震災の日に思う「できること」 ockn1006 2013.03.11 4 1,855 0 東日本大震災から今日で丸2年が経ちました。 私事ですが、当時は営業職として九州で仕事をしており、震災当日も佐賀の営業先にて販売応援を行っていました。14時46分、今なお想像を絶する地震が東北地方を襲ったときでさえ、黙々と仕事をこなしていたと思います。日本中がまさ
津波から生還したキヨ子さんが、生きる力を取り戻した理由 iRyota25 2013.03.08 4 2,160 2 福島県いわき市久之浜町・シューズショップさいとうの斉藤キヨ子さん まずは、じっくりお顔を見てください。震災の後、少し足が弱くなったんだけど、杖をついた姿なんて見られたくないから、キヨ子さんは娘さんが運転してくれる車から、しっかり歩いてお店に向かうそうです。
放射能に負けないコメ作り 2013「始動」 iRyota25 2013.02.28 1 3,135 2 おいしいお米はどうやって作られるか? 答えは八十八の手間をかけること。(なぜなら「米」という字を分解すると「八」と「十」と「八」になるから)たとえば、まだ寒い冬の田んぼ。昨年の稲刈り後の稲わらや稲の株が残された田んぼでは、すでに来年の準備が始まっています。
息子へ。被災地からのメール(2013年1月27日) iRyota25 2013.02.05 2 1,689 0 2013年1月27日 宮城県石巻市 初めて会った人には、こんな風に取材をお願いしすることがある。 「被災された土地の人たちの声を、できるだけていねいに、そして継続的にお伝えしたいと考えているんです。東京とか外の人たちの間では、震災の記憶がどんどん風化していると思うん
明日を目指すお店リポート:久之浜「浜風商店街・はたや」 iRyota25 2013.01.23 3 2,706 1 浜風商店街の食品スーパー「はたや」遠藤利勝さんの603日 (2012年11月3日) 地震の前日、3月10日に妻がいわき市平の病院に入院していたんです。本当は行く予定はなかったんですが、珍しく診察券を忘れたというので届けに行って、その帰り道、平の町を車で走っているときに地
「なんとかお店を!」の声に応えるため、被災地第1号となる仮設商店街オープンに奔走 iRyota25 2013.01.22 2 2,416 2 住民がいなければ商店は成り立ちませんが、お店がなければたとえ住宅だけが整備されても人々は戻ってきません。津波によって町の中心部が壊滅的に破壊された上、原発事故の影響で多くの住民がいまも町を離れている久之浜。しかし、この町の「浜風商店街」は、被災地で最初にオ
ボランティアとして参加した、2年目の奉奠祭(2012年10月20日) iRyota25 2013.01.22 2 2,569 0 奉奠祭花火大会前日 現場に到着したのは、もう日が暮れた後だった。震災直後から久之浜とお隣の四倉の復興に向けて、側溝の泥だし、撤去される家屋からの思い出の品の搬出、ガレ花活動、そして昨年の奉奠祭など、故郷の未来のための活動を展開してきた北いわき再生発展プロジ
明日を目指すお店リポート:久之浜「地域密着。町の電器屋さんプラネットさとう」 iRyota25 2013.01.21 2 2,472 2 2012年10月19日 「うちのお父さん70歳なんだ。それでね、あと3年すればお店を出してから50年になるの。だから、それまでは頑張ろうって、ふたりで言ってるのよ」 いわき市久之浜に、東日本大震災後、日本初の仮設商店街としてオープンした浜風商店街。その中ほどに店を構える
いろいろな思いを昇華させて被災地に咲くカラフルなペイントの花(2011年11月13日) iRyota25 2013.01.21 0 2,283 0 震災前の町を知らない人にとって、そこは建物が失われた廃墟にしか見えないかもしれない。しかし、長年その町で暮らしてきた人の目には、見えないはずの「元の町並み」がしっかり見えている。廃墟の上の空間に、これから作っていくもっと豊かでもっと幸せな町の姿を、たし
「ここに故郷あり」。高木優美さんの300日(2012年1月20日) iRyota25 2013.01.21 2 16,583 0 20代の青年である。神職である。福島県いわき市久ノ浜町諏訪神社の禰宜である。北いわき再生発展プロジェクトチームの会長である。地元ボランティアのまとめ役である。復興を目指すイベントの仕掛け役でもある。そのくせ、昔は田舎は面倒な場所だと思っていたとさらりと言
人生あと50年。こんなことでは終われないでしょ!(2012年1月20日) iRyota25 2013.01.21 1 2,386 0 北いわき再生発展プロジェクトチーム代表・高木優美(まさはる)さんの話を伺っていると、町が大きな被害を受けたにも関わらず、前向きで、聞いている自分の胸の中がどんどん明るくなっていくのを感じます。こういう人柄だからこそ、逆境にめげることなくコミュニティの復興を
いまはまだ被災者と支援者という立場だけれど(2012年1月20日) iRyota25 2013.01.21 1 2,274 0 被災地の子供たちの思いを込めて2,000発の花火を打ち上げた「奉奠祭(ほうてんさい)」。解体予定の住宅の壁面にペンキで色とりどりの花を描いた「ガレキに花を咲かせましょう」など、久之浜発のイベントには、テレビや新聞、雑誌などで全国に向けて発信されたものが少なくあ
久之浜の復興は「夢物語」なんかではないのです。(2012年1月20日) iRyota25 2013.01.21 3 2,712 0 北いわき再生発展プロジェクトチーム代表・高木優美(まさはる)さんの第一印象は物静かで穏やかな人。しかし、淡々と語る彼の言葉を聞いていると、彼がまぎれもなく「戦っている」ことが伝わってきます。「福島=危険」という先入観を払拭するために。原発から約30キロと
明日を目指すお店リポート:久之浜「からすや食堂のラーメン&餃子」 iRyota25 2013.01.18 3 5,698 0 「こだわりってことではないんだけどね。同じ味。昔ながらの味でやってます」 被災地にできた仮設商店街の第一号となった久之浜の「浜風商店街」。いつも笑顔で話しかけてきてくれる、からすや食堂さんは商店街のウェルカム担当。気さくで美人の奥さんとイケメンなご主人が、
復興・再生・新生「2013年のことば」からすや食堂さん iRyota25 2013.01.09 1 1,814 0 来年って言ったって、なーんにも変わってないのよ。これまでと同じように毎日こうしてやっていくだけ。 からすや食堂さん(いわき市久之浜) 久之浜の浜風商店街を訪ねるたびに、いつも変わらぬ笑顔で迎えてくれる、からすや食堂の遠藤さんご夫妻。店内の壁にはたくさんの有名
復興・再生・新生「2013年のことば」石井良和さん iRyota25 2013.01.09 1 1,785 0 来年ですか?2012年と何も変わりませんね。 いままでどおりに商売を続けさせていただきます。 石井良和さん(福島県いわき市久之浜・浜風商店街)石井魚店 昨年末に浜風商店街を訪ねた際、石井さんはいつもと同じように表情豊かな笑顔、ていねいな話し方で、しかし短くきっぱ
復興・再生・新生「2013年のことば」鈴木豊さん iRyota25 2013.01.09 1 1,759 0 一日も早く復旧・復興を進めたい。堤防工事のこともあるから、来年は積極的に行きたい。 1月からの復興に向けての話し合いでも、地域の人たちの話が見えるように行政との間で調整役をつとめます。 津波被害を受けた星廼宮神社(ほしのみやじんじゃ)も、 町の区割りが決まらな
復興・再生・新生「2013年のことば」谷平安一さん iRyota25 2013.01.09 0 2,361 0 来年は本格的に放射能のないコメ作りを。 自分たちの活動や、つくるコメの安全性おいしさをお客さんに伝えていくことも課題になる。 谷平安一さん(福島県いわき市大久)農業 久之浜地区は海の町。西隣の大久地区は農業の豊かな実りに恵まれた山の町。おいしいお米の産地とし
復興・再生・新生「2013年のことば」高木優美さん iRyota25 2013.01.09 3 2,221 0 ボランティア的な活動をしている期間が長く続いて、自分のことがおろそかになっていました。2012年には神職として神社に就職し、元々の自分の仕事に戻りました。 生かされているだけではなく、生きなきゃいけない。 これまでの活動の中で、人生の大先輩と言える多くの方々と接
復興・再生・新生「2013年のことば」 iRyota25 2013.01.08 2 3,337 2 ▲「復興支援トップ」に戻る 勝 邦義さん(宮城県石巻市)さらに巻き込む。 近江弘一さん(宮城県石巻市) ソフトに投資していく年。 からすや食堂さん(いわき市久之浜)今までと同じように毎日を。 ≫関連記事 ≫関連記事 ≫関連記事 佐藤三栄さん(いわき市小久) 今年は「ゼ
息子へ。被災地からのメール(2012年12月30日) iRyota25 2012.12.31 3 1,848 0 12月30日 福島県いわき市久之浜 言葉にすることができないんだったら、何もしゃべらなくていい。そのことを教えてもらったよ、きみに。 雨が降る中、ずっと歩き続けて、iPhoneで撮り続けていた動画とスチルを、ホテルで借りたPCで夜中まで編集していたんだね。こっちはいわき
【復興支援ベース】笑顔の奥にある涙。まなざしの先にある希望。復興100年を見つめます iRyota25 2012.12.25 31 113,840 0 復興支援リポート 復興支援リポート一覧 復興住宅への入居が始まりました、とニュースで見ると「あぁ良かった」と安心できる。でも完成した住宅は町に1つか2つだけ。たしかに変化は大きいが、被災の現実はますます見えにくくなっている。 2016年3月11日(金) ~今朝の私の気持
放射能に負けないコメ作り 第6回 iRyota25 2012.12.15 3 3,734 0 東京電力福島第一原子力発電所から直線距離で30kmを少し越えるいわき市北東部。久之浜や大久、四倉といった歴史ある集落には、原発事故の直後からコメ作りの再生に取り組んできた人たちがいる。距離が近いにも関わらず、いわき市北東部の空間線量は比較的低い。しかし農地にホ
放射能に負けないコメ作り 第5回 iRyota25 2012.12.14 4 2,778 0 福島県いわき市北東部。福島第一原子力発電所から直線距離で30kmを少し越えるこの地域には、原発事故の直後からコメ作りの再生に取り組んできた人たちがいる。距離が近いにも関わらず空間線量は比較的低い。しかし農地にホットスポットがあるのは事実。原発事故の実害と風評被
東日本大震災・復興支援リポート 「久之浜の“一心太助”のねがい」 iRyota25 2012.12.11 5 5,024 0 [プロローグ]長年地元で商売してきた。久之浜漁港で水揚げされた新鮮なお魚を電話一本で配達。三枚おろしでもお刺身でも出前迅速。もうひとつ人気は名物の干物。丁寧な仕事ぶりが口コミで広がって、久之浜の味を全国各地にお届けしてきた。 石井魚店の石井良和さんは地元の人