海辺の地をゆく「石巻市・巻石」再訪 2013年4月15日:時代を越えて伝えられていくもの iRyota25 2013.05.15 5 3,176 0 2013年4月15日(767日目)の宮城県石巻市・巻石、住吉公園 以前にも写真で紹介した石巻の巻石を撮影していたら、ご近所のおじさんが自転車でやってきて、立ち話でいろいろ教えてくれました。 海辺の地をゆく「石巻市・巻石」2012年11月17日 石巻の町の名前の由来ともされる巻
ガレキと呼ばないで(2013年4月19日・楢葉町木戸-4) iRyota25 2013.05.14 2 1,961 2 造り酒屋の酒樽タンクが流れついていた場所の少し南で、こんな景色が見られます。 新しく立てられた電柱です。まだ立てられたばかりなので、素の状態の柱が立っているだけです。 でも、このあたりに立てられた電柱、ちょっと不思議なんです。 電柱に巻きつけられたお知らせに
ガレキと呼ばないで(2013年4月19日・楢葉町木戸-3) iRyota25 2013.05.14 4 1,956 2 貨車から消防自動車のところまでの途中で、見慣れないものに出会いました。 海も近いので、最初は漁船の燃料をためるタンクかと思いました。 でも缶の内部が白く塗装されています。近くで見るとホウロウ引きされているようにも見えます。食べ物を入れるものだったのでしょうか
ガレキと呼ばないで(時計) iRyota25 2013.05.10 6 9,330 1 被災した地域に行くと、いまでも時計を見つけることがよくあります。 女川町(2012年11月19日) 女川の町なかと石巻を結ぶ女川街道のすぐ近くに残されていた時計です。 震災から1年8か月後。建物の解体や撤去が進んだ女川町でも、こんな生活の遺産が見られました。 「時」を示
ガレキと呼ばないで(2013年4月19日・楢葉町木戸-2) iRyota25 2013.05.09 5 1,937 1 2013年4月19日・楢葉町木戸-1 の続きです。 【ぽたるページ】ガレキと呼ばないで(2013年4月19日・楢葉町木戸-1) 昨秋の草黄葉が残る荒地のような田んぼの中に巨大な貨車。あまりに唐突なとり合わせに、思わず「アートみたいだ」と感じてしまいました。不謹慎ですが。 この貨
ガレキと呼ばないで(2013年4月19日・楢葉町木戸-1) iRyota25 2013.05.08 3 1,591 0 3月に被災した消防自動車が置かれていた楢葉町の木戸地区です。少し奥まで足を進めたところで、目を疑う光景に遭遇しました。 おそらく田んぼだった場所に、被災した自動車が横向きに立っていたのです。 運転席は潰されているようです。 ここまで潰れるものなのか、と驚かされ
ガレキと呼ばないで(2013年4月17日・陸前高田) iRyota25 2013.05.08 4 2,217 0 4月3日の再オープンから「東日本大震災の記録と津波の災害史」という常設展が行われている気仙沼市のリアス・アーク美術館に向かいました。少し早く着きすぎたので、陸前高田まで足をのばしてみると、数か月前まで残っていた市役所やマイヤ(ショッピングセンター)などの建物
大川小学校―Angel of Hope―。2013年4月14日 iRyota25 2013.04.26 4 2,674 0 震災から2年を迎えた3月に設置された慰霊碑です。 2013年4月14日の大川小学校を写真アルバムでご紹介します。 今日も大川小学校にはたくさんの人が訪れています。 友人と、家族と、あるいは団体で。やってきた多くの人が、今日もこの場所で話す言葉を失ってしまいます。 大川
おいしい牡蠣を丹精込めて! 石巻市狐崎浜 iRyota25 2013.04.26 3 2,513 0 今年もそろそろ牡蠣のシーズンは終わり。ちょっと残念ですね。 でもみなさん、シーズンが終わった後、牡蠣養殖の漁師さんたちが何をしているかご存知ですか? 雲丹を獲ったり、刺し網や定置網で魚を獲ったり。世界三大漁場といわれる三陸のことですから、年間通してもちろんた
石ノ森萬画館、リニューアルして正式発進! iRyota25 2013.04.25 4 2,212 0 昨年11月17日、日本中のマンガファンの後押しでいったんReオープンした後、この2月から正式再開に向けてのリニューアル工事に入っていた石ノ森萬画館が、いよいよ2013年3月23日にオープン! スタッフの大森盛太郎さんに新しくなった萬画館のイチオシを案内してもらいました。
【復興支援ツアー2013】石巻から女川へ。社員8人が感じたこと iRyota25 2013.04.24 7 3,013 1 東北で桜のつぼみが膨らみはじめた4月中旬、静岡県の企業の8人が宮城県を訪ねました。このページ「ぽたる」を運営するJP21の社員たちです。 以前このページにアップした「被災地・女川」観光ガイド のルートに、石巻エリアと大川小学校、蛤浜を追加して、1泊2日の日程で被災し
命を救った冒険あそび場のいま(2013年4月18日) iRyota25 2013.04.24 3 2,137 0 仙台市の海沿いに人気の公園がありました。 海岸公園冒険広場。 砂浜に平行する貞山運河の内陸側に造られたこんもりとした人工の丘にある公園です。 のびやかな芝生の丘の上にはカラフルで楽しそうな遊具が並ぶ一方、 どろんこ遊びや大工遊びなどなど、こどもたちが自由な発想
海辺の地をゆく「若林区荒浜」2013年4月18日 iRyota25 2013.04.23 1 4,359 0 2013年4月18日(震災から770日目)の宮城県仙台市若林区荒浜地区 ここは仙台市です。100万人以上の人々がくらす政令指定都市です。東北一の大都市です。震災から2年以上、769日もの月日が過ぎた現在の仙台市の光景です。 荒浜の住民たちは津波に対する意識が高かったといいま
石巻・海さくら「ひみつのビーチ」の大そうじ! iRyota25 2013.04.10 5 9,390 0 石巻の狐崎浜から岬を回ったところに「ひみつのビーチ」があります。 三日月のような浜辺の先に岩が3つ。 海の中にはクチバシカジカなどダイバーに人気の生き物たち。 浜辺は小学校の野外学習に使われたり、家族連れの憩いの場だったり。 おっと、狐崎浜の若者たちのデート場
明日を目指すお店リポート「仮設商店街で散髪はいかが」スガハラ理容さん iRyota25 2013.04.08 3 2,438 0 お客さんがいる時はもちろんお店でお客さんと。 ちょっと手が空いたら商店街のイベントに参加したり、 商店街の電器屋さんでお茶っこしたり。 スガハラ理容の菅原紀友さんとマキイさんご夫妻。お二人の笑顔と笑い声に会うのは超かんたん。久之浜第一小学校のグラウンドにつく
明日を目指すお店リポート「それでいいんです」人が集まる場所、てんぐやさん iRyota25 2013.04.04 2 2,266 0 配達から戻ってくる途中、店の近くまで来たところでカミさんが「津波が来てる」って騒ぎ出してて。店に飛び込むなり、家族を車に乗せて急いで逃げました。 高台にある中学校へ向かったんですが、踏切の遮断機が下りてて通れない。自分は消防団員なんで、交通整理して遮断機を
明日を目指すお店リポート「商店街には駄菓子屋さんがなければね」あかもの屋さん iRyota25 2013.04.04 4 3,584 2 久之浜第一小学校の校庭に、震災の後いち早くオープンした仮設商店街「浜風商店街」があります。小学校の南、グラウンド側の入り口を入って左手、プレハブ店舗の一番手前に位置するのが「あかもの屋」さん。久之浜の町でずっと昔から人気を集めてきた駄菓子屋さんです。 小学
こどもたちと未来を。石巻・女川⇒伊豆ツアー iRyota25 2013.04.05 5 1,975 1 「冷てー!」 「でも、おもしろーい!」 桜は満開だけど、曇り空でちょっと肌寒かった3月30日の静岡県・伊豆。狩野川の水の中にこどもたちの声が響いた。 カヤックに乗って川の中州へ上陸したり、ライフジャケットを着て急流の中を流されたり、水を掛け合ったりして楽しんだの
海辺の地をゆく「楢葉町・山田浜周辺」2013年3月7日 iRyota25 2013.03.27 2 3,220 1 2013年3月7日(震災から728日目)の福島県双葉郡楢葉町。山田浜から山田岡の周辺 かつてゲートがあった場所、Jヴィレッジ。サッカーの聖地は原発事故から日本を守る最前線になりました。警戒区域が縮小された今も、Jヴィレッジ周辺には緊張感が張りつめています。(警察車両や
こどもたちと未来を。「こども∞感ぱにー」田中雅子さん(ケロちゃん) iRyota25 2013.04.12 4 2,856 0 この場所に来て、ケロちゃんが石巻に残る決心をした理由がよくわかりました。 黄金浜ちびっこあそび場。 ここはこどもたちが自由にのびのびと遊ぶ場所。 保護者や地域の人たちやケロちゃんこと田中雅子さんたちスタッフが一緒になって楽しんでいる場所。 広場の入り口近くでは
3月11日の光景。「がんばろう!石巻」追悼の集い iRyota25 2013.03.18 2 4,991 1 東日本大震災から2年。 3月11日。 あの日から731日。 見渡す限り建物が消えた門脇の町を、冷たい風が吹き抜けていきます。震災で亡くなられた方は、震災関連死も含めると1万8185人。いまもなお2668人が行方不明のままです。 いまから731日前のあの日。ここは、押し寄せる津波
3月11日の光景。女川町とAKB48 iRyota25 2013.03.18 0 4,030 0 「寒そうね。早く帰らせてあげたらいいのに」 3月11日、午後4時過ぎ。女川町立医療センター駐車場に設置された東日本大震災慰霊碑の周りにできた人垣のあちこちで、そんな言葉が聞かれました。 20メートルもの大津波がこの場所に襲いかかり、高台に避難してきた人までも呑み込
「がんばろう!石巻」に込められた思い iRyota25 2013.03.11 5 3,959 0 石巻の知人のFacebookにこんな記事が書き込まれていました。 「震災後 ヤレルことは全てやろうとガムシャラに頑張りましたが、これからは、ヤルベキことをしっかりやろうと思います」 彼は津波でたいへんな被害を受けた石巻市門脇(かどのわき)地区に「がんばろう!石巻」と
小さな浜に3月11日にオープンしたカフェでのキャンドルナイト iRyota25 2013.03.11 6 2,765 1 牡鹿半島のつけ根、石巻市蛤浜。9軒の人々が肩を寄せ合って暮らしてきた、牡鹿半島の浜(漁業を中心にしたコミュニティ)の中でも一番ちいさな浜。浜の神社には江戸時代の年号が刻まれた碑石が、まるで当たり前のように置かれていた、暮らしが連綿と受け継がれてきた浜。その
津波から生還したキヨ子さんが、生きる力を取り戻した理由 iRyota25 2013.03.08 4 2,160 2 福島県いわき市久之浜町・シューズショップさいとうの斉藤キヨ子さん まずは、じっくりお顔を見てください。震災の後、少し足が弱くなったんだけど、杖をついた姿なんて見られたくないから、キヨ子さんは娘さんが運転してくれる車から、しっかり歩いてお店に向かうそうです。