上川のほとり、新北上大橋の南にある。橋への交差点からは歩いて3分もかかりません。 平日、休日を問わず、多くの人が大川小学校を訪れます。 真っ平らな更地になった場所に、大川小学校の建物だけが残
息子へ。被災地からのメール(2012年11月23日) iRyota25 2012.11.27 2 1,658 0 2012年11月20日~23日 ◆ 11月20日・石巻の夜 ~ 11月21日・雄勝町 ~ 11月22日・福島県本宮市 ~ 11月23日・石巻&女川町 で、黒ずくめの彼と父さんが次に行ったのは、すぐお隣のアートギャラリー。それも震災後に新しく解説されたギャラリーで、そこはただ単に絵を飾ったり販
3月11日、〈東北復興支援社内イベント2016〉を実施しました ~前編~ sKenji 2016.03.16 2 2,530 0 東日本大震災の発生から5年となる先日3月11日、犠牲になられた方々への追悼と震災の風化防止、次に来る災害への備えを目的として、勤務先の会社で社員全員参加のもと「東北復興支援社内イベント」を行いました。今日はその内容を共有させていただきます。 東北復興支援社内イ
【復興支援ツアー2015】防災・減災につなげる東北旅行レポート by sKenji sKenji 2016.02.14 3 8,011 2 今回の東北旅行のテーマは「防災・減災」です。東日本大震災の被害を受けた地域の現在を見たり、震災を体験された方の話などを通じて、自分自身の防災意識の向上、そして次に来るであろう自然災害の被害軽減に役立てたいという意識で見て回ってきました。 1日目 いざ、東北へ
【復興支援ツアー2015】《リポート》防災のこころをもう一度確かめる旅 by iRyota25 iRyota25 2016.02.05 2 8,316 0 1日目(1月9日) 新幹線で一関へ、一関からは大船渡線で気仙沼へ。1日目のアテンドをお願いしたHさんと合流。陸前高田の知り合いたちがソウルフードだと言う「みつわ飯店」さんで遅めの昼食。 みつわ飯店さんは陸前高田の町の真ん中にあった中華料理店。美味しいのはもとより
【復興支援ツアー2015】我が家の防災強化を学ぶ旅レポート by leoleo leoleo 2016.01.15 5 6,763 0 今年は東北への旅行を介して、我が家の防災意識を高めるために被災した現地でどのような防災への取り組みが行われているかを自分たちの目で実際に確かめることを目的として出発しました。 一日目 一日目はまず自宅からタクシーで駅に向かいました。久しぶりの旅行で家族みんな
大川小学校の新しいイルミネーションの前でキャンドル iRyota25 2016.01.11 5 1,496 0 音のない世界に鐘の音が響く。4年10カ月の夜、大川小学校へ。 こどもたちに楽しんでもらうために設置されたツリーのイルミネーションが、あたらしいデザインのものになっていた。 昨年までのハートの形をした手から、つばさへ。 ハートが広がって羽ばたくようにとの有志たちの