「いいね!」できないニュース。福島第1原発1号機、震災前に燃料の4分の1が破損 iRyota25 2013.11.18 2 2,290 2 11月18日、福島第一原子力発電所4号機の使用済み燃料プールから、核燃料の取り出しが始まりました。それに先立つ土曜日、11月16日、河北新報に掲載されたこんなニュースを東北の知人から教えられました。 次々出てくる驚きの告白 第一原発1号機の使用済み燃料プールに収められ
め組&こどぱにー 活動報告会in東京 iRyota25 2013.11.07 2 2,300 0 かっちゃんのこの写真1枚で、ほぼ言い尽くせてるかな。 すっごく充実したひと時でした。 「め組JAPAN(MAKE THE HEAVEN)」と「こども∞感ぱにー(愛称:こどぱにー)」による合同活動報告会 in 東京が開催されました。場所は杉並区永福にある浄土宗のお寺、本應寺さん。 活動
時間制限付きの遊び場 iRyota25 2013.10.31 3 2,451 0 東京新聞に佐藤直子という記者がいる。被災地のこと、沖縄のこと、女性問題などで、読者の胸をまっすぐ打つような記事を書く記者だ。 彼女が福島のこどもたちの遊びの環境についての論説記事を書いていた。 タイトルは短く直截に「泥んこ遊びをする権利」。 泥んこ遊びをする
リアス・アーク美術館にある「被災物」と震災のリアリティ iRyota25 2013.10.31 5 3,263 0 「ノアの方舟」から名付けられた美術館で、会期が定められていない展覧会が続けられている。会場に足を踏み入れると、「モノ」と「言葉」が絡まり合った記憶の森が目の前に広がる。森は見た目の広さからは想像できないほど深く、そこここに物語の果実があふれている。たとえば
[空気の研究]飯島耕一の死 iRyota25 2013.10.23 3 2,146 0 ひとりの詩人が死んだ。というか、亡くなっていた。 「戦後を代表する詩人の一人である飯島耕一さんが、今月14日、呼吸器不全のため東京都内の病院で亡くなった。83歳だった」 というような記事を読んで、何十年も前に古本屋の100円コーナーで買った現代詩文庫の表紙を思い出
バニラスプーンの物語 iRyota25 2013.10.24 1 2,258 0 アイスクリームのスプーンってどうしてあんな形をしているんだろう。 喫茶店でアルバイトしていた時、ふと疑問に思った。 ティースプーンやコーヒースプーン、ヒメフォークなどなどたくさんをトーションで拭きながら先輩に聞いてみると、 「器を舐めなくてもいいように」 と単
大船渡駅前の時計塔 iRyota25 2013.10.24 1 2,405 0 3時24分。津波が町に到達した時間で時計は止まっている。 時計塔がいまも立ち続けているのは岩手県大船渡市の沿岸部、大船渡駅前。 港からは200mも離れていない。 駅の東側を南北に走る県道230号線。大船渡駅と盛駅、ふたつの市街地を結ぶ線路に沿って走る道。国道と並行する
東北、この一枚。(12) 一瞬の双葉駅 iRyota25 2013.10.17 3 2,664 0 あっ、あの看板はここにあったのか! 「原子力 明るい未来のエネルギー」。 裏面には「原子力正しい理解で豊かな暮らし」と記されている。 旧警戒区域をめぐるバスツアーで、立ち入りが規制されている双葉町に入った。駅近くの仮設トイレでのトイレ休憩というごく短い時間だっ
陸前高田の木村屋さんが教えてくれた「100年」の復興 iRyota25 2013.10.15 2 5,509 0 今日と明日。数カ月後、数年後、そして100年後をつなぐもの 前から不思議で仕方なかったんですが、町に旅行で来てくれるお客さんたちが、みんな言ってくれるんです。「陸前高田っていいよね」って。どこがいいのか、自分たちにはよく分からないんだけど、けっこう皆さんそう言
東北の友人たちが言うことには。その13「仮設を出たら自分たちの問題」 iRyota25 2013.10.08 2 1,529 0 東北の港町の、仮設商店街の文具店にて。 そこはたしかに文具店なのだけれど、スペースの半分くらいは雑誌や単行本が置かれていて、文具店兼書店といった感じだった。 文具と本が置かれているとなれば、学校帰りの少年少女がお客さんとしてやってくるのかな、と思ってレジのと
東北の電器屋さんに教わったニッポン百年の計のカギ iRyota25 2013.10.03 5 2,399 0 むかしむかし、日本の家にはコンセントがありませんでした。 電気が家庭にやってきた当時、電気の使い道は電球の明かりなので、電気料金の契約も一軒のお家に一灯というのが一般的だったからです。お家の家電は電灯ひとつ。だからコンセントなんて存在しない。 でも、そのうち
ガレキと呼ばないで(浪江町・請戸地区) iRyota25 2013.09.26 2 3,754 0 ガレキなんて、ない。 ここにあるのは非日常なんかでも、ない。 ここにあるのは、未来の現実だ。 はままつ東北交流館などが企画した「3年目の被災地第3回福島視察ツアー」で福島県浪江町請戸(うけど)地区に行った。 この場所で改めて思ったのが冒頭の3行。 「ガレキと呼ばな
ガレキと呼ばないで(打ち上げられた漁船・請戸) iRyota25 2013.09.26 3 2,607 0 道の両側に夏草に覆われるようにガレキの山があった。 ガレキの山のそばには、何隻もの漁船が打ち上げられたまま放置されていた。 打ち上げられた?――しかし、それがとんでもない考え違いだと、ガツンと思い知らされることになる。 はままつ東北交流館などが企画した「3年目の
東北、この一枚。(10)国道から見える福島第一原発 iRyota25 2013.09.26 3 5,917 0 福島第一原発の写真と言えば、爆発で破壊された各号機の凄惨な姿や、いまも構内に残る津波の瓦礫、さらには汚染水漏えいが大問題になっている仮設タンク群などを想像するかもしれないが、そういう光景は、ウルトラ特別な許可を得た極々一部の人にしか見ることが許されていない
東北の友人たちが言うことには。その12「この鍵の意味」 iRyota25 2013.09.19 4 2,880 0 かつて警戒区域と呼ばれ、現在では居住制限区域や帰還困難区域の2つのエリアに新たに線引きされた土地へ、「はままつ東北交流館」佐藤大さんの案内で出かけてきた。 特別な許可がなければ入れない場所へ行き、 自分の目と耳、鼻、口など、 生身の五感でその土地を感じられた体
東北、この一枚。(9)避難指示解除準備区域内にオープンしたコンビニ iRyota25 2013.09.19 2 2,504 0 8月26日、福島県楢葉町の6号線沿いに「セブンイレブン 楢葉下小塙仮設店舗店」がオープンしたというニュースを聞いて、翌日さっそく出かけてきた。 「避難指示解除区域」というのは、かつて警戒区域や計画的避難区域とされていたエリアが見直された新たな区分けのひとつ。放射
女川中学全国大会出場! コートに咲いたあの花を忘れない。 iRyota25 2013.09.17 5 6,816 0 選手たちがコートに出てくる。 手をつないで円陣を組んだ5人が 結んだ手と手を大きく揺らすように動かした。 コートに白い花が咲いた。 幻の大会のリベンジ。 女川町は小学生のバスケットボール、ミニバスケットでもがんばってきた土地柄だ。 今の上級生、中学3年生たちが小学
いわき市小久地区、実りへの時間 iRyota25 2013.10.22 2 3,385 0 こんにちは。いつもの田んぼ、いわき市小久の佐藤さんの田んぼにお邪魔しています。 と言いながら、現地を訪れたのは8月下旬。今ではすでに稲刈りも終わって出荷作業も進んでいるとのこと。なので、そうとうにタイミングを逸した報告になってしまうのですが、佐藤さんたち「安
インタビュー「おいしいと喜ばれる安全な米作り」いわき市 iRyota25 2013.09.10 4 2,454 0 福島県いわき市四倉地区に、「安全な米作り研究会」のメンバー白土武さんを尋ねました。一面に広がる緑の田んぼ。イネは尖った葉をピンと元気に伸ばしています。葉の間にはすでに稲穂も頭を垂れ始めています。モミの中の実(お米)もだんだん大きくなっているのでしょう。 緑
インタビュー「被災地の明暗」浪江町請戸地区 iRyota25 2013.09.10 2 1,767 0 静岡県浜松市で、被災地からの避難者同士の連携と情報発信、さらに東北と静岡をつなぐ活動を行っている「はままつ東北交流館」。館長の佐藤大(だい)さん自身、東京電力の第一発電所で勤務中に被災された方です。 震災から2年半近くが経過し、被災地の実情を伝えるメディアは
ロシナンテスな日々 iRyota25 2013.08.28 4 5,953 0 タイトルに「日々」なんて書いてしまったが、NPO法人ロシナンテスの東北本部を訪ねたのは2回目。滞在時間を積算しても8時間に満たない。 タイトルに誤りあり、なのだ。 それでも自分にとってロシナンテスが日々なのは、今後も通い続けようと決めたから。いつづけたいと思うか
女川中学女子バスケ、全国大会初戦に勝利! iRyota25 2013.08.23 5 2,896 0 【速報】女川58-47府中第九(浜松アリーナ2013年8月23日) 試合開始直後はボールが手に着かなかった。 高くて強い相手にシュートが阻まれる。リバウンドが取れない。 一時はダブルスコアに離された。 苦しい展開に、応援席の父兄から「しっかりやれー」と怒声のような激励が
南三陸・長須賀ビーチ「最高のガッツポーズ」 iRyota25 2013.08.16 6 2,770 0 午後の日差しが波に乱反射する長須賀ビーチに、こどもたちの歓声が上がる。 「気をつけろよ! こいつ、凶暴だぞ!」 こどもたちが大人を追いかけ回す。ビーチ狭しと走り回って逃げるのは勝又三成さん。頑張るこどもたちと一緒になって、南三陸・歌津の長須賀ビーチ再生に取り
息子へ。被災地からの手紙(2013年7月31日) iRyota25 2013.08.08 3 2,724 0 夜行バスがとれなくて、新幹線&ミヤコーバスで石巻入り。 うなるような轟音を立ててジェット機が駅上空をバンクしながらフライパスしたのは、 バスが駅に到着したのとほぼ同時だった。 「ブルーインパルスだ!」 嫌いじゃないが、とくにファンというわけでもない。でも、空を
こどぱにー、お祭りで大・盛・況! iRyota25 2013.08.08 6 2,538 0 8月1日。 おまつり会場になった街なかでも、いちばん混雑する寿町通り。ピースボートセンター隣の空き地に、こんな看板が出現! 縁日のように出店が並ぶ通りで、秘密基地づくり?! もちろん空き地はこどもたちでいっぱい。熱気むんむん、大盛況! 外から、中から、トンカント