息子へ。東北からの手紙(2013年12月15日) iRyota25 2013.12.17 3 1,711 0 今日は沼津の映画館に一緒に行ってきたんだから、手紙ってのも変な話なんだけど。 日曜第一回目の公開に行ったのは、太田監督の舞台挨拶のタイミングを見計らってのことだったんだよ。上映前に「部外者立入り禁止」と手書きで書かれた紙が張り付けられた急ごしらえのパーティ
あたしの家だもん! 逃げなきゃ死ぬの! イヤだ!! iRyota25 2013.12.16 3 1,720 0 福島の原発事故の後、ふたたび繰り返された原発事故。ヤマオカ原発がメルトダウンし、大量の放射性物質が環境に放出された。「放射性物質が大量に漏れ出したものではありません」「20キロ圏内の方々にただちに健康被害を与えることにはなりません」――。福島の時と同様に繰り返
12月11日、今日は33回目の月命日です。 iRyota25 2013.12.11 4 1,932 0 33回目の11日。 祈るのは、その日のことを忘れないため。失われた仲間たちの思いを受けついで、明日への灯りをともし続けるため。しっかり生きてることを天国にいるたくさんのみなさんに報告するため。 そんな思いを込めて、今日12月11日、たくさんの場所で灯りがともされます
大船渡から魂の熱唱!LAWBLOW「家に帰ろう」 iRyota25 2013.12.11 4 2,996 0 その晩、僕は避難所にいました。津波で家に近づくことができなかったから。僕は避難所にいたけれど、でも結局その晩は眠ることはできませんでした。避難所は保育園で、そこには家族が迎えに来られなかったこども達もたくさんいました。眠ることができなかったその日の夜中、叫
原子力ドンキホーテ(書評) iRyota25 2013.12.10 3 2,065 0 LED照明にうっすらと照らされたその場所で、初対面の藤原節男さんに手渡された彼の著書「原子力ドンキホーテ」が面白かった。公益通報(内部告発)を行った人物の誇りと信念が言葉のはしばしにちりばめられている。生半可な意識で読んでいると、ところどころでピシッと指先を
マンモス防潮堤の続報(2)~進む森の防潮堤~ iRyota25 2013.12.09 2 1,796 1 南三陸町の長須賀ビーチを、地元のこども達と一緒に再生してきた勝又三成さんと海水浴場オープン前日に現地で話した時にも、防潮堤の話が。ビーチの東と西は巨大防潮堤の計画が進んでいるが、ちょうど海水浴場のあたりは計画から外れている。うまくすれば、コンクリートではな
息子へ。東北からの手紙(2013年11月30日) iRyota25 2013.12.09 0 2,624 0 今日の手紙は東北ではなく東京から。 このところ、東北で活動する人たちが東京など被災地外の場所で「報告会」を開くことが多い。10月からの2カ月間で、こども∞感ぱにー(こどぱにー)、ロシナンテスといった、親しくしてもらっている団体の報告会が3回。来週には大船渡の新沼
あれから1000日、東北の空の色 iRyota25 2013.12.05 2 2,036 0 あの日から1000日の時間がたちました。 香川県出身、現住所宮城県石巻市の写真家・平井慶祐(ケースケ)さんは言います。 あれから1000日。 悲しみを減らすことは出来ないけれど、喜びを増やすことは出来たかなぁ? 右手と左手を、胸の前で合わせる時間を1分。 これから喜びを
息子へ。東北からの手紙(2013年12月1日)防災のキモ? iRyota25 2013.12.04 1 2,171 0 静岡県で防災訓練。東北の人たちの話を思い出した。 訓練ならではのダラケはあるが、けっこう実践的 12月1日、市の防災訓練があった。9月1日の防災訓練は避難訓練が中心だったが、今回は自主的な防災について体験したり考えたりすることを主眼においての訓練だった。 まずは町
震災から1000日。石巻でともされる灯り iRyota25 2013.12.04 1 1,747 0 がんばろう!石巻の看板で、東日本大震災から1000日にともされる追悼の灯り。 主催する「がんばろう!石巻の会」からボランティアのお知らせが届きました。 12月5日(木)に東日本大震災1000日追悼の灯りを行います。 追悼の思いと、生き残った私たちのがんばろうとする思いを込
マンモス防潮堤の続報 ~首相夫人があげた声~ iRyota25 2013.12.04 3 1,913 2 【前のページ】マンモス防潮堤が攻めて来ると…海辺は!! 海と陸の間に続く5階建てビルの高さの建造物。その高さ、奈良東大寺の大仏様とほぼ同じ。マンモスだったら3頭分。トトロの背丈だと7.5トトロ分! これからが大切。 タスマニアのオオツカさんからメールが届いた。マン
マンモス防潮堤が攻めて来ると… 海辺はたいへん!! iRyota25 2013.12.02 1 3,152 0 マンモス防潮堤が攻めてきた!! これまでにない斬新なイラストだ。ぱっと見たところは可愛らしいのだが、よく見てみるとドキッとする。 5階建てビルの高さの建造物が海と陸地の間にずだーっと続く光景、想像できますか。その高さ、奈良東大寺の大仏さまとほぼ同じ。マンモス
これぞホントの「いいね貯金」 iRyota25 2013.11.29 3 1,958 0 毎朝。そう、毎朝の日課なんだ。大船渡駅前だった場所の時計台の写真とか、大船渡湾のなめらかな海面が日の出直前の光に揺れる様子とか。 ずっと続いて行く毎日を力に おはようございます(^o^) 今日の大船渡の空は… から始まる数行が、何百キロか離れている場所をつなげてくれ
「気仙沼横丁バギー」また行きたくなる、ちょっといい話。 iRyota25 2013.11.28 2 2,355 0 いわきの久之浜から石巻を経由して、気仙沼まで行ってきたという知人に土産話を聞きにいった。なんとその行程を2日でこなしたというのも驚きだったが、もっとびっくりしたのはこんな話。 ホヤぼーやが待つ気仙沼のあの場所で 「気仙沼に入った時にはもうランチタイムを過ぎて
被災地からの冬便り「初雪」 iRyota25 2013.11.28 1 2,182 0 先週から冬の便りがちらほら。陸前高田や大船渡のような海辺の町では晴れていても、ほんの数km内陸に入ったあたり(仮設住宅があるあたり)では雪が舞っていたりもするようです。今年一番早く「初雪」の声を聞いたのは、もう2週間も前、11月の中旬のことでした。 今年は早かっ
社会貢献者表彰を受賞! かっつんたちの「つながり」 iRyota25 2013.11.28 1 1,698 0 南三陸町をベースに多彩な支援活動を行っている「一般社団法人 震災復興支縁協会つながり」が、東日本大震災における救難活動の功績で社会貢献者表彰(公益財団法人社会貢献支援財団)を受けました。 長須賀ビーチの海水浴場を復活させたり、本物のサンタさんを呼んで東北のこ
ラジオ体操をお国言葉でやると楽しくなるワケ。 iRyota25 2013.11.21 3 2,125 0 「おらほのラジオ体操」のお友達が気仙に誕生! 「腕を前から上にあげて大きく背伸びの運動から~。はい!」 ってのがおなじみのラジオ体操全国版。ところが石巻辺りに行くとそれがこうなる。 「ンデば、メーガラ 上さアゲデ、オッキク、背伸びっコ スッペシ~」 ラジオパーソ
本物のサンタさん来日! クリスマスに向けサポート募集中 iRyota25 2013.11.21 2 2,141 0 追加情報が続々入ってきています。12月4日にはフィンランドから本物のサンタさんがついに来日。いよいよ盛り上がってきました! とはいえ、ここは元記事から。。 南三陸町のこども達が、自分たちの手で長須賀ビーチを復活させて、いろんな困難を乗り越えてついに海水浴場をオ
12月5日、東日本大震災1000日追悼の灯りがともされます。 iRyota25 2013.11.20 2 2,485 0 12月上旬、東日本大震災から1000日を迎えます。2011年3月11日を1日目として数えれば12月4日が。3月11日からの経過日数で数えれば12月5日でまる1000日です。 1000日を思い、「がんばろう!石巻」の看板で がんばろう!石巻の会では12月5日、「東日本大震災 1000日追悼の灯り」
石巻のヒツジの毛をつむいで、毛糸づくりと編み物を iRyota25 2013.11.19 3 5,164 0 吉田麻子さんからお手紙をいただいた。ほんわかした記憶がよみがえってきた。 またまた石巻におじゃまします! あのときの糸をお持ちでしたら、 何をつくろうか一緒に考えて編みませんか。 指先で軽く捻ると、もわもわの羊毛が撚られて毛糸になる。その瞬間、羊毛のぼわーんと
「いいね!」できないニュース。福島第1原発1号機、震災前に燃料の4分の1が破損 iRyota25 2013.11.18 2 2,290 2 11月18日、福島第一原子力発電所4号機の使用済み燃料プールから、核燃料の取り出しが始まりました。それに先立つ土曜日、11月16日、河北新報に掲載されたこんなニュースを東北の知人から教えられました。 次々出てくる驚きの告白 第一原発1号機の使用済み燃料プールに収められ
稲作のツボ iRyota25 2013.11.15 4 2,100 0 先日、稲刈り体験に行ったとき、みんなとこんな話になった。 「そういえばさぁ、田植えした時って、苗を2~3本つまんで田んぼの土に植えていったじゃない。でも、いま刈り取ってるのって、1株がやたら多くない?」 誰か、田植えの後にイネの本数を増やしたの~? 成長して背丈が
リアスの海辺から(書評) iRyota25 2013.11.14 0 2,010 0 著者は気仙沼市舞根(もうね)湾を拠点とする養殖漁師でエッセイスト、「NPO法人 森は海の恋人」代表で、京都大学フィールド科学教育センター社会連携教授でもある。海を甦らせるためには、山から川、海に至る環境の再生が不可欠と信じ、気仙沼大川の上流、県境を越えた岩手県
久之浜の小学生たちの稲刈り体験 in しずおか iRyota25 2013.11.12 2 2,007 0 自然の中で遊んでほしい 11月9日、いわき市久之浜の小学生たちが伊豆へやってきた。6月に田植え体験にきたこども達を含む約20人。到着早々、長旅の疲れもなんのその、たわわに実ったイネに飛びつくようにして、鎌で刈る、刈る。刈った束を2束+2束でまとめて稲わらでギュッと縛
11月11日のキャンドルナイト iRyota25 2013.11.12 2 2,171 0 東京で木枯らし1号が吹いた11月11日。各地でキャンドルナイトが行われました。 東北から、災害被災地へ。そしてフィリピンへ 石巻の黒澤さんは、「11日追悼」として。そして、津波のような台風の犠牲になったフィリピンの人たちへの祈りのメッセージをこめて。 大船渡の新沼さ