先日、子供たちを連れて近所の「横浜市民防災センター」へ見学に行ってまいりました。
今回自分たちが申し込んだ体験ツアーは下記です。
「基本ツアー」
☆オススメ☆ 所要時間約60分
・災害シアター
・地震シミュレーター
・火災シミュレーター
・減災トレーニングルーム
さっそく出発です!
災害シアターに子供たちがくぎ付け!
ホームページにはこういった説明が書かれていました。
「過去に横浜市を襲った大地震や、今後横浜を襲うことが予想される大地震について、ストーリー仕立ての映像で再現しています。臨場感あふれる演出や、現在の横浜市の風景を使用しており、地震による被害をわかりやすく、知ることができます。」
ちょっと子供達には難しいかな・・・と思いながら見始めたのですが全くの杞憂でした。
かわいらしい「しゃべる猫」がある家族に対して防災の大切さを(やや上から)説くという展開で、最後は感動的な結末が。
その猫ちゃんに子供たちはくぎ付け。
猫に夢中だったので話はあまり覚えてないかもしれませんが、家具やテレビを固定するシーンや水を大量にストックするシーンは視覚的に子供たちに訴えるものがあったのではないかと感じました。
ちなみに、そのお話の登場人物はというと、堀部圭亮さん(K2の!年がばれますね)や佐藤藍子さんなど、有名な方々が熱演されています!そして猫ちゃんの声は我修院達也さん。横浜市の本気度が伺えるキャスティングです。
地震体験、今回は見学・・・
続いてのアトラクション(?)は、「地震シュミレーター」。震度7といった大きな地震の揺れを体感することができます
自分たちのグループでは、2班に分かれて、片方が「関東大震災」の揺れを、もう一方のグループが「阪神淡路大震災」の揺れを体験しました。
尚、乗り物を極端に警戒している我が子供たちは「怖いからヤダ」と言って華麗にスルー・・・。自分も見学に回りました。
火災シュミレーターでは消火活動と煙体験!
次の消火器を使った消火体験と煙のお部屋に入る体験は二人とも参加しました。
消火器を利用した体験ですが、目の前のモニターに映し出されている炎にホースのノズルの先を向けてレバーを握るというものでした。ノズルの先がちゃんと炎に向けられていれば火が消えるようになっていて我が家はみんな消火に成功しました!
最近は消火シュミレーションもバーチャルなのね・・・と感心してしまいました。
煙体験のお部屋もかがんで歩くのが楽しかったようで子供達は率先して前を歩きました。なお、煙がバニラの匂いだったので、甘党の息子は煙の部屋を出た後、再びその部屋に戻っていってしまいました。
これはいけません。後でしっかり注意をしないと。
プログラムを終えて
最後に減災トレーニングルームで、地震発生時にどういった動きをするかというシュミレーションをしてプログラムが終了しました。
子供達にとっては、保育園と自分たちの住むマンションで行われた防災訓練とは一味違う体験となったと思います。
最初の方は特に「どんなことをやるんだろう」といった感じで少々警戒をしていたようですが、ほぼほぼこなすことができました。
(一緒に回った人がシニアの団体さんだったのでそれは可愛がってもらいました)
こういった体験をすることで、子供たち自身の知識となることはもちろん、経験を積むことによって得られる自信も大きなプラス要素なのではないかと思います。
防災訓練は「やりすぎる」といったことは恐らくありません。同じ内容でも何度も何度も繰り返して体で覚えておくことで、いざ有事の際にもその成果を生かすことができるのではないでしょうか。
今回は初めてこの体験ツアーに参加をさせていただきましたが、今後も継続して訪れようと思います。
下の写真にあるように、子供達には「災害をきちんと怖がれる人」になってもらいたいです。
最終更新:
baikinman
我が家の子供たちも、4年ぐらい前に煙体験をしました。
今まで体験したことのない状況に怖がっていましたが、いざという時に一回体験していれば落ち着いて行動出来ていいなぁと感じました。
この記事を読んで、そろそろ再体験しようと思います。
cha_chan
防災学習や防災体験は継続することが大切であることを思い出すことができました!
それから楽しみながら学習することも。
焼津市にある防災学習室「しえ~る」に1年前に家族で行きましたが、ちょうど娘が地震体験ができる年齢になるため、また「しえ~る」に行ってこようと思います!
pamapama
> 同じ内容でも何度も何度も繰り返して体で覚えておくことで、いざ有事の際にもその成果を生かすことができる
同感です。会社でもそうしたいですし、学校や幼稚園保育園でもぜひそうして欲しいですね。それにしても我修院達也さんが「声だけ」の出演というのはぜいたくですね(^^♪
jina
小さい頃から防災教育をされている親御さんにあっぱれです。
災害の恐怖を知ることで災害に強くなる
確かに、知ることをしないかぎり、逃げようとか備えようという行動に変わりませんよね。
知ることからはじめる防災教育、私も子どもたちにつなげます。