先日、自分が住むマンションの防災訓練に参加してまいりました。
今年で2年連続の参加です!
(偉そうには言えませんが・・・)
昨年は下記のようなプログラムでした。
・消火器使用
・AED使用
・防災に関するDVD鑑賞
そして今年のプログラム。
・AED使用
・消火栓使用
AEDについては昨年も行いましたが、1年も前の話です。何度も体験しておくことが非常に大事なことだと思います。
※去年の様子は下記で確認いただけます。
AED体験
自分の班はまずAED体験です。
声をかけて心臓マッサージを行う係、救急車を呼ぶ係、AEDを持ってきて用意する係に分かれます。
一連の流れを覚えておくことは必須ですが、なによりも大切なことは「周りの人をまきこむこと」です。
一人で救助に当たるよりも、複数で分担して取り組んだほうが助けられる可能性が確実に上がります。いざという時、パニックにならずにみんなの力を借りることを忘れないようにしなければと改めて感じました。
ちなみに、一緒に参加した3歳の娘は終始AEDのパット貼りをしていました。ピタッとくっつくのが楽しかったようで本人はあまりわかっていないかもしれませんが、今のうちから触れておくことはとてもいい経験だと思います。
消火栓使用体験
そして次が消火栓使用体験。
昨年の防災訓練の際、消火栓も一度使ってみたいねえ、といった意見が出ていたのですが、そのことを防災委員会の方が覚えていてくださり、今年は事前に消火栓を管理している業者さんにも声をかけていてくれたのです。
まずは消火栓を開けて見せてくれました。
こんな感じでホースがたたんで収納されています。
上部に備えられたボタンには二つの役割があるそうです。
1.住民への緊急放送
2.地下にあるポンプの稼働
このボタンを押すと消防署にも連絡がいくと思っている方が参加者にも多かったのですが、実際にはそういった機能は当マンションの設備にはないとのことでございます。
(病院の消火栓などは通報機能も備わっているとのことです。自分が使う可能性がある消火栓の機能についても確認しておきたいですね)
そしてその後、実際に放水体験をさせていただけることになったのですが、体験してよかったです。水の勢いがすごいので、しっかりと踏ん張って重心を前に意識しておかないと後ろにつんのめりそうになってしまうのです。
本番でいきなり何も知らずに放水を試みたら、ひっくり返って怪我をしてしまっていたかもしれません。
私は娘と一緒に体験をしましたが、消火栓の放水をしたことがある3歳児はそうはいないはずです。放水を終えた後のすがすがしい顔が印象的でした。
※放水車のホースからは消火栓の何倍もの強さで放水が可能とのことです。最前線で消火にあたっている消防士さんが特に屈強な方の場合、(あ、あいつならもうちょい強めに出しても大丈夫やな)といった感じで調節していると、少々冗談交じりに消防士さんが話してくれました。
防災訓練を終えて
あっという間に時間は過ぎて訓練は終了。
この訓練のためにマンションまで来てくださった消火栓業者の方、そして懇切丁寧に笑顔で説明をしてくれた消防士の方に感謝しなければいけません。
また、参加された皆さん全てが前向きに、そして明るく取り組んでいたのが印象的でした。こういった意識の高い方々が同じマンション内に住んでいることが把握できたということも良かったと思います。
自分たちの住まいを守っていくのはやっぱり自分たち自身。
いつか震災が、災害が起きたときに後悔しないように、引き続き訓練には積極的に参加していきたいと思います。それを見ている子供たちもきっと何かを感じ取ってくれるはずです。
最終更新:
jina
小さい時から防災訓練を重ねていけば命の尊さは自然に身についていくのでしょうね!防災訓練も防災教育だと思いました!
cha_chan
自分の地域でも年に1回の防災訓練と防災倉庫の点検の際、自治体で持っている小型の消防ポンプ車の稼働手順を確かめますが、なかなか覚えられませんでした。消防ポンプ車本体に、手順が数字のシールで貼ってあるのですが、実際に災害が発生した焦っている状況でうまく稼働するには、繰り返し訓練を実施するしかないと思いました。自分も防災訓練には子供を連れて参加することにします!
pamapama
まだ知り合いがいない頃はマンションの集まりってちょっとおっくうでしたが、出てみると「良かった」って思いますよね。助け合いが必要な防災に関してはなおさら。それにしても消火器だけでなく放水車での放水が体験できたのがかなりいいですね。しかも男が上がる気がします(^-^)
baikinman
いざという時に大人がいない場合だって考えられるので、お子さんも体験されたのが素晴らしいと思います。
我が家は事前に予約して近くの消防署で、消防車に乗せてもらいました。
akaheruさんの地域でも可能かは分かりませんが、息子さんもぜひ消防車に乗せてあげてください!