北国の冬の朝 iRyota25 2017.01.30 4 2,148 0 沿岸部の陸前高田にも雪の季節がやってきた。被災した町の中心部から少し山の方に入った大隅の仮設商店街のモニュメントの前に小さなスノーマンが並ぶ。作っていたのは、陸前高田で活動している支援団体の顔見知りの人たちだった。 思わず駆けよって雪玉づくりに参加しようと
年末の飯舘村の空気感 iRyota25 2017.02.02 4 1,736 0 いつまでこんな写真を撮っていなければならないんだろう。 福島県飯舘村の役場前に設置された線量計を撮影していたら、そんな声が聞こえてきた。声がしたのは外からではなく、自分の内側から。何しろ周りには人影ひとつないのだから。 村役場にて 村役場の隣には村民の交流の
3年後にワールドカップを迎える釜石の2016年 iRyota25 2016.12.31 6 1,936 0 この道路案内標識が示すところに道はまだない。 標識が示す場所へ、被災した町をぐるっと回っていくと、その場所には広大な造成工事現場が広がっている。ここは 中学生や高学年の子どもたちが小さな子どもたちを引率して、避難場所に指定されていた場所へ、そしてさらに高台へ
【復興支援ツアー2016】 「復興」の意味を考えた旅 cha_chan 2017.03.24 2 2,149 0 「復興」という言葉を聞いたとき、どんなイメージを持ちますか? 私は今回、初めて東北の被災地を訪れ、「復興」のイメージが大きく変わりました。 東日本大震災以降、テレビや新聞で度々目にする「復興」というキーワード。私が「復興」という言葉に抱いていたイメージは、大
ドキッとするポスター hometown_of 2017.03.25 2 2,028 0 夕暮れ時の道の駅相馬で、ドキリとした。道の駅のガラス窓に張り出されていた文字、「来て」というのは、たぶん「待ってるから来てね」とか「遊びに来てね」といった文章を、道の駅の人が数枚のA3サイズにプリントアウトした文字を並べたものの一部かと思ったら違っていた。
大船渡は海の町 hometown_of 2017.05.30 1 2,025 0 大船渡には古生代や中生代に形づくられた地層が多く残る。地球史的にも貴重な大地に、湾が深く切れ込んだ場所に大船渡は位置している。 水深が深い湾にのぞむ大船渡は古くから良港に恵まれて栄えてきた。 東北地方でも有数の国際港で、巨大な豪華客船もやってくる。観光ポスタ
大船渡は漁業と水産業の町 hometown_of 2017.05.30 1 1,887 0 大船渡の町中を歩いていると、こんなカラフルなペイントが施されたトラックに出会うこともある。海の町大船渡は漁業と水産業の町。 しかし、あの災禍をもたらしたのは海だった。町の人たちが愛してきた海だった。 地元デュオ LAWBLOW の「家に帰ろう」に綴られた言葉は、大船
広野イオンでスキップ♪ hometown_of 2017.03.25 2 1,442 0 昨年オープンした広野のイオンに立ち寄ったら、パパと手をつないで駐車場からスキップしてお店に入っていく姿が目に入った。春の日差しを浴びたその景色はとても鮮やかなものだった。 開店当初から、広野町にイオンができたのことは地域の人たちの間では大きな話題だった。「
【東北の風の道】(第5号)2016年を振り返る「あの道のいま」 iRyota25 2016.12.23 5 3,590 0 しばらく休止状態だった「東北の風の道」を再開します。これから年内にお届けするページのテーマは「2016年の振り返り」。その最初の1本は、福島県の沿岸部を南北に結ぶあの道、国道6号線沿線を巡る旅です。 変わったこと、あの日のままのこと 詩人の黒田三郎は「道」という詩
化粧直しを終えた南三陸町防災対策庁舎 hometown_of 2017.03.17 2 1,864 0 防災庁舎を震災遺構として保存するのかどうか、まだ正式には決まっていない。南三陸町民の意見が分かれる中、決まっているのは、宮城県が一定期間預かる形で保存することだけだ。その期間は震災から20年。つまり、2031年3月まで。 長期間にわたって保存するため、腐食が進んで
11月22日、津波警報 iRyota25 2016.11.22 9 2,381 3 22日早朝、6時前、多賀城の末の松山の撮影中に大きな長い揺れ。とっさに車に走る。ほどなく市の防災無線。「すぐに逃げてください。周りの人に声を掛けて避難してください。率先して避難してください」 土地勘のない場所での大きな揺れ。どこに逃げたらいいのか分からない。自
南相馬「かしまの一本松」 iRyota25 2017.01.31 3 2,963 0 福島県南相馬市鹿島区の海岸近くに一本の松が立っている。高さおよそ25メートル、根の周り約2メートルの大きな松の木だ。震災を生き延びたこの松は、地元では「奇跡の一本松」と呼ばれている。 震災前、この海岸には数万本の松並木が広がっていたそうだ。「福島に津波はやっ
作業員や警備の警察官が頼りの商店街 hometown_of 2017.03.25 2 1,115 0 楢葉町の町役場前に仮設商店街が開店していた。 もしかしたら少し前にはオープンしていたのかもしれない。でも、営業しているのを見たのは今回が初めてだった。 楢葉町の町役場近くの高台で半壊していた住宅はとうのむかしに撤去され、ホールボディカウンターを搭載した被爆線
釜石市鵜住居の駅の場所はどこ? iRyota25 2017.02.24 2 2,696 0 釜石市の北、鵜住居地区で進む災害復旧工事。鵜住居といえば、小中学校の生徒が助け合って津波被害を逃れた土地として知られる。近年では同じ近隣で被災して亡くなられた方も少なからずいたことから呼称に修正が必要と言われるようになってはいるものの、「釜石の奇跡」として
空ゆく者たち【2017.3.11】 hometown_of 2017.03.11 2 1,139 0 2017年3月11日。「今日だけではない。今日だけ追悼すればいいというものではないでしょ」と、作業所で働いている青年が切々と語った。少し聞き取りにくかったけれど、思いが伝わってきた。この土地で生きるということは、あの日、突然断ち切られた営みへの思いを抱いて、自ら
年度を越えても帰れない。残された帰還困難区域 hometown_of 2017.04.21 1 4,437 0 3月31日から4月1日の年度末年度始めの慌ただしい中、東京電力福島第一原子力発電所事故で、避難指示の対象となっていた地域の避難指示解除が行われた。3月31日には福島県浪江町、飯舘村、川俣町山木屋地区、4月1日には富岡町の居住制限区域と、避難指示解除準備区域の避難指示
これが津波? iRyota25 2016.12.25 4 2,231 0 もしかしたらこれも津波の余波なのだろうか。11月22日の津波警報が解除された後、予定を変更して気仙沼に向かう途中、沿岸の町で海が盛り上がるような景色を何度も目にした。 宮城県沿岸部に津波警報が発令されたのは、地震発生からほぼ2時間が経過した午前8時過ぎのこと。仙
国道6号線で起きた事故 hometown_of 2017.04.21 1 3,276 0 富岡町から帰還困難区域に向かう途中の道で、サイレンを鳴らして急行する消防車に出会った。写真には撮れなかったが警察のパトカーも同じ方向に走っていった。 そこから少し北上して帰還困難区域の入口近く、国道に設置された線量計には「1時間当たり2.505マイクロシーベルト
仙台空港の近くに個人が残した震災遺構 iRyota25 2016.12.07 4 5,223 0 仙台空港から「千年希望の丘」に向かう途中、半壊した1軒の家が見えてくる。震災から5年8カ月、津波で大きな被害を受けたこの辺りの住宅はほぼすべて解体撤去されている。そんな中に立つ1軒は、まるで荒れ地に残されたかのように見える。 建物の周囲を廻ってみると、建物の一
早く帰ってきてね、伊里前の南三陸町観光協会 hometown_of 2017.04.28 1 2,166 0 「おかえりポストくん」が置かれていた伊里前の南三陸町観光協会。 【東北の風の道】「おかえり」を言いたい(第3号) そこには、太平洋を漂流して帰ってきたポストの他にも興味津々な品物が目白押し。たとえばこれ。 東北楽天ゴールデンイーグルスと埼玉西武ライオンズの選手
「復興が進んでいると言いたくても言えない」国道6号線の風景(2016年11月) iRyota25 2016.12.23 3 7,400 0 道は必ずどこかにつながっている。どこかに続いているからこそ道だともいえる。どこかとどこかを結ぶ道は別の道ともつながっているから、大げさな言い方をすれば、道をたどっていけば日本中どこへでも行けるということになる。海路や空路も考慮に入れれば、世界中が道でつなが
【キャッセン大船渡】オープン前の開店 hometown_of 2017.04.28 1 1,998 0 大船渡市大船渡地区に誕生する新しい中心市街地キャッセン大船渡。そのグランドオープンは4月29日の予定だが、すでにオープンしている店も。 20日過ぎにオープンセールに行ってきたなんて噂を聞いてマサカと思っていたのだが、23日の地元紙に先行オープンした店舗がある旨記事
【キャッセン大船渡】オープンまであと10日 hometown_of 2017.04.21 1 2,543 0 大船渡の新しい中心市街地として4月29日にオープンするキャッセン大船渡。開店10日前の様子をご紹介。 キャッセンには全国的な知名度を誇る「黒船」も入店する。でも周囲はご覧の通りの工事中。 ついこの間まで工事中の何かの建物にしか見えなかったが、テナントの看板が設置
福島第二原発の近くで軌陸両用車を目撃 hometown_of 2017.04.21 1 2,317 0 国道6号線、帰還困難区域からはまだ距離がある東京電力福島第二原発の近くで車外に出てみると、第二原発に続く高架橋の下のJR常磐線に軌陸両用車の姿を見つけた。 軌陸両用車とは、鉄道用の車輪とキャタピラの両方を持つ鉄道工事の専用車両。ある時は鉄道のレールの上を走り、