息子へ。被災地からの手紙(2013年4月16日) iRyota25 2013.04.18 0 1,690 0 2013年4月16日 宮城県石巻市狐崎浜の昼食 漁師の管野さんに船に乗せてもらった。船外機の付いたボートとディーゼル漁船。牡蠣の稚貝を育てる様子と養殖中の牡蠣棚のメンテナンスを実際に見せてもらうのが目的。 だって、海の食べ物がどうやって獲られたり育てられたりしている
息子へ。被災地からの手紙(2013年4月15日) iRyota25 2013.04.16 0 1,689 0 2013年4月15日 宮城県石巻市 がんばろう!石巻の看板が進化しようとしている。 献花台や記帳台、灯火、津波到達ポール…。 これまでも少しずつあたらしい何かが付け加えられてきた。 付け加えられてきた1つひとつに、意味があった。思いがあった。 今日も看板には多くの人たち
ニュースに報道されてしまったラブホテル 【素敵なラブホ事情22】 naoki1014 2013.04.15 3 6,187 0 数年前、僕はラブホテルと呼ばれるレジャー施設で清掃のバイトをしていました。ラブホの職場環境は「面白いと思えば面白い、特殊と思えば特殊、普通と思えば普通」という何とも不思議な感覚があります。このシリーズ?では謎の多いラブホテルの舞台裏に少しずつ迫っていきた
息子へ。被災地からの手紙(2013年4月14日) iRyota25 2013.04.15 0 1,486 0 2013年4月14日 宮城県石巻市 会社の皆さんとは石巻で別れ、父さんは居残り。 その晩、けいていさんからいいアイデアをもらった。 被災地に行きたいけれど、行って何をしたらいいのか分からないという人は多いんだよね。震災から2年が過ぎたけれど、いまでも「初めて来た」とい
息子へ。被災地からの手紙(2013年4月13日) iRyota25 2013.04.15 0 1,700 0 2013年4月13日 宮城県石巻市・女川町 高速道路を下りた9人乗りの大型タクシーが、石巻市の海岸近くの大街道という町に入ると、車中の会話が途絶えた。それまではプロ野球の話で盛り上がっていたのに、急に車内がシーンとした。窓の外には建物が撤去された後の空き地が広がって
【シリーズ・この人に聞く!第87回】新生児医療改善のため活動する小児科医 加部一彦さん kodonara 2013.04.05 0 3,930 0 少子化というのにかかわらずなぜ今、小児科は不足しているのでしょう?今回ご紹介する加部先生は皇室の方々も出産される東京広尾の愛育病院の小児科の先生です。低体重をはじめさまざまな問題を抱えて生まれる赤ちゃんの命を救うためにNICU(新生児特定集中治療室)を全国各地
息子へ。被災地からの手紙(2013年3月30日) iRyota25 2013.04.01 1 1,433 0 女川の石田さんと電話で話していたら、 「昨日とおととい、雪が降ったんだよ。積もるような雪じゃなかったけどね」 と唐突に雪の話になった。 前日に桜吹雪の中でお花見をしていた父さんは、電話口でこんな風に言いたくて仕方なくなった。 「こっちは桜の花びらが雪のように舞
GWにおすすめ。東京から日帰りで行く久之浜(PLAN-2) iRyota25 2013.03.29 4 8,787 1 被災地に行きたいけど、電車と徒歩で簡単に行ける場所はどこかにないかな? そんなご要望にお応えしましょう。東京から電車で2時間半の近場で、駅から歩いて被災地を見学できて、仮設商店街でたくさんお話を聞くことができる場所。それは、いわき市久之浜(ひさのはま)。 レ
東北の声をあなたの言葉で日本中に! iRyota25 2013.03.28 21 12,332 0 伝えましょう!被災地の声を こんにちは、東北担当の井上です。これまでたくさんの方々と東北でお会いして、お茶っこしたり、ご飯を食べたり遊んだり、たまには真面目なインタビューでお話しを聞かせていただいたりしてまいりました。本当にありがとうございます。 たくさんの
海辺の地をゆく「楢葉町・山田浜周辺」2013年3月7日 iRyota25 2013.03.27 2 3,220 1 2013年3月7日(震災から728日目)の福島県双葉郡楢葉町。山田浜から山田岡の周辺 かつてゲートがあった場所、Jヴィレッジ。サッカーの聖地は原発事故から日本を守る最前線になりました。警戒区域が縮小された今も、Jヴィレッジ周辺には緊張感が張りつめています。(警察車両や
息子へ。被災地からの手紙(2013年3月21日) iRyota25 2013.03.21 0 2,106 0 2013年3月21日 世界中の人に伝えたいこと 知り合いが海外で震災についてのワークショップに参加することになって、被災した地域の人たちの感情や気持ちを表現する言葉をたくさん教えてと頼まれた。「その時、どんな状況で、どんなことを思ったのか」を共有するのが目的だとい
3月11日の光景。「がんばろう!石巻」追悼の集い iRyota25 2013.03.18 2 4,991 1 東日本大震災から2年。 3月11日。 あの日から731日。 見渡す限り建物が消えた門脇の町を、冷たい風が吹き抜けていきます。震災で亡くなられた方は、震災関連死も含めると1万8185人。いまもなお2668人が行方不明のままです。 いまから731日前のあの日。ここは、押し寄せる津波
息子へ。被災地からの手紙(2013年3月8日) iRyota25 2013.03.15 0 2,137 0 2013年3月8日 福島県いわき市久之浜町 電車と徒歩で行く「被災地・久之浜」観光ガイド・ダイジェスト版 去年の年末、お前と二人で行った久之浜。あの時はいわきからレンタカーで移動したけれど、JR常磐線は広野駅まで走っている。それに、久之浜は大きな被害を受けた地域が駅
群馬のペンションで体感した一期一会【旅レポ番外編】 tanoshimasan 2013.03.15 0 1,713 0 2008年の冬ごろ、僕は群馬県みなかみ町のペンションで働いていた。僕は一人旅の道中だったのだが、「せっかくだから寒い時期は寒い場所にいたい!」と思い、なんとなくみなかみ町をチョイス。泊まった宿が素敵な宿だったこともあり、なりゆきで2ヶ月ほど働かせてもらうことに
息子へ。被災地からの手紙(2013年3月12日) iRyota25 2013.03.15 2 1,782 0 2013年3月12日 宮城県石巻市 石巻人たちの「言葉へのこだわり」から見えてくる生きざま。 石巻で際立つ活動をしている人から、言葉の使い方について教わることがよくある。 たとえば「できるだけやる」と「できることをやる」の違い、わかるかな。これは「がんばろう!石巻」
息子へ。被災地からの手紙(2013年3月11日) iRyota25 2013.03.15 1 2,027 0 2013年3月11日 宮城県石巻市 寒風の中、手向けられた水。サービスしてもらった長田区の熱いコーヒー。 激しい風の音がようやくおさまった頃、日の出を迎えた石巻の町はうっすらと白く雪化粧していた。前日ビーチクリーン活動をしていた時の暑さからは信じられないくらいだ。
息子へ。被災地からの手紙(2013年3月10日) iRyota25 2013.03.14 0 1,992 0 2013年3月10日 宮城県石巻市 ビーチクリーンの二日目。3月11日の前日。その夜、学んだこと。 今日もビーチクリーン活動。昨日は「大物班」の一員として、侵食が進んだ海岸で倒れてしまった木や流木の撤去に勤しんだ。(勤しむって、いそしむと読むんだよ。覚えときな) ただ
息子へ。被災地からの手紙(2013年3月7日) iRyota25 2013.03.13 1 1,684 0 2013年3月7日の福島県双葉郡楢葉町 今回のいわき取材の宿泊場所は広野町。この2月オープンしたばかりの、復興特需対応型の簡易なホテル。広野町なんていうと、放射能は大丈夫なの?と心配かもしれないけれど、思った以上に低い。屋外で0.18μsv/hくらい。久之浜で0.14、いわき
息子へ。被災地からの手紙(2013年3月9日) iRyota25 2013.03.12 1 1,594 0 2013年3月9日 宮城県石巻市狐崎浜&蛤浜 いろんなことがつながっていく。ちょっとした予定変更から、サークルが大きく広がっていく。 それは去年の秋のこと。レジリエンスバーでたまたま知り合ったケースケさんに「蛤浜プロジェクト」のことを聞いた。蛤浜は以前から行きたか
息子へ。被災地からの手紙(2013年3月4日) iRyota25 2013.03.04 1 1,622 0 2013年3月4日 宮城県石巻市 劇的ビフォーアフターの決め台詞じゃないけど、「なんということでしょう!」がいっぱい。前回、石巻の復興民泊でも飛び出したフレーズだけど、今回の石巻もたくさんの驚きに出会える予感。いやもう一日目からたくさん出会ってしまった。 今日の「
息子へ。被災地からのメール(2013年2月2日) iRyota25 2013.03.01 1 1,631 0 2013年2月2日 宮城県石巻市 今回のメールは電器屋さんの系列店のお話。部分と全体という、ちょっと深めの話です。 どういうわけだか、東北でいろいろ話を聞いて回っていると、電器屋さんに懇意にしてもらうことが多い。家電製品を買う時には、自分たちは大型のチェーン店に行
【シリーズ・この人に聞く!第85回】ベストセラー「14歳からの社会学」著者 気鋭の社会学者 宮台真司さん kodonara 2013.02.08 0 5,819 0 思春期どまん中が14歳だとしたらその年頃の子にどんあ言葉で社会という仕組みを伝えられるのだろう?そんな疑問を払拭してくれる一冊が「14歳からの社会学」だ。4年前に刊行されてからずっとロングセラーで、ティーンズのみならず社会人になっても読みたくなる内容。著者の宮
息子へ。被災地からのメール(2013年2月1日) iRyota25 2013.02.07 2 1,475 1 2013年2月1日 宮城県石巻市 今日取材した勝さんって、キリリと涼しげで整った切れ長の目をしている人なんだよね。話をしていると、知性とか優しさとかがその目を通して伝わってくる。だけど、11月に会った時に感じたんだけど、写真に撮ると目の表情がふにゃっと笑ったようにな
息子へ。被災地からのメール(2013年1月27日) iRyota25 2013.02.05 2 1,689 0 2013年1月27日 宮城県石巻市 初めて会った人には、こんな風に取材をお願いしすることがある。 「被災された土地の人たちの声を、できるだけていねいに、そして継続的にお伝えしたいと考えているんです。東京とか外の人たちの間では、震災の記憶がどんどん風化していると思うん
息子へ。被災地からのメール(2013年2月4日) iRyota25 2013.02.04 0 1,751 1 2013年2月4日 減災について 東北に行って、期せずして同じような言葉を聞いた。それは、震災を思い出す瞬間のこと。 まず下敷きになったお話は、父さんの会社の同僚の言葉。彼は阪神・淡路大震災で被害を受けた尼崎市の出身で、震災当時は小学生だったそうだ。それでも、「1月