2015年3月11日。東日本大震災から4年が経過するこの日、亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、震災を風化させてはいけない、東日本大震災を教訓として次に来る災害に対して備えなければいけないという想いから、勤務先の会社で東北の復興を中心に考える社内イベントを全社員参加のもと実施しました。
イベントで実施したグループディスカッションのうち、「東北の復興プランを考える」をテーマに話し合われたことをシェアします。
グループディスカッションでは、最初の45分間を「ディスカッションタイム」としてグループごとにそれぞれのテーマについて話し合いました。その後、「シェアタイム」として、話し合った内容をグループごとに発表して、参加者全員で内容をシェアしました。
シェアタイムでの共有内容
ディスカッションの前から、「ITの活用」や「スポーツを通して地域を活性化させる」などの復興プランを出していた東北復興プラン作成グループ。45分という限られた時間で復興プランを考えるという難題に取り組み、シェアタイムでは次のプランを共有しました。
東北復興プラン作成グループはまず最初に、東北の復興や支援に関して、次の4つのタイプの人がいると考え、復興プランの対象となるターゲットを絞りました。その4つのタイプとは、
1.東北復興を支援をしたいと思う人
2.東北の復興のために何かをしたいと思っているけど、どうしていいかわからない人
3.東北の復興について以前は関心があったものの、現在は興味がなくなってしまった人
4.東北の復興について全く関心を持っていない人
上記のうち、1.~3.の人をターゲットにして、
・「東北に興味を持ってもらう」
・「ITを活用する」
という2つの大きな方向性の元、東北復興プランを考えていました。具体的なプランについてはさらに検討の必要があるとのことでしたが、候補として次のようなプランを挙げていました。
【東北に興味を持ってもらうプラン】
・東北のウインタースポーツの魅力をPR
・マラソン大会の開催
・カジノを作る
・東北復興支援ツアーを企画する
【ITを活用したプラン】
・東北に自社の支店を作る
・インターネットなど、ITを使って地場産品を販売する
・ITによる農業支援システムの開発
・地域情報を発信する
以上シェア内容ですが、それに対して他のグループから次のような復興プランの意見が出されました。
・三陸鉄道の震災学習列車のような、震災と観光を組み合わせたものを企画する
・近年、被災地では観光タクシーなどの語り部ツアーが増えている。これらのツアーがあることを発信したい
その他のグループディスカッション
紹介:sKenji
最終更新:
iRyota25
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