放射能に負けないコメ作り 「測定時間と安心の関係」 iRyota25 2013.06.12 1 2,325 0 放射能に負けないコメ作り 第6回の記事について、東北イノベーターの新妻康晴さんからメールをいただきました。 とてもありがたいご指摘でしたので、紹介させていただきます。 新妻さんのご指摘は、出荷するお米の全袋検査での計測時間について。元の記事の注釈の中で、 統計
被災地を埋める白いクローバー(2013年6月2日の石巻) iRyota25 2013.06.11 4 3,445 0 ここ石巻市の門脇(かどのわき)エリアには、たくさんの白い花が咲いていた。海水に浸かって、植物が育ちにくくなった土地で花を咲かせているのは、シロツメクサ(クローバー)。枯草の中にこんもりと群生して、撤去されずに残された住宅の基礎が見えなくなるくらい茂っている
小さくても御利益満載!石巻の萬画神社 iRyota25 2013.06.10 2 3,021 0 あっ、こんなところにいたんだ! 少し肌寒い風と、初夏の日差しが同居した6月初旬の石巻。 街なかを散歩していて、ついに萬画神社の御神体に出会うことができた。 津波で流されてしまった、という噂も流れた。 無事の姿を発見したというブログ記事もちらほらあった。 でも、肝
ちゃきんは石巻へ。お出かけはお早めに iRyota25 2013.06.07 4 1,960 0 昼過ぎに行ったら、間に合わなかった。残念! このところ、連続して食べそびれている。次回こそ、売り切れる前に行かなきゃ。 引き戸の扉にポスター発見! 宣伝嫌いな佐藤さんのことだから、 きっと誰かが勝手にポスター作って持ってきて、貼ってもらったのに違いない! その
伊達の屋台の心意気! うまいぞ、石巻焼きそば! iRyota25 2013.06.07 3 5,149 3 石巻駅のほど近く。かつての中心商店街、立町通りにキッチンカーが登場! クルマのボディには「伊達の屋台」とのお洒落なロゴマーク。何が食べられるのかなと覗いてみると、メニューは石巻焼きそば、焼うどん、ホルモン、かき氷…。 石巻周辺をぐるぐる回って、お腹ペコペコの
再出発の時を待つ奇跡の一本松 iRyota25 2013.06.06 3 1,778 0 2013年6月4日。修復作業が進む高田松原の一本松に行ってきました。 相変わらずゲートは閉ざされたまま。 松のまわりには作業用のやぐらが組まれたままです。 でも、やぐらの一番上の部分を良く見ると・・・。 作業している人の姿が見えました。 ニュース報道によると、枝の向
ガレキと呼ばないで(誰かが落とし穴に落ちないように) iRyota25 2013.06.06 3 1,902 0 シロツメクサがいっぱい咲いている陸前高田の町なかで、不思議なもの見つけた。 これなーんだ? たぶん一升瓶のケースの壊れたものなんだけど、どうしてこんなところに入っちゃったのか。それが問題なんだ。 下の写真のように見れば、分かりやすいかな。 そう。歩道に開いた穴
海辺の地をゆく「気仙沼・岩井崎」 2013年4月17日 iRyota25 2013.05.31 5 2,919 0 2013年4月17日(769日目)の宮城県気仙沼市・岩井崎 陸中海岸国立公園の最南端、豪快な潮吹き岩で知られる岩井海岸。 三陸のリアス式海岸を縫って走る国道45号線沿いを走ると、たくさんの観光看板のお出迎えを受ける。 しかし、あれだけの大震災だ。しかも1m近い地盤沈下。潮吹
戦争の記憶を風化させないための活動(1) Rinoue125R 2013.05.30 3 2,952 0 父の話をしよう。 父は昭和が始まった数カ月後、福岡県の小倉市(現:北九州市)に生まれた。そして、平成が始まってから数年後、事故により他界した。ほぼ、昭和という時代をまるごと生きて、亡くなっていったわけだ。自分の父親ながら、頭脳明晰なひとであった。料理の上手
海辺の地をゆく「気仙沼・波路上」 2013年4月17日 iRyota25 2013.05.29 4 2,142 0 2013年4月17日(768日目)の宮城県気仙沼市・波路上(はじかみ)の海岸 三陸海岸を南北に貫く国道45号線。 南から気仙沼に向かい、陸前階上駅(BRTとして運行中)の手前から東に少し走ると太平洋に突き当たる。 岩井崎はリアス海岸の景勝地。海辺の岩が潮を吹く眺めが人気の場所
東北の友人たちが言うことには。その9「南海トラフ巨大地震」 iRyota25 2013.05.29 5 2,193 1 中央防災会議の作業部会が取りまとめた「南海トラフ巨大地震」対策の最終報告書が公開された。 南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ 内閣府のページからダウンロードして全文を読むことができる。 あれっ? と疑問に思う点がいくつかあった。 まだ実際に聞いたわけ
東北の友人たちが言うことには。その8「爆心地」 iRyota25 2013.05.28 2 1,775 0 ▼ 石巻2.0の松村豪太さんがいまも書き続けているブログには、タイトルとしてこんな言葉が使われている。 「爆心地から」 石巻2.0の活動の端緒となった小冊子『VOICE VOL.0』のインタビュー記事には、松村さんの中に爆心地という言葉が浮かんだ経緯が次のように記されている。
東北の友人たちが言うことには。その7「淡々となすべきことを」 iRyota25 2013.05.24 2 1,439 2 今回は聞いた話ではなく、知り合いとして見ていて感じることです。 福島の『ほよーん』に込められたもの 2012年6月21日に国会で成立した「原発事故子ども・被災者支援法」(正式名称:東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被
ガレキと呼ばないで(電柱) iRyota25 2013.05.24 2 3,269 1 陸前高田の町の中心部で、不思議な物体に出会った。 地面から鉄線の束が湧きだして、踊るように輪を描いている。 いったい何だろう? 地面から電柱の鉄筋が “ 生えている ” のは、あちこちで見かけるが、こんなの初めて見た。 鉄線の束のところどころに、亜鉛メッキされた金属
東北の友人たちが言うことには。その6「本気で応援する米作り」 iRyota25 2013.05.23 4 1,571 0 初夏。全国で田植えが行われている。 収穫時期や台風の影響を逃れるためなど、いろいろな理由で地域によって田植えの時期は違うが、福島県いわき市北部では5月中旬の土日がピークだったらしい。 水が張られた田んぼに青々としたイネが植えられた光景は、まだ目にしていないが
東北の友人たちが言うことには。その5「避難所運営のノウハウ」 iRyota25 2013.05.23 4 1,787 0 女川の石田さんの話に続いて、避難所生活について、避難所を管理した側の人からのメッセージをお伝えします。 話してくれたのは松本嘉次さん。2012年の春の甲子園で石巻工業高校を率いた監督さんは、学校では避難所運営を担当する立場でした。学校は海からかなり離れた場所に
陸前高田の町なかに残されたビル iRyota25 2013.05.22 5 3,437 0 陸前高田の駅前から、東浜街道を右に曲がって2ブロック目の角。 あるいは、陸前高田市役所から南に2ブロック歩いた角。 陸前高田の町なかに残る米沢商会のビル まだ、高田の町に壊れた建物が残されていた頃から、このビルは気になる存在だった。 外構はしっかりしていそうだが
地震動のサッコンって、どんなもの? Rinoue125R 2013.05.22 4 2,599 0 【まえ説】 世界三大がっかりと言えば、マーラ●オン、人●姫、小便●僧と相場が決まっているけれど、わが国の天然記念物「地震動の擦痕」も相当なもの。名前のものものしさとのギャップには唖然とするほかないのだが…。でも、よくよく見てみると、この天然記念物には、震災遺構
東北の友人たちが言うことには。その4「岡目八目で読む漁業」 iRyota25 2013.05.21 2 1,921 2 [最初のひとこと] 女川のマスコット、シーパルちゃんが抱いているのもサンマじゃなかったのです! (女川観光埠頭近くの巡航船待合所の窓に描かれたシーパルちゃん) 「金だけつぎ込んだって何も変わらない。いや、かえって悪くなるだけだ。震災前からこの辺はずっと右肩下が
東北の友人たちが言うことには。その3「ストーブは反射型がいい」 iRyota25 2013.05.21 3 1,913 1 女川町だって、何の備蓄もしていなかったわけじゃないのよ。 ただ、女川は緊急物資を公民館の地下にしまっていたっていうんだ。 公民館は町役場の隣にありました。女川駅や4階建ての生涯教育センターのすぐ近くでした。津波はね、駅も役場も呑み込んで、生涯学習センターの屋
海辺の地をゆく「気仙沼漁港」 2013年4月17日 iRyota25 2013.05.20 3 1,976 0 2013年4月17日(769日目)の宮城県気仙沼市・気仙沼漁港 早朝の気仙沼漁港に散歩に行ったら、埠頭は工事用の資材や重機でいっぱいで、とっても忙しそうな状況でした。 上の写真で積み上げられた、黒いゴムのようなものは、防舷材とよばれる係留用の資材です。左の写真のように
東北の友人たちが言うことには。その2「このお金は使えない」 iRyota25 2013.05.17 4 1,518 0 陸前高田では、いろいろな意味で孤立無援に思える苦しい状況の中で戦っている人と知り合いになった。 彼女がいまどんな状況におかれているのか、ここで詳しく話すことはできない。約束だから。ただ、ほとんどすべてが破壊された陸前高田の町の、更地と化した最前線のすぐ近く
東北の友人たちが言うことには。その1「におい」 iRyota25 2013.05.17 3 1,630 1 「あ、また同じ話だ」と感じることがある。頻繁にある。それも、イヤな風に感じるではなく、同じ話を聞くたびに、刻まれた言葉がひと鑿ずつ深くなっていくような感覚。 たとえばこんな話。 「あの時の様子は、写真とか映像とか、あとは直接話したりすることで、いろいろと伝え
海辺の地をゆく「石巻市・巻石」再訪 2013年4月15日:時代を越えて伝えられていくもの iRyota25 2013.05.15 5 3,176 0 2013年4月15日(767日目)の宮城県石巻市・巻石、住吉公園 以前にも写真で紹介した石巻の巻石を撮影していたら、ご近所のおじさんが自転車でやってきて、立ち話でいろいろ教えてくれました。 海辺の地をゆく「石巻市・巻石」2012年11月17日 石巻の町の名前の由来ともされる巻
ガレキと呼ばないで(2013年4月19日・楢葉町木戸-4) iRyota25 2013.05.14 2 1,961 2 造り酒屋の酒樽タンクが流れついていた場所の少し南で、こんな景色が見られます。 新しく立てられた電柱です。まだ立てられたばかりなので、素の状態の柱が立っているだけです。 でも、このあたりに立てられた電柱、ちょっと不思議なんです。 電柱に巻きつけられたお知らせに