息子へ。被災地からのメール(2012年12月2日) iRyota25 2012.12.04 2 1,843 0 「宿題はちゃんと終わらせたの?」 そんな声を振り払うようにして2人で歩いて行ったのは、前夜の夢の中にあった石巻の町ではなくて、伊豆の国市古奈のレストラン・アクアサンタ。パティオを通りぬけてレストランに入ったら、オウミさんが「おう!」っと声をかけてくれた。 「
からすや食堂が仮設での営業を終了 hometown_of 2017.04.14 2 1,780 0 東日本大震災の被災地で最初にオープンした仮設商店街は、いわき市久之浜の浜風商店街。震災直後、放射能や人口減少の問題に直面した上、学校敷地内を商店街として利用するための調整に時間がかかったにも関わらず、最速で商店街を開設できたのは、まちを何としても復活させた
ライトアップされた白水阿弥陀堂の幽玄 iRyota25 2015.05.05 2 1,725 2 【そうだ福島に行こう! 白水阿弥陀堂(いわき市)】 古刹です。創建は平安時代後期です。かの平泉の金色堂をつくった奥州藤原氏の清衡の娘、徳姫が、夫の岩城則道の供養のために建てたとされます。中尊寺にならって設計されたとも言われています。 たしかに一目見ただけで、
久之浜の小学生たちの稲刈り体験 in しずおか iRyota25 2013.11.12 2 2,007 0 自然の中で遊んでほしい 11月9日、いわき市久之浜の小学生たちが伊豆へやってきた。6月に田植え体験にきたこども達を含む約20人。到着早々、長旅の疲れもなんのその、たわわに実ったイネに飛びつくようにして、鎌で刈る、刈る。刈った束を2束+2束でまとめて稲わらでギュッと縛
久之浜「水風戦」の会場はかさ上げ現場! iRyota25 2015.07.24 2 2,206 0 水風船じゃありません。水風「戦」。2チームに分かれてコートの中を走り回って相手に水風船をぶつけあう。残った人数が多い方が勝ち。もちろん相手を全員アウトにしたら大勝利。ゴールに置いたシャチの浮き輪をゲットしても勝ち! コートはわーわーキャーキャー歓声がうず巻き
かさ上げ工事が進む久之浜の光景 iRyota25 2014.08.22 2 1,741 0 夏祭りの翌朝、いわき市久之浜の町を歩いた。ずっと残っていた海辺の鉄筋コンクリート住宅もいまは姿を消し、町をかたちづくっていた建物の基礎コンクリートも見えなくなり、海に近い方からかさ上げの工事が進められている。 震災の後、ガレ花(ガレキに花を咲かせましょう!
「ここに故郷あり」。高木優美さんの300日(2012年1月20日) iRyota25 2013.01.21 2 16,583 0 20代の青年である。神職である。福島県いわき市久ノ浜町諏訪神社の禰宜である。北いわき再生発展プロジェクトチームの会長である。地元ボランティアのまとめ役である。復興を目指すイベントの仕掛け役でもある。そのくせ、昔は田舎は面倒な場所だと思っていたとさらりと言
息子へ。被災地からのメール(2012年10月23日) iRyota25 2012.11.06 2 1,621 0 2012年10月23日◆女川~南三陸(宮城県) 本日のご報告は少し長くなります。 暴風雨警報が出された荒天の中、今日は女川から石巻に戻って南三陸まで走った。行く先々で、これまでに何度かあった人と再開することができました。 そのうちのひとり、海岸線のすぐ近くでガソリンス
夏が到来した浜風商店街の冷やし中華 iRyota25 2015.07.21 2 2,385 0 暑い夏祭りの夕べ、いわき市久之浜の浜風商店街、からす屋食堂にも夏の花が咲いた。 色とりどりの味と食感。からす屋食堂の冷やし中華、最高です。どんな美味しさだかを言葉で説明するのは野暮というもの。冷やし中華大好きな人たちの心の中にきっとある「これぞ夏!」そのも
震災記録写真・富岡町から南へ ~その3(薄磯)~ sKenji 2013.07.05 1 1,776 0 薄磯地区2013.6.22) 福島県いわき市久之浜から車で薄磯地区へ向かう。 途中、夏井川河口で大規模な防潮堤復旧工事が行われていた。夏井川河口は、希少な渡り鳥・コアジサシの営巣地があり、福島県内で確認されている営巣地はここだけであった。また、福島県はウミガメ産卵地
復興・再生・新生「2013年のことば」鈴木豊さん iRyota25 2013.01.09 1 1,759 0 一日も早く復旧・復興を進めたい。堤防工事のこともあるから、来年は積極的に行きたい。 1月からの復興に向けての話し合いでも、地域の人たちの話が見えるように行政との間で調整役をつとめます。 津波被害を受けた星廼宮神社(ほしのみやじんじゃ)も、 町の区割りが決まらな
復興・再生・新生「2013年のことば」石井良和さん iRyota25 2013.01.09 1 1,785 0 来年ですか?2012年と何も変わりませんね。 いままでどおりに商売を続けさせていただきます。 石井良和さん(福島県いわき市久之浜・浜風商店街)石井魚店 昨年末に浜風商店街を訪ねた際、石井さんはいつもと同じように表情豊かな笑顔、ていねいな話し方で、しかし短くきっぱ
復興支援ベース アーカイブス iRyota25 2013.12.27 1 2,511 0 復興支援ベースに掲載された過去の記事から、もう一度読み返してみたいものを取り上げて紹介していきます。 84歳、みつぎさんの言葉が刺さります。 女川の離島に生まれ、女川に嫁ぎ、昭和三陸地震、チリ地震、そして東北大地震と3回の津波に遭遇した阿部みつぎさん。人生への
放射能に負けないコメ作り 2013「始動」 iRyota25 2013.02.28 1 3,135 2 おいしいお米はどうやって作られるか? 答えは八十八の手間をかけること。(なぜなら「米」という字を分解すると「八」と「十」と「八」になるから)たとえば、まだ寒い冬の田んぼ。昨年の稲刈り後の稲わらや稲の株が残された田んぼでは、すでに来年の準備が始まっています。
東日本大震災・復興支援リポート 津波の跡に残る建物 tanoshimasan 2012.11.12 1 2,744 0 岩手県陸前高田市 とある企業の社屋だけが残ったが、周辺は跡形もない。 被災地には、 「一見津波を耐えたように見える建物」 がいくつか残っていました。 東日本大震災・復興支援リポート tanoshimasan の記事一覧 宮城県気仙沼市 甚大な被害となった気仙沼において、
復興商店街でつなぐ旅、しめきり間近! 連休は東北へ iRyota25 2014.01.10 1 2,494 0 そうだ! 「この連休は」東北、行こう!! 東北各地でがんばる復興商店街のスタンプと高速道路のSAやPAのスタンプ、道の駅のスタンプを押して豪華賞品がもらえるスタンプラリー「復興商店街でつなぐ旅」の締め切りが目前に! 駆け込み参加、大歓迎!! このスタンプラリーをご
復興・再生・新生「2013年のことば」からすや食堂さん iRyota25 2013.01.09 1 1,814 0 来年って言ったって、なーんにも変わってないのよ。これまでと同じように毎日こうしてやっていくだけ。 からすや食堂さん(いわき市久之浜) 久之浜の浜風商店街を訪ねるたびに、いつも変わらぬ笑顔で迎えてくれる、からすや食堂の遠藤さんご夫妻。店内の壁にはたくさんの有名
息子へ。被災地からのメール(2012年10月21日) iRyota25 2012.11.06 1 1,693 0 2012年10月21日◆久之浜(福島県いわき市)~石巻(宮城県) 今日は福島県いわき市久之浜から宮城県石巻への移動日でした。移動日とはいえ、途中、南相馬の雑草が生えた瓦礫の山や、踏切の部分以外、線路が消えてしまった山元町や亘理町の津波被害の跡など、いろいろなものを目
久之浜で震災後初の試験操業(今日のニュースから) iRyota25 2013.10.18 1 3,648 0 いわき市沖の漁場で、東日本大震災後初めて試験的な漁が行われたとのニュースが各紙で伝えられました。 魚や貝などの放射線量を調べるサンプリング調査の測定値が低かった福島県北部の沖合では、昨年から試験操業が行われていますが、いわき市沖での漁は2年7カ月ぶりとのこと
息子へ。東北からの手紙(2016年1月17日)敢えて「風化は悪いことではない」 iRyota25 2016.01.17 1 2,176 0 年末に訪ねた女川の新しい商店街で、ダンボルギーニの今野さんと話している時に彼が語った言葉が刺さった。 「震災とか被災地という言葉がアピールできる力が低下してきている。これからは、もっと別な何かが必要だ」 これはつまり、震災の記憶とか教訓といったものが、域外の
息子へ。被災地からの手紙(2013年3月7日) iRyota25 2013.03.13 1 1,684 0 2013年3月7日の福島県双葉郡楢葉町 今回のいわき取材の宿泊場所は広野町。この2月オープンしたばかりの、復興特需対応型の簡易なホテル。広野町なんていうと、放射能は大丈夫なの?と心配かもしれないけれど、思った以上に低い。屋外で0.18μsv/hくらい。久之浜で0.14、いわき
冬の散歩道。そして北の国の春へ iRyota25 2014.03.21 1 2,571 0 これ、な~んだ? 3年くらい前だったか、植えたでもないのに突然庭先ですくすくと伸びはじめ、その辺の雑草とは思えぬ力強さにしばらく傍観していたら、園芸用に植えていた周りの木々を覆い尽くすほどの葉っぱを広げ、なのに冬になって葉っぱが落ちてしまえば、ひょろっとした
いまはまだ被災者と支援者という立場だけれど(2012年1月20日) iRyota25 2013.01.21 1 2,274 0 被災地の子供たちの思いを込めて2,000発の花火を打ち上げた「奉奠祭(ほうてんさい)」。解体予定の住宅の壁面にペンキで色とりどりの花を描いた「ガレキに花を咲かせましょう」など、久之浜発のイベントには、テレビや新聞、雑誌などで全国に向けて発信されたものが少なくあ
麦踏みをお手伝いした麦ごはんを食す幸せ iRyota25 2016.01.06 1 3,259 0 今日は福島で育ったおいしい大麦のお話です。 「麦踏み、やってみないかい」と福島県いわき市で農業を営む佐藤三栄さんから誘われたのは2014年12月頃のこと。麦踏みという言葉は辛うじて知ってはいました。「麦は人に踏みつけられ、痛めつけられて、それでも立派に育つんだ」
人生あと50年。こんなことでは終われないでしょ!(2012年1月20日) iRyota25 2013.01.21 1 2,386 0 北いわき再生発展プロジェクトチーム代表・高木優美(まさはる)さんの話を伺っていると、町が大きな被害を受けたにも関わらず、前向きで、聞いている自分の胸の中がどんどん明るくなっていくのを感じます。こういう人柄だからこそ、逆境にめげることなくコミュニティの復興を