東日本大震災・復興支援リポート 「復興は進んでいるか?――女川」 iRyota25 2012.11.07 3 2,381 1 少しずつ「兆し」は見えるのもの 女川漁港・市場前のかさ上げが終わった岸壁で、サンマの積み下ろしが行われていた。しかし、接岸できる船は1~2隻。悪天候時の避難施設も不足。震災前のキャパシティにはまだ遠く及ばない。 かさ上げが完了した岩壁。海面近くの古びている部分
東日本大震災・復興支援リポート 亀山から見た景色(気仙沼大島) tanoshimasan 2012.11.07 1 1,889 0 気仙沼市内。かさ上げの跡と、瓦礫の山。 津波被害の大きかった気仙沼市。 東日本大震災・復興支援リポート tanoshimasan の記事一覧 気仙沼市内、港付近。 被災地をまわっていると、場所によっては、時に「復興は進んだ」なんて声も聞こえてくる。(2012年10月
東日本大震災・復興支援リポート 「被災地に勇気を発信し続ける“がんばろう!石巻”」 iRyota25 2012.11.07 3 2,361 0 がんばろう!石巻(1/5) 何度もメディアに登場してきた「がんばろう!石巻」のボードは、津波で大きな被害を受けた門脇町にあります。立てられているのは門脇小学校のすぐ近く。この地で水道配管工事業を営んできた黒澤健一さんが、昨年4月店舗兼自宅跡に立てたものです。 近
東日本大震災・復興支援リポート 「津波から、そして津波火災から奇跡的に難を逃れた小学校」 iRyota25 2012.11.07 0 5,052 0 石巻市立門脇小学校(1/5) 石巻市の南、海から約800メートルに位置する門脇(かどのわき)小学校。明治6年5月に開校した歴史ある小学校(※注)は、津波とその後に発生した火災で大きな被害を受けました。 大地震直後、教室からグラウンドに避難した子どもたちは、教員の誘導
東日本大震災・復興支援リポート「いつか本当のおさかながとれるまで・・」 iRyota25 2012.11.07 1 2,228 0 手のぬくもりを伝える【onagawa fish】 手に握るとほんのりと木のぬくもりが伝わってくるキーホルダー。女川の人たちが、1つひとつ手作業で丁寧に仕上げた【onagawa fish】です。 レザー部分のおさかなマークから始まる焼印は、「おさかなドットおながわ」と読むそうです。お
東日本大震災・復興支援リポート 『一緒に頑張っていこう』おにぎりに託された想い tanoshimasan 2012.11.07 2 2,104 0 被災地に響く元気 「ほらほら!買っていってよ、おにーさんッ!男前ッ!!」「そうそう、これ買ったらもーっと男前ッ!!」 福島県いわき市久之浜町被災跡地で奉奠祭は行われた。 勢いのある声が響く。福島県いわき市久之浜町にて開かれた奉奠祭(ほうてんさい)でのことだ。
南三陸の町中に登場した「きりこ」 iRyota25 2012.11.06 0 2,184 0 復興への決意を記す南三陸のきりこボード 南三陸町の防災庁舎近くの街並み跡に、こんなボードが掲示されている。建物がなくなった土地で、元あったお店や住んでいた人の記憶と決意が、東の海の方に向かって表明されている。 南三陸に伝わる切り紙細工「きりこ」を模して作られ
息子へ。被災地からのメール(2012年10月26日) iRyota25 2012.11.06 0 1,761 0 2012年10月26日◆浄土ヶ浜・田老(岩手県宮古市)~普代(岩手県) 8日間の日程があっという間に感じた今回の東北出張だった。たくさん走って、たくさんの人に話を聞いたように思う反面、やり残したこと、できなかったことばかりが気になっている。 でも、写真や映像では理解で
息子へ。被災地からのメール(2012年10月24日) iRyota25 2012.11.06 0 1,745 0 2012年10月24日◆気仙沼(宮城県) いよいよ、という表現は自分でも変だと思うが、今日からはいよいよ父さんにとって初めて行く地域になります。 南三陸を歩いた後、レンタカーで気仙沼に入りました。坂を下り市街地に入ったとたん、まるで戦災の焼け跡のような光景が目に飛び
息子へ。被災地からのメール(2012年10月22日) iRyota25 2012.11.06 1 1,840 0 2012年10月22日◆石巻(宮城県) 出張に出る前から、石巻日日新聞社の近江さんと会う約束をしていた。石巻に着いたら電話してねと言われていた。でも近江さんもなかなか忙しいようで、なかなか連絡が付かず、けっきょく話ができたのはあたりが暗くなった後だった。 「まだ出先
息子へ。被災地からのメール(2012年10月20日) iRyota25 2012.11.06 0 2,162 0 2012年10月20日◆久之浜(福島県いわき市) 今日は久之浜・大久復興祭、奉奠祭(ほうてんさい)花火大会の当日。 お祭りを運営する地元の若者たち、サポートに入ったボランティアの人たちと一緒に、舞台の裏方をお手伝いしながら祭りを楽しみました。 奉奠というのは「玉串奉奠
息子へ。被災地からのメール(2012年10月19日) iRyota25 2012.11.05 0 1,735 0 2012年10月19日◆久之浜(福島県いわき市) 東日本大震災で被災した地域への出張は今回で8回目。父さんが留守の間、ちょっと寂しいかもしれないが、毎日がんばってることと思います。 これから出張する時には、会社への報告とは別に、きみにも被災地のことを書いて送ることにし
東日本大震災・復興支援リポート 「心の瓦礫はまだまだ残ったままなんだ」 iRyota25 2012.11.05 5 2,957 0 復活は見えない。それでも雄勝で“海の仕事”に戻る 大津波の後の町の様子を見たことがある人なら、雄勝という地名を聞いただけで胸が締め付けられるような気持ちになるかもしれない。それほど被害は大きかった。海沿いの住宅も公共施設もほとんどが壊滅した。津波被害の後の雄
復興を目指すお店リポート(石巻・雄勝のホタテ) iRyota25 2012.11.05 6 2,854 0 雄勝の海が育んだ甘くて旨いホタテ(宮城県石巻市雄勝町・光洋さん) 出会いは仙台市の中心部、勾当台公園で開催された「海の幸・山の幸 うまいもの復興市」だった。 雄勝の仮設商店街からやってきた「南三陸うまいもの屋 光洋」さんのブースで炭火で焼かれていたホタテ。貝殻
東日本大震災・復興支援リポート 田老町と防波堤 tanoshimasan 2012.11.02 3 2,207 0 「数十年に一度、大津波に襲われるかも知れないが、 海に近く、漁業にも暮らしにも便利な場所」 「生活を営むうえでは何かと不便だけれど、 少なくとも津波に襲われる心配は少ない高台」 さて、あなたならどちらを選ぶだろうか。 東日本大震災・復興支援リポート
東日本大震災・復興支援リポート:石巻に「絆の駅」オープン! iRyota25 2012.11.01 3 2,796 0 人と人が「熱く」つながっていける場所 2012年11月1日、未来に向けての一歩を踏み出した人と人をつなぐ新しい施設が石巻のまちなかにオープンします。 その名は「絆の駅」石巻ニューゼ&レジリエンスバー。ニューゼはニュースとフランス語で博物館を意味するミュゼの造語で、
東日本大震災・復興支援リポート 被災地・田老への小さな旅 iRyota25 2012.10.31 0 2,473 0 震災から1年半が経過した頃、岩手県宮古市田老地区へ行ってきました。世界一とまでいわれた防潮堤が巨大津波に乗り越えられ、目を覆うような被害を受けて約1年半。 廃墟が広がる町には、少しずつですが、未来に向けての動きが始まっているようです。地震災害・津波災害にどう
東日本大震災・復興支援リポート 被災地・田老への小さな旅(3) iRyota25 2012.10.31 4 2,821 0 町を見に来たら、ここまで足を伸ばしてほしいのよね 約8割の建物が被災し、ほとんど建物が残っていない田老地区の中心地から7.8キロ。 車で走ること15分ほどの距離にあるグリーンピア三陸みやこ(旧グリーンピア田老)の広大な敷地内に、約400棟の仮設住宅と仮設商店街「たろ
東日本大震災・復興支援リポート 被災地・田老への小さな旅(2) iRyota25 2012.10.31 2 2,945 0 世界一と言われたスーパー防潮堤が物語ること 明治の三陸地震は(1896年)では約15メートル、昭和三陸地震(1933年)では約10メートルの大津波による壊滅的被害を受けた岩手県宮古市田老地区(旧田老町)。津波への対策として半世紀もの時間をかけて築かれたのが「万里の長城
東日本大震災・復興支援リポート 被災地・田老への小さな旅(1) iRyota25 2012.10.31 3 2,732 0 震災直後の3月20日には再開していた田老駅 秋の日差しを浴びて輝く駅名看板は、震災後に新設されたもの。 元あった看板は津波で流されてしまったそうです。 それでも駅が再開したのは震災直後の2011年3月20日。三陸鉄道北リアス線の宮古~田老間で運転が再開されたのです。壊
東日本大震災・復興支援リポート「震災の後、この子もさみしいのよ」 iRyota25 2012.10.30 0 2,133 0 「とまれ」のペイントの先にあるものは? 鮭が上る川にかかっていた代ノ下橋 2011年3月11日まで、ここには木の橋が掛かっていました。 何度も補修や解体修理を繰り返して守られてきた、味わい深い木の橋です。 重量制限が0.3トン、つまりたったの300キロという日本一軽い重量
東日本大震災・復興支援リポート「リュックに大切なものを詰めておけ」 iRyota25 2012.10.30 0 2,226 0 7回目の移動でようやく故郷へ 改修工事が続く小さな漁港で車を降りたら、原付バイクに乗ってやってきたおじいさんが、魚網の修繕をしていました。 田村さんというおじいさんは漁師をしています。津波では港の対岸の家をまるごと流され、自分の船は国道6号線まで持って行かれ、
過疎の島の現実 tanoshimasan 2012.10.29 3 2,674 0 田代島の洗礼 (2012.10.29更新) 何もない島って? 宮城県・田代島という島をご存知だろうか。近ごろ、メディアへの露出が少しずつ増え、東北観光の”穴場”としてにわかに注目されている島だ。石巻市から40分ほどで行くことができ、「猫の島」として知られる。どこもかしこも
沖縄そば - 沖縄県各地【島の郷土料理】 tanoshimasan 2012.09.05 6 2,284 0 郷土料理。素朴で目立たず、だけど、うまい。地域おこしのために誕生する「ご当地グルメ」とはちょっと違う。昔から存在して、どこの家庭でも作られる料理。 沖縄そば あっさりした味付けのダシに、小麦粉100%の麺、大き目の豚肉に島で採れたねぎ、沖縄特有の揚げたかまぼこ
網地島 - 東北に浮かぶ南国”風”アイランド(宮城) shima 2012.07.25 1 9,141 0 東北の海遊びはここで 牡鹿半島から4kmほどの網地島です。牡鹿半島周辺の島々の中では訪れる観光客も多く、個人でも団体でも遊べるだけの施設が揃っています。特に仙台からも比較的行き来しやすいためか、連休をこの島で過ごす人も多いようです。夏場は海水浴客で賑わい、リピ