ガバメントクラウドファンディング(GCF)で被災地を応援 cha_chan 2021.04.13 4 1,565 1 今年で10年を迎えた3.11。 自分に何ができるかと考えていたとき、たまたまGCFという仕組みを知りました。 GCFとは、ガバメント-クラウド-ファインディングの頭文字をとったもので、一言で言うと、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングです。 ふるさと納税という
400年前、道慶さんが目にしたもの iRyota25 2017.02.13 4 3,475 0 むかしむかし、いまからもう400年もむかし、陸前高田に村上道慶という人が住んでいなすった。道慶は西国出身の武士の家柄だったが、伊達の殿様の頃に大肝煎のお屋敷のあった今泉村に移り住んで、村人たちに読み書きなんかを教えて暮らしていたそうな。道慶はやがて気仙川の対
かさ上げされた盛土の上の別世界 iRyota25 2016.06.20 4 7,096 0 津波被害を受けた地域では、これから先の津波災害に対処するため、各地でかさ上げ工事が進められている。かさ上げとは、他の場所から土を持ってきて土地を高くすること。大げさな言い方をすれば、高い所から低い場所へという自然の摂理に抗って行われる、人類ならではの地球改
夏を彩る「みつわ」の冷やし中華 iRyota25 2016.09.12 4 2,132 0 今年の東北の夏の暑さは異常なほどだった。8月から9月にかけて4つも接近・上陸した台風が過ぎ去って秋空がようやく見られるようにはなったものの、晴れた日中はまだまだ暑い。お盆を過ぎればもう秋、と言われる東北地方では冷やし中華の季節は短いが、今年ばかりはまだまだ続
新潟地震から50年 iRyota25 2014.06.24 4 9,855 0 地面に埋もれるようにして傾き、倒れた鉄筋コンクリートの県営アパート。新潟地震の被害の写真を初めて見たのがいつだったか覚えていないが、その時感じた恐怖はいまも忘れない。見るからに頑丈そうな鉄筋コンクリートの大きな箱が、それ自体はほとんど壊れることなく、ほぼ原
竹駒第2トンネルのいまとむかし iRyota25 2017.02.13 4 1,848 0 道慶さんの祠のすぐ近くにトンネルがある。いまや草ぼうぼうで、遠目には分かりにくいが、道慶さんの祠の前にはJR大船渡線の線路が走っていた。こちらは道慶さんのように400年もむかしのことではない。わずか6年前のこと。 津波の被害が大きかった場所では、線路はおろか路盤
【壊されゆくもの・つくられるもの】幽玄の矢作駅 iRyota25 2016.06.20 4 2,407 0 大船渡市の盛駅から岩手県内陸の一関を結ぶJR線は、盛駅を出発すると陸前高田駅付近まで内湾や半島部を縫うように走った後、海辺を離れ山あいの路線になる。JR矢作(やはぎ)駅は陸前高田から2つ目の駅。 矢作は、仙台藩の時代から陸前高田と一関を結んでいた今泉街道沿いの集
【復興支援ツアー2019レポート】被災地の「今」と「魅力」を伝える旅 by cha_chan cha_chan 2019.11.24 4 53,176 0 今回は4回目の東北への復興支援ツアーです。 前回のツアーでは、東日本大震災大震災で被災した気仙沼市を中心に周りました。 現地の方たちのお話から、あんなに大きな地震や津波、火災があったにもかかわらず、東日本大震災をプラスに受け止める人たちに、7年という短い時間で
【復興支援ツアー2018】復興への希望を体感する旅レポート by leoleo leoleo 2018.08.20 4 5,508 0 今回のツアーで3度目になる復興支援ツアーでは、前々から訪問したかった奇跡の一本松への訪問をメインに岩手方面に向かいました。 今までのツアーでは宮城方面への訪問のみで、個人的にも岩手県に訪れたことはありませんので、初めて行く場所ということと小さな子供を連れて
5年6カ月後の空にそびえる「奇跡の一本松」 iRyota25 2016.09.13 4 4,761 0 樹脂で固定されたその松はいつ見ても変わることはないはずなのに、一本松の表情は一日として同じことはない。 震災からもう5年6カ月。9月10日と11日、陸前高田の奇跡の一本松に行ってきた。 晴れているか曇っているか雪空か、風は強いか、ツバメが飛んでいるか、野に花が揺れ
2016年7月11日の一本松 iRyota25 2016.07.11 4 1,838 0 東日本大震災から5年4カ月となる今日。平日にも関わらず多くの人が奇跡の一本松を訪れている。 下の写真で黄色い傘をさしているのは、栃木県からのお客さんを乗せてきた観光バスのバスガイドさん。巨大なベルトコンベアでかさ上げ工事を進めていたこと、その施設もすでに解体
ガレキと呼ばないで(2013年4月17日・陸前高田) iRyota25 2013.05.08 4 2,102 0 4月3日の再オープンから「東日本大震災の記録と津波の災害史」という常設展が行われている気仙沼市のリアス・アーク美術館に向かいました。少し早く着きすぎたので、陸前高田まで足をのばしてみると、数か月前まで残っていた市役所やマイヤ(ショッピングセンター)などの建物
防災ワークショップ「スリッパが不可欠なわけ」 hometown_of 2018.02.04 4 6,227 0 防災ワークショップを紹介する文章で、新聞紙でつくるスリッパを取り上げたが、被災直後になぜスリッパが必要なのか、その理由が分かりにくいという指摘があった。もっとはっきり言った方がいいともアドバイスされた。 1月17日のワークショップでは、講師の新沼真弓先生は「避
【タイムカプセル】広田ビーチ2013年 iRyota25 2016.09.16 3 1,906 0 2013年夏 2013年夏、大船渡から陸前高田へ向かう途中でたまたま通りがかったそのビーチは、おどろくほど美しかった。 海はどこまでも青く、波が引いた砂浜に一瞬現れる水の鏡は、波と戯れる人たちの姿を映し出していた。 砂浜にわずかに漂流物はあったものの、海で泳いでいる
ベランダにやってくる小鳥に hometown_of 2017.03.17 3 1,188 0 公営住宅に越してきて本当に安心して生活させてもらっています。ここは建物のきれいだし、いい人ばかりだし、お茶っこの会も時々あるし、一人暮らしだけれど寂しくはないのよ。 ただ、この団地の年配の人たちはみんな車を持っていないの。日中は若い人たちが働きに出ているか
今ではなく、未来のための植林事業 sKenji 2014.05.09 3 2,357 2 新緑が眩しいこの季節。毎年この時期になると、樹木の美しさとありがたさを特に再認識をする。筆者が勤務する会社の近くにも、緑豊かな公園があり、ここ最近、一段とその美しさが増してきている。昼休み、公園の前を通ると、以前テレビのニュースで知った、清水寺の植林事業に
中心ができると町の雰囲気が一変する【女川発】 iRyota25 2015.09.18 3 1,732 0 9月14日、女川駅から海へとまっすぐ続くプロムナードが完成した。お店はまだほんの数店舗しかオープンしていないけれど、女川の町の雰囲気はさらに明るい方向に変わっていくことだろう。 震災後、とくに一昨年あたりから、女川の町の変貌は目覚ましかった。土地のかさ上げ工事
福祉施設のお祭りでたかたのゆめちゃんに出会う iRyota25 2016.06.19 3 1,611 0 たかたのゆめちゃんは、東日本大震災後に陸前高田で生まれたご当地キャラ。地元での人気はちょっとしたアイドル級。今日ここで出会えたのには驚いた。 知人から福祉施設でお祭りがあるよと教えられ、やって来たのは陸前高田市の高台にあるあすなろホーム、障害者就労継続支援
一本松へ向かう人たち hometown_of 2017.03.17 3 1,267 0 3月11日の一本松茶屋は駐車場はほぼ一杯。たくさんの人がここから一本松を目指した。 明くる12日。日曜日ということもあってこの日も一本松に向かう人は多かった。 松の根本のまわりには、ひっきりなしに人がやってきて、松を見上げる。写真を撮る。 遠くからカメラを構える人
手水舎の水盤もこのとおり hometown_of 2018.01.27 3 1,901 0 冬は寒いのが当たり前。寒ければ水は凍るもの。と、言葉では理解しているつもりでも、目にしてびっくりすることがある。 神社の手水舎の水盤が、凸レンズのように盛り上がって凍りついていた。 ここは陸前高田から車で約1時間、遠野三山のひとつ、六角牛山(ろっこうしさん)
アバッセたかたの紹介動画、ぜひ! hometown_of 2017.05.02 3 2,504 0 4月27日オープンした陸前高田市高田地区の新しい複合商業施設「アバッセたかた」。エントランスを入ったスペースで、アバッセたかたと周辺に開業予定の店舗の商店主らの思いをつづった動画が放映されている。 合い言葉は「アバッセ」にあばっせ!! ショートバージョンは1分42
WANTED!のんのん河童店長「カッパライマセ」 yumenoshippo01 2015.09.17 3 2,305 1 こちらの方は遠野ではとっても有名です。お尋ね者といっても過言ではないでしょう。 だってこんなポスターをお店の外に張り出してるくらいだから。 こちらの方は遠野ではとっても有名です。なぜならお店ではいつも河童コスだから。 それだけじゃありませんよ、遠野町のイベン
【さあ、これからだ】高校球児たちが咲かせる花 hometown_of 2017.05.04 3 1,680 0 写真を一目見て、「この子たち、野球部員じゃん」と思った方、あなたは鋭い! でも、彼らが何をしているのかまで分かる人はいないだろう。写真だけ見て分かっちゃう人がいたら、それはもう神と言うべきかも。 時間を少しだけ巻き戻そう。陸前高田に新しい複合商業施設アバッセ
息子へ。東北からの手紙(2015年9月20日)自分に突き付けられた「風化」 iRyota25 2015.09.24 3 1,867 0 9月20日の日曜日、陸前高田市の海沿いの高台にある仮設住宅に行くと、集会所はチリ中部沖地震の津波注意報と土曜日未明の大雨警報の話題で持ちきりだった。津波注意報や大雨警報が解除されて1日以上たっているのにだ。 「津波注意報は解除されるまで長かったねえ」 「まる1日
【さあ、これからだ】折り紙のコマを回すチカラ hometown_of 2017.05.03 3 1,724 0 アバッセたかたのオープニングイベントで、子どもたちに折り紙とかクラフトとかをやってもらうお手伝いをすることになったんだ、としゃべっていると、朝のラジオ体操で知り合ったTさんが「じゃあ、折り紙のコマなんかいいんじゃない」 翌日のラジオ体操の後、さっそく作ってく