東北、この一枚。(8)川開きの朝の「がんばろう! 石巻」 iRyota25 2013.08.02 4 1,826 0 石巻市門脇の「がんばろう! 石巻」の看板に、川開きを迎えて七夕飾りのディスプレイが加わった。工事用鉄パイプで手作りされたスタンドに飾られた5つの七夕飾りが、ひまわりの花といっしょに「がんばろう! 石巻」看板のまわりで風に揺れていた。 この七夕飾りは、石巻の仮設
東北、この一枚。(7)ビルの壁面にかつての町の姿を映す映写会 iRyota25 2013.08.02 4 1,761 0 「観慶丸本店さんのビル壁面に、昔の石巻の景色が映し出されるんだって。町の人たちが昔8ミリで撮影したものらしいのよ。」 祭りの開催前から町の人たちの間で話題になっていた「市民が撮った8ミリフィルム 昭和の石巻」(ISHINOMAKI 2.0企画)。石巻川開きの初日(前夜祭)の
東北、この一枚。(6)石巻川開きの流燈 iRyota25 2013.08.02 2 2,489 0 2013年7月31日夕刻、石巻最大の夏祭り「川開き」で流燈(燈籠流し)が行われた。 河原近くに設けられた慰霊会場で、石巻仏教会の流派を超えた僧侶による慰霊行事が行われる中、旧北上川に1万の燈籠が流され、たくさんの人々が川の土手や内海橋を埋めつくした。 徐々に暮れ行く
「石巻 まちの本棚」がオープン! iRyota25 2013.07.29 4 3,341 0 [2013年7月27日 宮城県石巻市] いーくうかん。 本がたくさんあってゆったりできる場所。 石巻の街なかに、本を真ん中においたコミュニティスペースがオープンしました。 これまで全国で一箱古本市を開催したり、被災地に本を届けるプロジェクトを行ってきた「一箱本送り隊」と
石巻の塩うに。店ごとにこだわりあり! iRyota25 2013.07.29 2 3,261 0 一箱古本市の表彰式を終え、ふれあい商店街の屋根付きベンチで、電器屋さんの佐藤さんと一日の労働を労っていた時のこと。 ビールはもちろん立町商店街の相澤商店で購入。おつまみはふれあい商店街のいそざき八百屋さんで買った茹でトウモロコシ。夕方の風を感じながらのひと
息子へ。被災地からの手紙(2013年7月27日) iRyota25 2013.07.29 3 2,757 0 宮城県石巻市へ0泊3日の弾丸ツアー 石巻で最大のお祭り「川開き」。 7月31日から8月1日にわたって供養祭、灯篭流し、花火大会、孫兵衛船競漕などで盛り上がる。「ぜったい来なきゃダメだよ!」とたくさんの人たちに誘われたんだけど、宿も交通機関もいっぱいで、どうにも当日
狐崎の定置網に期待ワクワク。 iRyota25 2013.07.12 1 2,170 0 マンボウが泳いでるの見たことありますか? 石巻の沖合でもクロマグロが獲れるのご存知ですか? 「牡蠣養殖のいろは」を教えてもらったり、ビーチクリーン活動「石巻海さくら」でお世話になったりしてきた狐崎浜の漁師さんたちが、日々の定置網漁の現場から獲れたて海の幸情報
あたらしい石巻・復興支援リポート「立町大通りのyuugen」 iRyota25 2012.12.11 2 2,063 0 あたたかさと美味しさが身に染みるカフェ 日向ではコートを脱ぎたくなるくらいのお天気の日でも、日没後はどんどん冷え込んでいく。かつて石巻でもっとも栄えていた立町(たちまち)大通りのアーケード。出された看板に貼り付けられた手書きの一言にぐぐっと引き寄せられた。
祝!ユネスコ記憶遺産登録。サン・ファン号発進せよ! iRyota25 2013.06.20 2 3,184 0 江戸時代が始まったばかりの慶長18年(1613年)、太平洋を渡った日本生まれのガレオン船がありました。その名はサン・ファン・バウティスタ号。 海外貿易を徳川家が独占する中、仙台の雄、伊達政宗が遠くヨーロッパへ向けて送り出した西洋式大型船には、数々のロマンが込めら
つながっていく石巻。新台湾壁画隊とコラボ制作 iRyota25 2013.06.12 4 2,786 0 可愛いあんよが入っていく、ここはどこ? ここは石巻の中瀬。旧北上川に浮かぶ島。石ノ森萬画館のすぐ南。 「新台湾壁画隊」との額が掲げられた、壁じゅうがアートでできた屋根のない小屋。 晴れた空に映える、色鮮やかな台湾アート。 とにかく中に入ってみましょう。 立て看
東北の友人たちが言うことには。その8「爆心地」 iRyota25 2013.05.28 2 1,692 0 ▼ 石巻2.0の松村豪太さんがいまも書き続けているブログには、タイトルとしてこんな言葉が使われている。 「爆心地から」 石巻2.0の活動の端緒となった小冊子『VOICE VOL.0』のインタビュー記事には、松村さんの中に爆心地という言葉が浮かんだ経緯が次のように記されている。
海辺の地をゆく「石巻市・巻石」再訪 2013年4月15日:時代を越えて伝えられていくもの iRyota25 2013.05.15 5 2,958 0 2013年4月15日(767日目)の宮城県石巻市・巻石、住吉公園 以前にも写真で紹介した石巻の巻石を撮影していたら、ご近所のおじさんが自転車でやってきて、立ち話でいろいろ教えてくれました。 海辺の地をゆく「石巻市・巻石」2012年11月17日 石巻の町の名前の由来ともされる巻
おいしい牡蠣を丹精込めて! 石巻市狐崎浜 iRyota25 2013.04.26 3 2,437 0 今年もそろそろ牡蠣のシーズンは終わり。ちょっと残念ですね。 でもみなさん、シーズンが終わった後、牡蠣養殖の漁師さんたちが何をしているかご存知ですか? 雲丹を獲ったり、刺し網や定置網で魚を獲ったり。世界三大漁場といわれる三陸のことですから、年間通してもちろんた
石ノ森萬画館、リニューアルして正式発進! iRyota25 2013.04.25 4 2,073 0 昨年11月17日、日本中のマンガファンの後押しでいったんReオープンした後、この2月から正式再開に向けてのリニューアル工事に入っていた石ノ森萬画館が、いよいよ2013年3月23日にオープン! スタッフの大森盛太郎さんに新しくなった萬画館のイチオシを案内してもらいました。
こどもたちと未来を。石巻・女川⇒伊豆ツアー iRyota25 2013.04.05 5 1,913 1 「冷てー!」 「でも、おもしろーい!」 桜は満開だけど、曇り空でちょっと肌寒かった3月30日の静岡県・伊豆。狩野川の水の中にこどもたちの声が響いた。 カヤックに乗って川の中州へ上陸したり、ライフジャケットを着て急流の中を流されたり、水を掛け合ったりして楽しんだの
こどもたちと未来を。「こども∞感ぱにー」田中雅子さん(ケロちゃん) iRyota25 2013.04.12 4 2,716 0 この場所に来て、ケロちゃんが石巻に残る決心をした理由がよくわかりました。 黄金浜ちびっこあそび場。 ここはこどもたちが自由にのびのびと遊ぶ場所。 保護者や地域の人たちやケロちゃんこと田中雅子さんたちスタッフが一緒になって楽しんでいる場所。 広場の入り口近くでは
小さな浜に3月11日にオープンしたカフェでのキャンドルナイト iRyota25 2013.03.11 6 2,685 1 牡鹿半島のつけ根、石巻市蛤浜。9軒の人々が肩を寄せ合って暮らしてきた、牡鹿半島の浜(漁業を中心にしたコミュニティ)の中でも一番ちいさな浜。浜の神社には江戸時代の年号が刻まれた碑石が、まるで当たり前のように置かれていた、暮らしが連綿と受け継がれてきた浜。その
東日本大震災・復興支援リポート 「雄勝硯の伝統を継承していく若い力」 iRyota25 2013.03.01 2 3,177 1 雄勝硯の伝統を受け継ぎ、町の再生を目指す、雄勝硯生産販売協同組合のお二人に話を聞きました。 1人目は小木曽誠さん。硯づくりの工人を目指す若手です。2人目は高橋頼雄さん。雄勝石の工芸アーティストであり、かつ組合の事業を引っ張るスタッフであり、さらに町の復活を目
明日を目指すお店リポート:石巻「雄勝硯(おがつすずり)生産販売協同組合」 iRyota25 2013.01.23 4 3,879 0 石巻市雄勝町は日本一の硯(すずり)の産地。その歴史は古く、およそ600年前の室町時代から続くといわれています。雄勝硯を有名にしたのは、仙台藩の伊達正宗。牡鹿半島に鹿狩り訪れた際に献上された硯を正宗はいたく賞賛し、硯の生産を保護・奨励したとされます。と、ここま
東日本大震災・復興支援リポート「600年の歴史。雄勝硯の伝統を守り続けていくために」 iRyota25 2013.02.26 4 5,141 1 工房は意外な場所にあった。 津波で大きな被害を受けた後、解体に向けての片付け作業が進む石巻市雄勝総合支所1階の奥、ボイラー室と小さく表示された鉄のドアの先だ。 硯の工房として以外、常駐する人もない廃墟の一室で、ボイラーの代わりに大きなストーブと工作機械が唸り
東日本大震災・復興支援リポート:石巻に「絆の駅」オープン! iRyota25 2012.11.01 3 2,712 0 人と人が「熱く」つながっていける場所 2012年11月1日、未来に向けての一歩を踏み出した人と人をつなぐ新しい施設が石巻のまちなかにオープンします。 その名は「絆の駅」石巻ニューゼ&レジリエンスバー。ニューゼはニュースとフランス語で博物館を意味するミュゼの造語で、
東日本大震災・復興支援リポート「被災地で聞いたゆうれいの話」 iRyota25 2013.01.27 4 3,589 10 復興屋台村気仙沼横丁の大漁丸さんでのこと。 「ところで今日はどこに泊まるの?」 と尋ねられてホテルの名前を答えたところ、 「あら、よかったわね。××ホテルは出るのよね」 出るって何がと尋ねると、 「ゆ・う・れ・い。有名なのよ。見たって人はみんな同じ場所、同じ時間
明日を目指すお店リポート 「石巻絆の駅・レジリエンスバー」 iRyota25 2012.12.12 2 2,888 0 石巻絆の駅・レジリエンスバーからはじまる被災地の旅 正式オープン後はじめて夜のレジリエンスバーに行ってきました。お目当てはFacebookで写真を見て、何としても食べたーい!と思っていた「うにクリームの生パスタ」。 つくってくれるのはもちろん石巻日日新聞社長で、夜は
海辺の地をゆく「石巻市・巻石」2012年11月17日 iRyota25 2013.01.24 1 2,495 0 2012年11月17日(618日目)の宮城県石巻市・巻石 石ノ森萬画館がある中瀬から、旧北上川の300メートルくらい上流に小さな中州があります。石巻の歴史の中で、中瀬が産業の揺籃(ゆりかご)だとしたら、こちらの中州は石巻という地名の由来となった場所。源義経の伝説も残る由
明日を目指すお店リポート:石巻「被災ピアノを生き返らせるサルコヤ」 iRyota25 2013.01.22 2 3,823 0 2012年11月24日 石巻エリアの人ならみんなが知ってるお店だけれど、ちょっと不思議なネーミング。店先にお猿の太郎「さるっこ太郎」がいたからサルコヤ。楽器とおもちゃを取り揃える、子どもたちにも大人にも人気のお店。長寿猿の太郎はギネス申請中に津波で死んでしまったけ