中心市街地のかさ上げと並行して進む山の造成地 iRyota25 2016.07.15 3 2,605 0 ここは陸前高田市の高台、鳴石地区。津波以前からあった住宅団地の山側の土地を切り開く造成工事が進められている。 造成が進む土地は市役所などとほぼ同じ高さ。8月から入居開始の予定になっている県営栃ヶ沢アパートの姿も見える。 岩手県最大規模の災害公営住宅オープンへ
コンカツは三鉄で! 第2回「三鉄 列車コン」参加者募集中♪♪♪ yumenoshippo01 2016.06.24 4 2,321 0 いま三陸鉄道南リアス線沿線で話題沸騰! 第2回「三鉄 列車コン」。大好評だったNHK特集ドラマ「恋の三陸 列車コンで行こう!」の世界で繰り広げられる婚活列車の第二弾だ! 南リアス線沿線では、駅にもショッピングセンターにもお店にも、いたるところに真っ青な海のような列
気仙川の鮎漁解禁 iRyota25 2016.07.15 3 2,341 1 奇跡の一本松の側で太平洋に注ぐ気仙川は、鮎やヤマメ、イワナの宝庫として全国的に有名だ。7月1日の鮎漁解禁以来、連日多くのアングラーが集まっている。 全長47kmの気仙川は、河口から数キロ遡るだけで荒瀬や大岩が点在する中流域の様相を呈す。陸前高田市横田の川の駅には
【壊されゆくもの・つくられるもの】幽玄の矢作駅 iRyota25 2016.06.20 4 2,497 0 大船渡市の盛駅から岩手県内陸の一関を結ぶJR線は、盛駅を出発すると陸前高田駅付近まで内湾や半島部を縫うように走った後、海辺を離れ山あいの路線になる。JR矢作(やはぎ)駅は陸前高田から2つ目の駅。 矢作は、仙台藩の時代から陸前高田と一関を結んでいた今泉街道沿いの集
海辺の地をゆく「陸前高田市・脇之沢」2016年6月12日 iRyota25 2016.06.20 4 2,419 0 陸前高田といえば「奇跡の一本松」のイメージが定着している。一本松の背後には現在、巨大な防潮堤の工事が進められている。気仙川から浜田川に至る約1.9kmの第二線堤と呼ばれる防潮堤の工事はすでに最終盤だ。 一本松を西側、気仙川の対岸から眺めると、一本松の海沿いに高い
【遺構と記憶】被災地を目指す人たち(3)北海道新幹線開通で iRyota25 2016.06.22 4 2,100 0 陸前高田の奇跡の一本松は、復興工事の工事現場の先にあるので、そこまでは歩いて行かなければならない。起点となるのは一本松茶屋のある「一本松駐車場」。 ここには乗用車だけでなく、被災地ツアーの観光バスもたくさんやってくる。 梅雨の合間のカンカン照りの日曜日、日陰
今年も開催される陸前高田気仙町の「けんか七夕」 iRyota25 2016.07.23 2 6,597 0 その「けんか」は一度見たら忘れることができない。肚の底にドスンと響くぶつかり合い。そしてお囃子。長い長い綱の引っ張り合い。 勇壮という言葉はこの祭りのためにあるのではないかと思えるほど、力強く魂を揺さぶる祭り。陸前高田の気仙町に長く伝わる七夕祭りだ。 けんか
陸前高田の月が見ている iRyota25 2016.06.21 4 1,419 0 国道45号線沿いの旧道の駅タピック45。14.5メートルの津波に襲われた場所を月が見ていた。14.5メートルの表示を斜めに照らすように。 あの日から月が2000回近くもめぐった夕べ。 月は陸前高田のこの場所だけでなく、日本中、そして世界中のどの場所でも等しく同じ数だけめぐり
「奇跡の集落」吉浜に建てられたいくつもの記念碑 iRyota25 2016.06.13 3 5,455 0 岩手県気仙郡吉浜村。現在の大船渡市三陸町吉浜は「奇跡の集落」と呼ばれている。奇跡と称される理由は2つある。ひとつは東日本大震災の巨大津波の被害を受けながら、地域の人的被害は行方不明者1人にとどまったこと(隣の越喜来集落の老人ホームに入居していた11名が亡くなっ
釜石市浜町の避難階段(初夏) iRyota25 2016.06.12 3 4,880 0 akaheruさんがぽたるに投稿された釜石市浜町の避難場所。小さなお子さん連れのakaheruさんが体験されたのは12月ということだったので、半年後の6月、初夏の浜町の避難場所を歩いてみた。 津波の被害を受けた建物が撤去されて更地になった場所に「津波避難場所」との看板が何カ
一本松をうたいあげる歌碑「孤松巌上」 iRyota25 2016.06.19 3 3,178 0 震災遺構として保存されている陸前高田市の旧道の駅「タピック45」前広場に、奇跡の一本松を歌い上げる歌碑「孤松巌上」が設置された。 「孤松巌上」は陸前高田市出身の歌手、千昌夫が2011年に発表した「いっぽんの松」を作曲した船村徹氏の揮毫によるもの。 歌碑の台座には「
陸前高田に夏を呼び込む「お天王様」の神輿渡御 iRyota25 2016.07.23 2 3,138 0 七夕に先立つこと約3週間。7月15日、陸前高田で「お天王様」と呼ばれる神輿渡御が行われた。 七夕の山車の飾り付けを行っている地区の公民館で「お天王様は一度は見ておいた方がいいよ」と何人もの人に勧められた。去年の七夕でも、お正月の虎舞のなおらいの席でも、お天王様
陸前高田の「みんなの家」かさ上げ工事で移転へ iRyota25 2016.07.15 2 4,942 0 陸前高田市高田町大石31番地。陸前高田の町が見渡せる高台にみんなの家はある。みんなの家は震災後の避難所生活の中で生まれたコミュニティに、伊東豊雄氏、乾久美子氏、平田晃久氏、藤本壮介氏の4人の建築家と陸前高田出身の写真家畠山直哉氏らが中心となって造った10坪ほど
【ラグビーの聖地・釜石】スタジアム予定地は盛り上がってるか~ yumenoshippo01 2016.06.14 3 3,181 0 2019年に開催されるラグビーワールドカップ。国内12カ所の開催都市のうち、スタジアムがまだないのは、かつてラグビー日本選手権でV7を達成した新日鉄釜石の本拠地だった釜石市だけだ。 3年後の夢の舞台「鵜住居」のいま もちろんスタジアムの建設準備は着々と進んでいる(は
人は生きる。だから未音崎湾望台はここにある iRyota25 2016.06.11 3 2,962 0 三陸鉄道三陸駅からクルマで5分。越喜来(おきらい)湾を見渡せる高台に、手作り感あふれる展望台を見つけた。ここは「未音崎(みねざき)湾望台」。 ことり集会所と名付けられた東屋には小鳥の巣箱。 天井からはビン玉が吊るされて、漁業のまち越喜来ならではの雰囲気。そし
福祉施設のお祭りでたかたのゆめちゃんに出会う iRyota25 2016.06.19 3 1,679 0 たかたのゆめちゃんは、東日本大震災後に陸前高田で生まれたご当地キャラ。地元での人気はちょっとしたアイドル級。今日ここで出会えたのには驚いた。 知人から福祉施設でお祭りがあるよと教えられ、やって来たのは陸前高田市の高台にあるあすなろホーム、障害者就労継続支援
【熊本地震点景】「東北→熊本」支援のかたち iRyota25 2016.06.14 3 2,056 0 岩手県陸前高田市が発行する広報誌に熊本地震についての記事が掲載されている。 [熊本大地震]被災地に向けた支援の恩返し 新聞でいうなら1面ともいえる最初の見開きに、被災した陸前高田の市民生活に関する情報が掲載された次のページのトップに掲載されていることからも、
息子へ。東北からの手紙(2016年6月10日)吉浜のおじさんとの5分間 iRyota25 2016.06.13 3 1,964 0 「お兄さん、どこから来たの?」岩手県大船渡市三陸町吉浜で碑文の写真を撮っていたら、軽トラックに乗ったおじさんから声を掛けられた。 静岡の伊豆と応えると、「伊豆かあ、なつかしいなあ。昔からの友達が伊東に住んでてな、何回か行ったことがあるよ。百メートルくらい走
【ラグビーの聖地・釜石】スポーツショップも臨戦態勢! yumenoshippo01 2016.06.11 3 2,114 0 2016年、店内でラグビーボールを見つけた時、けっこうマジで泣けるくらいうれしかった。 釜石にそのショッピングモールができた時、津波による大きな被害を受けた三陸の明るい話題として地域の人たちはとてもよろこんだ。オープン直後に行ってみたが、売り場は大盛況。大船渡
雲の上への集団移転 iRyota25 2016.07.15 2 1,980 0 陸前高田市の沿岸西部に位置する長部は漁業を中心とする集落だった。津波に大きな被害を受けた集落の背後の山の上に、長部の新しい町の建設が進んでいる。 山を切り開いて造成された土地はいま住宅の建築ラッシュ。新築工事が進められる各区画には色とりどりのハウスメーカー
【遺構と記憶】被災地を目指す人たち(2)奇跡の一本松 iRyota25 2016.06.22 2 2,373 0 復興工事がおおむねお休みの日曜日でも、陸前高田の海沿いは砂埃が風に舞う。それでも今日もたくさんの人たちが、一本だけ残った奇跡の一本松目指して歩いていく。 団体の人も、家族連れも、仲好さそうなカップルも。むき出しの造成地に日差しが照りつけ、砂埃が舞う中を、あ
【遺構と記憶】被災地を目指す人たち(1)大槌町役場旧庁舎 iRyota25 2016.06.21 2 2,284 0 梅雨時に奇跡的に晴れた日曜日、岩手県大槌町で震災遺構として保存されている町役場の旧庁舎前には、たくさんの若者たちの姿があった。 ひとりひとり、あるいは2、3人のグループになって、パネルに囲まれた大槌町役場の遺構の周辺を歩き回りながら、写真を撮ったり、何かに見
【箱根山テラス】今年のアイスコーヒーは氷もコーヒーです yumenoshippo01 2016.06.12 2 1,726 0 よく晴れた日の午後は箱根山テラスへ。鮮やかな初夏の緑がまぶしいテラス席でパソコンを開いてもいいし、読書を楽しんでもいい。友人と語り合うのもまたいい。 注文したアイスコーヒーをテラスまで運んで来てくれたスタッフのお兄さんが言った。 「今年は初めてですか?」 1年
全線再開2周年。今日も明日も明後日も走り続ける三陸鉄道 iRyota25 2016.04.06 3 2,208 0 岩手県沿岸部を南北に結ぶ三陸鉄道は、今日も宮古に久慈に、釜石に大船渡(盛)に入線してくる。そして三陸沿岸の数々の港を浜を、人々を結んで走っている。 あの日の熱い思いを胸に ホームに詰めかける多くの人たち。車両新調の支援をしてくれたクウェートからのお客様や、政
【明治三陸津波120年】120年前はほんの昨日 iRyota25 2016.06.17 1 10,799 0 明治29年6月15日午後7時32分、岩手県釜石市東方約200kmを震源とするマグニチュード8.5クラスの巨大地震が発生。この地震によって発生した津波は、海抜38.2mという当時の観測史上最大の遡上高を記録し、岩手県、宮城県、青森県の沿岸部を中心に甚大な被害をもたらした。 ——と