これが我が家の里帰りじゃ!
年始に実家へ里帰りしました。その時の様子を振り返るの巻。
ばあばに会えることと、実家にいる猫ちゃんを見られること(猫は子どもたちを恐れてなかなか姿を表しませんが 笑)を楽しみにしていた子どもたち。それはもう、にぎやかなものとなります。
現地に着くなり猫を探し回って家中を捜索し(既に逃げていったあと)、ママに促されて仏壇に飾ってあるじいじの写真にご挨拶。クリスマスにサンタさんからもらったプレゼントの話をばあばに競うように話し、玄関に置いてある野菜を一つ一つ指さしてこれが何かをばあばに答えて(別に聞いてない)、お菓子を見つけてはお腹すいたとアピール。石油ファンヒーターが物珍しく、誰がスイッチを入れるかで大モメ。
田舎の静かな一軒家は突然嵐が来たようなうるささに包まれるのです(笑)
ばあばの家にはWi-fiもないしFire stick TVもありません。ちょっと古いテレビが一台あるだけ。
普段からテレビをほとんど見ない我が家の子どもたちは、猫を探す以外は特にやることもなく、家事で忙しそうなばあばの都合などよそに外へ連れ出して散歩へ出かけるわけです。
田んぼと畑に囲まれたその地域は車が通ることがめったになく、突然走り出そうが道路の真ん中でふざけあおうが、とにかく自由!
田んぼのあぜ道のデコボコに苦戦しながら徒競走し、畑の排水溝を流れる水を無心になって眺め、遠くに鳥を見つけたら大きな声を出してみる(さすがにこれはちょっと迷惑?)。
走り回って疲れたら家へと戻りおやつに飲み物をもらいエネルギーチャージ。そして猫を探してやっぱりいないことを確認したら散歩の第2ラウンド。自分も「鬼」にされるので何度も走らされました。
夕方になったら近所のスーパー(車で飛ばして20分)にわいわいがやがや買い物へ。家に帰るころには午後6時、既に家の周りは真っ暗で星もきれい。ちょっとの間空を眺めてから家の中へと入り、ばあばが夕飯をつくってくれている間、子どもたちは寝る場所のお手伝いという名のお邪魔虫(布団の上でぴょんぴょん飛び跳ねて大暴れ)。
夕飯の野菜も普段とは異なり嫌がらずに食べる子どもたち(新鮮で美味しいからというのもあるかもです)。デザートのイチゴもほぼとれたてで美味しいに決まってる、夢中で完食。
食べ終わったら順番にお風呂へと入り、牛乳を飲んで一息つき、猫をもう一度探していないことを確認して寝室へ。ちょっとの間わいわいするも疲れているのですぐにぐっすり。普段より1時間以上も早く寝てくれました。
翌日。これまたいつもより1時間近く前に子どもたちは目を覚まし猫を探しにパトロール(でもやっぱり逃げたあと)。とっくの昔に起きていたばあばを捕まえて早朝からお散歩へGO(散歩できるように準備してくれていた)。
畑のあぜ道を昨日よりも上手に走り、排水口の水が昨日より多いとか少ないとか議論を交わし、家までの帰り道は鬼ごっこ。近所のおじいちゃんにもじもじしながら挨拶して家へと入り、朝食をがっつり。食べ終わったら庭の木からみかんをゲットして朝のデザートに。
食べ終わったらばあばにお年玉をもらい大興奮。ほどなくして帰る準備を始める時間となり、子どもたちはブーブー言いながらも身支度開始。
お菓子やパンなどばあばからおみやげをたんまりもらい、仏壇でもう一度おじいちゃんに手をあわせたらそろそろ出発の時間。
車の中からばあばへと手を振り1泊2日の帰省は終わり。
再びばあばの家に静寂が戻ります。(そして猫がやれやれとどこかから帰ってくる)
ばあばのおうち時間の貴重さ
こうやって書いてみると、(一部を除いて)子どもたちにとっては本当にいい事づくしです。早朝から始まる適度な運動、栄養のバランスの取れた食事にしっかりとした睡眠。1ヶ月位滞在したら超健康になるんじゃないか?と思わずにはいられません(ばあばの体が持たない可能性あり)
それにしても帰省の内容を見返すと、あまりにも普段の生活とのギャップがあるなあ、と思わされます。
いつもの週末は習い事の付添でだいたい1日が終わります。帰るのもだいたい夜、家に戻るとあわただしく夕食を取り、遅くに寝る。
あまりにもばあばの家での1日とは違うので、「本当に同じ1日か?」と思ってしまいます。
習い事も全部子どもたちの希望でやっているので、もちろん充実はしていると思うのですが、その充実の「種類」が全然違いますよね。
子どもたちの普段とはまた違う楽しそうな表情も見ることができてこちらも楽しい。
毎年ちょこちょこ帰ってはいますが「今年はさらに頻繁にばあばの家へと帰ろう♪」と心に決めました。
ばあば的にちょっと大変かもしれませんが(?)、子どもたちと触れ合う時間がばあばを健康にしてくれる、そうに違いない!
元気なうちにたくさん思い出も作らないとだし。
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