震災の年の夏、変わり果てた久之浜の町なかで打ち上げ花火が復活してから5年。形を変えながらも毎年続けられてきたお祭りが今年も開催されます。
久之浜・大久地区「浜の夏祭り」実行委員会代表の吉田さんに話を聞きました。
「今年の夏祭りは久之浜の漁港でやることになったんだ。海でやる花火だから、これまでよりもさらに迫力ある花火大会になると思うよ。花火のうち30発〜50発は個人から募集して、打ち上げる時にそれぞれメッセージを放送してもらうことにもしました。これまでとは一味違う花火をぜひ見に来てほしいなあ」
久之浜の漁港は殿上山と背後の高台に囲まれているので、花火の響きが違います。吉田さんによると、同じ花火の玉でも1クラス上の玉みたいな響きが楽しめるはず!
ステージイベントや盆踊りも改装なった久之浜漁港での開催。漁港までは久ノ浜駅からは歩いて10分くらいの道のりです。駅の東に見える殿上崎の山を目印に、昨年までのお祭り会場だった町なかの復興の様子を眺め、久之浜の浜風を全身で感じながら歩いて来られるのがおすすめです。
久之浜・大久地区「浜の夏祭り」
開催:平成28年8月11日(木)13:00~20:30
場所:久之浜漁港
◇第一部(13:00~18:00)
露店・ステージイベント・各種催し
◇第二部
盆踊り(19:00~20:00)
花火大会(20:00~20:30)
※ LIGHT UP NIPPON 2016として、坂本龍一演奏の「赤とんぼ」に合わせて追悼の花火の打ち上げも行われます(19:00から約10分)
久之浜・大久地区「浜の夏祭り」会場
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