浜風商店街と浜風きらら hometown_of 2017.04.14 2 2,270 0 久之浜の町なかに新しい商店街の整備が進んでいる。その名も「浜風きらら」。 外見はブラウンとベージュのツートン。看板に描かれているのは公式キャラクターの「浜太郎」くん。4月20日のオープンに向け準備が進められている。 店舗海側の窓には、植栽が進む久之浜の海辺が映
からすや食堂が仮設での営業を終了 hometown_of 2017.04.14 2 1,780 0 東日本大震災の被災地で最初にオープンした仮設商店街は、いわき市久之浜の浜風商店街。震災直後、放射能や人口減少の問題に直面した上、学校敷地内を商店街として利用するための調整に時間がかかったにも関わらず、最速で商店街を開設できたのは、まちを何としても復活させた
さくらを植える。花は咲く hometown_of 2017.03.30 10 2,551 0 いわき市久之浜の河津桜が見事に咲いた。諏訪神社境内の桜は3月18日にはすでに満開。同じ頃、川沿いや高台の桜にはまだ固いツボミのものもあったから、ちょうど今頃、久之浜は花盛りかも。 久之浜に桜を植える活動を行っているのは、静岡県三島市と富士市の有志による「Team
6年を経て、ようやく動き始めた町 hometown_of 2017.03.30 5 1,669 0 ほんの数カ月の間に町の姿は一変する。とくに被災地では。 いわき市久之浜を訪れたのはほぼ3カ月ぶりなのに、まるで別世界に思えるほど景色は変わっていた。旧浜街道沿いにお店や民家が建ち並んでいたのは、震災前の景色として見せてもらった写真の中にある記憶。実体験をとお
【東北の風の道】(第5号)2016年を振り返る「あの道のいま」 iRyota25 2016.12.23 5 3,589 0 しばらく休止状態だった「東北の風の道」を再開します。これから年内にお届けするページのテーマは「2016年の振り返り」。その最初の1本は、福島県の沿岸部を南北に結ぶあの道、国道6号線沿線を巡る旅です。 変わったこと、あの日のままのこと 詩人の黒田三郎は「道」という詩
閑話休題「東北の湘南」ってどこ? iRyota25 2016.12.18 3 4,904 0 他意のない軽いジョークみたいなお話しなので、あまり深く考えられませぬように。 岩手県沿岸で最も南、陸前高田でお茶っこにはまらせて(参加させて)もらっていた時のこと。いまどこに泊まってるのか聞かれて、住田町だと答えると、 「んまあ、そんなチベットみてえなとこか
奇跡の神社からのメッセージ「あなた様へ」 iRyota25 2016.11.25 5 2,104 0 いわき市久之浜の景色は、数カ月前から一変していた。町には縦横に走る真新しい道路が整備され、あちこちで住宅の新築工事も進められている。 海からほんの数メートルの所に立つ稲荷神社の周りにも、ぴかぴかの舗装道路が完成していた。 しばらく工事中でなかなか近づくことが
【タイムカプセル】いわき市永崎海岸、往年の姿 iRyota25 2016.09.28 2 2,551 0 久之浜でいつもお世話になっている新聞記者さんが、いわき市の「ふるさとだより」をいつも送ってくれる。最新号の表紙は小名浜エリア江名地区の獅子舞。そして、裏表紙には海水浴場として栄えていた当時の永崎海岸の写真。「永崎海岸」という地名がとても懐かしく思えた。そし
【東北の風の道】戦災と震災(第4号) iRyota25 2016.08.06 5 5,679 2 夏祭りの準備が進められる大船渡市。東北では8月7日の月遅れの七夕を中心に、各地でお祭りが行われるが、今年は日曜日にあたるため、祭りの日程がこの土日に集中している。大船渡市盛の市街にあるショッピングセンター「サンリア」のホールにも七夕の笹飾りが登場。夏祭りに向
(お知らせ)【東北の風の道】3号「おかえりを言いたい」は日曜日に発行 iRyota25 2016.07.29 4 2,031 0 夏祭りの季節です。東北各地で祭りの準備が進められています。 3大祭り、4大祭りと言われるお祭りには何万人もの観光客も訪れて、東北が一年で一番賑わう季節です。 たとえ、たくさんの観光客が訪れることはなくても、それぞれの地域に伝えられてきたお祭りには、都会に暮らす
久之浜「浜の夏祭り」8月11日開催! yumenoshippo01 2016.07.25 5 2,898 0 震災の年の夏、変わり果てた久之浜の町なかで打ち上げ花火が復活してから5年。形を変えながらも毎年続けられてきたお祭りが今年も開催されます。 久之浜・大久地区「浜の夏祭り」実行委員会代表の吉田さんに話を聞きました。 「今年の夏祭りは久之浜の漁港でやることになった
【東北の風の道】まつり・つどい・いのり(第2号) iRyota25 2016.07.23 3 6,706 0 東北の各地が夏の祭りに向けて燃えている。 陸前高田の町でも8月7日の七夕祭りの準備がたけなわだ。お手伝いしている祭り組では、平日22時、23時過ぎまで作業が続けられることもざらだ。それでも祭り組の人たちは「今年はまだ午前0時を回ったことはないんですけどね」と笑う。
3月11日、〈東北復興支援社内イベント2016〉を実施しました ~前編~ sKenji 2016.03.16 2 2,530 0 東日本大震災の発生から5年となる先日3月11日、犠牲になられた方々への追悼と震災の風化防止、次に来る災害への備えを目的として、勤務先の会社で社員全員参加のもと「東北復興支援社内イベント」を行いました。今日はその内容を共有させていただきます。 東北復興支援社内イ
引き渡しが始まる造成地の空気に満ちるもの【いわき市久之浜】 iRyota25 2016.03.10 3 1,703 0 拡幅されて広がった道が、まっすぐに伸びている。5年前には津浪の被害を受けた住宅が並ぶ道だった。やがて撤去前の建物にガレ花と呼ばれるペイントがほどこされ、ガレ花の道になった道。その道が生まれ変わろうとしている。 あとは舗装するだけで道路は完成する。道路とともに
津波実話・悲話・奇譚。繰り返される物語 iRyota25 2016.03.04 3 7,477 0 これからご紹介する物語がいつの出来事だったのか、読んで想像してみてほしい。 濁流の中に病身の兄を護る 下閉伊郡山田町の佐藤コツルさん(25)は、津浪だ!という声に驚いて、永らく病床にある兄を背負うてようやく家を出たが、その時はもう漫々たる水が前後に迫っていた。
東北に ふくらむ桜 春がくる iRyota25 2016.03.04 5 3,245 0 東北、久之浜に花の春が近づいている。(2月27日撮影の写真から) 朝の光を浴びて輝くように咲いた河津桜。2014年3月に植樹した直後から咲いてくれた桜の木に、今年も薄紅色の花びらが開き始めた。伊豆の地から東北に引っ越して3度目の開花だ。久之浜の人たちに可愛がられてい
からすや食堂さんが「持ち込みOK」なワケ iRyota25 2016.03.02 7 1,918 0 いわき市久之浜に植樹の手伝いに行った帰り、いつものように浜風商店街のからすや食堂で食事を兼ねた軽い打ち上げをした。 生ビールを注文する人、しない人、「コーラ1本お願いね」と誰かが注文したら、こんな答えが返ってきた。 「うちは持ち込みOKだからね、コーラはお向か
いまだけの風景「まちづくりが進む久之浜」 iRyota25 2016.01.29 2 2,584 0 いわき市久之浜の諏訪神社から海を望むと、そこはかさ上げの土の山。かつてコバルトブルーの太平洋が見えた場所から海の景色が消えた。 震災の翌日、3月12日の朝、赤い赤い日の出が見えたという、海に続く路地からも海は見えなくなった。当時諏訪神社の禰宜だった高木優美さん
息子へ。東北からの手紙(2016年1月17日)敢えて「風化は悪いことではない」 iRyota25 2016.01.17 1 2,176 0 年末に訪ねた女川の新しい商店街で、ダンボルギーニの今野さんと話している時に彼が語った言葉が刺さった。 「震災とか被災地という言葉がアピールできる力が低下してきている。これからは、もっと別な何かが必要だ」 これはつまり、震災の記憶とか教訓といったものが、域外の
麦踏みをお手伝いした麦ごはんを食す幸せ iRyota25 2016.01.06 1 3,259 0 今日は福島で育ったおいしい大麦のお話です。 「麦踏み、やってみないかい」と福島県いわき市で農業を営む佐藤三栄さんから誘われたのは2014年12月頃のこと。麦踏みという言葉は辛うじて知ってはいました。「麦は人に踏みつけられ、痛めつけられて、それでも立派に育つんだ」
息子へ。東北からの手紙(2015年12月20日)幸せになるために生まれてきた iRyota25 2015.12.22 6 2,243 0 いちばん海に近い蔭磯橋の架け替え工事が始まっている。 もともと蔭磯橋が架かる河口あたりは、山と海からの砂が堆積して天井川みたいになっていて、北町から橋へ向かう道はゆるやかな上り傾斜だった。つまり橋の方が町より高かった。だもんだから、蔭磯橋が津波に呑み込まれ
8月11日、1622日目のキャンドル iRyota25 2015.08.11 0 970 0 今月の今日も東北で、日本中で。 8月11日、1622日目。大船渡で灯された明かりのこころを受けて、空へ。 岩手県野田村・田野畑村・宮古市田老・大槌町・釜石市唐丹・大船渡市越喜来、宮城県気仙沼市・石巻市雄勝・仙台港、福島県いわき市久之浜、そして北海道、東京、岡山、鳥
『神輿は今年も海へゆく』久之浜 三嶋神社の夏祭り iRyota25 2015.07.30 3 2,859 0 とにかく勇壮な祭りです。山道を越えてきたお神輿は海へ。海中で大きく何度も躍動した後、再び山を越えて神社へ。 しかし神社の前には猿田彦之命や祭りの年寄り役が待ち構えていて、すぐには神社に入れてもらえません。お神輿は何度も行ったり来たり。方々から水が掛けられて―
今年もよい米ができますように♡小久の米作りの現場 iRyota25 2015.07.30 2 1,688 0 眩しいほどのイネの緑が広がります。ここは佐藤さんちの田んぼ。ほとんど定点観測状態になっていますね。 今年のイネはどんな感じですかと尋ねると、「いや~例年と変わんないよ」と佐藤さんは言うけれど、それは「今年もおいしいお米を作るよ」という自信のあらわれに他なり
久之浜「水風戦」の会場はかさ上げ現場! iRyota25 2015.07.24 2 2,206 0 水風船じゃありません。水風「戦」。2チームに分かれてコートの中を走り回って相手に水風船をぶつけあう。残った人数が多い方が勝ち。もちろん相手を全員アウトにしたら大勝利。ゴールに置いたシャチの浮き輪をゲットしても勝ち! コートはわーわーキャーキャー歓声がうず巻き