【復興支援ツアー2015】 3世代で行く東北旅行レポート byバイキンマン baikinman 2015.12.16 5 9,718 0 出発前 今回は「次世代へつなぐ防災減災の学び」という目的で旅を計画しました。 事前に子どもたちには震災の絵本を読み聞かせて、災害について一緒に学ぶことにしました。 はしれ、上へ! つなみてんでんこ 2011年3月11日。 東日本大震災のあの日襲ってきた大津波をみんなでい
ガレキと呼ばないで(時計) iRyota25 2013.05.10 6 9,349 1 被災した地域に行くと、いまでも時計を見つけることがよくあります。 女川町(2012年11月19日) 女川の町なかと石巻を結ぶ女川街道のすぐ近くに残されていた時計です。 震災から1年8か月後。建物の解体や撤去が進んだ女川町でも、こんな生活の遺産が見られました。 「時」を示
大船渡駅前の時計塔 iRyota25 2013.10.24 1 2,417 0 3時24分。津波が町に到達した時間で時計は止まっている。 時計塔がいまも立ち続けているのは岩手県大船渡市の沿岸部、大船渡駅前。 港からは200mも離れていない。 駅の東側を南北に走る県道230号線。大船渡駅と盛駅、ふたつの市街地を結ぶ線路に沿って走る道。国道と並行する
居酒屋で原発作業員さんと呑んだ1時間 iRyota25 2015.11.27 2 2,764 0 この前の三連休はずっといわき市だった。知りあい3人でカウンターの他にはテーブルがひとつあるだけの小さな居酒屋で飲み食いしていたら、作業服を着た初老の男性が来店して、カウンター席の二つ隣に座った。まだ宵の口、時計は6時半を回ったくらいだった。 初老の男性はマス
【復興支援ツアー2015】《リポート》防災のこころをもう一度確かめる旅 by iRyota25 iRyota25 2016.02.05 2 8,409 0 1日目(1月9日) 新幹線で一関へ、一関からは大船渡線で気仙沼へ。1日目のアテンドをお願いしたHさんと合流。陸前高田の知り合いたちがソウルフードだと言う「みつわ飯店」さんで遅めの昼食。 みつわ飯店さんは陸前高田の町の真ん中にあった中華料理店。美味しいのはもとより
ソーカエン・総火演・富士総合火力演習2015年 iRyota25 2015.08.28 4 2,096 0 チケットの倍率「29倍」。当日の来場者数2万2000人。場内アナウンスは「千葉県浦安市のテーマパーク並みの混雑です」と注意喚起を続ける。 残暑の日差しが肌を射抜く8月22日(土曜日)、総火演に行ってきた。「ソーカエン」と言われても、自衛隊ファンや地元静岡県の人たち以
2011年3月3日 ひなまつり onagawa986 2015.03.04 9 2,293 2 お雛様の前でにっこり笑うこの子は私の娘、当時小学3年生 私の実家のぴいちゃん(曾祖母)に買ってもらったオルゴール付の雛飾りと一緒に まんまるほっぺをピンクにさせて シャッターを切り私は携帯のカメラにそのまんまるほっぺを収めた 写真の日付は「2011年3月3日」 そう、
ドローン、怖ぇ~~ Kazannonekko452 2015.04.25 4 1,377 0 誰かが広めたかった空気はこういうものかと。 「ちょっと度の過ぎたイタズラかと思ってたら、テロだったんだな。さっきテレ朝のニュースでさ、容疑者を福井から東京に移送するクルマをヘリコプターで追っかけてたよ。高速を並走するクルマからの映像もあった。これってさ、あ
津波資料館「潮目」が何者かに破壊された件 iRyota25 2015.04.16 3 2,806 0 海から少し高台にある三陸鉄道の駅からは、そこはまるでサーカスの会場のようにも見えた。岩手県大船渡市三陸町越喜来(おきらい)にある大津波資料館「潮目」。今年のお正月に訪れた際には、「特別な場所」とその場所を紹介させてもらった。 越喜来の海辺からほど近いこの場
被災地のゴミと落書き iRyota25 2015.04.24 4 8,911 1 岩手県大船渡市にある大津波資料館「潮目」が、何者かによって破壊された。ドアや窓ガラスが割られ、中に展示していた被災時計も壊された。 津波資料館「潮目」が何者かに破壊された件 津波で集落のほとんどが流されて、酷い被害を受けた場所で、それも小学校の斜向かいの場所
【70年目の慰霊の日】かつて「非武の島」と呼ばれた沖縄 iRyota25 2015.06.23 3 2,834 0 武はいらぬと宣言し実行した僕らが大好きな南の島 その昔、非武の島と呼ばれた島があったのをご存知か。非武(ひぶ)とは武器というものを一切持っていないという意味。そのことを聞き及んだナポレオン・ボナパルトが苦悶したとも伝えられるその島とは――、沖縄、かつての琉球
【GW島旅レポート】ゴールデンウイークは青ヶ島へ! Vol.1 sKenji 2015.05.14 3 3,332 2 毎年ゴールデンウイークは学生時代の仲間と千葉県館山市でウインドサーフィン合宿をするのが恒例になっていた。しかし今年は連休直前になって開催中止の連絡が入る・・・。 ということで急遽予定を変更して、青ヶ島へ! 青ヶ島は東京から南へおよそ360kmに浮かぶ孤島である。
大船渡・越喜来の「潮目」は何度でも立ち上がる! iRyota25 2015.05.08 2 3,148 0 何者かによってドアや窓が壊され、そして内部の展示物等が荒らされた、大船渡市越喜来(おきらい)大津波資料館「潮目」。地元の人たちの協力で修復された潮目は、いつもと変わらない表情で、訪れる人々を出迎えていた。 大型連休の青空のもと、鯉のぼりも元気に泳いでいる。
【GW島旅レポート】青ヶ島の最終日に・・・ Vol.5 sKenji 2015.05.26 2 7,556 0 前回の島旅レポート 【ぽたるページ】【GW島旅レポート】秘島、青ヶ島を散策♪ Vol.4By sKenjiぽたる 実は、大杉への入口は別の場所にあった 青ヶ島の最終日。朝起きるとポツポツと何やらテントにあたる音がする。この日は八丈島へ戻る日。嫌な予感がした。外に出てみるとどん
越喜来の「潮目」から2015年の謹賀新年 iRyota25 2015.01.08 8 5,723 1 引き戸を開けて中に入ると、手作りのベンチの上に小さな鏡餅。元日の日差しを受けてやわらかに、あたたかに光っていた。 ここは岩手県大船渡市越喜来(おきらい)にある「潮目」。震災で流されてきた廃材などを組み合わせて作った、まるで秘密基地みたいな手作りプレイパーク
未来への伝言「越喜来の潮目」の2016年6月 iRyota25 2016.06.24 7 5,460 0 この日も越喜来の「潮目」は健在だ。潮目はまるで秘密基地のような場所。高い塔が空に向かって背伸びする。ジャバラパイプの滑り台がある。ボートを使ったブランコがある。建物の中には秘密のトンネルもある。 まるで子どもたちの夢を形にしたみたいな秘密基地のほぼすべてが
まるで工場夜景。陸前高田「夜のコンビナート」 iRyota25 2015.01.21 2 2,433 0 陸前高田の友人はベルトコンベアのことを「コンビナート」と呼ぶ。昼間もたしかに巨大プラントを思わせるが、ライトアップされた夜の姿は「まるで工場夜景」だとも。 年末に何度か訪れた時には、日曜日だったり年始休暇中だったりで、稼働中のベルトコンベアを見ることはでき
TPPでインバウンドが危ない! 51mister 2015.03.04 2 2,361 2 訪日外国人客1,300万人という人数に惑わされるな 観光業や商業施設、サービス産業にとっては、2月という商売が落ち込む時期に、こうした特需が起こるのは、日本にとって本当にありがたい事だと思っています。昨年一気に更新した、訪日外国人客1,300万人ですが、このまま順調に
【壊されゆくもの・つくられるもの】大船渡プラザホテル iRyota25 2016.06.19 1 5,405 0 解体が始まるとあっという間だ。1週間ほど前にはまだかつての面影が残されていたが、もはや外壁も一面を残すばかり。 復興の象徴でもあった明るい茶色のホテル 解体が進められている建物の名は、大船渡プラザホテル。震災前から大船渡市民に親しまれてきたが、2011年3月11日の
天気図の見方、覚えていますか? sKenji 2014.12.01 3 3,677 0 先日、天気予報を見ていると「西高東低」という言葉を耳にしました。寒さが厳しくなるこれからの季節にたびたび登場する、言わずと知れた気圧配置です。 「なぜ、西高東低になると冬型の天候になるのか?」 かなり昔に学校で習ったものの、天気図に関する基礎知識の多くを忘れ
クリスマス・キャロルはあの場所で iRyota25 2014.12.19 2 2,282 0 久しぶりにクリスマス・キャロルという言葉を耳にしたのは、2年目のイヴの前夜、石巻でのことだった。行きつけのバーでハートランドビールを飲みながらお店の人と話していたら「あ、雪が…」とお客さんの誰かの声がした。振り向くと窓の外には牡丹雪。お店に入る頃に降り始めた
【世界一周の旅・南米編 Vol.6】赤道にて、北半球と南半球をひとまたぎ♪ sKenji 2015.12.14 2 2,499 0 南米・エクアドルの観光の目玉と言えば、ガラパゴス諸島が真っ先に思い浮かびます。また、古い街並みで世界遺産に登録されている首都のキトも有名です。 この2つほど多くの人に知られてはいませんが、同国を訪れる旅行者の間で人気の観光スポットがあります。それは、「赤道」
復興支援ベース アーカイブス -3 iRyota25 2014.07.25 4 2,551 0 お世話になったその方の仮設住宅へは港から山の方へ向かう道を通って行った。津波で大きな被害を受けたその道の両側は、いつしか町中のガレキが集められ、積み上げられてガレキ置き場に変わっていった。 震災から1年。その方の仮設住宅へ通うたびにガレキの山はどんどん高くな
[関東大震災の記憶]横浜の惨状 iRyota25 2014.09.26 2 4,187 0 関東大震災では東京の町なかで発生した大火災と火災旋風による被害のイメージがあまりにも強烈だが、震源に近い横浜では、東京都は異なる被害状況だった。 時事新報社が震災の3カ月後に発行した「大正大震災記」の記事から、言葉遣いや表記を現代語に改め、一部に句読点等を補
あの日、双葉町であったこと「その瞬間」 iRyota25 2014.04.10 4 2,374 0 福島第一原発で働き、原発の事務所で地震と津波を経験した佐藤大さんが、静岡県で行った講演の内容を書きおこす記事の第一回目。メディアが伝えない話ばかりです。 地震の衝撃で腕時計が壊れて止まる 3月11日、あの時私は会議で東京電力の事務所にいました。その時間はちょう