南三陸町をベースに多彩な支援活動を行っている「一般社団法人 震災復興支縁協会つながり」が、東日本大震災における救難活動の功績で社会貢献者表彰(公益財団法人社会貢献支援財団)を受けました。
長須賀ビーチの海水浴場を復活させたり、本物のサンタさんを呼んで東北のこども達にクリスマスプレゼントを配る計画を進めていたりする、あの勝又三成さん(かっつん)たちの活動が評価されたのです。いやぁ、よかった~。
表彰式の様子を伝えるブログ等には、この夏の長須賀ビーチで撮った写真とは違って、きっちりスーツ姿のかっつんが写っています。服装は違えども、表彰状を手に仲間たちとの写真の表情はビーチでのガッツポーズと同じ!
受賞者のプロフィールとして紹介されている「授賞理由」は以下の通りです。
一般社団法人 震災復興支縁協会つながり(宮城県)
宮城県南三陸に拠点を置いてボランティア活動、支援活動を行っている。代表者が宮城県内で被災し、仙台市内に戻る際被災状況に衝撃を受け、支援物資を届けたり、義援金の募金活動を行ったりしていた。その後南三陸で海中のガレキ撤去や子どもたちのためにイベントを開催したほか、毎週土曜日に同町のわかめ工場の作業ボランティア活動や長須賀海水浴場を再び泳げるようにするために、砂浜に埋まっているゴミを取り除く作業を行っている。
こんなお褒めの賞をもらえたのは素晴らしいことだけど、きっとかっつんはこう思ってるはず。
「賞をもらえたのはみんなのおかげ。ありがとうございます。でも、活動はまだまだこれから。南三陸のみなさんと将来に向けてがんばっていきます。これからも引き続き、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!」
海水浴場には、いまも震災当時のさまざまな物が流れ着いてくるそうです。ビーチクリーンは現在も継続中。被災したこども達と伴走する活動も続きます。もちろん先日ご紹介したサンタプロジェクトも。
社会貢献者表彰をきっかけに、もっともっとたくさんの人々に、「功績が広く知られていない社会貢献者の方たちの支援」(ウィキペディアによる「社会貢献支援財団」の解説文より)が盛り上がって行ってほしいと熱望します。
●TEXT+PHOTO:井上良太
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