こころのつぶやき Vol.1 ー被災地に咲く花 sKenji 2013.07.04 3 1,763 0 被災地に咲く花 福島出張から戻った後に、何度も被災地を訪れている知り合いから取材した久之浜の震災後についての話を聞いた。 久之浜は五重の苦難に直面した町とのことだった。 地震、津波、火災、原発、そして盗難。 自然災害である地震、津波、火災の後に、原発の放射能問
【復興支援ツアー2013】石巻から女川へ。社員8人が感じたこと iRyota25 2013.04.24 7 3,013 1 東北で桜のつぼみが膨らみはじめた4月中旬、静岡県の企業の8人が宮城県を訪ねました。このページ「ぽたる」を運営するJP21の社員たちです。 以前このページにアップした「被災地・女川」観光ガイド のルートに、石巻エリアと大川小学校、蛤浜を追加して、1泊2日の日程で被災し
海辺の地をゆく「石巻市・巻石」再訪 2013年4月15日:時代を越えて伝えられていくもの iRyota25 2013.05.15 5 3,176 0 2013年4月15日(767日目)の宮城県石巻市・巻石、住吉公園 以前にも写真で紹介した石巻の巻石を撮影していたら、ご近所のおじさんが自転車でやってきて、立ち話でいろいろ教えてくれました。 海辺の地をゆく「石巻市・巻石」2012年11月17日 石巻の町の名前の由来ともされる巻
時間が止まった町・富岡町 ~その2~ sKenji 2013.07.01 3 1,843 0 月の下交差点より、写真取材を始め、海岸方面へ移動する。 海が近づくにつれ、建物の損傷が激しくなり、壊れた車が、無数に転がっている。 海岸にでると、福島第二原発がすぐ間近にあり、海には、福島第一原発を警戒している海上保安庁の巡視船が見えた。第一原発までおよそ10
ちゃきんは石巻へ。お出かけはお早めに iRyota25 2013.06.07 4 1,960 0 昼過ぎに行ったら、間に合わなかった。残念! このところ、連続して食べそびれている。次回こそ、売り切れる前に行かなきゃ。 引き戸の扉にポスター発見! 宣伝嫌いな佐藤さんのことだから、 きっと誰かが勝手にポスター作って持ってきて、貼ってもらったのに違いない! その
時間が止まった町・富岡町 ~その3~ sKenji 2013.07.01 3 1,732 0 海岸沿いを歩いた後、富岡駅に移動する。 途中、アスファルトの道路が所々で陥没している。スクラップのような無残な姿の車があちこちにあり、駅周辺にある建物の一階部分の窓やドアは、ことごとく津波で壊されている。 家屋の中には、津波により流された、ありとあらゆるもの
放射能に負けないコメ作り 2013「田植え」 iRyota25 2013.06.21 3 2,920 0 いわき市久之浜の西に広がる田園地帯。小久集落の佐藤三栄さんの田んぼ。もう何度も通ったつもりだったが、実際に田んぼにイネが植えられているのを見たのは始めただった。 しかも、ぜひとも田植えをお手伝いしたいと思っていた田んぼなのだが、田植えは数週間前に終わってい
時間が止まった町・富岡町 ~その1~ sKenji 2013.06.28 3 1,989 0 富岡町へ 6月22日朝、震災の復興支援を行っている団体、はままつ東北交流館館長の佐藤大さんと取材先でお会いした。 佐藤さんは双葉町出身で、現在は静岡県浜松市で避難生活をしながら震災復興支援活動をされている。 当初のスケジュールは、楢葉町などを中心に取材する予定だ
東松島市長・阿部秀保さんに聞く。 iRyota25 2013.07.30 2 2,249 0 防災集団移転促進事業として住民がみずから選んだ移転先の造成工事は、 市内7か所ですでに着工している。 瓦礫処理では97%のリサイクルを実現するのみならず、雇用も創出した。 復興をめぐり、市民と行政のあつれきの話を聞くことが少なくない中、 東松島市は着実に将来に向
震災記録写真 ~閖上地区(2013年8月27日)~ sKenji 2013.10.07 1 2,228 0 宮城県名取市にある閖上地区は、名取川の河口にあり、江戸時代から閖上漁港を有して、赤貝、ヒラメ、カレイ、シャコエビ、シジミ、小女子(こおなご)などの魚介類を獲ってきたそうです。 震災前には、多くの住宅が建ち並んでいたそうなのですが、私が訪れた時は、日和山と貞
伊達の屋台の心意気! うまいぞ、石巻焼きそば! iRyota25 2013.06.07 3 5,149 3 石巻駅のほど近く。かつての中心商店街、立町通りにキッチンカーが登場! クルマのボディには「伊達の屋台」とのお洒落なロゴマーク。何が食べられるのかなと覗いてみると、メニューは石巻焼きそば、焼うどん、ホルモン、かき氷…。 石巻周辺をぐるぐる回って、お腹ペコペコの
海辺の地をゆく「気仙沼・波路上」 2013年4月17日 iRyota25 2013.05.29 4 2,142 0 2013年4月17日(768日目)の宮城県気仙沼市・波路上(はじかみ)の海岸 三陸海岸を南北に貫く国道45号線。 南から気仙沼に向かい、陸前階上駅(BRTとして運行中)の手前から東に少し走ると太平洋に突き当たる。 岩井崎はリアス海岸の景勝地。海辺の岩が潮を吹く眺めが人気の場所
ガレキと呼ばないで(あの電柱との再会) iRyota25 2013.06.14 3 2,834 0 クローバーが咲き乱れる陸前高田の町なかで、あの電柱と再会した。 初めて会った4月には、周囲は寒々しい景色が広がっていたが、シロツメクサが白い花を咲かせているだけで印象が少し違って見える。 2カ月ほどの間で変化したことといえば、日中ならそろそろ半袖でも過ごせるか
避難訓練実施! (2013年7月25日) sKenji 2013.07.29 2 1,642 0 先日、会社で地震発生を想定した避難訓練を行いました。 危機管理のプロの話では、非常時に冷静な判断をすることは難しく、事前の訓練がとても重要だということです。 情報共有をすることにより、大震災発生時に少しでも被害を減らすことができるよう、気づいた点、反省点を報
地震動のサッコンって、どんなもの? Rinoue125R 2013.05.22 4 2,599 0 【まえ説】 世界三大がっかりと言えば、マーラ●オン、人●姫、小便●僧と相場が決まっているけれど、わが国の天然記念物「地震動の擦痕」も相当なもの。名前のものものしさとのギャップには唖然とするほかないのだが…。でも、よくよく見てみると、この天然記念物には、震災遺構
東北、この一枚。(1)南三陸・志津川のタコ iRyota25 2013.07.22 2 2,109 0 昔は西の明石、東の志津川って言われてね。ここで獲れるタコはほとんどが東京に直送だったのさ。それがあの津波の後、タコが獲れなくなった――。 南三陸に入ると、いろいろな場所でタコのオブジェを目にする。有名な仮設商店街「さんさん商店街」だってタコだらけ。顔出し看板
東北、この一枚。(3)陸前高田・うごく七夕 iRyota25 2013.07.23 2 1,920 0 「もしかして取材か何かなの? 個人的なブログとかならどんどん宣伝してほしいんだけど、取材ってことならお断りだなあ。」 陸前高田の「うごく七夕」。たとえ盆や正月には帰らなくても、この日だけは東京や仙台へ出て行った人たちも帰省してきて町中がひとつになるという、年
この人と語りたい。第1回「伊藤泰廣さん 大曲浜獅子舞保存会会長」 iRyota25 2013.07.09 2 3,900 0 揃いの法被に赤い鉢巻をぎゅっと締め上げた一団から、伊藤泰廣さんが進み出て挨拶する。 「私たちの舞いをご覧になって、どうぞ元気をお持ち帰りいただきたい。」 キリリとした笛の音に勇壮な太鼓の響き。 獅子舞がはじまる。 大曲浜獅子舞保存会(東松島市)。大曲浜の町は津
ガレキと呼ばないで(2013年4月19日・楢葉町木戸-2) iRyota25 2013.05.09 5 1,937 1 2013年4月19日・楢葉町木戸-1 の続きです。 【ぽたるページ】ガレキと呼ばないで(2013年4月19日・楢葉町木戸-1) 昨秋の草黄葉が残る荒地のような田んぼの中に巨大な貨車。あまりに唐突なとり合わせに、思わず「アートみたいだ」と感じてしまいました。不謹慎ですが。 この貨
石巻・海さくら「ひみつのビーチ」の大そうじ! iRyota25 2013.04.10 5 9,390 0 石巻の狐崎浜から岬を回ったところに「ひみつのビーチ」があります。 三日月のような浜辺の先に岩が3つ。 海の中にはクチバシカジカなどダイバーに人気の生き物たち。 浜辺は小学校の野外学習に使われたり、家族連れの憩いの場だったり。 おっと、狐崎浜の若者たちのデート場
東北の友人たちが言うことには。その5「避難所運営のノウハウ」 iRyota25 2013.05.23 4 1,787 0 女川の石田さんの話に続いて、避難所生活について、避難所を管理した側の人からのメッセージをお伝えします。 話してくれたのは松本嘉次さん。2012年の春の甲子園で石巻工業高校を率いた監督さんは、学校では避難所運営を担当する立場でした。学校は海からかなり離れた場所に
仙台の摩天楼 sKenji 2013.07.22 2 1,508 0 新幹線を乗り継いで、宮城県仙台駅に到着。仙台駅周辺は、全くと言っていいほど、震災の影響は感じない。駅近くでレンタカーを借りる。 同行取材の井上さんの運転で郊外へ向かう。私は助手席で外の景色を見ていた。 少し走ると、今まであったビルや家などの建物はなくなり、広
ガレキと呼ばないで(富岡町の町なかで見たもの) iRyota25 2013.07.10 2 2,773 0 がらんとした住宅造成地の真新しい道の先に、ガレキの仮置き場がありました。 富岡町は、今年の3月まで警戒区域として立入が厳しく制限されてきたため、被災した建物やクルマなどの撤去はまだほとんど手付かずです。 津波の被害を受けた建物が点在するだけの平面的な空間には
東北の友人たちが言うことには。その6「本気で応援する米作り」 iRyota25 2013.05.23 4 1,571 0 初夏。全国で田植えが行われている。 収穫時期や台風の影響を逃れるためなど、いろいろな理由で地域によって田植えの時期は違うが、福島県いわき市北部では5月中旬の土日がピークだったらしい。 水が張られた田んぼに青々としたイネが植えられた光景は、まだ目にしていないが
モニュメントになった一本松の「奇跡」 iRyota25 2013.04.22 5 3,329 0 奇跡と呼ばれた一本松には、てっぺん近くに避雷針が設置されていた。 葉っぱの付き方がどうだったのか、かつての姿が目に焼き付いているわけではない自分には、直線的な避雷針の方が痛々しかった。 今年の3月11日の前には、レプリカとしての奇跡の一本松が完成し、それから徐